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先生「静かになるまでに3分かかりました」男「戻して欲しいか?」
- 1 :以下、VIPがお送りします:2014/12/20(土) 10:52:57.76 ID:rduJPddqT
- 先生「この時間…、えっ?」
男「時を戻して欲しいのかと聞いているんだ?」
先生「……」
- 2 :以下、VIPがお送りします:2014/12/20(土) 11:01:25.73 ID:rduJPddqT
- 先生「何を言ってるのかな男クン?」
男「貴様が惜しんでる時を戻してやろうかといってるんだ」
先生「…男クン、授業が終わったら職員室に来なさい」
男「そうか、俺が職員室に向かう…それが貴様の願いでいいんだな?」
- 3 :以下、VIPがお送りします:2014/12/20(土) 11:08:49.58 ID:rduJPddqT
- 先生「男クンちょっと教室から出てなさい。あと私が惜しんでたのはあなた達の時間です。」
男「そうか…」ガタッ
先生「…それじゃあ、授業を始めます。」
- 4 :以下、VIPがお送りします:2014/12/20(土) 11:23:10.44
- 某スレに誤爆したなw
- 5 :以下、VIPがお送りします:2014/12/20(土) 11:28:50.20 ID:rduJPddqT
- ほんとだ…
- 6 :以下、VIPがお送りします:2014/12/20(土) 11:34:29.72 ID:rduJPddqT
- キーンコーン
先生「それでは今日の授業はここまでにします。…俺クンは放課後に少しお話しをしましょうか。」
男「放課後にお話しをするという願いに変更か?」
先生「そうですっ!それと男クンはまず言葉使いをなんとかしなさい!」
男「わかりました。」
幼馴染「……」
- 7 :以下、VIPがお送りします:2014/12/20(土) 11:40:30.67 ID:rduJPddqT
- 幼馴染「…ねえ、男くん。」
男「久しぶりだな幼馴染。なんだい?」
幼馴染「…男くん中学に上がってからちょっとキモいんだけど。何かあったの?」
男「特に変わったことはないが、しいていえば俺の能力(パワー)をそろそろ人助けに役立てようかなと思ってるところだ。」
幼馴染「…そっすか…」
男「何か願いはあるか?」
幼馴染「いや、別に…」
- 8 :以下、VIPがお送りします:2014/12/20(土) 11:56:26.36 ID:rduJPddqT
- 不良1「おいてめぇ何で金もって来てねーんだよ」
メガネ「ひっ、すっすみません!お金なくて」
不良2「あー?ないなら親の金盗んでこいやカスが!」
不良3「おいやっちまおうぜこいつ」
メガネ「そっそんな!?やめて下さい!誰か助けて」
「おいっ」
メガネ「!?」
男「俺に助けて欲しいか?」
- 9 :以下、VIPがお送りします:2014/12/20(土) 12:01:36.26 ID:rduJPddqT
- 不良1「なっ何だてめぇーわ!!」
男「そこのメガネ。お前が望むのなら俺が助けてやる」
不良2「何言ってんだコラッ!」
メガネ「あっ…えっ…?(僕より弱そうなのに何言ってんだこの人)」
男「さあ願いをいえ!」
不良1「てめぇブッ殺すぞ!」
- 10 :以下、VIPがお送りします:2014/12/20(土) 12:12:04.17 ID:rduJPddqT
- 不良3「お〜い、てめぇ。こいつの代わりにお前が金払うか?」
男「お前たちは金を望むのか?」
不良3「そ〜だよ、俺たちの財布になるか?コラッ!」
男「お前たちが俺にお願いをすれば金を恵んでやろう」
不良3「……あ"っ?」
男「お前たちはの望みは金なんだろ?それを俺が叶えてやるというんだ」
不良2「このカスがっ!」
不良3「あ"〜やっぱ金はいいや…。代わりにボコボコにしてやる」
男「そうか代わりか。ならば願いは変更だな。さあボコボコにするがいい!」
- 11 :以下、VIPがお送りします:2014/12/20(土) 12:15:25.14
- ここでナイジェリアのテロ組織ボコ・ハラムが登場して
不良たちはボコボコにされましたとさ
- 12 :以下、VIPがお送りします:2014/12/20(土) 12:21:35.41 ID:l6fhkIbEo
- >>4
某スレよりきました
- 13 :以下、VIPがお送りします:2014/12/20(土) 12:28:27.97 ID:rduJPddqT
- ーーーー
不良1「いこーぜ」
不良2「これに懲りたら調子のるんじゃねーぞカス」
「「ガハハハハッ」」
男「ぐふぅ…」
メガネ「だっ大丈夫ですか!」
男「大丈夫だ…」
メガネ「本当にありがとうございます!今、先生呼んできます。」
男「ふふふっ、大丈夫だ。そうか、あの男たちの願いを叶えたことが結果的に君の願いを叶えたことにもなったか。ふふふっ。」
メガネ「…あの、ほんとに大丈夫ですか?」
男「ふふふ。大丈夫!さて職員室に行かねば!」ヨッコラショ
メガネ(何であんなにボコボコにされて大丈夫なんだ?)
- 14 :以下、VIPがお送りします:2014/12/20(土) 12:37:08.54 ID:l6fhkIbEo
- 本当にボコボコにされてる
願いは全て叶えてあげます、無償の愛
- 15 :以下、VIPがお送りします:2014/12/20(土) 12:51:45.38 ID:rduJPddqT
- 先生「……」
男「先生、話しをするのが願いではなかったですか?」
先生「…男クン、先生を馬鹿にしてるんじゃないわよね?」
男「してませんよ。」
先生「じゃあ何で呼ばれたか分かるわよね?」
男「お話しがしたかったからでは?」
先生「……」イライラ
- 16 :以下、VIPがお送りします:2014/12/20(土) 13:03:11.30 ID:rduJPddqT
- 先生「いいわ。本題に入りましょう。俺クンのその願いを叶えてあげるってのは何?何様なのかな?」
男「言葉の通りですよ。ただ願いを叶えてあげたいだけです。」
先生「願いをねぇ…。人の役に立ちたいと思うことはいいことよ。でも授業を妨害してまですることじゃないでしょ?貴方は結果的に他のクラスメイトにまで迷惑をかけてることになるのよ?」
男「…しっしかし!あの時、時間を戻してあげれば先生の願いもかない、皆も満足出来た何です!」
- 17 :以下、VIPがお送りします:2014/12/20(土) 13:19:47.83 ID:rduJPddqT
- 先生「………あー…、時間を戻せればねぇ…うん…(あれ?)」
男「先生が途中で願いを変更したため、授業の時間がさらに短くなってしまう結果になってしまいました。確かにクラスの皆に申し訳ないことをしてしまったと反省します。」
先生「…う〜ん…えっと…」
男「それで、先生の時間のお話しはいったい何だったのですか?願いではないのなら何か意図があったのでしょう?」
先生「あっうん、その…貴方たちにとって今の時間がどれだけ貴重かということ?と、3分という時間も塵も積もれば山となるで貴重なんだという…(あれ〜何いってるんだ私?何で3分に怒ったんだっけ?)
- 18 :以下、VIPがお送りします:2014/12/20(土) 13:42:37.23 ID:rduJPddqT
- 男「なるほど、時間の大切さを説いていたんですね。」
先生「えっ?ええ…(いや、生徒のだらしなさに怒ったのかしら?)
男「先生の願いを叶えるつもりがこちらが聞き入っちゃいましたね。何か他に願いはありますか?」
先生「…、私が貴方たちに望むのは勉学に励んで、将来の夢を見つけることよ。」
男「わかりました。精進させていただきます。」
先生「あと、何か悩みがあったら先生に相談してね?」
男「ええ、先生も何か願いがあったら言ってください!それでは!」テクテク
先生(何だこの子)
- 19 :以下、VIPがお送りします:2014/12/20(土) 13:52:40.25
- 超能力者というより口が達者な男だったってことかな?
- 20 :以下、VIPがお送りします:2014/12/20(土) 15:14:53.55 ID:rduJPddqT
- 幼馴染「あれ?男、もう説教は終わったの?」
男「? 今帰るところだが。」
女「ふ〜ん…」
男「どうした?幼馴染が話しかけてくるなんて随分久しぶりだな。何か悩みでもあるのか?」
幼馴染「いや、別にないけど…。あんたこそ大丈夫なの?…その…小学校の時休みがちだったじゃん…」
男「ふふっ。大丈夫だよ。たくさんの人の願いを叶えてあげるっていう目標も出来たしね。」
幼馴染「……あんたそういうキモいことは人前では絶対に言わないほうがいいよ…。また学校休むことになるかもよ?」
男「??もう学校は休まないさ。やりたいことが出来たからね。」
幼馴染「やっぱり変わったね。キモいけど今のほうがちょっといいよ。」
男「…やっぱり悩みごとがあるんじゃないか?願いがあるなら言ってみろ。」
幼馴染「……チッ、じゃあ宿題全部やっといて。あと絶対学校では話しかけてくるな。」
男「お安い御用だ。」
- 21 :以下、VIPがお送りします:2014/12/20(土) 15:54:08.25 ID:rduJPddqT
- 男「宿題は明日の朝早くに下駄箱にいれておいてあげよう。」
妊婦「う"ぐぐぅ〜…う〜ん…痛い」
男「!?? だっ大丈夫ですか!?」
妊婦「ぐうぅっ…すっすいま…せん…きゅ、救急車…を…」
男「産まれるっ!?救急車を?」
妊婦「びっ病院まで…うぅっ…」
男「病院ですね!?病院に行きたいと!??」
妊婦「…っ」コクコクッ
ナース「はいっ、お大事「すいませんっ!!!!」」
- 22 :以下、VIPがお送りします:2014/12/20(土) 16:05:30.43
- 病院にワープさせた?
- 23 :以下、VIPがお送りします:2014/12/20(土) 16:13:03.26 ID:rduJPddqT
- ナース「ひっ?!あっ、はい!」
男「うっ産まれそうでっ!!妊婦さんが!!」
妊婦「…う"〜ん……っいっ痛いぃ…」
ナース「あっ大変!?大丈夫ですか⁉歩けますか?」センセーヲオヨビシテッ
妊婦「……っう…えっ??…ここは?」
男「病院ですっ!!大丈夫ですか!?他に願いは?」
妊婦「…???あっありがとうございます……っ…う"〜ん…」
ナース「ここまで連れて来てくれたのね?ありがとう僕!(裏口から来たのかな?この子一人で?)
男「あとはお願いします!!ここからは俺には何も出来ない…俺は無力だ…!」
ナース「ええっ!あとは任せてちょうだい!(なっ…泣いてる!?)
- 24 :以下、VIPがお送りします:2014/12/20(土) 16:43:51.99 ID:rduJPddqT
- ーーーー
男「…ああ、どんな願いでも叶えられると思ってた。しかし、よく考えてみれば出来ないことの方が多いじゃないか…」
男「幼馴染の勉強も進まない…というかわからない…」
男「みんなの願いを叶えてあげることが俺の生きがいなのに…このままじゃ心が昔に戻ってしまいそうだ。」
男「ああ…どうすればいいか教えて欲しい……、昔に戻って聞いてみるか?いやだめだ…」
男「!?先生に聞いてみれば。いや、先生も忙しかろう。宿題ついでに幼馴染に聞いてみよう。」
- 25 :以下、VIPがお送りします:2014/12/20(土) 16:51:58.72 ID:rduJPddqT
- ピンポーン
ガチャ
幼母「あらあら?男くんじゃない?全く変わってないわね〜」オサナー!オトコクンヨ〜
幼馴染「…こんな時間に何?」
男「すまない!出来損ないの俺の悩みを聞いてくれ!」
幼馴染「……馬鹿?何で私が聞かなきゃならないの?帰れ」
男「くっ…頼む!…お前しか頼めないんだ!このままじゃ昔に戻っちゃいそうなんだ!」
幼馴染「……、ちょっとだけなら聞いてやるよ。」
- 26 :以下、VIPがお送りします:2014/12/20(土) 17:00:41.94 ID:rduJPddqT
- 男「…という訳で、己の未熟さを味わってたんだ…」
幼馴染「…」
男「みんなの願いを叶えてやることが生きがいだったのに…、幼馴染の宿題さえ終わらない…」ガクッ
幼馴染「…宿題は期待してなかったけど、ほんとに妊婦さんを助けたの?」
男「何も出来なかったさ…ただ病院まで連れていってあげただけだ…」
幼馴染「凄いよ!妊婦さんは無事赤ちゃんを産んだんでしょ!良くやったよ!」
男「いや…俺に知識と力があれば…病院に迷惑をかけることは無かったんだ…」
- 27 :以下、VIPがお送りします:2014/12/20(土) 17:09:51.89 ID:rduJPddqT
- 幼馴染「…もし知識と力があったら自分で助産してたと?」
男「そうだよ?」
幼馴染「それ、マジでキモいから。絶対に見ず知らずのガキに助産なんてし欲しくないキモ過ぎ死ね。」
男「!?」
- 28 :以下、VIPがお送りします:2014/12/20(土) 17:55:36.14 ID:rduJPddqT
- 幼馴染「…それに、もし男くんが全部出来たらお医者さんの仕事なくなっちゃうじゃん。」
男「そうか…確かに見ず知らずの他人なんかより医者のほうが安心出来る。しかも医者はその仕事で家族を養ってるのか…」
幼馴染「そうだよ。男くんは欲張り過ぎ。世の中ちっちゃいことでも困ってる人がたくさんいるんだから自分の手の届く範囲から助けてあげなよ。」
男「そうだな!ありがとう幼馴染!何か困ったことがあったらすぐに俺を頼ってくれよな!」
幼馴染「うん。男くんで解決出来そうな悩みなら。(消しゴム拾わせるとか)
幼馴染「…てゆーか、男くんこんな時間まで大丈夫なの?お母さん心配しない?」
男「!?あっ…ああ、そうだな…お母さんが心配してるかもしれないから帰らせてめらうよ!」
幼馴染「?うん、また明日。」
- 29 :以下、VIPがお送りします:2014/12/20(土) 18:05:25.98
- お母さんに何かあるのかな
- 30 :以下、VIPがお送りします:2014/12/20(土) 18:33:55.62 ID:rduJPddqT
- 男「ふふふっいい話しが聞けた。明日は先生に話しを聞いてみよう。…ん?」
変態「グヒヒッ」コソコソ
男「貴様、何をこそこそしてる?」
変態「何奴!?」ビクッ
変態「何だガキか。」
男「何か困ってるのか?俺が助けてやろう」
- 31 :以下、VIPがお送りします:2014/12/20(土) 18:50:38.88 ID:rduJPddqT
- 変態「帰ってお寝んねしなガ…(いや、まてよ?)
男「願いはないのか?ならば行くぞ」
変態「いや…ある。一生のお願いだ!聞いてくれ」
男「ふふっ。言ってみろ。」
変態「グヒヒッ。あそこにある赤い下着持って来てくれ。たぶん俺のなんだ!」
男「お安い御用さ!」
- 32 :以下、VIPがお送りします:2014/12/20(土) 20:22:16.28 ID:rduJPddqT
- 男「ほらよっ。」
変態「良くやった!グヒヒヒっ!」スーハースーハー
お姉さん「キャッーー!?下着ドロボー!!」
男「何っ!?何かお困りごとかお姉さん?」
お姉さん「あの変態を捕まえて!!」
男「それが願いだな!任せろ!」
- 33 :以下、VIPがお送りします:2014/12/20(土) 21:04:35.42 ID:rduJPddqT
- 男「観念しろ変態!お前を捕まえる!」
変態「はあ??お前も同罪だろ?馬鹿か?」
男「うるさい!俺は困ってる人の味方だ!」ガシッ
変態(ぐおっ…このガキ…何て力だ…)
変態「まっ待ってくれ!俺を逃がしてくれ!一生の願いだ!」
男「!?」
- 34 :以下、VIPがお送りします:2014/12/20(土) 23:57:00.22
- 男君タイーホされる?
- 35 :以下、VIPがお送りします:2014/12/21(日) 05:43:39.65 ID:H0NEkjn/m
- 変態「頼むぅ…っ…ヒクッ…俺はっ行かなきゃならねぇんだっ…!」
男「あっ…ああ、わかっ「逃がさないでっ!」」
男「!?」
お姉さん「お願い!もう少し頑張って僕!」
男「……あ…うん…」
変態「は''な"し"て"く"れ"よ"お"お"お"お"お"お"お"!」
お姉さん「絶対離しちゃだめ!」
変態「頼"む"か"ら"さ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"」
お姉さん「お願い!あと少し!」
男「うぅっ…」プルプル
- 36 :以下、VIPがお送りします:2014/12/21(日) 06:15:13.30 ID:H0NEkjn/m
- 変態「後"生"だ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"!」
お姉さん「絶対に離さないでーーーー!!!」
男「うっ…うわああああああああああああああああああああああああああああああ…」ゴゴゴゴ…
ーボ’ッ‘ガ’ア’ア‘ア‘ア‘ア’ア’ア’ア’アアアアアン!!!!!ー
「うわっ何だ!?」
「爆発したぞ!」
「キャッーーーー」
「きゅ救急車とレスキューだ!」
ーーーー
- 37 :以下、VIPがお送りします:2014/12/21(日) 06:40:22.19
- はは
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