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ゆっくりりょうつ「やっ、やめろぉ!りょうつはりょうさいけんぼっ!なひとづまなんだぞっ!」
- 1 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/03/11(金) 09:12:56.441 ID:WE7M16yp0.net
- 今日も、生き物の活動が始まる時間がやってきた。
野山の方々で、ゆっくりたちの声がこだまする。
「りょうちゃん!れいこはかりにいってくるよ!おうちのことはまかせたわよっ!」
「まかせろれいこ!りょうつはりょうさいけんぼっ!だぞ!」
「おとーしゃん!いっちぇらっちゃい!」
「かり、がんばっちぇにぇ!」
狩りに出かけるれいこを、妻りょうつと子供たちが巣穴の出入り口から見送るところだ。
このれいこは天才的な狩りの腕を持っていて、群れの中でも稼ぎはなかがわの次に多かった。
そんな夫れいこに負けじと、妻りょうつも家事をてきぱきこなした。
良妻賢母りょうつ、可愛いおちびちゃんたち、ケタ違いの収入。
れいこのゆん生は幸せそのものだった。
しかし、幸せな日々がこれからも続くとは限らない……。
- 2 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/03/11(金) 09:13:36.775 ID:8kGshCF1M.net
- 続けて
- 3 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/03/11(金) 09:13:53.635 ID:2XIyLDok0.net
- 良妻賢母とか初めて聞いた…
- 4 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/03/11(金) 09:14:18.780 ID:WE7M16yp0.net
- 「れいこもかりにでかけたし、りょうつもがんばるぞっ!」
「おきゃーしゃん!りょーちゅに、しゅーりしゅーりちちぇっ!」
「ゆふふ、おちびはあまえんぼさんだなっ!すーりすーり!」
「ゆ〜〜ん♡」
「おにぇーちゃんばっかりじゅりゅいー!れーきょもー!」
「はいはい!すーりすーり!」
「おきゃーしゃんのしゅーりしゅーりはゆっくちできりゅにぇ!」
この時りょうつは気付いていなかった。
背後に静かに歩み寄る影があったことを。
「……ゆ?」
気付いた時にはもう遅かった。
不気味な笑みを浮かべた群れのぶちょうが、りょうつの背後に立っていた。
- 5 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/03/11(金) 09:16:12.136 ID:WE7M16yp0.net
- 「ゆへへ……!!りょうつ〜〜!!」ガバッ
「ゆひっ!?!?」
「はあはあ……ぶちょうはまえから、むれいちばんのびゆっくりのりょうつとすっきり〜〜したいとおもっていたんだ!!」
「やだやだ!!やめてね!!りょうつはひとづまなんだぞ!!れいこ〜〜っ!!たすけて〜〜っ!!」
「さっきでかけたばっかりなのに、かえってくるわけないだろ」
そう言うとぶちょうは、りょうつのまむまむを舐めはじめた。
傍にいたおちびたちは、目の前で何が起こっているのか理解が追いつかず、ただ呆然としていた。
「あっ……やめてぇ……りょうつのまむまむ、ぺーろぺーろしないでぇ……」
「ゆっへっへ……ここがきもちいいのかりょうつぅ」
「ちっ、ちがううううう!!!!きもちよくなんかないいいいい!!!!」
- 6 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/03/11(金) 09:17:20.056 ID:IdINzryXd.net
- 理解が追いつかねえのは俺たちの方だよ
- 7 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/03/11(金) 09:18:16.493 ID:WE7M16yp0.net
- 「じゅんびばんったん!では、いれるぞ……」
「だ、だめぇ!おちびちゃんのまえでこんなことしないでぇ!」
りょうつのその言葉を聞いて、おちびたちははっと我に返った。
「お、おきゃーしゃんをいじめりゅにゃ!」
「げしゅなぶちょうには、ぶちょうのしかくはにゃいよっ!しにぇ!」
「「ぷくーーーー!!!!」」
自分の身体をふくらませて敵を威嚇する動物は多いが、ゆっくりの「ぷくー」は「威嚇」ではない。
相手への明確な殺意表明だ。
そんなものを見せられたぶちょうはどのような対応を取るだろうか。
……答えは決まっている。ただ制裁あるのみである。
たとえ相手が子供であろうとも容赦はないだろう。
- 8 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/03/11(金) 09:18:34.846 ID:P4sZtSuma.net
- ただの部長両津スレだった
- 9 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/03/11(金) 09:20:34.130 ID:WE7M16yp0.net
- 〜〜
「……あれ?りょうちゃん?」
狩りから帰ってきたれいこは、違和感を覚えた。
いつもならこの時間にはおうちの出入り口で母子そろってお出迎えをしてくれるはず。
それなのに、なぜ今日は誰も出迎えてくれないのだろう。何かあったのだろうか?
一抹の不安を覚えつつ、れいこは巣穴の奥へと歩みを進めた。
ひっ…………ふっ…………あっ……
奥の方から妻の声がかすかに聞こえてきた。ん?
ゆひっ……ゆふっ……ゆふんっ……
……ゆふんっ……ゆ、ゆあっ、ゆふん……
家に近づくたびに、艶めかしい妻りょうつの鳴き声がはっきりと聞こえるようになる。
――不倫――
まさか、まさか。れいこの脳裏をいやな考えがよぎった。
- 10 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/03/11(金) 09:22:12.216 ID:4W6RtTEM0.net
- 誰得
- 11 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/03/11(金) 09:24:06.762 ID:WE7M16yp0.net
- 「な……なんなの……これ……」
口から狩りの成果がこぼれ落ちる。
帰宅したれいこが見たものは、他ゆんのぺにぺにでよがり狂う妻りょうつの姿だった。
額に無数の蔦を生やした妻のすぐそばには、子供たちの亡骸が転がっていた。
「りょうちゃん!?ぶちょう!?こ、これはどういうことなの!?」
「ゆふんっ……れ、れいこ……すまん……」
「りょうつ、ぶちょうにれいぷされちゃった……おちびちゃんたちも、みんなころされちゃった……でも……」
……でも?
「いくいくいく!!りょうつ、いっちゃうぅぅぅぅぅ〜〜!!!!」
「どうだりょうつ!?どうだ!?」パンパン
「すごいのおぉぉぉぉ〜〜〜〜!!りょうつ、ぶちょうのぺにぺににはかてなかったのぉぉぉぉ〜〜〜〜!!!!
だからゆるしたの!!!!なにもかもゆるしちゃったの〜〜〜〜っっ!!!!りょうつ、だめなおくさんでごめんね〜〜〜〜っっ!!!!あっあっあぁぁぁぁ〜〜〜〜っっ!!!!」
完
- 12 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/03/11(金) 09:24:56.496 ID:ll/5egmoa.net
- 感動した
- 13 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/03/11(金) 09:25:09.070 ID:1MrXxs+w0.net
- 乙
- 14 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/03/11(金) 09:27:09.535 ID:LTPyeYz7d.net
- 映画化決定
- 15 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/03/11(金) 09:33:49.159 ID:W/ksxmzRd.net
- 闇
- 16 :痴漢者トーマス ◆mFhYLQIUwGFw :2016/03/11(金) 09:34:04.029 ID:YbgEcnBc0.net
- 乙
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