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女戦士「んほおおおおおおお!」
- 1 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/06/07(土) 17:00:08.47 ID:C+t2ogKV0.net
- 女戦士「しゅごいのおおおおおおおお」
女戦士「いぐぅ、いぐぅ、あああんっ、くっ、ぐううううっ、はあんっ」
女戦士 「あ、ダメ、いっちゃう、いく、イク、ああああ――っ」
音響監督「はい、カット」
女「お疲れさまでしたー」
今日の分の収録は、これでおしまいだった。
隣でマイクの様子を確かめていた知り合いの男が笑顔でお疲れ様、と言ってくれた。
- 2 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/06/07(土) 17:00:54.25 ID:TQbVZFw90.net
- そういうと>>1は静かに息を引き取った
誰もいない、電気もついていない、悪臭漂う部屋の片隅で・・・
主を失ったパソコンだけが、動かなくなった>>1を優しく照らし続けた
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:: i へ___ ヽゝ=-'"/ _,,> ヽ
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:: / .<_ ノ''" ヽ i
:: / i 人_ ノ .l
:: ,' ' ,_,,ノエエエェェ了 /
i じエ='='='" ', / ::
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- 3 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/06/07(土) 17:01:33.77 ID:wbyHGawH0.net
- しえ
- 4 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/06/07(土) 17:03:11.58 ID:C+t2ogKV0.net
- 男「いやあ、今日のもなかなか凄かったですね」
女「いえいえ……」
社交辞令を交わすと、今度は彼の収録の番だった。
彼の声は、もちろんプロの声優だから演じ分けができるのだが、どちらかというと中年男性の声を得意としていた。
今収録しているのは、彼の演じる中年男性が女戦士をレイプするシーンだった。
私にも仕事とプライベートの区別はついているので、まさか見知った顔の人にレイプされる自分を想像することなどないけれど。
しかし、いい声だな、とは思う。
好みのタイプ。
白いポロシャツにジーンズが、よく似合っている。
- 5 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/06/07(土) 17:04:55.56 ID:wbyHGawH0.net
- し
- 6 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/06/07(土) 17:07:41.43 ID:C+t2ogKV0.net
- 私の分の収録は終わったので、もう勝手にスタジオを出てもいいのだが、もちろんそんなことはせず、彼の仕事が終わるのを待っていた。
待ちながら、頭をもたげるのは故郷の声だった。
高校を卒業した私は上京して声優の専門学校に通った。
声優なんてやめておきなさい、まず声優になるのが大変だし、食べていけないわよと言った母の柄になく厳しい声は、今でも鮮明に覚えている。
今こうしてなんとか声優をすることができてはいるが、胸を張ることはできない。
なにせアダルトゲームの声優なのだから。
両親には、ただ声優をして食べている、とだけしか言っていない。
やたら威厳や誇りについて説いてくる両親に、実情を知られたらどんな言葉が飛んでくるかわからない。
- 7 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/06/07(土) 17:07:57.89 ID:wbyHGawH0.net
- しえ
- 8 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/06/07(土) 17:12:52.25 ID:C+t2ogKV0.net
- 男「お疲れさまでした」
彼の演技が終了した。私は彼にタオルをかけてやった。安物のスタジオなので、空調がない。
男「ありがと」
男はそういうと白い歯を見せた。
だめよ、私。
こんなのでくらっときてたら万事難しいわ。でも……。
その場は解散となった。
私は音響監督の車に乗った。
- 9 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/06/07(土) 17:12:58.99 ID:ykaXlms00.net
- くぅ〜疲れましたw これにて完結です!
実は、ネタレスしたら代行の話を持ちかけられたのが始まりでした
本当は話のネタなかったのですが←
ご厚意を無駄にするわけには行かないので流行りのネタで挑んでみた所存ですw
以下、まどか達のみんなへのメッセジをどぞ
まどか「みんな、見てくれてありがとう
ちょっと腹黒なところも見えちゃったけど・・・気にしないでね!」
さやか「いやーありがと!
私のかわいさは二十分に伝わったかな?」
マミ「見てくれたのは嬉しいけどちょっと恥ずかしいわね・・・」
京子「見てくれありがとな!
正直、作中で言った私の気持ちは本当だよ!」
ほむら「・・・ありがと」ファサ
では、
まどか、さやか、マミ、京子、ほむら、俺「皆さんありがとうございました!」
終
まどか、さやか、マミ、京子、ほむら「って、なんで俺くんが!?
改めまして、ありがとうございました!」
本当の本当に終わり
- 10 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/06/07(土) 17:15:40.13 ID:bL4gbgj+0.net
- 続きは
書かなくていいよつまらないから
- 11 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/06/07(土) 17:17:08.71 ID:C+t2ogKV0.net
- 音響監督「ねえ、濡れてる? 濡れてるよね?」
アダルトゲーム業界など、こんなものだろう。
枕営業など当たり前のようにこなせるようになって、どれくらいたったか。
職業柄恥の感覚はどんどん失せて行ってしまう。
そのまま私自身という存在も、消えて行くかのよう。
などと考える暇があったら、乱暴で何の性感も味わえない愛撫にあんあんあえぎ声をあげたほうがいいのだけれど。
音響監督「ねえねえ、もしかして感じてないんじゃないの?」
女「そんなこと……んっ、ありま、せんよっ、あっ」
- 12 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/06/07(土) 17:22:21.84 ID:C+t2ogKV0.net
- 私はどこをさまよっているのだろう。
ラブホテルの一角で汚い中高年のおっさんと情交をするために、東京に来たのではないはずだった。
でも、その意識もゆらゆらと不鮮明だった。
私という存在が、ときどき希薄に思える。
声優のはしくれだから、喘ぎ声の演技には幸い自信があった。
私の中に入って来た彼のものが、私が犬の鳴くような嬌声を揚げるとぐんぐん熱く硬くなっていくのが分かる。
私は幸せな人間だ。
子供のころからの夢だった声優になれたし、枕営業が必要とはいえそこそこの仕事にもありつけている。
ただ、夢潰え、暗澹と生活を送る全ての人々に申し訳ないが、このことだけはどうしても脳裡に焼き付いて離れない。
- 13 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/06/07(土) 17:27:10.70 ID:C+t2ogKV0.net
- 私の幸せは、ここにはない――。
音響監督がしわがれた呻き声をあげ、私に白濁が注がれる。
女にとってなんの気持ちよさもない、男のためだけのセックス。
私は彼に満面の笑顔を振り注ぎ、
女「いっぱい出しましたねー」
猫なで声でそう言ってやった。
- 14 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/06/07(土) 17:28:30.05 ID:sa04HA210.net
- 感動した
sage
- 15 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/06/07(土) 17:30:46.69 ID:H7Obxhla0.net
- がんばれー
- 16 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/06/07(土) 17:31:36.72 ID:C+t2ogKV0.net
- 翌日は休暇だったが、私は一人ソファに寝転がっていた。
予定はない。
専門学校でできた友人たちとも、私が声優になってからは一切連絡をとらなくなった。
プロの声優となるには、非常に狭き門をくぐり抜けなければならない。
要するに、彼女らは私に嫉妬している。
私はCDコンポのCD挿入口にCDを入れた。
Radioheadの『OK Computer』。
2曲目の『Paranoid Android』をリピート再生に設定する。
とことん悲壮な気分に浸りたいところだった。
ああ、この世なんてゴミだらけ。
この曲は夢を見させてくれないところがいい。
夢をかなえた裏には、辛いこと、悲惨なことが山ほど溢れている。
声優になれなかった皆。貴方達は、ある意味幸せなのよ。
- 17 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/06/07(土) 17:35:05.28 ID:C+t2ogKV0.net
- 電話がかかって来た。
取るのも億劫でおもむろに立ちあがったのだが、送信先を見て思わず声を出しそうになった。
友人「やっほー、久しぶりやな」
女「ひ、久しぶり」
思ってもみない人間からの電話に、私は動揺した。
私が故郷で一番仲の良かった友達だった。
私は初め、なにか地元の町で起こったのではないかと心配した。
- 18 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/06/07(土) 17:38:02.21 ID:C+t2ogKV0.net
- 友人「いや、実は結婚することになってなー」
女「あ、うん……。え、ええっ!?」
友人「ははは、やっぱ驚くわな、私らまだ22歳やもんね」
女「お、おめでとう……」
友人「ふふっ、おおきに。結婚相手聞くと多分驚くよー。なんと、あのK先輩!」
K先輩とは、友人が高校で新聞部に入った時の、彼女の2つ上の先輩だった。
高校時代、友人からはいつもその先輩の愚痴を聞かされていた。
女「……」
友人「そうか、驚いて、言葉も出えへんか」
- 19 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/06/07(土) 17:41:26.51 ID:C+t2ogKV0.net
- はらりと涙が落ちた。
瞬く間に滂沱の涙が流れ落ちて、床の絨毯を黒く湿らせていった。
友人「え、もしかして、泣いてんの?」
女「……なんでもない、えぐっ」
友人「……ごめん」
友人は言葉の継ぎ穂を探すかのようにあのー、やえーと、を繰り返す。
直接聞いてくればいいのに。
すなわち、結婚の話をして気分を害したか、と。
人間幸せを享受している間は、判断力を失してしまいがちだ。
- 20 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/06/07(土) 17:43:58.22 ID:C+t2ogKV0.net
- 私は涙をなんとかこらえ、これだけ聞いた。
女「ねえ、今幸せ?」
友人「……うん、めちゃくちゃ」
わたしから、電話を切った。
再び涙があふれてきた。
友人は家庭の経済力の事情で、調理師になると言う夢を諦めた人だった。
その彼女が、今とても幸せそうにしているのを考えると、胸が締め付けられるようにうずく。
それから私はソファに倒れ込み、何度も何度も『Paranoid Android』を聴いた。
私は神に愛されていない。
- 21 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/06/07(土) 17:46:33.68 ID:C+t2ogKV0.net
- 知らない間に眠りについていた。
もう何十回目かの『Paranoid Android』を止め、家に夕日が差し込んで来ていたのでなにか食べなければ、と思った。
スマートフォンを見ると18時30分と表示されていた。
パスワードを入力すると、いつものように新着メールのお知らせ。
どうせ携帯会社や店員に無理矢理会員登録させられた服屋や動画投稿サイトからのメールだらけだろうと思った。
一応確認する。そして私はスマホを取り落としそうになった。
- 22 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/06/07(土) 17:49:57.06 ID:04+jrBvo0.net
- エロゲ声優なら枕いらんやろ
- 23 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/06/07(土) 17:50:38.21 ID:C+t2ogKV0.net
- 送信元、男。
件名、今日の晩ご飯一緒にどうですか。
それがどういうことか判断するのに時間がかかった。
気がつくと私はやつれた顔を化粧で隠し、寝ぐせでぼさぼさになった髪を梳き、タンスから一張羅を引っ張り出して着ていた。
返信。ぜひ一緒に食べましょう。
- 24 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/06/07(土) 17:52:38.30 ID:gaq+bhfE0.net
- やな予感しかしない
- 25 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/06/07(土) 17:54:15.75 ID:C+t2ogKV0.net
- 男はあるイタリアンレストランに私を連れて行ってくれた。
店の雰囲気は大人っぽくて、私一人では近寄りにくくて入らないような店だ。
男は確か、28歳だったと思う。
黒のシャツがキザでなく、マスタード色のパンツが映えていた。
店員に案内された席からは、東京の夜景が綺麗に見渡せた。
ちょっぴりロマンチック。
男「最近元気なくないですか? 女さん」
女「もしかして、心配してくれて、今日誘ってくださったんですか」
男はワックスできっちり固めた髪を惜しげもなくくしゃくしゃとかき回して言った。
男「まあ、実はそうなんですよね。声優仲間からも結構心配されてますよ女さん。それで、僕が代表して、話を聞くことになったんです」
ちょっぴり残念がる自分がいることは、もちろん表面には出さないでおく。
- 26 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/06/07(土) 17:56:32.91 ID:LM8ZREAAO.net
- 劇団兼ねた某プロだと、最初はともかく継続的に仕事貰えないし足下見られるから枕はすんなって言われる
- 27 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/06/07(土) 17:57:54.72 ID:C+t2ogKV0.net
- 男「女さん、ちょっと最近張り詰め過ぎているっていうか。息抜き、ちゃんとしてます?」
女「そんな、心配いただかなくても結構ですよ」
注文していたワインが届いた。
私は彼にワインを注ごうとするも、断られる。
男「日本じゃ酒は女性がつぐものって相場が決まってるみたいですけど、ワインは男が女に注いであげるものなんですよ」
彼は私のグラスに適度な量のワインを注ぎ、続いて自分のグラスにも注いだ。
私はワインに口づけをする。
……味の良しあしなど分からないので、男のまあまあですね、という言葉に適当に相槌を打っておいた。
やがてパスタが運ばれてきた。私たちは個々に手を付け始めた。
- 28 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/06/07(土) 17:58:26.41 ID:4LN5r70Z0.net
- テンポ悪いな
- 29 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/06/07(土) 18:01:06.50 ID:C+t2ogKV0.net
- 男「僕でいいなら、なんでも相談に乗りますよ」
女「そんな……相談に乗って頂くことなんて……」
男「どんなことでも。仕事の悩みでも、もしかしたら家庭とか生活上の悩みがあるんじゃないですか」
ふいに閃いたことがあった。
しかし、これを尋ねることは、私が仕事に精を出していないと勘違いされてしまうかもしれない。
それでもいいと思える自分がいた。男さんになら、話してもいいかな、って。
女「声優の仕事は、楽しいですか?」
男「今は女さんの話を聞くときですから、僕のことは後で」
女「いいんです。答えてください」
男はフォークを置き、しばらく腕組をした。
- 30 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/06/07(土) 18:04:58.94 ID:C+t2ogKV0.net
- 男「僕はね、実は声優になること、両親に反対されてたんですよ。それでも無理を言って上京して、専門学校に通ってね。プロになった時点で、なんとか両親に認めてもらえたんです」
私は口に運ぼうとしていたフォークを宙に止めてしまった。そのまま動かせなかった。
女「そ、それ……ほんまですか」
つい、地元の訛りが出てしまった。
男「それがほんまなんです……出身はどこですか?」
私は出身地を告げた。すると男は驚いて、私に出身地を告げた。
女「隣の県だったんですね……」
男「いや、これは大した偶然ですね」
女「私も、両親の反対を押し切って声優になったので……同じ境遇でびっくりして、つい訛ってしまいましたが、それはそれでよかったですね」
ふたりで笑いあった。
- 31 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/06/07(土) 18:06:19.53 ID:C+t2ogKV0.net
- 食事を終えて、私たちはしばらく夜景を楽しむことにした。
電気が明々とともっている高層ビル。暗い赤色をした東京タワー。せわしなく往復する車のテールライト……。
皆、忙しく働いている。明かりは労働の象徴。
私の心に明かりはともっているだろうか。
女「男さんは、今幸せですか」
男「多分ね。忙しくて分からないけど、でも夢を仕事にできて、それで食っていけるんだから幸せだよ」
女「たとえアダルトゲーム制作なんていう、社会の底辺みたいな業界にかかわっていてもですか」
男「うん、多分幸せだよ僕は。てかアダルトゲーム、学生のころから結構好きだったし。実際進んでこの業界の声優になろうとしたしね」
羨ましい。
心底羨ましかった。
男の肩には厳然たる誇りが乗っていた。
私のなで肩に、そんなものはない。
- 32 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/06/07(土) 18:08:59.27 ID:C+t2ogKV0.net
- 女「変なこと聞いて、すみませんでした」
男「悩みって言うのは、もしかしてそういうことかい。自分の仕事に誇りが持てない」
女「いえ、もう大丈夫です」
私から席を立った。代金は男さんが払うと言ってくれたが、自分の分は自分で払った。
店のあったビルを出ると、少し冷えた。
女「今日はありがとうございました」
男「はい、さようなら」
男はこちらに背を向けかけたが、その前に一言言った。
男「実は今日の件ね。建前は女さんを心配して、なんですけど、実は僕個人としても、女さんと食事がしたかったんです」
女「え……」
私は彼が家路につく背後で、にやにやと笑いを浮かべていた。
なんてがめつい人間なんだ、私は。
でも、それでいいような気もしていた。
- 33 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/06/07(土) 18:10:51.43 ID:lKMB2fe/0.net
- 終着点はどこなんだよ
- 34 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/06/07(土) 18:11:18.70 ID:C+t2ogKV0.net
- 女騎士「も、もう我慢できないのぉ! 挿れて……私のぐちゅぐちゅお○んこに熱いお○んぽ挿れてええええ!」
魔王「ふはははは! 見よ、民衆ども! 我を倒すべく立ちあがった、立派な女勇者のあられもなく物乞いをする姿を!」
女騎士「焦らさないでよ……早く、早くぅ」
魔王「仕方のない奴だ……ほれ」
女騎士「嫌……そんなの、いやぁ」
魔王「こいつの触手も、なかなか気持ちいいぞ?」
女騎士「いやなの、私、魔王様の、硬い熱い○んぽが欲しいのぉ……」
音響監督「ハイカット、今日はここまでで」
男、女「お疲れさまでしたー」
- 35 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/06/07(土) 18:13:52.52 ID:C+t2ogKV0.net
- 私たちは羽織っていたコートを脱いだ。演技に熱中すると、寒さなど吹き飛んでしまう。
今度は世界を侵略する魔王が女勇者たちを凌辱していくゲームだった。
当然ながら私にそんな趣味はないが、男さんは張りきっていた。
なんでも業界を目指すきっかけが、このジャンルのゲームだったという。
収録が終わった後、彼と食事の約束をしていた。
私たちはあの夜の日以来、週に一度必ずデートした。
色々な所へ行った。
映画館や、歳も考えず遊園地へ行ったりもした。
自分の中で不幸と言うものがあいまいになって溶けて行き、対称的に自分がここに存在できているという実感が少しずつ沸いてきていた。
Radioheadも、最近聴いていない。
- 36 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/06/07(土) 18:16:02.60 ID:C+t2ogKV0.net
- 彼が私の支えになった。
幸せの形が、少しは掴めてきたような気がする。
私はこれからもゲーム声優として恥ずかしい台詞を吐き続けるだろう。
役をもらうために枕営業をするだろう。
しかし、それらから逃げていては、回りまわって自分の首が締まるのだ。
夏は帰省しなかったが、年末年始は帰省しようと思っている。
そして、真実を告げるのだ。
その結果がどうあれ、私は私を認める。
これで、いいのだ。認めることが、幸せ。
私は男さんとレストランに入り、とびきりの笑顔を見せた。
おわり
- 37 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/06/07(土) 18:19:05.00 ID:C+t2ogKV0.net
- 6月7日企画ということで
ありがとうございました
- 38 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/06/07(土) 18:22:24.62 ID:aFBGILcg0.net
- 乙
と言いながら今から読む
- 39 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/06/07(土) 18:24:21.74 ID:BSAB3V8W0.net
- 乙
- 40 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/06/07(土) 18:27:49.03 ID:UeZYJURl0.net
- アダルトゲーよりも普通のアニメのほうが枕多いけどな
- 41 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/06/07(土) 18:34:49.54 ID:rBm8AOa70.net
- 最後まで書ききれよクズ
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