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男「グールですか?」グール「は〜い」

1 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/09/30(水) 02:34:49.427 ID:u2EJuBjv0.net
男「あなたが…グール?」

グール「正解!」

男「じゃあ、ちょっと警察呼んで…ここにおかしい人がいると」

グール「ちょっと待て…俺は…グールだ…正真正銘の!!」

男「じゃあ…証拠を」

グール「え…ということは…」ジュルッ

グール「君を食べていいの?」

男「ああ…いいぜ?」

グール「き…君、正気かい?」

2 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/09/30(水) 02:38:44.383 ID:u2EJuBjv0.net
男「正気だから…」

男「あ、でも手だけな」

グール「手だけって…君…知らないよ?」ガブッ

男「まあ、そうは言っても食べるんだね…」

グール「やっべ…マジうめぇ…」

グール「久しぶりに食ったわ〜」

男「そうなの?」

グール「まあ、人肉以外にも食べれる物あるからさ…」

男「そっか」

グール「まあ、でもやっぱ人肉が一番だよな♪」

男「あっそ…」ポタポタ

グール「あの、手から血が出てて…飲みたくなるんでなんとかしてくださいよ」

男「ん?そうだな」

男「…はっ!!」

男「よし、完了っと」

3 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/09/30(水) 02:40:25.185 ID:u2EJuBjv0.net
グール「え…今…手が…生えた?」

男「おお、俺な…不死身なんだよ…不老不死?」

グール「ええ〜君も十分バケモンじゃん…」

男「何を言う!!俺はれっきとした人間だ!!」

グール「いやいや、不老不死の人間なんていないよ…」

男「そうだな…ちょっとだけ変わってる人間だ!!」

グール「全然、ちょっとじゃないよ!?」

4 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/09/30(水) 02:42:59.940 ID:u2EJuBjv0.net
男「うるせぇな…チマチマ細かいことを…!」

グール「いや、超細かくないよ?」

男「まあ、貴様がグールなら…これを見せても大丈夫と思ったまでだ」

グール「もし、嘘だったらどうするつもりだったんだ…」

男「ああ?その場合は…」

男「まあ、考えてくれ」

グール「怖いよ!何されちゃうの俺!!?」

男「大丈夫…たぶん一瞬だったと思うから」

グール「お〜い…物騒な言葉が聞こえましたが?」

男「気にしたら負けだ」

グール「そ、そうか…」

5 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/09/30(水) 02:45:48.253 ID:u2EJuBjv0.net
男「とりあえずさ…俺のこの力があれば…あ〜ら不思議…」

男「食料に困らないんですねぇ〜」

グール「おお…それは…名案だな!」

男「まあ、俺のメリットが全然見当たらないわけですよ!」

グール「ん?まあ、そうだね」

男「だから…その代わり君が働いて!そのお金をすべて俺に!」

グール「ええ!?流石にそれは…」

男「そうだね…じゃあ、食費だけね?」

グール「まあ、それなら…」

男「じゃあ、一緒に住むほうが楽だよな〜」

男「まあ、俺は働く気がないから…お前の家でいいな」

6 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/09/30(水) 02:48:43.661 ID:u2EJuBjv0.net
グール「君はアレだね…ようはヒモになるつもりなの?」

男「まあ、そうだね?」

グール「マジかい!!?」

男「だって、その代わり毎日痛い思いしなきゃいけねぇんだぞ…?」

男「これくらいの代価はあっていいはずだ!」

グール「まあ、そうだが…いや〜生えてくるっていいね」

男「何言ってんだお前…俺はこれの所為で…」

グール「あ…すまん、軽率なことを…」

グール「(そうだよな…そんな体だ…不便なことも…たくさん…)」

7 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/09/30(水) 02:52:23.682 ID:u2EJuBjv0.net
男「これの所為で…特に困ったことなかったわ」ハハハ

グール「…」ズコーッ

グール「ハハ…君はあれだね…漫才の才能があるよ…割とマジで」

男「お前のコケっぷりもたいしたもんだぜ」グッ

グール「ありがと…じゃなくて…」

グール「まあ、こんなやりとりはどうでもいいけど…」

グール「とりあえず…俺の家に行こうか…」

男「え!…お前、俺を家に連れ込んで何しようってんだ」///

グール「君…今までの話聞いてた?つーか赤くならないで?」

男「おう、冗談だ!」

グール「うん、激しくウザい!」

男「気にするな」ハハハ

グール「笑ってごまかすなよ?」

8 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/09/30(水) 02:55:07.272 ID:u2EJuBjv0.net
男「ここが君の家か?」

グール「そうだよ、中は結構綺麗にしてるから」

グール「さ、こっちだよ」

男「…ここか〜結構広いな〜」

グール「まあね」

男「君がなにして働いてるかしらんけど…」

男「悪いことじゃないよね〜」ニヤニヤ

グール「君は俺をどういう目で見てるんだ」

男「ま、冗談はこれくらいにしてっと」

9 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/09/30(水) 02:57:53.476 ID:u2EJuBjv0.net
男「とりあえず…」

グール「何してるの?」

男「え?くつろいでる?」

男「お前は次に!なんで疑問系?という!!」

グール「なんで疑問系?…ハッ!!」

グール「なんて、くだらんことやらんでいい」ビシッ

男「本当にノリがいい奴だぜ…」

グール「おう、全然嬉しくねぇけどな」

男「そうか?」

10 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/09/30(水) 03:00:29.136 ID:u2EJuBjv0.net
男「まあ、とりあえずテレビ見てるから…あとは勝手にしてて」

グール「うん、勝手にするけど…それ絶対に俺の台詞だよね」

男「ん〜気にするな…」

グール「はいはい、いちいちツッコミ入れてたらキリがないからね」スタスタ

男「…」

グール「さてと…とりあえず、あいつのご飯でも作るか」

グール「一応、これから俺は食事をもらうわけだし…このくらいしないとな」

11 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/09/30(水) 03:03:18.123 ID:u2EJuBjv0.net
グール「さて、できたっと…」

グール「なあ、ご飯できた…けど」

男「zzz」

グール「あ、寝てる…」

グール「う〜ん…これはラップでもしとくか…」

男「ん〜ん…」zzz

グール「毛布でもかけておくか…」

グール「…よっと」

男「zzz」

グール「俺も一眠りするかな〜」スタスタ

12 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/09/30(水) 03:05:36.686 ID:u2EJuBjv0.net
一時間後

男「ん?…アレ俺寝ちまってたのか…」

男「ん?毛布かかってる…さてはあいつだな」

男「というか、あいつしかいねぇしな」

男「あいつは…どこかな?」

グール「zzz」

男「寝ている…」

男「あ!」ピコーン

男「これをこうしてっとこうしてああやって!」

男「できたぜ…特製落書き!」

男「鏡見たときのこいつの反応を録画しとこっと」フッフッフ

13 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/09/30(水) 03:12:13.991 ID:u2EJuBjv0.net
グール「んん?」

グール「ん〜随分寝てたな…」

グール「顔でも洗ってくるか…」

グール「なんだ…これ…」

グール「あいつの仕業…だよな…どう考えても…」

グール「あの野郎…この恨みは重いぜぇ…」

男「ハッハッハ」

グール「男く〜ん?」

男「あ、お前の弱みはちゃんと握ってるぜ?」

グール「は?」

14 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/09/30(水) 03:14:57.839 ID:u2EJuBjv0.net
男「これ…」

グール「ぐっ…」

男「悪いな…フッフッフ」

男「これをバラされたくないだろ?」

グール「…それだけは、どうかご勘弁を…」

男「ああ、これをバラされたくないよなぁ〜」

男「こんな、趣味バレたらまずいよなぁ〜」

グール「うるせぇ!ぬいぐるみ趣味のどこが悪い!!」

男「知らねぇよ…お前がバラされんの嫌がってんだろ…」

グール「グググ…殺してやりたい…」

男「悪いな、俺は死なん」

グール「くそぉぉぉ!!」

15 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/09/30(水) 03:21:54.351 ID:u2EJuBjv0.net
男「さて〜…パソでもやろうかな〜」

グール「待て…俺の仕事道具だから…勝手に使うな…」

男「だったら〜俺に買ってよ〜」

グール「うるせぇよ…駄々こねんな…きめえ」

男「酷い…バラされたくなければ買え…」

グール「酷いのはどっちだよ…」プルプル



グール「この安いのでいいよな」

男「いやいや、これでも結構な額ですよ…旦那…」

グール「そうだな…」

グール「はっきり言って家の家庭に大ダメージだ…」

16 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/09/30(水) 03:24:27.262 ID:u2EJuBjv0.net
グール「はっきり言って家の家計に大ダメージだ…」

17 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/09/30(水) 03:31:03.306 ID:u2EJuBjv0.net
男「わ〜い!パソGET〜」

グール「ムカつくわぁ…こいつマジでムカつく…」

男「なぜ?」

グール「わからんのか…この野郎…」

男「気にするな…」

男「俺はそう…欲望に忠実なんだ…」

グール「ふっ…清々しいまでのクズだな」

男「そうか…でもなグール…」

グール「なんだよ?」

男「きっと…俺よりクズなやつは…いっぱいいるハズだ」

グール「いや、それは別に関係ないし…」

男「そうだな…」

グール「あっさりだな…」

男「いや、言い訳も面倒になった」

グール「結局言い訳かよ」

18 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/09/30(水) 03:34:17.341 ID:u2EJuBjv0.net
男「そりゃそうだ…所詮自分がかわいいのさ」

グール「お前に言われると説得力ありすぎて逆に困るな」

男「フッ…悪いな」

グール「まあ、別にな…褒めてるわけでもないが」

男「そうか…なんか涙が…気のせいだった」

グール「うぜぇ…」

グール「ふう…やっと家に着いた…」

男「フッフッフ…さっそく、繋げてくれ」

グール「は?」

男「え?いや、俺繋げ方しらんし」

男「あとは任せた〜」

グール「あいつ…マジでボコりてぇ…」

19 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/09/30(水) 03:39:30.498 ID:RST2kD3c0.net
みているぞ…

20 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/09/30(水) 03:48:50.742 ID:u2EJuBjv0.net
男「フッフッフ…おお〜いいねぇ〜」

グール「ああ〜面倒だった…」

男「お礼は俺の腕でしてやろう」

グール「この場合は比喩じゃなくてマジだからな…」

男「さて…いくぜいくぜいくぜぇぇ〜」

グール「俺は疲れたから…寝る…」

男「フッフッフ…フッフッフ」

グール「はぁ…」

21 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/09/30(水) 03:52:41.443 ID:u2EJuBjv0.net
グール「zzz」

男「フッフッフ〜」

グール「zzz」

男「エロゲーが欲しくなるぜ〜」

グール「(何言ってんだこいつ…)」

男「アマ○ンで買おうか…)」

グール「(こいつ何勝手にア○ゾンで買い物しようとしてやがる…)」

グール「おい、てめぇ…何してる」

男「え?俺の金で買い物?」

グール「グッ…まあ、そうなるのか…」

男「フッフッフ…俺が何を買おうと俺の勝手だぁぁ!!」

グール「いや、しかし…悪影響だ!」

男「俺はもう大人だ」

グール「はぁ…もう好きにしろ…面倒だし」

男「そうでなくちゃ」ハッハッハ

22 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/09/30(水) 03:55:16.010 ID:u2EJuBjv0.net
男「やっと…来たぜ」

グール「何それ?」

男「ん?エロゲー?」

グール「ああ、そういえば買ってたな…」

男「ああ、俺はこいつの為に生きてたと言っても…過言だ!」

グール「そうだよな」

男「なんだよ〜ツッコミにキレがねぇ〜」

グール「つーか、いい加減疲れるっつの…」

男「そうか、とりあえず、プレイしてくるわ」

グール「はいはい、楽しんで来い」

23 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/09/30(水) 03:58:59.322 ID:u2EJuBjv0.net
男「…」ジーッ

グール「あいつ、超真剣にプレイしてんな…ちょ、ちょっとだけ覗いてみようかな〜」チラッ

女の子「グール君大好きっ!」

グール「おいっ!!?」ユサッユサッ

男「なんだよ?」チッ

グール「てめぇ今舌打ちしたよなっ!?いやそうじゃなくて!!」

グール「なんだ!?この名前!!?」

男「ん?いや、これ自分で名前決めれるから」

グール「いやいやいや、ね?これおかしいよね?」

男「いや、全然!」

グール「つーか、お前!!絶対にこれやりたいだけだろぉ!!」

男「うん、正解!!」

グール「うぜぇぇぇ!!!」

24 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/09/30(水) 04:05:04.052 ID:u2EJuBjv0.net
グール「なにしてんだ…?」

男「…」ジィー

グール「(えっと?グールの殺し方…?)」

男「…」ジィー

グール「(そっか…グールを殺したいのか〜…)」

グール「(こいつは何をしてるんだろ…)」

男「ん?どうした?」

グール「おい、これはどういうことだ?」

男「ん〜そうだね…ちょっと興味がわいた?」

グール「俺を殺す?」

男「正解?」

グール「逆に殺してやろうか?」

男「ノーノー…殺せない〜」

男「わかる?」

グール「ムカつくわぁ〜久しぶりにムカつくわ〜」

25 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/09/30(水) 04:07:38.030 ID:u2EJuBjv0.net
男「おいっ!!お前…」

グール「なっ!なんだよ…」

男「俺はいつでも…ムカつく奴だよ?」

グール「うん、そうだった…ごめん忘れてたよ」

男「まったく、お前は忘れん坊だな〜」

グール「うん、こういうのもムカつく」

男「グール…」

グール「なんだよ」

男「今に始まったことじゃ…ないだろ?」

グール「うん、そうだった…言うだけ無駄なんだな…お前は」

男「正解」

26 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/09/30(水) 04:14:42.ウンコ ID:u2EJuBjv0.net
男「さて、俺もいい加減本気になるか」

グール「そ、そうか!!?」

男「ああ、本気で…寝る」

グール「本気で寝る!!?」

男「…」zzz

グール「こいつもう、寝てやがる!!?」

男「…」zzz

グール「はあ、もういい……」

グール「一応…毛布かけるか…」

グール「風邪でも引かれたら面倒だし」

27 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/09/30(水) 04:19:04.631 ID:u2EJuBjv0.net
男「…」zzz

グール「…仕事の続きしよ…」スタスタ

男「ニート…最高〜」ムニャムニャ

グール「嫌な寝言だな…起きてんのか?」

男「フフフ、グール〜」

グール「な…なんだ?」

男「いいカモ〜」

グール「こいつ…本当に死なないかな…いや死なないのか…」

男「…」スピー

グール「はぁ…マジで仕事してこよ」スタスタ

28 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/09/30(水) 04:25:37.905 ID:u2EJuBjv0.net
男「愛してるぜ…」

男「フ…はずかしがるなよ…フッフッフ」

グール「(あ、あいつ一人で何してんだ?…頭でも打ったのか?)」

男「え…そんなことないだろ?」

グール「おい、お前…何してんだ?」

男「ああ?」チッ

グール「てめぇ…なんか前にもあったぞ?デジャブ?」

グール「それで、男…なにしてんの?」

男「見てわかんねぇのかよ…ゲームだよ…ゲーム」

グール「え?何…お前…ゲームに向かって」

グール「話しかけてたの?」プッ

男「バカか…お前、これは話しかけると…ちゃんと応対してくれるんだぜ?」

29 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/09/30(水) 04:29:25.670 ID:u2EJuBjv0.net
グール「え?マジ?」

男「そうだよ、ゲームはここまで進化したんだよ」

男「(当然嘘だよ)」

グール「そ、そうか…へぇ〜すごいな…」

男「(こいつ…バカだ)」ププッ

男「当たり前だろ?お前じゃあるまいし」

グール「いやいや、俺ゲームに向かって独り言しねぇーし!」

男「え?そうだっけ?」

男「でもさ」

男「…」ポチッ

グール「今日も疲れたね」

ぬいぐるみ「そうだね〜」

30 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/09/30(水) 04:32:43.632 ID:u2EJuBjv0.net
男「こういうわけさ」

グール「…殺すぞ?消せ」

男「ええ〜」

男「だが断る」

グール「…」

グール「ぶっ殺す!!食い尽くす!!」

男「ハッハッハ〜無理無理俺には効かない〜」

グール「ハァハァ」

男「どうした〜?もう終わりか?」

グール「…はぁ、俺としたことが…怒りで我を忘れていた…」

男「そうか…かわいそうに…ざまぁ」

グール「慰めたいのか、貶したいのかどっちだよ…」

男「そうだな…どちらも…かな」

グール「もう、どうでもいいや」

男「そうか〜」ハッハッハ

31 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/09/30(水) 04:35:54.761 ID:u2EJuBjv0.net
男「俺には死という文字はないから…」

グール「食い殺すことはできる気が…」

男「それも無理だ…食い殺しても…食った中で…フフフフ」

グール「お前食うのやめようかな…」

男「大丈夫だって〜食い尽くさない限りは…」

グール「怖い…自分も結構怖い存在なのにそれを凌駕してるお前が」

男「そう?」ニヤッ

グール「何、含みのある笑みしてんだこの野郎ーっ!」

男「気にするな」

グール「はぁ…まあ、いつものことか」

32 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/09/30(水) 04:40:07.499 ID:u2EJuBjv0.net
男「さて、ここに来て結構経ちました…」

グール「そうっすね…」

男「なんと今日は…グールさんの誕生日ー!!」

グール「え…お前…俺のために?」

男「当たり前だろ?俺は…ちゃんとお前のこと尊敬…」

グール「そこで切るなよ!」

男「まあ、それはおいといて!」

男「ジャーン…ケーキだったりして」

グール「おお、食っていいのか?」

男「ああ、つーか、お前ケーキ食えるの?」

グール「ああ、たいていのものは食えるんだって」

グール「甘い物は好きな部類に入る」

33 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/09/30(水) 04:43:36.977 ID:u2EJuBjv0.net
男「そら、よかった」

グール「いただきます」パクッ

グール「…ぎゃぁぁぁ」

グール「なんじゃこりゃぁぁぁぁ!!?」

男「え?特製タバスコケーキ〜いえーい大成功〜」

グール「てめぇ…このケーキてめえに食わせてやるぅぅぅ!!!」バーンッ

男「…」モグモグ

男「うん、普通にうめぇ」

グール「てめぇ…普通に食えんのかよ…」

男「当たり前だろ…だって俺…辛いの好きだし…」

グール「これはそういうことじゃないと思うけど…」

男「まあ、とりあえず」

男「誕生日おめでとー」

34 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/09/30(水) 04:44:21.617 ID:u2EJuBjv0.net
グール「ぐっ…素直に喜べんが…ありがと」

男「気にするな…!」

終わり

35 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/09/30(水) 05:05:41.892 ID:k6Scv9o50.net


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