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三留後輩(♀)「ねぇお兄様ぁ?お昼はもうお済ませになられて?」

18 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/05/27(水) 02:32:37.150 ID:sTC5VWSL0.net
>>12
三留(♀)「……あら、お兄様?まだお帰りになりませんの?……でしたらわたくしも、お兄様のお側で待っておりますわ。」

三留(♀)「…それは……ああ、夏目漱石の“こころ”ですわね。お兄様は現文のお勉強をなさっておられるのですか?」

三留(♀)「うふふ……お勉強なら、わたくしにお任せくださいまし。こう見えてもわたくしは、今までずっと学年一番の成績を維持しておりますのっ。」

三留(♀)「まだ三年生の内容は存じておりませんが、夏目漱石先生の小説は、普段から愛読しておりますの。少しだけならお力になれるやもしれませんわ。」

三留(♀)「さあ、どこで頭を悩ませておられるのですか?………ふむ、なるほど…。ああ、そこはですね………」




三留(♀)「……ふぅ。これで現文は完璧ですわね♪お兄様、お疲れ様でした。しかし流石はお兄様、飲み込みが早うございますのねぇ?……わたくし、惚れ直しましたわ♪」

三留(♀)「……うふふ、大きな欠伸……かわいいっ…。ああ、お気になさらなくてもかまいませんのっ。あれだけ根を詰めてお勉強していたのですもの、疲れるのも当然ですわ。」

三留(♀)「……ここで、少し一眠りしてはいかがですか?よろしければわたくしの膝枕などどうでしょう。……ああ、閉校時間はお気になさらないで?わたくしが何としてでも止めますから♪」

三留(♀)「ですからお兄様は………ふふ、そう…。そうしてわたくしに身体を預けて…?そうすればいずれ、抗い難いまどろみが、お兄様を眠りに誘ってくれますから…。」

三留(♀)「…お兄様ぁ……よぉく頑張りましたねー…?お兄様の努力は、このわたくしがよーく存じておりますわ…。お兄様が頑張っている姿は、いつでもわたくしが見ておりますから…。」

三留(♀)「ですから、たまにはわたくしに甘えてくださってもよろしいのですよ…?わたくしはお兄様をお慕いしているのですから……お兄様にもっと、甘えてほしいのです…。」

三留(♀)「………ふふ、そうだ。よろしければ、子守唄などどうでしょう?わたくしこれでも、自分の喉には少々自信がありますの。……ご迷惑でなければ、歌わせていただいても…?」

三留(♀)「……はぁい、心得ました…。それではお兄様、よい眠りを…。わたくしがここに、お兄様の側に……ずーっと、おりますからね…?」

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