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大学生正解率5% 嫌儲民正解率3%の問題

275 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/05/20(水) 18:15:39.080 ID:XZQuMB/B0.net
ウェイソンの4枚カード
人間の論理の不思議
人間の推論は、純粋に論理的なものではなく、文脈等に影響されることがあります。 認知心理学を初め、社会心理学や行動経済学で議論されるてーまです。

4枚カード問題
4枚カード問題とは、人間の推論を調べる課題です。認知心理学の実験で良く用いられます。理系大学生でも正当率が高くないという結果が多く報告されています。問題は以下のようなものです。
4枚のカードがあり、それぞれ片面にはアルファベットが、もう片面には数字が書かれている。

A F 4 7

「片面が母音ならば、そのカードの裏は偶数でなければならない」というルールが成立しているかどうかを確かめるには、どのカードを調べる(引っくり返してみる)べきか?

答えは、「A」と「7」。

ルールは、母音と奇数が同じカードを禁止しているので、母音が書かれているカード、奇数が書かれているカードを調べればよい。「Aの裏が偶数か?」と、「7の裏が母音か?」を調べるのが正解。

よくある解答
ウェイソン課題に対しては、「A」「4」とする解答がよく見受けられます。 「4」のカードを調べても、条件を満たすことを確認するだけです。 「ルールを満たしている」ケースを確認するだけでなく、「ルールを満たしていない」ケースも調べる必要があります。

解答が偏る点が認知心理学的には重要
論理的な正解を選ぶ人は少なく、論理的には誤答となる解答が頻出します。これは何らかの理由がある、と考えられます。

「(正解が何かではなく)なぜ論理的には誤答な解答を選ぶ傾向があるか」を考えるのが心理学です。ミュラーリヤーの錯視では、「長さは実は等しい」ことよりも、「なぜ片方を長いと認識するのか」を考えますね。それと同じように考えてください。

「ルールを満たしているケースだけを調べる」ことを、心理学では確証バイアスと呼ばれています。 人間の思考パターンには、正しいことを確認して満足する、という傾向があるようです。

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