会社員の男性(19)、祖父母の頭をハンマーで殴り殺害　小遣い目的の犯行か

「ハンマーで頭殴る」　逮捕の１９歳養子、小遣い欲しさの犯行か　凶器見つからず

兵庫県赤穂市の民家で住人の男性（６９）と妻（６４）が血を流して死亡しているのが見つかった事件で、
兵庫県警赤穂署捜査本部は６日、殺人容疑で、夫婦と同居していた実の孫で、
養子縁組で息子となった会社員の少年（１９）を逮捕した。

「友達と遊ぶ金が欲しかった」と供述しており、
捜査本部は小遣い欲しさに夫婦を殺害した疑いがあるとみて詳しい動機を調べている。

逮捕容疑は３日午後３時ごろから５日午後１時２５分ごろまでの間、同市西有（う）年（ね）の自宅で夫婦を殺害したとしている。
少年は「３日に殺害した。ハンマーで頭などを殴った」と容疑を認めているが、凶器は見つかっていない。
一方、夫婦が遺体で見つかった居間には荒らされたような形跡があった。

関係者によると、少年は毎月、給与から自身の小遣いとして１万円を手元に残し、残りを全額夫婦に預けていたといい、
自由に使える金が少なかったとみられる。

夫婦と少年は３人暮らし。
夫婦は３日午後３時ごろ、男性が透析治療のため通っていた病院から職員の送迎で帰宅した。
次の来院予定だった５日、夫婦が姿を見せないため、病院側が関東で暮らす夫婦の娘で少年の実母に連絡。
娘から連絡を受けた少年が「会社から帰ったら２人が倒れていた」と１１０番した。
http://www.sankei.com/west/news/160206/wst1602060073-n1.html

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