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プリウス「俺を買ってくれ!」俺「!」
- 1 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/12/13(日) 01:23:13.881 ID:YQA7FRht0.net
- 俺「ンン!誰だ今のは!」
プリウス「俺だよ!オレオレ!」
俺「エッ!まさかそこの中古のプリウスか?」
プリウス「そうだ!」
俺「なんで、お前喋れるんだ!」
プリウス「お前こそ俺の言葉が聞こえるんだな!嬉しい!」
俺「エッどういうことだ」
プリウス「俺はいつも人間に話しかけてんだ、買ってくれ、見てくれって」
俺「はぁ」
プリウス「だが誰も気づかない。それどころか人間は俺のことをいつも馬鹿にしてきやがる!」
俺「まぁ、そういう風潮はあるだろうが俺はそう思ってない」
プリウス「あぁ、あんたは俺達プリウスに対してなんとも思っていないようだ。実はな、車ってのはあんたら人間の心が読めるんだ」
俺「エッ!!」
プリウス「なぁ、こりゃ運命だ俺を買ってくれよ」
俺「そう言われてもなぁ」
プリウス「お願いお願い」
俺「仕方がないな、確かに運命かもしれん買ってやろう」
プリウス「やった!!よッ世界一!あんたが大将!」
- 2 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/12/13(日) 01:23:45.394 ID:3uQDwTOt0012345.net
- 感動した
- 3 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/12/13(日) 01:23:58.444 ID:ribxVWSa0.net
- 全米が抜いた
- 4 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/12/13(日) 01:24:02.135 ID:ON23m3KK0.net
- 俺には話しかけてこないから買ってやらん
- 5 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/12/13(日) 01:25:35.118 ID:bs3Mp4qnd.net
- プリウス「買ってもらったお礼に今日はかっ飛ばすぜ!」
俺「うわ!危ない!その先は崖だ!」
プリウス・俺「あーーーれーーーー」
どんがらがっしゃん!
fin
- 6 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/12/13(日) 01:26:23.023 ID:gBlc1+ta0.net
- ランボルギーニはクールなお姉さんに違いない
- 7 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/12/13(日) 01:26:52.770 ID:YQA7FRht0.net
- 納車
プリウス「これから宜しくな。なぁ、早く走ろうぜ今すぐかっ飛ばしたい気分だ」
俺「それはまた明日にしよう」
プリウス「なんで!」
俺「今日は疲れたよ、休日ぐらい休ませてくれる」
プリウス「休日だから行くんだろ!ほら、早く!」
俺「仕方がないな。どこへ行きたい」
プリウス「!お、俺に選ばせてくれるのか?」
俺「あぁ」
プリウス「あ、あ、じゃあ!えっと、海がいい!」
俺「分かった、じゃあお台場でも行こうか」
プリウス「わぁい!」
- 8 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/12/13(日) 01:29:08.891 ID:YQA7FRht0.net
- プリウス「ヒュー!走ってると生きてるって感じするぜ」ウィーーン
俺「そんなにスピード出してないじゃないか。これから高速乗るぞ。」
プリウス「高速!高速!!!」
俺「よし行くぞ!」
プリウス「ヒャッホー!!ワーイ!!!」ブーン
- 9 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/12/13(日) 01:31:21.499 ID:6V2f2w4Wa.net
- 限り無い鬱の香りが漂ってくる
俺はこのスレから避難する
- 10 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/12/13(日) 01:31:32.731 ID:YQA7FRht0.net
- プリウス「あは、アハハ!楽しい!楽しい!!」
俺「よし、もっと出すか!」踏みッ
プリウス「ヒャーーーー!!!アハハハハ!!!」
俺「ハハハ!騒がしいプリウスだ。」
プリウス「生きててこんなに楽しいことは無かった!なぁ、お前もそうだろう!」
俺「ウーン」
プリウス「!!なんで!」
俺「あぁ、楽しいよ」
プリウス「へへ、やっぱりか?へへ..///」
- 11 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/12/13(日) 01:34:46.864 ID:YQA7FRht0.net
- レインボーブリッジ
俺「久しぶりに橋使うなァ」
プリウス「ワァー....」
俺「どうした」
プリウス「凄いなぁ、橋が虹色だ...」
俺「レインボーブリッジだからな。ほら、向こうの夜景も綺麗だろ。」
プリウス「俺は前向いてるからよく見えないぜ」
俺「ハハ、じゃあカーブでよく見とけよ」くるッ
プリウス「あぁ...わぁッ...!」
俺「良かったな」
プリウス「あぁ、あぁ!...ありがとなぁ..!」
- 12 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/12/13(日) 01:37:32.559 ID:YQA7FRht0.net
- お台場
俺「ここがお台場だ。」
プリウス「もっと近くで海がみたい」
俺「そう言われてもなぁ、車はそんなに近づけないからな。とりあえず駐車場に停めるぞ。ここなら見えるかもしれん」
プリウス「海見たい海!!」
- 13 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/12/13(日) 01:38:39.548 ID:tjB8KcsD0.net
- ホモの人?
- 14 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/12/13(日) 01:41:12.191 ID:YQA7FRht0.net
- 俺「多分駐車カードを取るときに見えると思う、しっかり見ておくんだぞ」
プリウス「あぁ!」
俺「ほら、どうだ?後続車がいないからちょっと止まってやるよ」
プリウス「あ、見えた!少し見えたぞ!!近い!海が近い!!」
俺「ハハハ、よかったな。じゃあ止めるからな」
プリウス「あぁ!」
俺「ここなら少し見えるぞ」
プリウス「あぁ、ありがとうな..何から何まで...」
俺「いいんだ、ちょっとは楽しませてやりたいだろ」
プリウス「あんたは最高の人間だ!腕があったら抱きしめていたよ...」
- 15 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/12/13(日) 01:43:10.438 ID:YQA7FRht0.net
- 俺「なんだか喉が渇いたな。ローソン行ってくる」
プリウス「い、行っちゃうのか?」
俺「おいおい、ちゃんと戻ってくるって」
プリウス「そ、そうだよな、そりゃ、そうか..!ハハハ....!」
俺「じゃあ行ってくる。近いからすぐ戻ってこれるよ」
プリウス「あぁ...ちゃんと、戻ってきてくれよ..!」
- 16 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/12/13(日) 01:46:13.570 ID:YQA7FRht0.net
- プリウス「.....」
アクア「プリウスさん...」
プリウス「なんだ」
アクア「今、人間と話していたんですか」
プリウス「あぁ、気づいたか!あいつは凄いんだ、俺に言葉がわかるんだ!」
アクア「エッやっぱりそうなんですか!じゃあ、僕の言葉も..?」
プリウス「さぁ、それはどうだろうか。しかし良いやつだ、俺が海が見たいと言ったらなんとかして見せてやろうってな、頑張ってくれたんだ」
アクア「へぇ、いいなぁ...!」
プリウス「俺は世界一恵まれたプリウスだ。世界一幸せなプリウス...!」
- 17 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/12/13(日) 01:48:01.298 ID:YQA7FRht0.net
- 俺「ごくごく...ふぅ...」
俺「(しかし不思議なこともあるもんだな..)」
俺「(あいつだけじゃなくて他の車も意思があるんだよな)」
俺「(じゃああの車も、そこの車も...)」
俺「(話しかけたら話返してくるのだろうか)」
- 18 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/12/13(日) 01:51:31.155 ID:YQA7FRht0.net
- ヴォォン...
俺「(!ランボルギーニだ..!フェラーリも!そうか、ここは何故かオフ会集合場所みたいになっているんだったな)」
俺「(スポーツカーはやはり高慢なのか。話しかけてみたいな。オッ車の主人はどっか行ったな...試しに話しかけてみるか)」テクテク
ランボルギーニ「.....」
俺「(そういえば話しかけなくても心が読めるんだっけか)」
ランボルギーニ「........」
俺「(なんて話しかければ...)」
- 19 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/12/13(日) 01:52:56.449 ID:rJDDl84n0.net
- ほ
- 20 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/12/13(日) 01:54:16.490 ID:YQA7FRht0.net
- ランボルギーニ「おい」
俺「!(お、俺か...?)」
ランボルギーニ「あぁ」
俺「(そ、そうか..やっぱりあんたにも意志があるんだな..)」
ランボルギーニ「あぁそうだ」
俺「(.......何を話せばいいのか..)」
- 21 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/12/13(日) 01:58:13.394 ID:rJDDl84n0.net
- 期待してる
- 22 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/12/13(日) 02:02:28.123 ID:YQA7FRht0.net
- 俺「(そうだあんた..俺がおたくらの話がわかるっての驚かないのか)」
ランボルギーニ「あぁ最初は驚いたさ。あんたがそこのローソンで車には意思があると思っていた時は」
俺「(!そんな広範囲で人の気持ちが読み取れるのか!)」
ランボルギーニ「あぁ。なぁ、俺が欲しいと思わないか」
俺「(そ、そりゃあ...)」
ランボルギーニ「フフ、そうか...今アンタは何乗ってるんだ?」
俺「(....プリウス)」
ランボルギーニ「ふぅん....」
俺「(な、プリウスで何か悪いことでのあるのか)」
ランボルギーニ「なんだ?俺は何も言ってないだろう。でもあんたにプリウスは似合わない..さぁ、もっとこっちへ来るんだ..あんたには俺が似合っている..ほら、ほら....」
俺「あ、あ....」
- 23 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/12/13(日) 02:06:46.786 ID:YQA7FRht0.net
- ランボルギーニ「俺のラインのほうがかっこいいだろう、ボディはつやつやだしなぁ..さぁ、乗ってみろ...」
俺「(!そ、それはできない!)」
ランボルギーニ「なんでだ?俺が欲しくないのか...?大丈夫だ、お前が押せばエンジンがかかるようになっているからな..ほら、早く、主人が来ちまう...」
俺「(だ、だが..お、俺には.....)」
ランボルギーニ「いいじゃないか、プリウスなんてあんな量産型。また買えばいい。あんたは俺を選ぶべきだよ、これは運命だ...お前は俺の運命の人間だ」
俺「(そ、そんなッ...)」
- 24 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/12/13(日) 02:12:39.409 ID:YQA7FRhtH.net
- ランボルギーニ「早く..あぁ、可哀想なやつだお前も俺も..お前はプリウスを選ぶべきじゃなかった...初めて車の声を聞いたから、買っちまったんだろう..たったそれだけだ、それだけの理由で車を買うんじゃない!!俺を選べ!!!俺を選べ!!!俺に乗れ俺をッ」
男「あ、見たいですか?写真撮っても良いですよー!」
俺「あ...はは、い、いや、失礼しました..」タタタ
ランボルギーニ「行くな待て行くな行くな行くな行くな!!!!呪ってやるお前を呪ってやる俺を選ばなかったこと後悔するぞこのクソ野郎!!この!!!!今度見つけたら引きずり回してやる!!俺を選んでくれるまで引きずり回す!!戻ってこい!!戻れ!!!!」
俺「(すまん、すまん....!!)」タタッ...
- 25 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/12/13(日) 02:16:33.587 ID:YQA7FRht0.net
- 俺「ただいま...はぁ、はぁ..」
プリウス「!!ったく!遅いじゃないか!すぐ戻るって言ったろう!」
俺「ハハ..すまんな..ちょっと..」
プリウス「!...お前..浮気しそうだったな!」
俺「だ、だってランボルギーニだぞ?見るぐらいいいじゃないか..でもほら、こうやってお前のとこにちゃんと戻ってきただろう?」
プリウス「全く...もう、戻ってこないかと思ったんだぞ!」
俺「そんな、こんなところに車を置いていくやつなんていないだろ」
プリウス「...いるかもしれないだろ..」
アクア「あ、あの!」
俺「!喋った!!」
- 26 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/12/13(日) 02:28:25.746 ID:YQA7FRht0.net
- アクア「僕だって喋りますよ!プリウスさんは昔主人に捨てられたんです」
プリウス「なッアクア..」
アクア「四人家族の車だったプリウスさんにはよくその一家の大学生の長男が乗っていました。」
俺「はぁ」
アクア「その人はプリウスさんをとても気に入っていました..ですが起業して成功した長男さんはえらく高慢になりプリウスさんを何度も罵倒しました」
プリウス「....」
アクア「そしてある日、豪邸を買う為の資金としてプリウスさんは売りに出されてしまいました。長男さんがプリウスさんに最後に行った言葉、なんだと思います?ゴミが売れてよかった、ですよ?!あんまりです!!!」
俺「ひどい...」
アクア「だからもう、プリウスさんには辛い思いをしてほしくない!あなたはプリウスさんの運命の人なんだ、二度と浮気なんかしちゃダメです!!」
プリウス「ありがとう..アクア...」
俺「分かった、すまなかったな。でも俺はお前を手放さない。絶対に」
プリウス「ん....ありがとう、信じるぞ...
!」
- 27 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/12/13(日) 02:31:48.484 ID:YQA7FRht0.net
- 俺「さて、じゃあもうちょっとドライブしに行こう。もっと海の見やすいところへ行こうじゃないか」
プリウス「まだ俺に付き合ってくれるのか?」
俺「あぁ、幸せにしてやるよ」
プリウス「...///ありがとうなぁ、ほんとうに...!」
アクア「良かったですねプリウスさん!」
プリウス「あぁ、アクアも幸せになれよ!」
アクア「えぇ、僕のご主人様はいい人ですよ。ではいつまでもお幸せに!」
プリウス「あぁ、またな!」ウィーーン
俺「またな!」
アクア「さようなら!」
- 28 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/12/13(日) 02:36:57.117 ID:KPHsPX3i0.net
- ちょっとプリウス買ってくる
- 29 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/12/13(日) 02:37:34.336 ID:YQA7FRht0.net
- プリウス「なぁもっと海の見える場所って?」
俺「すぐ着くぞ。昼間来たらもっと綺麗に見えるんだろうが、夜の海も光っていて俺は好きなんだ」
プリウス「確かに綺麗だったなぁ。今度は昼の海も見たい..い、いいか?」
俺「あぁもちろんだ」
プリウス「へへ....嬉しい...///」
俺「さてそろそろ着くぞ。海と道路の間には木が生えてるからどうしても見えにくいんだがここは比較的木が少ないんだ。ほら、見えるだえろ?」
プリウス「オォ...!もっと近いぞ!おぉ!あぁ、向こうのあれは何だ?クレーンか!すごいなぁ!いくつもある!」
- 30 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/12/13(日) 02:41:22.057 ID:YQA7FRht0.net
- 俺「きっと輸入品や輸出品をなんやかんやしてるんじゃあないか。いやかここの風景はいつ見ても最高だな、まぁ夜しか見たことないんだが..」
プリウス「あぁ、凄いなぁ!はぁ....///」
俺「どうしたため息なんてついて」
プリウス「いや、へへ...幸せだなって...///」
俺「そうかそうか」
プリウス「..き」
俺「え?」
プリウス「好き..俺はお前のこと大好きだぞ..///」
俺「ありがとう、俺もお前のこと好きだ」
プリウス「へへ.....///」
- 31 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/12/13(日) 02:46:42.315 ID:YQA7FRht0.net
- プリウス「俺からじゃ触れないから、お前から触ってくれ..///」
俺「え?」
プリウス「俺の色んなところ触っていいんだからな?///」
俺「ボンネットの中とかか?」
プリウス「へ、へへ..///」
俺「手が黒くなるからなぁ」
プリウス「だから今は嫌だって?ったく浪漫もクソもねぇなぁ」
俺「ボディもあまりベタベタ触ると指紋つくし..」
プリウス「あぁ分かった分かった、じゃあ、掃除する前でもいいから..その時は俺のことたくさん触ってくれよな///」
- 32 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/12/13(日) 02:49:58.078 ID:YQA7FRht0.net
- 俺「じゃあちょっとだけ、なでなで...」なでなで
プリウス「くぅッ....///」
俺「なんだかかわいさを感じるな」
プリウス「え?お、俺がか?車なんだからかっこいいって言ってほしいぜ」
俺「ちゅ」
プリウス「!!!!」
俺「へへ....///」
プリウス「へ、へへ...お前になら..可愛いって言われてもいい...///」
- 33 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/12/13(日) 02:56:56.685 ID:YQA7FRht0.net
- 男「んーなんだか走り心地がいまいちだな」
ランボルギーニ「アイツが欲しいアイツが欲しい..話のわかる人間が欲しい!!!」
男「さて一周して帰ろうかな」ヴゥーン
ランボルギーニ「ハァ、ハァ...///アイツが欲しい..///」
男「なんだろうなぁ、なんかいまいちだな..ウーン今までこんなこと感じたことなかったんだが」
ランボルギーニ「そうえいばさっきプリウスがこっちの方へ行ったなァ、へへ、アイツ、アイツだ、きっと...へへ、突っ込んでやる突っ込んでやる突っ込んでやるからなァ...///」
- 34 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/12/13(日) 03:01:24.296 ID:YQA7FRht0.net
- ヴォォーン
俺「ん..この音は..ラ、ランボルギーニ...!」
プリウス「アッ?!また浮気....じゃないな、なんだ、お前..怖がってるのか?」
俺「ひ、引きずり回して殺される..」
プリウス「ハハハ、そんなこと言ってたのか!だが意思があると行っても流石にハンドルには逆らえないんだぜ車って。だが執念で何とかなるって話も聞いたが..」
俺「あいつから逃げるとき頭の中であいつの声がずっと響いてたんだ、逃げるな待て俺のものにするって..お前心が読めるなら俺の気持ちわかるだろ?」
プリウス「あ、あぁ、怖かったんだな..すまんな浮気とか言って」
俺「あぁ、いいよ。まぁ実際しそうになったんだが..」
プリウス「エ?!なんだって!このッ」
ヴォォーーーーーーーーン
男「なんか..なんか違う..」
ランボルギーニ「あぁアイツがいる!!!アイツが近くにいるのがわかるぞ、へへ...こうなったら...」
男「ン?な、なんだァ?ハンドルが、硬い、逆らう..」
- 35 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/12/13(日) 03:05:28.762 ID:YQA7FRht0.net
- 俺「アッ!き、きた!隠れていいか?」
プリウス「あぁいいぜ。でも、ハハハ、いくらランボルギーニでもこっちにはこれないぜ、ご主人様の言いなりだろうしなぁ」
ランボルギーニ「そうかな!!!」
プリウス「え..?」
ランボルギーニ「今から突っ込んでやるからな、へへ、へへ、お前を廃車にしてやるプリウスにはそれがおにあいだぜ、へへ、ハハハハ!!!!」ヴォオオオオオオオンン
男「おいおい待てよ!!なんでハンドルが効かないんだ!!!このままじゃあのプリウスに突っ込んでしまう!!止まれ、止まれ、このッ!!!」
プリウス「お、おい逃げろ!俺に乗れ!こっちへ突っ込んでくる!おかしいぞ!アイツ基地外だ!!」
俺「ひ、ひィっ!!」
- 36 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/12/13(日) 03:09:41.927 ID:YQA7FRht0.net
- プリウス「早く早く!!」
俺「はぁ、はぁ、よし、行くぞッ!」ウィーーン...
プリウス「もっとアクセル踏め!!!」
俺「ダメだこの先カーブなんだよ!!!!」
プリウス「でも追いつかれるぞ!!相手はスポーツカーだぞ!!!」
俺「そ、そうだ...!」
プリウス「なんだ?!」
俺「俺はランボルギーニに寝返る!」ストップ
プリウス「?!!?!!な、何言ってるんだ!!止まるな!!走れ、走れよ!!!」
- 37 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/12/13(日) 03:16:40.679 ID:YQA7FRht0.net
- プリウス「ほら、走れ!なんで止まるんだカーブ曲がれよ!!」
ランボルギーニ「プリウス聞いたかァ!!ハハハやっぱり俺のほうが好きだとよ!!!ハァハァ、今行ってやるぞ、そこで止まってろよ!!」ヴォォーーーーーーーン!!!!!
俺「....」
プリウス「おい、おい...なんで...やだよ...........」
俺「全く、どいつもこいつもちゃんと心を読まなくちゃダメじゃないか」
プリウス「へ...どういう....アッ..!」
ランボルギーニ「な...アッき、貴様ッ....」ヴォォオオオオオ
俺「このヤンデレギーニめ、直進してコンテナへ突っ込め!」
プリウス「へへ、お前ってやっぱり最高だぜ///さて、俺達はカーブを曲がるとするか」ウィーーン
ランボルギーニ「このッ、クソッ..あ..止まんな....」
ドカーン
- 38 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/12/13(日) 03:20:34.386 ID:YQA7FRht0.net
- 俺「運転手がかわいそうだ、様子を見よう」
プリウス「そうだな」ウィーーン
メラメラ...
プリウス「死んだんじゃないのか..」
俺「アチ、アチチ!」
ヴォン...
俺「!」
プリウス「ま、まだ生きてやがるのか...?!」
燃えてるランボルギーニ「ゆ、許さない..俺は..お前は俺と..運命なのに..許さない、許さんぞおおお......!」
俺「ひッ」
プリウス「とりあえず警察呼んだほうがいいぞ!」
- 39 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/12/13(日) 03:28:04.024 ID:YQA7FRht0.net
- 救急車「あちゃ〜こりゃまた派手にやらかしたな!」
消防車「俺の出番が増えるからありがてぇけどなぁガハハ!」
救急車「ハハハ!」
ランボルギーニ「ハァ、ハァ...ゆ、ゆるさ、ゆるさないいいいいい」
消防車「な、なんか言ってるぞ!コエー!」
救急車「あぁいう車は早く死んだほうがいいな」
俺「え、えぇ、なんだか後ろからすごい音がするなと思って、一旦停止して、その、様子を見たらなんか凄い勢いで走ってきたのでカーブを曲がったんですそしたらドカーンって」
警察「ふむふむ」
プリウス「ランボルギーニ、俺はお前より値段もスペックも低いし酷い言われようなのは知っている。だが俺の方が需要はあるし買ってくれる人もたくさんいるしなにより、心が荒んでない」
ランボルギーニ「き、貴様ァ..貴様ッ..惑わしおって..悪魔め..!!!!呪い.殺し..て..や.......」ボロッガシャン
- 40 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/12/13(日) 03:31:42.909 ID:YQA7FRht0.net
- プリウス「あいつは俺を選んでくれたんだ」
救急車「なんだなんだ?話を聞いていれば痴話喧嘩か?」
プリウス「えぇ、奴ヤバイんですよ実はあーだこーだ」
消防車「ヒェッ恐ろしいな!!」
救急車「なぁ、じゃあその彼は俺達の会話も聞こえてんのか」
プリウス「多分..だろ?」
俺「(ん...!)」ニコッ
警察「もうちょっと詳しいお話お聞きしていいですかね」
俺「えぇいいですよ」
- 41 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/12/13(日) 03:36:45.833 ID:YQA7FRht0.net
- 翌日
俺「運転手がかわいそうだったな..」
プリウス「あぁ..でも俺はお前が生きていてくれて本当に良かったと思ってるぜ」
俺「うん、俺もだ」なでなで
プリウス「あ、そ、そこ...///」
俺「え?レバーがどうした?まさか..」
プリウス「い、いや、別に気持ちいい!とかそういう訳じゃあないんだけどな、その、へへ、やらしくないか...?///似てて....///」
俺「な...ヘヘ...そう言われてみれば、ケツに入れたくなる形をしている...」
プリウス「あ、お、お前の、中...?///」
- 42 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/12/13(日) 03:40:29.837 ID:YQA7FRht0.net
- 俺「お、あ、あ....ンおぁッ////」ズププッ!!ニュプンッ!
プリウス「あぁ...お、お前の中、や、柔らかいな...///」
俺「ひ、く、車と交尾、車と交尾しる、へへ、あぁっ...///」フリフリシコシコ
プリウス「あぁお前のやらしい声聞いてるだけで俺も興奮してきた、へへ、エンストしそうだぁ///」
- 43 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/12/13(日) 03:41:27.599 ID:YQA7FRht0.net
- こうして俺はプリウスと幸せで少しやらしい生活を送っています おわり
- 44 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/12/13(日) 03:50:56.076 ID:kbgIk0yt0.net
- 乙
- 45 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/12/13(日) 03:57:06.270 ID:Q5ellaxJ0.net
- なるほど
- 46 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/12/13(日) 04:24:19.419 ID:B5XPZOP40.net
- すごい世界観だ
- 47 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/12/13(日) 05:08:14.691 ID:YQA7FRht0.net
- 本当はプリウスよりランボルギーニの方が好きだけど最近のプリウスがあまりにかわいそうだと思って
- 48 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/12/13(日) 05:16:28.653 ID:vPsKcNaeM.net
- プリウステマスレ
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