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リツコ「アスカのシンクロ率を上げる方法を思いついたわ」

1 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/12/22(火) 21:56:04.902 ID:HNk0zOmH0.net
アスカ「えっ本当?!」

リツコ「ええ…この理論を用いればなぜ今まで思いつかなかったのかと問い詰めたいくらい簡単な方法で上がるわ」

アスカ「何何!?教えて!」

リツコ「単純に幸福感を上げるだけでいいのよ」

アスカ「幸福感?」

リツコ「そう、あなたがエヴァに乗ることを幸せだと思えればいいの」

アスカ「簡単に言うけどどうやって上げるわけ?」

リツコ「もちろん決まってるじゃない」

リツコ「好きな人をエヴァの中で感じられればいいのよ」

2 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/12/22(火) 22:00:05.700 ID:HNk0zOmH0.net
アスカ「加地さんが一緒に乗ってくれるとでも言うの?」

リツコ「それはできないけどもっと簡単な方法よ、加地君の音声パターンをプログラミングしてあなたのインターフェイスに繋げるだけ」

アスカ「カーナビみたいな感じ?」

リツコ「その通りよ」

アスカ「そんな単純な方法で上がるかしら?」

リツコ「ものは試しよ、もう準備は出来てるわ」

アスカ「はやい」

リツコ「後はあなたの了承だけよ」

3 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/12/22(火) 22:05:53.261 ID:HNk0zOmH0.net
アスカ「ダメ元で試してみるわ」

リツコ「では早速始めるわよ」

ッターン

アスカ「…」ソワソワ

アスカ「…」ソワソワ

加地「聞こえてるか?アスカ?」

アスカ「!」

アスカ「凄い!加地さんそのものじゃない!」

アスカ「今のリツコ?」

リツコ(加持ボイス)「そうだ、凄いだろう?そっくりそのまま俺がコピーされてるんだ」

アスカ「まさか口調まで変換してくれるとは流石ネルフの技術ね」

4 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/12/22(火) 22:09:22.495 ID:yBfqkmVMM.net
期待

5 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/12/22(火) 22:10:15.555 ID:HNk0zOmH0.net
リツコ(加持ボイス)「どうだ?幸福感は味わえてるか?」

アスカ「まあまあいい感じよ」

モニター室

マヤ「凄い…シンクロ率が10%上がってます」

リツコ「それだけ上がれば上出来ね」

リツコ「とりあえずは成功と言うところかしら」

リツコ(初回でこれならまだ伸びしろはあるわ…またデータを取らないとね…)

6 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/12/22(火) 22:13:38.413 ID:HNk0zOmH0.net
ロッカールーム

アスカ「〜♪」

レイ「…」

アスカ「お先に失礼〜♪」

レイ「ええ」

レイ(…)

レイ(弐号機の人…とてもぽかぽかしてる)

レイ(こんな弐号機の人見るの始めて…)

7 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/12/22(火) 22:18:40.452 ID:8Tyqxouqa.net
支援age

8 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/12/22(火) 22:19:16.530 ID:HNk0zOmH0.net
コンコン

リツコ「レイ、健診の時間よ」

レイ「…はい」

リツコ「どうしたの?珍しく思い悩んでる顔して」

レイ「何でもないです」

リツコ「そう?」

レイ「ただ、今日の朝の弐号機の人とさっきの弐号機の人ではどこか違うような感じがして」

リツコ「あら」

レイ「なんだかぽかぽかしてたんです」

9 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/12/22(火) 22:22:17.445 ID:HNk0zOmH0.net
リツコ「心が暖かくなったのね」

レイ「暖かく…?」

リツコ「自然と心がぽかぽかしたんでしょう?」

リツコ「それが心が暖かくなるという事よ」

レイ「暖かくなると、どうなる…、ですか?」

リツコ「幸せを感じてるという事よ」

レイ「幸せ…」

10 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/12/22(火) 22:23:46.134 ID:HNk0zOmH0.net
レイ「私、弐号機の人を見て幸せに…なった?」

リツコ「そういう事になるわね」

レイ「…」

リツコ「…ねえ?」

リツコ「もっと幸せになってみたい?」

レイ「…」コク

11 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/12/22(火) 22:28:39.262 ID:HNk0zOmH0.net
実験室

リツコ「では始めるわよ」

レイ「はい」

ッターン

レイ「…」ソワ

レイ「…」…ソワ

リツコ(アスカボイス)「ハァ〜イファースト」

レイ「!」

リツコ(アスカボイス)「聞こえてるぅ?」

レイ「…聞こえてるわ」

モニター室

リツコ「シンクロ率は?」

マヤ「特に変化ありません」

リツコ「あら?」

12 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/12/22(火) 22:29:21.733 ID:xqp5jHNM0.net
何か二次元コンテンツにはまってった同級生を思い出す

13 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/12/22(火) 22:29:54.521 ID:RsjFvm7Ee.net
カヲルボイスにすればシンジアスカレイ全員幸せになれるじゃん

14 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/12/22(火) 22:34:06.982 ID:HNk0zOmH0.net
リツコ「音声切り替え元にもどして」

マヤ「戻しました」ポチッ

リツコ「レイ、アスカの音声に何か問題でもあった?」

レイ「いえ、特に異常ありませんでした」

リツコ「あの時と同じ気持ちは味わえた?」

レイ「いえ…」

リツコ「何が問題だったのかしら」

レイ「…わかりません」

リツコ(…調査の必要がありそうね)

15 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/12/22(火) 22:38:39.249 ID:HNk0zOmH0.net
ミサトの家

アスカ「明日は楽しみシンクロテスト〜♪」

シンジ(最近アスカの機嫌が良すぎて怖い…)

アスカ「あ、シンジ!今日の夕飯何〜?」

シンジ「味噌汁と…」

シンジ「あっ!…アスカ味噌汁嫌いだったよね…コンソメスープにするよ」

アスカ「いいわよ味噌汁で」

シンジ「そ…そう?」

アスカ「うん、食べれるならなんでもいいわ」

シンジ「なんだよそれ」

シンジ(…怖すぎる)

16 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/12/22(火) 22:40:24.510 ID:yJgn3kJn0.net
シンジは誰の声で幸せになるんですかねぇ…

17 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/12/22(火) 22:43:08.726 ID:HNk0zOmH0.net
シンジ「…じゃあ僕買い物に行ってくるね」

アスカ「待って私も行く!」

シンジ「えっ!?」

アスカ「何よそんなに驚く事無いじゃない」

シンジ「そうだよね…うん」

アスカ「何よ〜?」

シンジ「いや!久しぶりに一緒に出かけれて嬉しいなって!」

アスカ「そうよ私が付き合ってあげるんだから」

シンジ「ハハハ」

シンジ(あああああ)ビクビク

18 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/12/22(火) 22:48:49.384 ID:HNk0zOmH0.net
シンジ(怖い怖い怖い怖い!)

シンジ(何なんだよ!僕アスカに何かしたっけ?)

シンジ「…」

アスカ「ねぇ、味噌汁の他は何するの?」

シンジ「そ、そうだ…!何にするかまだ考えてなかった」

アスカ「じゃあ今日はシンジの好きな物をおかずにしない?」

シンジ「ヒィィィィ」ガタガタガタ

19 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/12/22(火) 22:51:58.437 ID:HNk0zOmH0.net
アスカ「そんな声出す事無いじゃない!」

シンジ「ごめん…」

アスカ「今日のシンジなんか変」

シンジ(…アスカの方がよっぽど変だよ)

アスカ「熱でもあるの?」

ペト

シンジ「」

20 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/12/22(火) 22:54:43.968 ID:HNk0zOmH0.net


シンジ「…」

スコッスコッスコッスコッ

シンジ「…ハアッ…ハアッ…」

スコッスコッスコッスコッ

シンジ(おでこぺったんとか!ほっぺ支えておでこぺったんとか!)

シンジ「…うっ」

ドピュッ

シンジ「…たまらん」

21 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/12/22(火) 23:03:35.166 ID:HNk0zOmH0.net
翌日 実験室

リツコ「では実験を始めるわよ」

アスカ「はいはーい!早く始めて!」

シンジ「…」

レイ「」コクッ

マヤ「シンクロスタートします」

アスカ「〜♪」

リツコ「今回はいつもとは少し異なる実験をします」

アスカ「えっ?違うの?」

リツコ「ええ、かと言って特に変わったことをしてもらう訳ではないわ」

シンジ「何をすればいいんですか?」

リツコ「ただリラックスして会話をするだけでいいの」

アスカ「それだけ?」

リツコ「そう、途中で嫌になったら帰ってもらって構わないわ」

リツコ「でも最低一時間は話して頂戴」

22 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/12/22(火) 23:06:22.443 ID:yJgn3kJn0.net
しえんた

23 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/12/22(火) 23:07:09.908 ID:HNk0zOmH0.net
アスカ「話すったってこのメンバーでの話題なんてたかが知れてるわ」

シンジ「…そんなはっきり言わなくても」

アスカ「ふんっ」

レイ「碇君…何か話しましょう」

シンジ「!…そうだね」

シンジ「…何か」

レイ「…」

アスカ「…」

シンジ「…」

24 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/12/22(火) 23:10:45.420 ID:HNk0zOmH0.net
シンジ「…何も思いつかない」

レイ「えぇ…」

アスカ「ぜんっぜん会話できてないじゃない!」

シンジ「仕方ないじゃないか!思いつかないんだから」

アスカ「このメンバーで話せってのが無理な話しなのよ!」

シンジ「…昨日は優しかったのに」

レイ「えぇ…二号機の人、昨日はぽかぽかしてた」

アスカ「なんなのよ二人して!エコヒイキまで」

25 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/12/22(火) 23:14:13.123 ID:HNk0zOmH0.net
レイ「昨日、二号機の人…幸せ、そうだった」

レイ「でも、今日は…嫌な気持ち」

アスカ「なによそれ」

レイ「私、また幸せそうな二号機の人が見たい」

レイ「…そう思うことは、行けない事?」

シンジ「綾波…」

アスカ「…わかったわよ」

26 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/12/22(火) 23:14:15.395 ID:8Tyqxouqa.net
シコってんじゃねえよw

27 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/12/22(火) 23:17:04.813 ID:fcZ+5eUBr.net
あくしろよ

28 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/12/22(火) 23:27:21.483 ID:HNk0zOmH0.net
アスカ「わかったから…その二号機の人ってのやめてよね」

レイ「…ファースト」

アスカ「レイって呼ぶから、アスカでいいわよ」

レイ「…アスカ」

アスカ「…なんかムズムズする」

29 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/12/22(火) 23:36:52.235 ID:k4kuAfOXd.net
モニター室

マヤ「二号機、零号機、供にシンクロ率上昇しています」

リツコ「数値は?」

マヤ「両機+11%です」

リツコ「この音声プログラムは…必要なかったようね」

ミサト「そうよリツコ、人の力ってのは凄いのよん」

リツコ「まるで最初から予見していたような口ぶりね」

ミサト「あの子達なら乗り越えられるわよ」

ミサト「みんなそれぞれ違う強さを持ってるんだから」



30 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/12/22(火) 23:39:27.853 ID:k4kuAfOXd.net
アスカを好きだと勘違いした綾波に余計な知識吹き込むカヲル君のせいで
危ない方向に持っていこうとしたけどやめた

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