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チノ「チノレンジャー!」 ココア「ココレンジャー!」
- 1 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/19(金) 13:34:40.82 ID:/cADhtWP0.net
- チノ「二人合わせて」
チノ&ココア「ウサレンジャー!」
ココア「完璧だね! チノちゃん!」
チノ「完璧です」
ココア「というわけで、>>5に襲われている>>7を助けに行くよ」
チノ「あいあいさ!」
- 177 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/19(金) 16:43:14.70 ID:fcaDSGN70.net
- シャロちゃんかわいい
- 178 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/19(金) 16:44:48.23 ID:/cADhtWP0.net
- チノは家に帰り玄関を閉めると、その場に崩れ落ちた。
チノ「私の……っ! 私のせいで……っ!」
大事なものをすべて失ってしまった。
苦しみが波のように押し寄せ、悲しみに押しつぶされそうになる。
チノ「みんな……っ! ごめんなさい……っ! ごめんなさい……っ!」
ただ謝ることしかできなかった。
千夜は死んでしまった。
チノに残されたものは、壊れたココアと廃人になったリゼ。
そして1年間全裸のシャロだけとなってしまった。
チノ「ごめんなさい……っ! ごめんなさい……っ!」
薄暗いラビットハウスに、チノの慟哭だけが響いていた。
- 179 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/19(金) 16:45:31.16 ID:fcaDSGN70.net
- シャロちゃんかわいい
- 180 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/19(金) 16:46:31.44 ID:69bAQJym0.net
- oh…
- 181 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/19(金) 16:47:40.50 ID:/cADhtWP0.net
- どれほどそうしていただろうか。
肩を小刻みに震わせ、うずくまっていたチノが、ゆっくりと立ち上がった。
チノ「もう……、疲れてしまいました……」
フラフラと歩き出すと、玄関を開け放つ。
チノ「みなさんに、合わせる顔がありません」
そのまま家を飛び出したチノは、償いのために>>186することにした。
- 182 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/19(金) 16:48:25.91 ID:fcaDSGN70.net
- 加速
- 183 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/19(金) 16:49:04.20 ID:69bAQJym0.net
- ksk
- 184 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/19(金) 16:49:44.74 ID:69bAQJym0.net
- ksk
- 185 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/19(金) 16:49:51.97 ID:ZWC635/O0.net
- かそくした
- 186 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/19(金) 16:49:59.29 ID:sldiScdH0.net
- 医学部に進学
- 187 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/19(金) 16:50:02.79 ID:9cHiS44D0.net
- 転売屋
- 188 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/19(金) 16:50:18.87 ID:69bAQJym0.net
- マヤとメグを犯す
- 189 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/19(金) 16:53:04.01 ID:/cADhtWP0.net
- そして時は流れた。
10年後。
教授「首席卒業、おめでとう」
チノ「ありがとうございます。多くの人を救えるように、
自分の力を最大限生かしたいと思います」
教授「ははは。在学中から、君は本当に真面目だねぇ」
チノ「ええ」
チノは顔を上げ、遠くを見据えた。
爽やかな風が、まだ咲き始めたばかりの桜をそよそよと揺らしている。
チノ「大切な、友人のためなので」
- 190 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/19(金) 16:54:08.36 ID:fcaDSGN70.net
- いい話だなぁ
- 191 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/19(金) 16:56:17.01 ID:/cADhtWP0.net
- チノ「ココアさん、リゼさん。今帰りましたよ」
チノは家に帰るや、友人たちにそう報告した。
チノ「頑張った甲斐あって、首席で卒業できました。
在学中には配属先の病院も決まっています。
これから忙しくなるでしょうね」
言いながら窓を開けると、室内を春の匂いが満たした。
チノ「……二人のことは、絶対に私が治しますから」
ベッドに括り付けられ、時折奇声を上げる友人たちに、チノはそう告げた。
- 192 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/19(金) 16:57:24.68 ID:ZWC635/O0.net
- おいシャロちゃんを忘れんな
- 193 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/19(金) 16:59:28.43 ID:/cADhtWP0.net
- それからの日々は、まさに地獄のようだった。
休む暇すらない病院の勤務とは別に、友人たちの世話、
さらには治す見込みのない病気の研究と、
人間の限界をはるかに超えたスケジュールを、チノは毎日こなしていた。
それでもチノが倒れなかったのは、友人たちへの愛ゆえだろう。
しかし。
そんな日々は、チノの身体を確実に蝕んでいた。
- 194 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/19(金) 17:02:49.36 ID:/cADhtWP0.net
- ある日。
チノ「あれ……。体が言うことを効きません……」
数週間ぶりに家に帰り、数日振りの食事を取り終え、椅子から立ち上がったチノは、
フラフラと横に倒れるように歩いていった。
チノ「水の中にいるみたいです……」
視界がぼやけ、自分がどこにいるのかすら分からない。
チノ「早く仕事に行かないと……」
壁にもたれかかるようにして、チノは意識を失った。
- 195 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/19(金) 17:06:33.70 ID:/cADhtWP0.net
- ココア「大丈夫? チノちゃん」
その声に、チノははっと目を覚ました。
心配そうに覗き込む、ココアとリゼの顔が飛び込んでくる。
チノ「え……。ココアさん、リゼさん……。どうして……」
体を起こすと、自身の身体が縮んでいることに気付いた。
そう、まるで中学生のような。
ココア「もー、びっくりしたよぉ。仕事中にいきなり倒れるんだから」
リゼ「あんまり無理はするなよ、チノ」
よく見ると、二人の姿も昔に戻っているようだった。
チノ「どうして……」
- 196 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/19(金) 17:07:31.15 ID:CE/U2Z3z0.net
- なんか最後はラビットハウスの3人で終わるとか感慨深いものがある
- 197 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/19(金) 17:10:06.57 ID:/cADhtWP0.net
- チノ「……っ!」
真っ白いシーツがまず目に入った。
チノが次に目を覚ましたのは、病院のベッドの上だった。
看護婦「意識が戻ったの!? 今、先生を呼んできますからね!」
そばにいた看護婦が、慌てて病室から出て行った。
チノはじっと自身の手を見る。
ふと、枕元の台に小さな沖鏡があるのを見つけた。
それを覗き込むと、やはり自分はもう大人の姿だった。
チノ「なんて……、救いが無いんでしょう」
あのまま夢の世界の中で、死んでしまえばよかったのに。
チノの心中を、ただただ絶望が埋め尽くしていた。
- 198 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/19(金) 17:11:07.89 ID:Iaz0JZUO0.net
- なんだ夢か
- 199 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/19(金) 17:11:23.87 ID:fefvmSRZ0.net
- Oh...
- 200 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/19(金) 17:13:11.01 ID:ZWC635/O0.net
- 夢落ちかと思って安心したら夢落ちだった
- 201 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/19(金) 17:13:16.51 ID:/cADhtWP0.net
- 医者「過労死寸前まで疲労がたまっていましたよ。あまり無理はしないようにね」
チノ「……はい」
チノは、夢の中で二人に言われたことを思い出していた。
その日は、入院を勧める医者の言葉を振り切って、無理を押して出勤した。
自分には休んでいる暇なんてない。
二人を治さなきゃいけないんだ。
チノが生きている理由は、もうそれしか無くなっていた。
- 202 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/19(金) 17:16:33.18 ID:/cADhtWP0.net
- さらに月日は流れた。
チノの美しかった薄いブルーの髪は、
過労と慢性的な栄養失調によって、艶のない白に変わってしまっていた。
チノ「やりました……。やりましたよ……」
度重なる臨床実験で得られた結果により、
二人を治す見込みがある治療法が確立されつつあった。
チノ「盲点でした……。>>206をすれば二人が治るとは……」
- 203 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/19(金) 17:18:26.09 ID:sldiScdH0.net
- かそく
- 204 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/19(金) 17:22:26.24 ID:CSylg/ps0.net
- 精神を開放すれば肉体的な苦しみから解放される
つまり肉体だけ殺し精神を別の器に入れ替える行為
- 205 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/19(金) 17:22:57.34 ID:hc/iOwrc0.net
- kskst
- 206 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/19(金) 17:22:59.63 ID:fcaDSGN70.net
- 壊れた時と同じことをする
- 207 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/19(金) 17:23:03.42 ID:qqVGA9Dn0.net
- ココニー
- 208 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/19(金) 17:25:04.79 ID:BFvieVTgi.net
- リゼ(ロゼ)…ロケランで粉砕後の快楽に堕とす
ココア…リゼのコブシでフィストファック
- 209 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/19(金) 17:27:46.01 ID:/cADhtWP0.net
- 壊れた時と同じことをする。
非常に単純だが、それゆえ誰も試さなかった方法だった。
チノ「ではまず若返り薬を打って……」
一般的な注射器に液体を注入すると、ゴムで縛った自身の左腕に刺した。
他端を親指で押下し、体内に中身を飲み込ませる。
チノ「うう……っ。ふううう……っ」
骨が軋み、いたるところが悲鳴を上げながら、
チノの身体は中学生当時の肌艶、見た目を取り戻していた。
チノ「はぁ……っ。はぁ……っ。……これを二人にも打たないと」
チノは肩で息をしながら、
二人が縛り付けられている朽ち果てたベッドへと近づいていった。
- 210 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/19(金) 17:30:33.91 ID:/cADhtWP0.net
- リゼ「ああ……っ! んんん……っ!」
チノの上で、リゼが快楽に激しくその身をよじっていた。
チノ「どうですか!? リゼさん!」
リゼ「ふああ……っ! 気持ちいいよぉ……っ!」
チノ「成功です! やりました!」
リゼ「まだ性行してないのにゃあ……」
- 211 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/19(金) 17:33:34.87 ID:/cADhtWP0.net
- リゼ「いっちゃううううっ!!! いっちゃうにょおおおっ!!!」
チノ「さぁ! 次はココアさんの番ですよ! リゼさん!」
リゼ「もっとぉ……。もっとちょおらあい……」
チノ「後でくれてやりますから! 早くしてください!」
リゼ「痛い! ロケランで撃つことないだろ! 分かったよ……」
地べたを這っている蟻を、指先で一匹ずつ潰しているココアに、
リゼは渋々と言った様子で歩み寄った。
- 212 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/19(金) 17:36:29.52 ID:Iaz0JZUO0.net
- おにんにんふっくらしてきた
- 213 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/19(金) 17:37:51.89 ID:/cADhtWP0.net
- リゼ「ほら。これぶち込んでやるからな」
ココアの狂気に染まった目の前に、リゼが自身の右の拳を突き出す。
ココア「どこにー?」
あさっての方向を見ながら、ココアは歪めた口元からよだれを垂らしていた。
全く無抵抗のココアの服を、リゼは一枚一枚脱がせていった。
やがて全裸になると、地べたに寝かせ、足を大きく開かせる。
リゼは右の拳を大きく振りかぶった。
リゼ「……ここにだよ!」
ココア「ひぎいいいいいいっ!!!!!」
ココアの絶叫が、青空に吸い込まれていった。
- 214 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/19(金) 17:40:43.45 ID:/cADhtWP0.net
- チノ「チノレンジャー!」
ココア「ココレンジャー!」
チノ「二人合わせて」
チノ&ココア「ウサレンジャー!」
ココア「完璧だね!」
チノ「完璧です」
こうしていつもの日常が帰ってきた。
ココアが満面の笑みで振り返ると、俯いているチノが目に入った。
ココア「……チノちゃん。泣いてるの?」
チノ「……っく。……ひっく」
- 215 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/19(金) 17:41:23.54 ID:Iaz0JZUO0.net
- 香風智乃(28)
- 216 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/19(金) 17:44:12.67 ID:/cADhtWP0.net
- チノ「ごめんなさい……っ! もう私……、失敗しません……」
両手を目に当て、肩を震わせながらチノは泣いていた。
ココアはそっとその震える肩に手を乗せると、笑みを浮かべて顔を覗き込む。
ココア「失敗してもいいんだよ。ちゃんと、反省さえすればね」
未だ泣き続けているチノを引き寄せ、両腕でしっかりと抱きしめた。
ココア「お姉ちゃんが胸を貸してあげるから。存分に泣きなさい」
チノ「うええええ……っ」
ココアの胸に顔をうずめ、チノは後悔の念を吐き出すのだった。
- 217 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/19(金) 17:44:54.61 ID:BFvieVTgi.net
- イイハナシナノカナー
- 218 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/19(金) 17:48:56.28 ID:/cADhtWP0.net
- こうして廃業同然だったラビットハウスは再建した。
ココア「2番テーブルご注文いただきましたー」
リゼ「注文は良いからお前は皿洗いしてろって」
チノ「ああー、ココアさん見ていると不安です……」
千夜「うふふ。少しくらい任せてあげてもいいじゃない」
千夜も、シャロが悪魔と契約することによって生き返らせることができた。
そのせいでシャロに、一生全裸で生活しなくてはいけないという咎が生まれたが。
シャロ「1年間全裸生活続けてたら、
慣れるどころか全裸じゃないと落ち着かなくなったわ」
シャロも幸せそうなので何よりだ。
めでたしめでたし。
終わり
- 219 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/19(金) 17:49:57.68 ID:fcaDSGN70.net
- 素晴らしいハッピーエンドだ おつ!
- 220 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/19(金) 17:50:29.05 ID:UDFtN+920.net
- よかった…よかった…おつ
- 221 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/19(金) 17:50:50.24 ID:BFvieVTgi.net
- 相変わらずシャロは不憫だなぁ
- 222 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/19(金) 17:51:08.41 ID:NktQOuDt0.net
- ( ;∀;) イイハナシダナー
- 223 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/19(金) 17:51:19.20 ID:/cADhtWP0.net
- 読んでくれた方、レスくれた方、ありがとうございました。
- 224 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/19(金) 17:52:48.24 ID:9IBRduqQ0.net
- 文句なしのハッピーエンドでよかった
- 225 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/19(金) 17:54:44.05 ID:Iaz0JZUO0.net
- おつ!
- 226 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/19(金) 17:59:52.32 ID:fefvmSRZ0.net
- シャロの雑な扱い
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