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【シュタゲSS】岡部「比屋定さんの陰毛がボーボーだったんだッ!!」

1 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/03/12(土) 19:20:01.036 ID:EEQiGGqt0.net
岡部「もしもし!? なあダル! 聞いてくれ!」

ダル『またロシアかラウンダーが攻めてきたん!? 今度はフェイリスたんの家に!?』

岡部「違うんだ! 俺は、俺は見てしまったんだよ……!」

ダル『な、なにを?』ゴクリ

岡部「……比屋定さんの裸体を、だ」

ダル『は……?』

2 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/03/12(土) 19:21:32.892 ID:JngnerHU0.net
うーんこの駄作臭












構わん続けろ

3 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/03/12(土) 19:21:46.751 ID:EEQiGGqt0.net
ダル『いや、たしかに平時の僕なら真っ先に興味を持つ話題だけどさ、今はそんな話を――』

岡部「そんな話をしてるんじゃないんだっ!」

ダル『っ!!』

岡部「聞いてくれ、ダル……俺は、見てしまったんだよ……っ!」

ダル『だからなにを?』

岡部「――――比屋定さんの陰毛がボーボーだったんだッ!!」

ダル『』

4 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/03/12(土) 19:24:16.959 ID:EEQiGGqt0.net
ダル『ふざけてんなら切るお』

岡部「ふざけてなどいないっ! 俺は至って冷静だっ!」

ダル『つか、真帆たんなら陰毛がボーボーでもおかしくないんじゃね? 髪の毛ももふもふしてるし』

ダル『それに、見た目はロリだけどあれでも成人女性だからね』

岡部「いいか、よく聞け。比屋定さんの陰毛は、ボーボーなんていう生易しいもんじゃなかった」

岡部「それはまるで、別の生き物が棲みついているかのようだったんだよッ!!」

ダル『なにっ!?』ガタッ

5 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/03/12(土) 19:26:46.337 ID:EEQiGGqt0.net
岡部「例えるなら、マングース……」

ダル『マン、グース……』

岡部「あたかも別の意思を持っているかのようにうごめいていた……っ」

ダル『い、いや、それはさすがに盛りすぎっしょ』

岡部「全裸の比屋定さんをベッドに運び、そこで下着を着てもらったんだが……」

岡部「ショーツからはみ出しまくって、すっごいモッサリしてたんだよッ!!」

ダル『モッサリエリ……』

6 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/03/12(土) 19:30:16.414 ID:EEQiGGqt0.net
岡部「言ってしまえばあれは、ソフトボールサイズのマリモ。マリモというか、マンモだ」

ダル『おうふ……オカリンが僕に電話したくなる気持ちはよくわかったお』

岡部「お前は実物を見てないからそんな悠長なことが言えるんだッ!!」

ダル『確かに気にはなるけどさ、今は僕たち狙われてる身だし――』

岡部「明朝、ラボへ向かう。そこでダルにも見てもらいたい」

ダル『ちょ』

岡部「きっと陰毛の奥には、何か重大な秘密が隠されているに違いない……っ!」

ダル『α世界線での恐怖と今日の襲撃がない交ぜになって頭がおかしくなってると思われ』

7 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/03/12(土) 19:30:26.681 ID:jN5Mux5W0.net
ダークマター

8 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/03/12(土) 19:33:18.705 ID:EEQiGGqt0.net
未来ガジェット研究所


真帆「それで、どうして私をここに連れてきたの?」

ダル(この超絶ダサダサファッションの下に、宇宙怪獣マンモが棲みついているのか……)ゴクリ

岡部「どうしても確かめたいことがある」

真帆「な、なに? もしかして、紅莉栖のこと?」

岡部「……うっぷ!」オエエッ!

ダル「ちょ! 大丈夫かおオカリン!」

真帆「ご、ごめんなさい、私ったら……」

岡部「い、いや、昨日のマンモの恐怖を拭え切れてないだけだ……」プルプル

9 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/03/12(土) 19:38:33.839 ID:EEQiGGqt0.net
ダル「どしてそんなマンモに怯えてるん?」

岡部「違うぞ、ダル。俺が怯えてるのはマンモそれ自体についてじゃない。比屋定さんが俺たちに重大な隠し事をしている、という事実だ」ヒソヒソ

ダル「どういう……ハッ! つ、つまり、真帆たんが敵のスパイっていう可能性か」ヒソヒソ

岡部「本人にその気が無くとも、奴らは平気で洗脳してくるような奴らだ!(たぶん)」

ダル「だから僕たちの間で隠し事は無しにしとこうっつー話すな。おk把握」

真帆「何の話?」

岡部「比屋定さん。これから俺たちは、見えない敵と戦い続けなければならない。その状況下では、誰も信じられない、誰を信じてもいけないんだ」

真帆「は、はい」

岡部「だから、俺たちの間に隠し事は無しだ。ありとあらゆる情報交換をしておきたい」

10 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/03/12(土) 19:41:07.002 ID:EEQiGGqt0.net
真帆「なるほどね、意図はわかったわ。それで、具体的には何を教えればいいかしら」

岡部「マンモを見せて欲しい」

真帆「……は?」

ダル「いや、オカリン。マンモっつってもわかるわけないっしょ。えっと、真帆たんのマン――――」


ドサッ


岡部「……"ドサッ"?」

11 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/03/12(土) 19:45:31.778 ID:EEQiGGqt0.net
真帆「ああ、ごめんなさい。私だわ」

岡部「ひ、ひ、比屋定さん、足元に落ちてる、まるでソフトボールサイズのマリモみたいなものは一体……!?」ワナワナ

真帆「ああこれ? "産毛"よ。みんなもあるでしょ?」


ダル&岡部「「な、なにィ〜〜〜〜っ!?!?」」


真帆「私は2週間に1回生え変わるのよねぇ。ホント、人体って不思議」

岡部「いやいや! 俺たちはそんな特異体質ではないぞ!?」

ダル「いや、待てオカリン。僕たちって、女性の身体について詳しくなくね?」

岡部「――ハッ!」

ダル「所詮童貞。もしかしたら、女の子の間では常識なのかも知れぬでござる」

12 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/03/12(土) 19:49:56.010 ID:EEQiGGqt0.net
岡部「つ、つまり、この世界線では、女子はみな2週間に1回近く"産毛"がドッサリ落ちるのか!?」

ダル「ドッサリエリ……」

真帆「他の人のは見せてもらったことはないけれど、紅莉栖がそう言ってたんだから間違いないでしょう?」

岡部「嘘だな」ヒソヒソ

ダル「嘘だお」ヒソヒソ

岡部(ということは、やっぱり比屋定さんの特異体質か……ん、待てよっ!?!?)

岡部「い、今、比屋定さんのパンツの下は……」

岡部「――――どうなっているのだッ!?」

ダル「た、たしかにっ!!」

13 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/03/12(土) 19:55:01.435 ID:EEQiGGqt0.net
真帆「はぁっ!? セクハラで訴えるわよ!!」

岡部「聞いてくれ比屋定さん! キミは騙されていたんだっ! 牧瀬紅莉栖という人間にッ!」

真帆「えっ」

岡部「俺は、真実を知りたい。そうすればゼロのゲートが開くはずッ!」

ダル「おおっ!! 久しぶりのオカリンの厨二発言に胸アツな件ッ!!」

真帆「い、いや、あの」

岡部「お願いだ、比屋定さん。パンドラの箱を開けさせて欲しい……」

岡部「昨日からどの程度世界線が変動したのか、この眼で確認しなければならないんだッ!!」

真帆「」

14 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/03/12(土) 20:00:27.879 ID:EEQiGGqt0.net
真帆(でもこれで、私の大好きな人が立ち直ってくれるなら……)ゴクリ

真帆「い、いいわ。知的好奇心を満たすためだけに見せてあげる。劣情をもよおしたら、即、弁護士を呼ぶからね!?」

岡部「それで構わない。ありがとう、比屋定さん」ニコッ

真帆「うぅっ///」ドキッ

岡部「それじゃ、シャツと一緒にスカート? をたくし上げてくれないか」

ダル(真帆たんってシャツの裾の下になにか履いてるんかな)

真帆「……は、はいっ」ピラッ

ダル「お、おおおっ!?!?」

岡部「どういうことだ……っ!?」


ダル&岡部「「少し、生えてる……」」

15 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/03/12(土) 20:04:53.183 ID:EEQiGGqt0.net
岡部「いや、生えてると言っても本当にうっすらと、だ。この程度ならパイ○ンと言っても差し支えないのかもしれない。中の人的な意味で」

ダル「で、でも、あの量のマンモが抜け落ちてからまだ数分も経ってなくね? それなのに、うっすらと生えてるってのは……」

真帆「も、もういいかしら。恥ずかしいのだけれど」プルプル

岡部「あ、ああ。すまなかった、ありがとう」

ダル「これで僕たちは仲間なのだぜ」

真帆「腑に落ちないわ……」

16 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/03/12(土) 20:08:15.395 ID:EEQiGGqt0.net
岡部「それで、この抜け落ちたマンモはどうする?」

モッサリ

真帆「え? 捨てればいいんじゃないの?」

ダル「でも、なんか動いてね?」

ウニョウニョ

岡部「い、生きている……そんなバカな。非生物が魂を宿すなど……」

真帆「私たちは既に『Amadeus』で似たようなことを成し遂げている。もしかしたら、このマンモにも魂が宿っている?」

ダル「取りあえず金魚鉢に入れるお」ボチャン

17 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/03/12(土) 20:13:16.829 ID:EEQiGGqt0.net
ウニョウニョ

岡部「こうしてみるとますますマリモだな」

ダル「つかさ、さっきマンモを金魚鉢に移しただけで、手が血だらけな件」

岡部「なにっ!? まさか、敵の妨害工作……っ!!」

ダル「い、いや、マンモがめちゃくちゃ固かっただけだお」

岡部「そうなのか……? 確かに、昨日見た比屋定さんの裸体に張り付くマンモも固そうではあったが……」

真帆「う、訴えるわよっ!」

18 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/03/12(土) 20:18:45.326 ID:EEQiGGqt0.net
バキーンッ!!

ダル「うわあっ!! マンモが金魚鉢を破壊して飛び出したお!!」

岡部「水を吸って膨張したんだっ!! みんな、怪我はないかっ!?」

真帆「え、ええ。私は大丈夫だけれど……」

ウニョウニョウニョ……

岡部「こっちへ向かってくる! 比屋定さん、俺たちはどうすれば……くそッ!!」

真帆「しょうがないわね、収納するわ」シュッ

ダル「……は?」

岡部「……へ?」

19 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/03/12(土) 20:22:14.508 ID:EEQiGGqt0.net
真帆「私の髪の毛の中にしまったわ」

岡部「……い、今、何が起きたのだ?」

ダル「一瞬過ぎてわからなかったお……」


モサッ!!


岡部「っ!? 何の音だっ!?」

ダル「何かがモッサリした音だお!」

岡部「まさか……」プルプル

真帆「……?」

20 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/03/12(土) 20:25:56.316 ID:EEQiGGqt0.net
岡部「すまないっ! 比屋定さんっ!」ガバッ

真帆「きゃぁぁぁっ!! い、いやあぁぁぁっ!!///」

岡部「なん……だと……」

ダル「マ……マジかお……」


モッサリエリ!


岡部「比屋定さんの陰毛が、ボーボーになっている……」

ダル「これが無限のループ……無限回の推論……」



     キミの"時"が、もう一度始まる





おわり

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