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ハル「なぁシズク…ヤらせろ」シズク「……わかった」

1 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/06(水) 19:43:48.235 ID:6ce7HqVt0.net
ハル「!?」ビクッ

シズク「何?」

ハル「意外とアッサリ快諾されてビビった」

シズク「ハルが言い出したんじゃない」

2 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/06(水) 19:45:12.037 ID:6ce7HqVt0.net
ハル「それは…そうだけど…。でもよ!前はあんなに拒否ってたじゃねーか!」

シズク「それはあんたがいきなり野外で押し倒そうとするから…」

ハル「いやーあんときはみっちゃんに唆されてな。ほんとにすまんかった」

シズク「今度はちゃんとシチュエーションに気を配って欲しい。その…は、初めてだから!」

3 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/06(水) 19:46:09.975 ID:6ce7HqVt0.net
ハル「お、おぅ…」ドキドキドキ

シズク「というわけで、ハル。具体的に私は何をすればいいの?」

ハル「唐突だな!何をって言われてもなぁ…」

シズク「やっぱり天井のシミを数えるべき?」

4 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/06(水) 19:46:39.142 ID:n3Ba6+TR0.net

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5 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/06(水) 19:47:08.561 ID:bvPPNbSU0.net
聖司「待て!」

6 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/06(水) 19:47:32.328 ID:6ce7HqVt0.net
ハル「シズクは相変わらず頭の中が昭和だな」

シズク「そう言われても、経験がないからどうしたらいいかわからない」

ハル「とりあえず俺に任せろ。案ずるより産むが易しってやつだ!」

シズク「う、産む!?…ハル、私は流石にこの若さで母親になるつもりはない!」

7 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/06(水) 19:48:56.728 ID:6ce7HqVt0.net
ハル「ちげぇって。シズク、お前普段の冷静さはどうした?」

シズク「ごめんなさい。少し取り乱してしまったわ」

ハル「そんなアレコレ考えなくたって大丈夫だから俺に任せろ」

シズク「ハル…」キュン

8 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/06(水) 19:50:15.241 ID:6ce7HqVt0.net
ハル「よし。んじゃあ、日付を決めよう」

シズク「えぇ。私は日曜が空いてるけどハルは?」

ハル「俺も日曜なら大丈夫だ」


シズク「……そう。楽しみね」ニコッ


ハル「…ッ!?」キュン

9 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/06(水) 19:51:07.042 ID:7hxJw76V0.net
Vipにこれが立つとは

10 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/06(水) 19:51:30.594 ID:6ce7HqVt0.net
シズク「ハル?どうかした?」

ハル「い、いや…シズクはかわいいなと思って…」ドキドキドキ

シズク「な、何を突然…!」ドキドキドキ

ハル「…でも、ほんとに平気か?無理してねーか?」

11 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/06(水) 19:52:35.793 ID:6ce7HqVt0.net
シズク「平気。…ハルとなら、平気」

ハル「シズク…」


シズク「そ、それに…私だってこういうことに興味がないわけじゃ…ないから…」モジモジ



ハル「やっぱり…シズクはかわいいな」ニコッ

12 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/06(水) 19:54:33.251 ID:6ce7HqVt0.net
その夜

シズクの家


シズク(ハルは任せろと言ってくれたけど…)ソワソワ

シズク「やっぱり予習はしておくべきよね」キリッ


ピッ



シズク「あ、もしもし夏目さん?私、水谷雫だけど…」

13 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/06(水) 19:55:37.002 ID:6ce7HqVt0.net
夏目「ミッティー!?あぁ〜寂しかったですぅ〜!もう何回電話しても『お客様の都合によりお繋ぎ出来ません』って流れるばかりでぇ〜」

シズク「あ、ごめんなさい。着信拒否にしたままだったみたい」


夏目「着拒…」



シズク「それで夏目さんに少し聞きたいことがあるのだけど…」

14 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/06(水) 19:57:25.511 ID:6ce7HqVt0.net
夏目「ふむふむ。そうですか…とうとうミッティとハル君が結ばれるわけですか!良かったですねミッティ!でも、ちょっとハル君にジェラシーですぅ〜!」

シズク「あなたがジェラシーを覚える意味はわからないけど、とにかくそういうことだから事前にきちんと知識を身に付けておかないとって思って…」



夏目「ハル君はなんて言ってるんですか?」

15 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/06(水) 19:58:43.469 ID:6ce7HqVt0.net
シズク「ハルは『俺に任せろ』って言ってくれた。あと、どうやら天井のシミは数えなくて良いらしい」

夏目「そうですかそうですか…ミッティ、私から言えることは一つです!」


シズク「助かるわ夏目さん…それで何?」



夏目「私も経験がないのでわかりまs」


ピッ


シズク(相談する相手を間違えたようね…)

16 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/06(水) 19:59:47.339 ID:6ce7HqVt0.net
シズク(さて…困ったな…。やはりこういうことは経験者に聞かないと…私の友人の中で経験豊富そうな人と言えば…)

シズク「ヤマケン君ね」


ピッ



シズク「もしもし、水谷と申しますけど…」

17 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/06(水) 20:01:23.750 ID:6ce7HqVt0.net
ヤマケン「み、水谷サン!?あんたの携帯全然繋がらなくて心配してたんだけど!?」

シズク「あら、そうだったの?たぶんまたハルが勝手に着信拒否に設定してたのね」


ヤマケン「あ、あの野郎…」グヌヌ…


シズク「あの…ヤマケン君。そう興奮されては相談しにくいのだけど…」

18 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/06(水) 20:02:32.561 ID:6ce7HqVt0.net
ヤマケン「……何?相談って」

シズク「今度の日曜にハルと婚前交渉することになったんだけど…」


ヤマケン「は?婚前…何?」



シズク「ハルとエッチすることになったの」

19 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/06(水) 20:04:14.942 ID:6ce7HqVt0.net
ヤマケン「」

シズク「それで、その道に詳しそうなあなたに色々教えて貰おうと思ったのだけど…」


ヤマケン「」


シズク「ヤマケン君…?聞いてる?」



ヤマケン「ハッ!……で、なんだって?水谷サン」

20 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/06(水) 20:05:59.123 ID:6ce7HqVt0.net
シズク「?…だから、詳しそうなあなたに色々教えて欲しいのよ」

ヤマケン「水谷サン。それっていつの予定?」

シズク「今週の日曜だけど…」


ヤマケン「じゃあその日、ハルに会う前に俺が直接あんたにレクチャーしてやるよ」

21 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/06(水) 20:08:30.421 ID:6ce7HqVt0.net
シズク「いえ、今口頭で教えて欲しいのだけど…」

ヤマケン「わかってないな…水谷サンは」

シズク「…私が何をわかってないと?」



ヤマケン「こういうことは口で言っても伝わらないんだよ。百聞は一見に如かずっていうだろ?」

22 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/06(水) 20:09:56.189 ID:6ce7HqVt0.net
シズク「…一理あるわね。わかったわ。それじゃあ日曜日、お手並み拝見といこうかしら」

ヤマケン「ふっ…俺様の美技に酔いな」


シズク「は?」


ヤマケン「……なんでもない。あぁ…そうそう。この件はハルには内密にしときなよ?」

23 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/06(水) 20:11:09.010 ID:6ce7HqVt0.net
シズク「なぜ?」

ヤマケン「自分の知らないところで努力する女ってのは、男心をくすぐるからさ」

シズク「そう…わかった。それじゃあ、日曜に会いましょう。どうもありがとう…ヤマケン君」


ヤマケン「バイバイ♪水谷サン。…………ヨッシャァァアアア!!!」



ピッ



シズク(何故こんなにテンション高いのだろう…?)

24 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/06(水) 20:12:28.430 ID:6ce7HqVt0.net
一方その頃

ハルの家

ハル「へへへ…」ニヤニヤ

みっちゃん「なんだハル。随分機嫌良いじゃねーか。さては何か良いことあったな?」


ハル「おぉ!わかるかみっちゃん!!」


みっちゃん「そりゃ、そんなニヤニヤしてたら誰だってわかるだろ…」

25 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/06(水) 20:14:20.308 ID:6ce7HqVt0.net
ハル「実はなー…今度の日曜、シズクとエッチすんだ!」

みっちゃん「おっ!良かったじゃねーかハル!今度は大丈夫なんだろうな?またお前の勘違いじゃねぇだろうな?」


ハル「今度は大丈夫だ。なんでもシズクも実はそういうのに興味深々だったらしくてよ、かわいかったなぁ〜あいつ」ニマニマ


みっちゃん「へぇ〜シズクちゃんがねぇ。おっと!いかん。オッサンには刺激が強すぎる…」

26 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/06(水) 20:16:02.084 ID:6ce7HqVt0.net
ハル「つーわけで、みっちゃん。今度は俺を誑かすんじゃねーぞ!」

みっちゃん「人聞き悪いこと言うなよな…。俺がいつお前を誑かしたって?」

ハル「みっちゃんは前科がいっぱいあるからな。今度ばかりは俺のやり方でヤる」



みっちゃん「ハル。…お前のやり方が正しいとは限らないんだぞ」

27 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/06(水) 20:17:12.611 ID:6ce7HqVt0.net
ハル「うっ…みっちゃんはたまに確信ついてくるよな。…でも、シズクに任せろって言っちまったし…」

みっちゃん「心配すんなってハル。俺が秘伝の女の悦ばせ方をお前に伝授s」


ハル「よしっ!ササヤンに聞いてみっか!」


ピッ



みっちゃん「…ハル?おーい!ハルー」

28 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/06(水) 20:18:53.996 ID:6ce7HqVt0.net
ササヤン「……もしもしハル?なんだよ…こんな時間に…」ムニャムニャ

ハル「おぉ!いやちょっとササヤンに聞きたいことがあるんだけど…」

ササヤン「聞きたいこと…?俺、明日部活の練習で朝早いから手短に…」ムニャムニャ



ハル「いや実はな……」

29 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/06(水) 20:19:52.506 ID:6ce7HqVt0.net
ハル「……と、いうわけで、是非ともササヤンの協力を仰ぎたいわけだ!」


ササヤン「Zzz…」


ハル「おい!ササヤン!起きろよ!!」



ササヤン「あ…悪い…で、何?」ムニャムニャ

30 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/06(水) 20:20:57.499 ID:6ce7HqVt0.net
ハル「だから、どうやったら女は悦ぶんだ!?」

ササヤン「…はぁ?…女の喜ばせ方なんて…そんなの大島さんにでも聞いてよ…じゃ」


プツッ…ツー…ツー…ツー…ツー…


ハル「大島か…なるほど」


みっちゃん「おーい!ハル!だから俺が教えt」



ハル「あー!うるせぇぞみっちゃん!!ちょっと外に出てろ!!」

31 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/06(水) 20:22:46.084 ID:6ce7HqVt0.net
ハル(大島は盲点だったな…やっぱり持つべきものは…と、友だな。うん!)


ピッ


ハル「もしもし大島か?」


大島「よ、吉田くん!?えと…こんな時間に…ど、どうしたの…?」



ハル「すまん。ちょっとお前に聞きたいことがあって……」

32 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/06(水) 20:23:50.581 ID:6ce7HqVt0.net
大島「私に聞きたいこと…?」

ハル「お前、どうやったら感じる?」


大島「は?」



ハル「やっぱ胸か?それとも…」

33 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/06(水) 20:24:42.288 ID:6ce7HqVt0.net
大島「ス、ストップ!ストーップ!!」

ハル「どうした?人には言えない性感帯があるのか?」

大島「そうじゃなくて…い、いきなりそんなこと聞かれても困るっていうか…」


ハル「やっぱり胸が良いのか?」

34 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/06(水) 20:25:44.783 ID:6ce7HqVt0.net
大島「だ、だからそう言われても…その…」


ハル「耳か?」



大島「な、なんで知って…って!もう!違うってば!!」



ハル「ん〜…このままじゃラチがあかねーな。大島、今週末ヒマか?」

35 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/06(水) 20:27:06.075 ID:6ce7HqVt0.net
大島「え?今週末…?日曜なら空いてるけど…」

ハル「そっか。んじゃ、シズクとの本番前に済ませりゃ良いか…」

大島「えーと…どういうこと?」

ハル「日曜にお前がどこ感じるか調べるから。んじゃな大島」


大島「ふぇっ!?ちょっ…それどういうk」


ピッ


ハル「これでよしっと。もう入って良いぞみっちゃん!」

36 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/06(水) 20:28:39.087 ID:6ce7HqVt0.net
日曜日

シズク(待ち合わせ場所まで来たけど…きっとヤマケン君はいつも通り遅刻ね。10分待ったら帰るとして…それまでは古文の勉強でも…)イソイソ

ヤマケン「水谷サン」

シズク「ヤマケン君…?珍しく、早いのね…」



ヤマケン「……朝5時に家出たからな」ボソッ



シズク「は?」



ヤマケン「いいから、行こ。水谷サン」

37 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/06(水) 20:30:23.294 ID:6ce7HqVt0.net
シズク「へぇ〜ここが噂に聞くラブホテル…」キョロキョロ

ヤマケン「ほら、部屋こっち」グイッ

シズク「え?こっちでしょう?」


ヤマケン「」


シズク「ほら、こんなところで迷子にならないでね」


ヤマケン「」

38 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/06(水) 20:31:38.615 ID:6ce7HqVt0.net
ガチャッ

ヤマケン「入って…水谷サン」

シズク「す、すごい…」

ヤマケン「ふっ…驚いた?」



シズク「なんて無駄に広い部屋!?」




ヤマケン「」

39 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/06(水) 20:32:42.492 ID:6ce7HqVt0.net
シズク「すごい!ほら見てヤマケン君!こんなに大きいベット、一体なんの意味があるのかしら!」

ヤマケン「……よ、喜んで貰えたようなら何よr」



シズク「そして無駄にスプリングが効いてるわ!ほら見て!トランポリンみたい!!」ピョンピョン




ヤマケン(クソ…ムードぶち壊しなのに可愛いな…)ドキドキドキ

40 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/06(水) 20:33:57.017 ID:6ce7HqVt0.net
ヤマケン「み、水谷サン。…先にシャワー浴びなよ」

シズク「あら?ヤマケン君?私だってそのくらいの知識はあるのよ?」クスクス

ヤマケン「ぐっ…こ、この女…だったらさっさとシャワーを…」



シズク「前もって家で浴びてきたわ。だって水道代がもったいないじゃない」




ヤマケン「」

41 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/06(水) 20:36:00.329 ID:6ce7HqVt0.net
シズク「どうしたの?ヤマケン君」

ヤマケン「…いや、準備オーケーなら始めようか」

シズク「えぇ。それで、私はどうすれば良いの?」



ヤマケン「まずは服を脱いで」

42 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/06(水) 20:37:12.440 ID:6ce7HqVt0.net
シズク「服を…?いえ、出来たら口で説明して欲しいのだけど…」

ヤマケン「だから、百聞は一見に如かずって言ったろ?…それとも、俺が脱がせてあげようか?」


シズク「け、結構です!自分で脱ぐから…あ、あっち向いてて!!」イソイソ



ヤマケン「チッ…」クルッ
(この女…やっぱり何も理解してねぇか…)

43 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/06(水) 20:38:23.196 ID:6ce7HqVt0.net
シズク「ぬ、脱いだけど…それでこの後はどうすればいいの?」


ヤマケン「そりゃ、もちろんキスを…」クルッ


シズク「み、見ないでって言ってるでしょ!?」





ヤマケン(どうすりゃ良いんだよ…)

44 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/06(水) 20:39:18.449 ID:6ce7HqVt0.net
ヤマケン「はぁ…水谷サン。見なかったら何にも出来ないでしょ?」

シズク「わ、私…自分の身体に自信がないから…き、きっと笑われるから…」


ヤマケン「…ハルにも見せないわけ?」



シズク「ハ、ハルなら…きっと…笑わないと思うから…」モジモジ

45 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/06(水) 20:40:47.263 ID:6ce7HqVt0.net
ヤマケン「チッ…あーもうやめやめ!さっさと服着て、水谷サン」

シズク「ヤマケン君…?」


ヤマケン「こんなこと、女が悩む問題じゃないんだよ。ハルが任せろって言ったんだろ?だったら任せりゃいいのさ」



シズク「で、でも…私だってハルに喜んで貰いたいから…だから…どうしたら良いか知りたくて…」

46 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/06(水) 20:41:41.539 ID:6ce7HqVt0.net
ヤマケン「それ」

シズク「…え?」


ヤマケン「あんたが裸になって、『どうしたら良い?』って聞けばハルは大喜びで手取り足取り教えてくれるよ」



シズク「そ、それにしたって、事前にきちんと予習をしないと…」

47 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/06(水) 20:43:06.978 ID:6ce7HqVt0.net
ヤマケン「水谷サン。女ってのはうぶなのが一番なんだよ。経験豊富な女だって何も知らないふりして男に接するんだぜ?だから、知らなくていいんだよ」

シズク「なるほど…。ありがとうヤマケン君。私、頑張る!」

ヤマケン「はいはい。…どういたしまして」
(クソ…なんで俺がこんな後押しするような真似…)


シズク「あ、いま服着るから覗かないでね?」イソイソ



ヤマケン「だ、誰が覗くか!?」

48 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/06(水) 20:44:29.092 ID:6ce7HqVt0.net
一方その頃

ハル「おぅ!大島!待ったか?」

大島「よ、吉田くん!?わ、私も今来たとこだよ!?」

ハル「ん?なんか今日は元気良いな大島」ニコッ


大島「か、かっこいい……じゃなくて!よ、吉田君、あの電話ってどういう意味…?」


ハル「いいからさっさと行くぞー」グイッ



大島「ちょっ、ちょっと待って…」

49 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/06(水) 20:45:53.329 ID:6ce7HqVt0.net
大島(ここは…もしかして…)ゴクリ

ハル「なんだ大島。ラブホ初めてか?」


大島「やっぱりぃー!?」


ハル「あんま大声出すなよ。俺が捕まっちまうだろ?よし行くぞ大島。こっちだー」グイッ



大島(やっぱりそういうことだったのー!?)

50 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/06(水) 20:46:50.328 ID:6ce7HqVt0.net
ガチャッ

ハル「おっ!なかなか良い部屋じゃねーか。良かったな」

大島「うん!…じゃなくて!よ、吉田君…?こんなところで一体何を…?」


ハル「何って…ここに来たらすることは一つだろ。とりあえず、服を脱げ大島」



大島「」

51 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/06(水) 20:48:15.876 ID:6ce7HqVt0.net
ハル「ん?大島?おーい!大丈夫かー?」


大島「ハッ!……よ、吉田君…本気なの?」


ハル「俺はいつだって本気だ!脱げないなら手伝うか?」


大島「て、手伝わなくていいから…そ、そっち向いてて!!」イソイソ


ハル「いや、見ないと何も出来ないだろ?」キョトン



大島「いいからそっち向いてて!!」

52 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/06(水) 20:49:20.835 ID:6ce7HqVt0.net
ハル「まだかー?大島ー?」

大島「よいっ…しょっと…ぬ、脱いだけど…まだ、こっち見ちゃ…ダメ…」モジモジ


ハル「もしかして…据え膳か?据え膳なのか?俺は今すぐ振り向いた方がいいのか?」


大島「そ、そうじゃなくって…ちょっと吉田君に確認したいことがあって…」



ハル「確認?」

53 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/06(水) 20:50:46.930 ID:6ce7HqVt0.net
大島「み、水谷さんと何かあったの…?」

ハル「ん?シズクがどうしたー?」


大島「もし…吉田君が水谷さんと別れて、寂しくて私を求めてるなら…良くないことだけど…私はそれでも…」



ハル「は?シズクとはこの後エッチする予定だぞ?」



プチッ



大島「じゃあ私とこんなことしちゃダメじゃないのぉぉおおお!!!」

54 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/06(水) 20:52:06.784 ID:6ce7HqVt0.net
ハル「なんだ!?どうした大島!?」


大島「なんだじゃないわよぉぉおお!!私がどんな思いで服まで脱いだと思ってんのぉぉおお!?」



ハル「お、落ち着け大島!なんか良くわからんが、とにかくすまんかった!!」



大島「謝る時はぁぁあ!!人の目を見て謝りなさいよぉぉおお!!」グイッ




ハル「あっ」クルッ

55 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/06(水) 20:53:20.587 ID:6ce7HqVt0.net
大島「『あっ』じゃねぇだろうがぁぁああ!!って…あっ」



ハル「……大島って、案外胸デカいんだな」ニコッ



大島「きゃぁぁあぁあ!?」



ハル「とりあえず、なんか良くわからないけど悪かったな…。そしてありがとう」




大島「いいから後ろ向いてて!?」

56 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/06(水) 20:54:31.962 ID:6ce7HqVt0.net
ハル「大島ー?ちゃんと着たかー?」

大島「ちょっ…ちょっと待って…よいしょっと…よし。もう平気だよ吉田君」


ハル「ほんとに大丈夫かー?たぶん次叫んだら警察来るぞー?」


大島「だ、大丈夫だってば!それよりちゃんと説明して!」



ハル「いや〜実はかくかくしかじかでな…」

57 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/06(水) 20:55:52.803 ID:6ce7HqVt0.net
大島「なるほど…。それで、私にどうしたら女の子が喜ぶか聞こうとしたと…」

ハル「そうそう。そうなんだ」


大島「吉田君…どんな事情があろうとも、彼女がいるのにこういうことしちゃダメなんだよ」


ハル「でもよーみっちゃんは頼りにならないし、ササヤンは大島に聞けって言うからよー」



大島「でもじゃないの!それに…私が喜ぶことをしたって水谷さんが喜んでくれるとは限らないじゃない」

58 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/06(水) 20:57:21.125 ID:6ce7HqVt0.net
ハル「なるほど…それもそうだな!大島、やっぱりお前は頭が良いなぁ!」

大島「吉田君が自分で考えて水谷さんを喜ばせてあげて。大丈夫…きっと水谷さんは喜んでくれるから」


ハル「サンキューな大島!それと、おっぱいもサンキューな!」



大島「そのことはもう忘れて!?」

59 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/06(水) 20:58:18.899 ID:6ce7HqVt0.net
ハル「忘れ物はないかー?」


大島(はぁ…結局私は何しにこんなところに来ちゃったんだろう…)シュン


ハル「大島?」



大島「あっ…だ、大丈夫!そもそも…忘れ物をするほど長く居たわけじゃないしね…」

60 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/06(水) 20:59:17.604 ID:6ce7HqVt0.net
ハル「また来れたら良いな」

大島「…え?」

ハル「今度はちゃんとした彼氏とさ、たっぷりくつろげたら良いな」ニコッ


大島「吉田君…」キュン



ハル「んじゃ、行くぞ大島」




大島「…うん」
(ちょっと残念だったけど…良い思い出になった…かな?)

61 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/06(水) 21:00:28.434 ID:6ce7HqVt0.net
ガチャッ

シズク「ハル…?」キョトン

ハル「シズク…?」キョトン

シズク「それと…大島さん…?」

ハル「ヤ、ヤマケン!?なんでてめーがシズクと一緒にいんだよ!?」



大島(え、えらい場面に出くわしちゃったー!?)

62 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/06(水) 21:01:29.578 ID:6ce7HqVt0.net
ヤマケン「偶然だなハル。ついさっき水谷サンと一緒に部屋出たとこなんだ」ニヤニヤ

ハル「ど、どういうことだヤマケン!?」



シズク「大島さん?なぜハルと一緒に部屋から出てきたの?」

大島「い、いえ!やましいことは何も!!」ガクガクブルブル

63 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/06(水) 21:02:38.336 ID:6ce7HqVt0.net
ヤマケン「どういうことも何も…わかんだろ?」ニヤニヤ

ハル「てめぇっ!?」ガバッ


大島「ちょっ、吉田君!?」




シズク「ハル!!…説明して」ギロリ

64 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/06(水) 21:03:57.914 ID:6ce7HqVt0.net
ハル「シズク…てめぇ…!この状況でもシラッとしやがって…一体どんな神経をしてんだ!!」


シズク「私は…ハルを信じてる。だから、説明して」


ハル「シズク…」



大島「み、水谷さん!ごめんなさい!!…実は…かくかくしかじかで…」

65 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/06(水) 21:05:02.773 ID:6ce7HqVt0.net
シズク「話はわかった。そう…ハルもなのね…」

ハル「あ?ちゃんと説明しろよシズク!!」


ヤマケン「……似た者同士ってことだよバカ」


ハル「あぁん!?てめぇ!ケンカ売ってんのかヤマケン!!」



シズク「私も…!どうしたらハルが喜ぶか知りたくて…ヤマケン君に相談したの」

66 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/06(水) 21:06:47.291 ID:6ce7HqVt0.net
ハル「シズク…」

シズク「そしたらヤマケン君は何もする必要はないって…ハルに任せろって…だから、私は彼に何も教わらなかったし、何もしてない」


大島「ほんと…似た者同士だね。あ…も、もちろん私達も何もしてないから!!ね!吉田君!」



ハル「あ、あぁ…。そっか。そうだったのか…それならそうと早く言えよなっ!」

67 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/06(水) 21:07:46.954 ID:6ce7HqVt0.net
シズク「ハル…信じてくれるの?」

ハル「シズクが俺を信じるなら、俺もシズクを信じるよ」ニコッ

シズク「ハル…」キュン



ヤマケン「あー馬鹿馬鹿しい。帰るわ」スタスタ


大島「あ、じゃあ私もこれで…。が、頑張ってね!吉田君!」

68 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/06(水) 21:09:01.073 ID:6ce7HqVt0.net
ハル「今日は悪かったな大島!」

シズク「ヤマケン君も迷惑かけてごめんなさいね」





ヤマケン「チッ…ほんと良い迷惑だぜ」


大島「あははは…」


ヤマケン「そういや、大島サン…だっけ?もし良かったらこれから俺と…」


大島「ごめんなさい」



ヤマケン「」

69 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/06(水) 21:10:11.950 ID:6ce7HqVt0.net
ハル「よし!シズク、まぁとりあえず中入れ」


ガチャッ


シズク「お、お邪魔します…」

ハル「楽にしろ」



シズク「うん…」ドキドキドキ

70 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/06(水) 21:11:02.593 ID:6ce7HqVt0.net
ハル「なんだ今更照れてんのか?」


シズク「て、照れてないっ!」ドキドキドキ


ハル「ほんとシズクは可愛いなぁ」ニコニコ


シズク「い、いいから!…それで、どうしたらいい?」モジモジ




ハル「…ッ!?」キュン

71 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/06(水) 21:12:20.246 ID:6ce7HqVt0.net
シズク「ハル…?」キョトン

ハル「と、とりあえず服を脱いでくれ…」ドキドキドキ


シズク「わかった。…よいっ…しょっと。ハル、脱いだけど…どうして背中を向けてるの?」




ハル「こ、心の準備がだな…」ドキドキドキ
(なんだこれ…ドキドキしてまともに見れる気がしねぇ…)

72 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/06(水) 21:13:35.914 ID:6ce7HqVt0.net
シズク「ハル…」

ハル「な、なんだシズク?」ドキドキドキ


シズク「キ、キスがしたい」ドキドキドキ


ハル「お、俺もしたい…」ドキドキドキ


シズク「こ、こっちを見なきゃ出来ないでしょ?だから…こっちを見て…ハル…」ドキドキドキ




ハル「よ、よし!じゃ、じゃあ見るぞシズク!」クルッ

73 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/06(水) 21:14:46.802 ID:6ce7HqVt0.net
ハル「………」ジー


シズク「ハ、ハル…?」ドキドキドキ


ハル「……」ジー


シズク「その…ジーッと見られると…は、恥ずかしいっていうか…」モジモジ


ハル「大島の…」ポツリ


シズク「は?」




ハル「大島の3分の2くらいだな」ニコッ




シズク「死ねっ!!!」ドゴォ





FIN

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