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たまこ「もち蔵に自分も所詮オスなんだってわからせてやりたい」
- 1 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/02/01(日) 22:47:47.10 ID:Wf7Lwuq10.net
- たまこ「あの優しい笑顔の下に潜んでる獣を叩き起こしてやりたい!」
みどり「た、たまこ?」
たまこ「俺えろい事とか全然考えてねーよ?みたいなあの仮面をベリベリっとひっぺがして性欲には勝てないって事を思い知らせてやりたい!!」
みどり「ちょ、どうしたのたまこ……。いきなり何言って……」
たまこ「だってもち蔵ずーーーーっとカマトトぶってて何にもしてこないんだもん!!」
たまこ「もう2月だよ!?4月から東京行っちゃうのにこのままだとまずいよ!」
- 2 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/02/01(日) 22:47:56.90 ID:Te6mkGED0.net
- おまんちんディストラクション
- 3 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/02/01(日) 22:48:16.74 ID:ii47V8VB0.net
- 孕め!たまこ!
- 4 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/02/01(日) 22:48:17.21 ID:LMyofK4sd.net
- だれですか?
- 5 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/02/01(日) 22:50:07.89 ID:g/Fm1Www0.net
- 淫乱なたまこ良いよ
- 6 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/02/01(日) 22:50:09.54 ID:iqgY5QZY0.net
- 最高はよ
- 7 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/02/01(日) 22:52:00.44 ID:vWrTiyf5K.net
- 王子と練習した方がいい
- 8 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/02/01(日) 22:53:09.87 ID:e6LwFSfo0.net
- はよ
- 9 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/02/01(日) 22:53:45.11 ID:C+TYD2/j0.net
- 俺の杵でもちつきしたい
- 10 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/02/01(日) 22:57:56.89 ID:Wf7Lwuq10.net
- みどり「ま、まずいって何が?」
たまこ「夏前からつきあってるのにいまだにちょーっと手を繋いだだけっておかしいよ!もっと色々あるじゃん!」
みどり「色々って……」
たまこ「そりゃ最初は一緒に下校したりたまにデートで手を繋ぐだけでも楽しかったよ!」
たまこ「でもずっとそれだけだと生殺しだよ!目の前にお餅があるのに食べちゃダメって言われてるようなもんだよ!」
みどり「……」
たまこ「もち蔵の部屋に夜遊びに行っても何にもしてこないって意味わかんないよ!!糸電話でおしゃべりして『すごいぞたまこ!』とか言ってれば私が喜ぶと思ったら大間違いだよ!」
たまこ「私はもっとチューとか夜の餅つき大会とかお医者さんごっことかお相撲さんごっことかチューとかプロレスごっことかチューとかしたいのに!!」
みどり「た、たまこ……ちょっと落ち着きなって」
たまこ「はぁ……はぁ……」
かんな「どうしました?何やらたまちゃんがいきり立ってますが」
- 11 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/02/01(日) 23:03:18.39 ID:Wf7Lwuq10.net
- たまこ「かんなちゃん。もち蔵をケダモノにする方法教えて!」
かんな「はい?」
みどり「あ、いや、大丈夫。気にしなくていいから。とりあえず今日は帰……」
たまこ「トンカチで頭叩けば理性無くなるかな」
かんな「……なんか物騒な話になってますが大路くんと喧嘩でもしましたか」
たまこ「もう喧嘩でもいいくらいだよ!無理矢理、『うおー!たまこー!』ビリビリーッってするくらいじゃないとダメだよ!」
かんな「……もしかしてシモの話ですか」
たまこ「そうだよっ!」
みどり「……」
- 12 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/02/01(日) 23:05:58.09 ID:e6LwFSfo0.net
- しえ
- 13 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/02/01(日) 23:12:11.34 ID:Wf7Lwuq10.net
- …………
…
かんな「なるほど。大路くんならさもありなんですね」
たまこ「もち蔵の事だから『別にえろいことしなくても俺達は幸せだからいいや』とか思ってるんだよ」ムスッ
かんな「ま、十七年間一緒にいて告ってきたのがつい最近という超呑気者ですからね」
たまこ「呑気じゃないよ。へたれだよ……」ブツブツ
かんな「ふーむ。確かに大路くんが東京に行く前にやることやっちゃった方がいいとは思いますね」
みどり「ちょ、ちょっとかんな……?」
かんな「いっそ待ってるだけじゃなくてたまちゃんから仕掛けたらどうですか」
たまこ「私から?」
- 14 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/02/01(日) 23:13:04.13 ID:+4tSUQeX0.net
- 前もこんなのあったな
- 15 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/02/01(日) 23:20:37.81 ID:GvIZ0Lu3r.net
- 黒玉子好き
- 16 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/02/01(日) 23:21:09.24 ID:Wf7Lwuq10.net
- かんな「大路くんは石橋叩き過ぎて橋を壊してしまいそうなくらい慎重なヤローですから、こっちから渡ってやらないとダメだと思うんですよ」
たまこ「わかった!じゃあ今日の夜押し倒してみるね!」
みどり「ちょっ!決断早過ぎ!」
たまこ「善は急げだよ、みどりちゃん!」
みどり「いや、どう考えてもそれ悪だから!たまこ、ちゃんと冷静になって考えないとダメだよ。たまこだって初めてでしょ」
たまこ「誰でも最初は初めてだよ!勇気があれば大丈夫!史織ちゃんが言ってた」
みどり「で、でもさぁ……」
かんな「まぁ押し倒すのは最終手段として、とりあえず色仕掛け的な事をしてみればいいんじゃないでしょうか」
たまこ「色仕掛け……?」
- 17 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/02/01(日) 23:22:56.60 ID:e6LwFSfo0.net
- しえ
- 18 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/02/01(日) 23:25:46.17 ID:Wf7Lwuq10.net
- かんな「大路くんの部屋に行く時ちょっと露出多めにしてみるとか」
たまこ「露出多め……」
ホワンホワンホワワワーン…
もち蔵『た、たまこっ!?そ、その格好は……///』
わたし『ふふふ!どう?』全裸
もち蔵『ムヒョー!!こりゃたまらん!!』ルパンダイブ
わたし『あーん///』
たまこ「いいかも!!」
みどり「いや、ダメでしょ……」
- 19 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/02/01(日) 23:31:05.97 ID:Wf7Lwuq10.net
- たまこ「えー!なんで?」
かんな「いきなり全裸はドン引きされそうですね。そうじゃなくて部分的に露出するんですよ」
たまこ「部分的……」
ホワンホワンホワワワーン
もち蔵『あれ?たまこ、いつもと何か違うような……』
わたし『うん!実は今日ノーパンなんだよ!ほら!』バーン!
もち蔵『ホホーッ!超えろい!!辛抱タマラン!!』ルパンダイブ
わたし『あーっ///』
たまこ「これでいこう!!」
みどり「やめなって……」
- 20 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/02/01(日) 23:32:54.55 ID:He7WXv9Ea.net
- かたじねえくせに
- 21 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/02/01(日) 23:38:34.81 ID:Wf7Lwuq10.net
- かんな「そんなモロじゃなくていいんですよ。ちょいと肩出したり脚出したりすれば」
たまこ「うーん……それだけで飛び掛かってくるかなぁ」
かんな「露出だけじゃなくてスキンシップも混ぜるのはどうでしょうかね」
たまこ「なるほど〜。スキンシップ!」
ホワンホワンホワワワーン
わたし『えいっ』ムンズ
もち蔵『うわぁ!そこチョー気持ちいい!!もう我慢できねえ!!』ルパン
たまこ「むふふ///」
みどり「……なんでそう極端な方にいくの?」
- 22 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/02/01(日) 23:39:01.46 ID:H+Rnmn/90.net
- この時季ホットパンツとタンクトップが良いですねぇ
- 23 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/02/01(日) 23:46:51.41 ID:Wf7Lwuq10.net
- かんな「いきなりイチモツ鷲掴みは私もどうかと思います」
たまこ「えー……だめかな?」
かんな「肩に触ったり、もたれかかったり、ベタなところだと手の大きさ比べるとか筋肉触らせてもらうとか」
かんな「強気に行くなら胸押し付けるとかもいいんじゃないですかね」
たまこ「おっぱい!」
ホワンホワンホワワワーン
わたし『もち蔵!おっぱい餅の柔らかさって
みどり「はいストップ。お餅の感触これくらいかな、とか言って胸触らせるのはやめてね?」
たまこ「えー!!」
- 24 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/02/01(日) 23:51:27.16 ID:7eF/WPr00.net
- みどりとかんなの使い方うまいな
- 25 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/02/01(日) 23:54:04.75 ID:Wf7Lwuq10.net
- かんな「何ていうかたまちゃんの発想はナチュラルさが無いですね」
みどり「直接的に行き過ぎだよ。大路もさすがに引くって」
たまこ「難しいよ〜……」
かんな「みどちゃん。ここはひとつお手本を」
みどり「え。わ、私?」
かんな「男子に大人気じゃないですか。こないだ男子がみどちゃんに踏まれながら『言い訳は地獄で聞く』って言われたいって話してましたよ」
みどり「意味がわかんないんだけど……」
たまこ「みどりちゃんならどうやってもち蔵のスケべスイッチ入れる?」
みどり「どうって……う、うーん……」
ホワンホワンホワワワーン
- 26 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/02/01(日) 23:56:52.24 ID:zJMmjEzw0.net
- 餅付くか
- 27 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/02/01(日) 23:58:25.07 ID:u0OwqSSBK.net
- もち
- 28 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/02/02(月) 00:01:28.06 ID:TqYxpas30.net
- 大路『なんだよ常盤。用事って』
わたし『えーっと……』
大路『??』
わたし『……』
大路『……?何なんだよ。もう帰るぞ?』
わたし『お』
わたし『おりゃああああああああ!!』ビリビリーッ
大路『うわっ!?ちょっ、やめ……うわあああああ!?///』
かんな「……」
たまこ「あれ?私と同じじゃない?」
みどり「……ごめん、やっぱり私もよくわかんない……///」カーッ
- 29 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/02/02(月) 00:03:46.55 ID:T5FHzX2QK.net
- 実際もち蔵はいつ手出すんだろ
- 30 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/02/02(月) 00:09:17.59 ID:TqYxpas30.net
- みどり「ていうか!私は大路に興味無いんだから変な想像させないでよ!」
たまこ「あー、そっか。ごめんごめん」
たまこ「じゃあ興味ある相手だとどうするのか教えて?」
みどり「えっ……い、いやそれは……」
たまこ「お願い!参考にしたいから!」
みどり「……」
みどり「ーーっ///無理!絶対無理!」
かんな「まぁ人のやり方を真似するよりたまちゃんはたまちゃんのやり方を考えたほうが良さげですね」
みどり「そ、そうだよ。うん、私もそう思う」
たまこ「そっかぁ……うーん……」
史織「あ、みんな。何話してるの?」
- 31 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/02/02(月) 00:15:35.15 ID:T5FHzX2QK.net
- しえ
- 32 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/02/02(月) 00:18:47.77 ID:TqYxpas30.net
- かんな「あ、しおちゃん。良い所に」
史織「?」
たまこ「史織ちゃん!もち蔵とエロい事するにはどうしたらいいと思う!?」ガシッ
史織「えっ///」
みどり「ごめん史織。今たまこちょっとおかしくなってて……」
かんな「大路くんが手を出してこないから欲求不満になってるんですよ」
史織「そ、そうなんだ……」
かんな「しおちゃんだったらどうやって大路くんの理性を吹き飛ばしますか」
史織「うーん……私は男の子と付き合った事ないからそういうのは……」
たまこ「お願い!史織ちゃん頭良いし、何か作戦考えてくだせえ!この通り!」
史織「って言われても……」
たまこ「どうしてももち蔵とえろい事したいんだよぉ〜……」グスッズビビ
みどり「何も泣くことないでしょ……」
- 33 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/02/02(月) 00:23:03.37 ID:T5FHzX2QK.net
- しえ
- 34 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/02/02(月) 00:32:30.98 ID:TqYxpas30.net
- 史織「今まではどういう案が出たの?」
たまこ「ノーパン!」
かんな「股間鷲掴み」
みどり「押し倒す……」
史織「……」
かんな「いや一応露出高めの服着るとかスキンシップで攻めるとかマイルドな方向では話してたんですけどね」
史織「うーん……」
かんな「何かありますかね」
史織「大路くん待ちじゃなくてたまこからいくって方向?」
かんな「ですね。大路くんからは期待できそうに無いらしいので」
史織「……理性を壊すとかそういうのじゃなくてちゃんと冷静に、その上で大路くんがたまこを求めるようにすればいいんじゃないかな」
たまこ「……?どういうこと?」
- 35 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/02/02(月) 00:39:32.35 ID:T5FHzX2QK.net
- か
- 36 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/02/02(月) 00:41:53.55 ID:TqYxpas30.net
- 史織「えっと、大路くんの『たまこの事が好き』って気持ちを膨らませるっていうか……」
史織「ノーパンとか鷲掴みとか、きっと大路くんがたまこの事好きなのはそういう方向じゃないと思うんだ」
史織「今までのたまこの良い所を、もっともっと大路くんに感じてもらって、たまこの事が好きって気持ちが今まで以上に大きくなれば自然と大路くんもたまこの事を抱き締めたくなると思う」
みどり「な、なんかすごくマトモな意見が……」
かんな「つまり、大路くんが元々たまちゃんに惚れ込んでる部分をさらに強調するって事ですね」
史織「うん」
たまこ「な、なるほど。もち蔵が好きな部分……」
たまこ「……あれ?」
みどり「ん?」
たまこ「もち蔵って私のどこが好きなんだろう?」
みどり「そこから!?」
- 37 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/02/02(月) 00:46:01.25 ID:T5FHzX2QK.net
- あ
- 38 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/02/02(月) 00:46:20.51 ID:V3p5meph0.net
- 洲崎のデビュー作だっけ
- 39 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/02/02(月) 00:50:52.27 ID:TqYxpas30.net
- たまこ「そう言えば考えた事なかった……」
かんな「なんとまぁ」
たまこ「どこが好きなんだろう?お餅丸めるのが得意だからかな?」
みどり「多分違うと思う……」
たまこ「あ、お向かいに住んでるから!」
史織「あんまり関係なさそう」
たまこ「顔と身体!」
かんな「もしそうならとっくに手を出してきてますよね」
たまこ「うぅ〜わかんないよ〜……」
- 40 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/02/02(月) 01:00:42.19 ID:TqYxpas30.net
- みどり「あー、いつだったか『危なっかしくてほっとけない』とか大路が言ってたような」
かんな「ああ、それわかるかも。私も一年の時たまちゃんは『俺が守ってやるぜランキング』で二位か三位にいそうな子だと思ってましたし」
かんな「ちなみに、みどちゃんの事は『守って下さいお姉様ランキング』のダントツ1位だと思ってました」
みどり「そ、そう……」
史織「じゃあ大路くんが守ってあげたくて仕方なくなるようにすればいいかも」
たまこ「な、なるほど……。守ってあげたくなる……」
たまこ「あっ!川に落ちるとかどうかな?前に落ちた時起こしてくれたし!」
みどり「うーん……」
- 41 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/02/02(月) 01:01:10.55 ID:B3UGdhWoK.net
- 次回予告が好きだったわ
- 42 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/02/02(月) 01:04:48.61 ID:OTOdTKtb0.net
-
- 43 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/02/02(月) 01:11:41.51 ID:TqYxpas30.net
- 史織「命がけだね……。危ないんじゃないかな……」
かんな「私はアリだと思いますよ。川に落ちて濡れ透けになればちょっとセクシーですし」
かんな「服濡れちゃったから着替えるね☆とか言っておけばエロ展開になりやすそうじゃないですか」
史織「あ、それで『私寒い…///』とか言えば大路くんもたまこの事抱き締めずにはいられなくなりそう」
かんな「溺れたフリして人工呼吸してもらう」
史織「助けてもらう時にしがみつく」
かんな「『私、怖かった』と言って抱きつく」
たまこ「おおっ!全部採用!」
みどり「え……本当にそれでいくの……?」
- 44 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/02/02(月) 01:16:28.56 ID:T5FHzX2QK.net
- 支援
- 45 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/02/02(月) 01:17:09.40 ID:TqYxpas30.net
- たまこ「ダメかな?」
みどり「ダメっていうか、うーん……悪くはない、ような気もするけど……」
たまこ「それに、実はもち蔵に告白されたのも河原だったからもち蔵も気分が盛り上がりやすいかも」
かんな「なんと。じゃあもうカンペキじゃないですか」
史織「うん。私もいいと思う」
たまこ「よーし!頑張らないと!」
かんな「名付けて『川に落ちて肉欲に溺れる作戦』ですな」
- 46 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/02/02(月) 01:22:39.98 ID:ZvlsqNTZ0.net
- 季節何月よ
- 47 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/02/02(月) 01:24:18.16 ID:T5FHzX2QK.net
- 2月って>>1に書いてんじゃん
- 48 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/02/02(月) 01:26:43.40 ID:ZvlsqNTZ0.net
- >>47
本当だめんご
- 49 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/02/02(月) 01:27:18.72 ID:TqYxpas30.net
- たまこ「もち蔵め〜……待ってろよ〜」ギラギラ
たまこ「今日でもち蔵は童貞を失うのだ〜」
たまこ「グフフ……エロくないキャラでいられるのも今のうちだよ!!草食仮面を引き剥がしてオスの本性を暴いてやる!!」
たまこ「3回、いや5回はするぞ〜!!」
かんな「あ、今『守ってやるぜランキング』ダントツのビリになりました」
みどり「たまこ……こんな子じゃなかったのに……」シクシク
史織「たまこ、大路くんの前でそういう事言わないようにね……?」
たまこ「あ〜楽しみだな〜!もち蔵はどんな風に乱れるのかな〜!」ムフフ
たまこ「もち蔵のもち袋をカラッポになるまで搾り取ってやるぞ〜!!」ウオオ
もち蔵「おーい、たまこ〜」
たまこ「っ!?」ビクッ
- 50 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/02/02(月) 01:33:30.93 ID:TqYxpas30.net
- たまこ「……///」
かんな「あ、どうも。ほらたまちゃん。大路くん来ましたよ」
もち蔵「たまこ、俺もう帰るけど」
たまこ「ぅあ……///」
もち蔵「えっと、ど、どうする?たまこまだ残る?///」
たまこ「ぁぐ……///」
もち蔵「あ……あ〜……じゃあ俺先に帰ったほうがいいかな///」
たまこ「……!……!///」ブンブン
もち蔵「じゃあ、えっと、一緒に帰る?///」
たまこ「っ……!///」コクコク
- 51 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/02/02(月) 01:34:08.13 ID:Qva9yUYf0.net
- こいつ・・・
- 52 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/02/02(月) 01:34:40.85 ID:0mQnmp2L0.net
- 実況でもち蔵ホモに好かれててワロタわ
- 53 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/02/02(月) 01:36:32.13 ID:TqYxpas30.net
- もち蔵「そ、そっか///うん、じゃ、一緒に///」
たまこ「〜っ……///」カチコチ
かんな「……」
みどり「……」
史織「……」
たまこ「え、えっと、あの……///」
たまこ「じゃ、じゃあね///私先に帰るね///」
かんな「あ、はい」
みどり「うん……」
史織「じゃあね……」
- 54 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/02/02(月) 01:42:24.70 ID:T5FHzX2QK.net
- 支援
- 55 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/02/02(月) 01:43:25.98 ID:TqYxpas30.net
- もち蔵「あ、途中でマスターんとこ寄ってく?」テクテク
たまこ「う、うん///いいよ///えへへ///」テクテク
シーン……
かんな「……」
みどり「……」
史織「……」
かんな「ダメそうですね。あの顔はもう完全に作戦の事忘れてますよ」
史織「ていうかあの様子だと完全にたまこが原因っぽいね……」
みどり「今までの会議なんだったの……」
- 56 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/02/02(月) 01:46:45.49 ID:QOw1yYtY0.net
- 4円
- 57 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/02/02(月) 01:50:10.36 ID:TqYxpas30.net
- かんな「どうしますか。追跡して支援でもしますか」
みどり「放っておいていいんじゃないかな……」
史織「普通に幸せそうだったよね……」
かんな「でもこの調子だと明日もたまちゃんのジャイアンリサイタルが」
みどり「う゛っ゛……それはやだな……」
史織「じゃあ支援しに行く……」
みどり「だね……。隠れてメールで指示出す感じで」
かんな「では我々も行きますか」
- 58 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/02/02(月) 01:59:21.34 ID:dhj3JH9P0.net
- しえ
- 59 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/02/02(月) 02:01:26.54 ID:TqYxpas30202.net
- ………
…
たまこ「ら、来週大学の試験だよね///」
もち蔵「あぁ、うん」
たまこ「あの、お、お弁当作るけど、何入れて欲しい?///」
もち蔵「あー……た、たまこが作ったものだったら何でもいいよ///」
たまこ「え〜?そ、そう?えへへ///」
かんな「……なんて締まりのない顔なんでしょう。顔の筋肉という筋肉が緩みまくってますな」コソコソ
みどり「ついさっきまで猛禽類みたいな顔してたのに……」コソコソ
史織「凄いねたまこ……」コソコソ
- 60 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/02/02(月) 02:06:50.63 ID:T5FHzX2Q0202.net
- 支援
- 61 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/02/02(月) 02:07:31.30 ID:TqYxpas30202.net
- かんな「とりあえずメール送っておきますか」
かんな「作戦忘れるべからず、っと」ポチポチ
かんな「ほい送信」ポチ
たまこ「あ、昨日貸してくれた映画観たよ///」
もち蔵「マジ?どうだった?///」
たまこ「良かったよ〜///最後に犬のウンコ食べるところとかもう最高///」
もち蔵「だよな!あれホント最低で最高だよな///」
たまこ「うんっ///」
かんな「あれ?」
みどり「気付いてないのかな」
- 62 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/02/02(月) 02:13:21.25 ID:T5FHzX2Q0202.net
- 支援
- 63 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/02/02(月) 02:15:15.80 ID:TqYxpas30202.net
- 史織「お喋りに夢中になってるね」
かんな「じゃ、電話してみます」ピッ
もち蔵「ヘッキシ!!……うー、さみぃ」
ケータイ「」ブーッブーッ
たまこ「大丈夫?風邪?」
もち蔵「わかんね」
たまこ「試験前だし気を付けてね?」
ケータイ「」ブーッブーッ
もち蔵「手袋してくればよかったなぁ」ブルブル
たまこ「早くマスターのとこ行っちゃおう。私も寒くなってきちゃった」ピッ
かんな「あっ!あんにゃろ、切りやがった」
みどり「ケータイの画面も見ずに切ったって事は何があろうと大路との会話が優先なのね……」
- 64 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/02/02(月) 02:17:53.86 ID:bN0lyL/D0202.net
- みどちゃんってレズなの?
- 65 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/02/02(月) 02:23:06.61 ID:TqYxpas30202.net
- 史織「あの……もう川の前過ぎちゃうよ?」
かんな「仕方ない。大路くんのケータイにかけてたまちゃんに代わってもらおう」ピッ
ケータイ「」ブーッブーッ
もち蔵「今日マジで寒いな…」ブルブル
たまこ「2月だからね〜」
もち蔵「あ、あのさたまこ///」ピッ
たまこ「なーに?」
もち蔵「えと、手、手……繋いでもいい///」
たまこ「ぅあ……///う、うん///」
もち蔵「///」ギュッ
かんな「……また切られました。なんなんですかあいつら」
みどり「……もう二人の世界に入っちゃってるね」
史織「ていうか大路くん普通に積極的に見えるんだけど……」
- 66 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/02/02(月) 02:28:18.39 ID:aJ/x76Iq0202.net
- しえん
- 67 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/02/02(月) 02:30:20.89 ID:TqYxpas30202.net
- かんな「こうなったら強硬手段しかないですね」
かんな「牧野かんな、叫びます」
史織「えっ」
かんな「」スー…ハー…
かんな「川だーー!!川ですよーーー!!」
みどり(なんて無理矢理な……)
<カワダーー!カワデスヨーーー!!
もち蔵「!?な、なんだ今の?」
たまこ「ハッ……!」
<オトセーー!ソイツヲツキオトセーー!!
たまこ(そ、そうだった!忘れてた!)
- 68 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/02/02(月) 02:35:45.96 ID:T5FHzX2Q0202.net
- 支援
- 69 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/02/02(月) 02:39:02.03 ID:TqYxpas30202.net
- もち蔵「なんか物騒だな……。たまこ、手離すなよ」ギュッ
たまこ「うぁっ///」カーッ
たまこ(って照れてる場合じゃない!)ドッドッドッドッ
たまこ「も、もち蔵こっち!こっち来て!///」グイグイ
もち蔵「え?お、おいたまこ?」
たまこ(えーと、えーと……作戦は……///)グルグル
たまこ(川に落ちて、もち蔵にしがみついて……)グルグル
たまこ(全裸になっておっぱい触らせて押し倒……あ、あれ?///)グルグル
たまこ(な、なんだっけ、なんだっけ///)
たまこ(ていうか何のための作戦だっけ///えーと、えーと///)
たまこ(そ、そうだ、もち蔵とエッ……)
- 70 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/02/02(月) 02:45:39.91 ID:T5FHzX2Q0202.net
- 支援
- 71 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/02/02(月) 02:54:34.08 ID:TqYxpas30202.net
- その時である。
もち蔵に手を強く握られた状態で既に興奮状態にあったたまこの前頭葉はその上更にもち蔵との交尾を思い描いた事でシナプスの受容を大きく超えた脳内物質を分泌した。
それにより極度の興奮状態に陥ったたまこの肉体はまず心臓を大きく脈打たせ、血管の収縮幅ギリギリに迫るほどの血流を生み出した。
このためたまこの身体は一瞬生命の危機を迎え、脳は即座に生きるための最適解を海馬に求めた。
俗に言う「走馬灯」である。
視神経から送られた信号を基に現在の状況を把握していた脳は河原での記憶を優先的に掬い上げた。
デートの記憶、下校時の記憶、愛を告げられた時の記憶、そして幼き日の記憶。
たまこの脳はもち蔵に川に落とされた時の記憶に辿り着いた。
と同時に、この身体の異常の原因がもち蔵である事も脳は把握している。
その結果、たまこの脳は思いもよらない決断を下す。
たまこ「うわーーーーーーーっ///」ドン
もち蔵「!?」グラッ
バシャーーーーーーーーーン
- 72 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/02/02(月) 02:59:51.39 ID:T5FHzX2Q0202.net
- 支援
- 73 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/02/02(月) 03:00:39.21 ID:TqYxpas30202.net
- みどり「ええ!?」
かんな「」ポカーン
史織「え、ちょ……なんで!?」
さて、賢明なる読者諸君に於かれてはしかと記憶しているであろう。
そう、今は2月である。
もち蔵「ひぐぅ……!?」
極寒の中今にも凍りそうな川にルパンダイブさせられ、もち蔵の心臓はショックを起こして停止した。
もち蔵「」プカプカ
たまこ「もち蔵!?もち蔵っ!!」
- 74 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/02/02(月) 03:04:48.30 ID:37p/83Lw0202.net
- 急展開なんだが
- 75 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/02/02(月) 03:05:46.55 ID:TqYxpas30202.net
- たまこ「もち蔵っ!!」ザバッ
たまこは自分が濡れるのも意に介さず、水面に浮かぶもち蔵を引き上げた。
たまこ「もち蔵!大丈夫!?」
もち蔵「」死〜ん……
たまこ「も、もち蔵?やだ……うそでしょ……?」
みどり「ちょっ……よくわかんないけど、やばくない!?」
かんな「救急車呼びますね」ピポパ
史織「ど、どうしよう……どうしよう……」ガクガク
- 76 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/02/02(月) 03:12:32.34 ID:TqYxpas30202.net
- かんな「えーと、救急車の番号、救急車の番号」ピポパ
みどり「たまこっ!!」
たまこ「み、みどりちゃん!どうしよう……もち蔵が……もち蔵が……!」ポロポロ
みどり「お、落ち着いてたまこ!かんなが救急車呼んでくれてるから!」
史織「……」ガクガクブルブル
たまこ「わ、わたし……わたし……」ポロポロ
みどり「かんな!救急車は!?」
かんな「今午後6時だそうです」パニック
みどり「かんなァーーーーーー!?」
- 77 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/02/02(月) 03:16:02.34 ID:74pW9ODr0202.net
- 人工呼吸
- 78 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/02/02(月) 03:18:44.01 ID:TqYxpas30202.net
- 史織「あ、あ……し、しん、心臓……」ガクガクブルブル
みどり「史織!?何!?」
史織「心臓、マッサージ……」ガクガクブルブル
みどり「そ、そうだ!そうだよ!保健の授業で習ったし、早く蘇生を……!」
かんな「ハッ!!」ゴン
もち蔵「」ドゴォ
たまこ「ダメーーーっ!!かんなちゃんトンカチで心臓叩いちゃダメ!!」
かんな「ハッ!!」ゴン
史織「あ、あと……」ガクガクブルブル
史織「じ、じ……」
史織「人工呼吸……」ガクガクブルブル
- 79 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/02/02(月) 03:20:18.26 ID:VMmfnCV80202.net
- かんなちゃん普通に殺人教唆でワロタ
- 80 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/02/02(月) 03:26:24.91 ID:TqYxpas30202.net
- その言葉を聞き、たまこは迷わずもち蔵の口を自分の口で塞いだ。
情欲からではなく、純粋にもち蔵を救いたいという想いからだった。
大きく息を吸い、吹き込む。大きく息を吸い、吹き込む。
大粒の涙を流しながらたまこは何度も繰り返した。
もち蔵「がっ……」
もち蔵「がはっ……」
たまこ「も、もち蔵!!」
もち蔵「げほっ、げほっ……」
たまこ「もち蔵!もち蔵!!大丈夫!?」
もち蔵「た、たま……こ……?うっ、ゲホ!ゴホ!」
みどり「あ……あ……」ヘナヘナ
史織「よ、よかった……」ペタン
かんな「ハッ!!」ゴン
もち蔵「グエッ!?」ドゴォ
- 81 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/02/02(月) 03:35:34.38 ID:TqYxpas30202.net
- その後、もち蔵は駆け付けた救急隊員により病院に搬送された。
たまこの咄嗟の措置により一命をとりとめ、現在は順調に回復しているという。
医者「生きているのが奇跡だよ。一歩間違えていたら死んでいただろう」
もち蔵の命を救ったのは紛れも無くたまこの愛であった。
もち蔵はオスである。だが同時にたまこもメスであり、そして女であった。
男と女。人間だからこそ二人の間に存在できた愛が、奇跡を起こしたのだ。
医者「まったく驚きだよ。肋骨が折れてて、あと数ミリずれていたら心臓に突き刺さっていたところだ。ん?人工呼吸?それはあんまり関係な……」
愛が奇跡を起こしたのだ!!
- 82 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/02/02(月) 03:39:38.65 ID:+eSyPkAF0202.net
- なんかすげぇことになってた
- 83 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/02/02(月) 03:45:10.76 ID:TqYxpas30202.net
- ありがとう、愛。
ありがとう、うさぎ山。
そしてありがとう、もちたま!!
我々は二人の愛に、余りにも多くの事を学んだのだ……。
みどり「いや〜、一時はどうなる事かと思ったよ」
かんな「ほんと焦りました。人間パニックになるとダメですね」
史織「大路くんは?もう大丈夫なの?」
たまこ「うん。入試試験も追加日程で受けられるって」
みどり「じゃあそれまでは入院?」
たまこ「そうなんだよ。んで、ちょっと相談があるんだけど」
みどり「?」
たまこ「お医者さんごっこと看護婦さんごっこどっちがいいかな?」
Ω 完!! Ω
- 84 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/02/02(月) 03:49:07.28 ID:MfYWIKo50202.net
- イイハナシカナー?
- 85 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/02/02(月) 03:51:24.59 ID:ZvlsqNTZ0202.net
- 乙一
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