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糸使い「私は糸を扱うのが得意です」面接官「当社で働く上でのメリットは?」

1 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 20:45:08.202 ID:qWFgE+UV0.net
<会社>

面接官「では……あなたの特技をお答え下さい」

糸使い「はいっ! 私は糸を扱うのが得意です!」

面接官「ふぅ〜ん、糸をねえ……」

糸使い(お、好感触!?)

面接官「で、当社で働く上でどういったメリットがありますか?」

糸使い「え……」

2 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 20:46:22.324 ID:NiE/XP8m0.net
ジョジョ6部を読んでください

3 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 20:47:27.742 ID:EudhUFoSr.net
糸の結界とか張れます!

4 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 20:47:31.062 ID:Dnwixpz00.net
気に入らない社員を吊るせます

5 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 20:48:16.135 ID:qWFgE+UV0.net
糸使い「あの……その……」

糸使い「たとえば、あやとりで……同僚を楽しませることができます」

面接官「はぁ……」

面接官「もう結構です」

糸使い「え」

面接官「私もあなたのような方を相手しているほど暇じゃないんです」

面接官「そもそもうちの会社はイベント企画や運営が主な業務ですから」

面接官「糸を扱う技能なんか全く必要じゃないしねえ」

面接官「席を立ってお帰り下さい」

糸使い「は、はい……失礼します……」

6 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 20:48:41.839 ID:UzFKazmB0.net
使わなくなった書類を一瞬でまとめて結びあげる事が出来ますし、刺繍等も作れて急な企業の立食パーティー等でも活躍出来、お客様や相手先にも良いイメージがつけます

7 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 20:49:18.598 ID:fR1M7KLe0.net
イベントの設営に使えるだろ定期

8 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 20:49:55.707 ID:FqNkGGu80.net
アラクネ「神と一発争って大観衆の元一大興行を成し遂げられます」

9 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 20:49:57.497 ID:NZ0+XEI50.net
良いお嫁さんになりそう♡

10 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 20:50:28.635 ID:F+diuZxU0.net
西新宿のせんべい屋「ヤクザの2〜30人なら一瞬でバラバラにできます」

11 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 20:51:19.726 ID:qWFgE+UV0.net
バタン……

糸使い(またダメだったか……)

男「おや、いかがでしたか?」

糸使い「いやー、全然ダメでしたね」

男「採用面接なんてのは縁ですよ、縁! すぐに切り替えた方がいいですよ!」

糸使い「ありがとうございます……」

糸使い(この人、俺より前に面接受けてた人だよな。なんでまだいるんだろ)

糸使い(もしかして、採用されたのかな……いいなぁ)

12 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 20:52:42.622 ID:danf/8SEr.net
SSスレかよ
しね

13 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 20:54:21.425 ID:qWFgE+UV0.net
<会社の外>

妹「お兄ちゃーん!」

蜘蛛「…………」カサカサ

糸使い「おお、我が愛しき妹と愛しきペットよ!」

妹「面接、どうだった?」

糸使い「いやー……この顔見れば分かるだろ?」

妹「あらら……」

蜘蛛「ダメダッタノネ」

…………

……

14 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 20:54:53.234 ID:2CHzmK2Yd.net
昔マリオネットー糸使いーって流行ったよなw

15 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします(5段):2016/12/21(水) 20:55:11.524 ID:/O+OXEv/r.net

Slot
💰👻🎴
🍒🎴🍜
😜💯💯
Win!! 2 pts.(LA: 0.77, 0.70, 0.61)


16 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします(5段):2016/12/21(水) 20:55:38.674 ID:/O+OXEv/r.net

Slot
💰👻🎴
🍒🍜🍜
😜👻💯
Win!! 2 pts.(LA: 0.77, 0.70, 0.61)


17 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 20:56:12.969 ID:l7EW6mLTM.net
ちんこしばれ

18 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 20:56:33.145 ID:ULEPTMZA0.net
必殺シリーズでたいてい一枠は確保してる糸使いさんを馬鹿にしてんのか

19 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 20:57:32.020 ID:qWFgE+UV0.net
……

妹「ったく、ダメだなー」

妹「そういう時はさ、『糸を扱って培った器用さを生かします』とか」

妹「いくらでも言いようがあるじゃない!」

妹「そこで詰まっちゃうから、いつまでたっても面接で受からないんだよ」

蜘蛛「ソウソウ」

糸使い「そういうもんか……」

妹「ったく、いつまでもくよくよしない! あたしのハサミで切っちゃうよ!?」チョキチョキ

糸使い「あぶねっ!」

妹「お、少し元気出たね。一緒に帰ろ」

糸使い「ああ、ありがとう」

20 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 20:57:36.669 ID:G9IMNwlfK.net
鋼線使いのほうがカッコイイ

21 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 20:59:55.481 ID:dOusoXPO0.net
>>14
懐かしすぎワロス

22 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 21:00:38.821 ID:qWFgE+UV0.net
<糸使いの自宅>

テレビ『昨夜、またしても怪盗が現れ……綿密な計画があったものと……』

糸使い「ええい、テレビうるさい!」ピッ

糸使い「あーあ、やべえよ……」

糸使い「お前と二人暮らしするようになって、糸専門店なんて始めたけど、客全然来ないし」

糸使い「なんとか普通の会社に就職しようとしても、糸使いなんて需要がなさすぎる……」

妹「糸専門店は閑古鳥だけど、もう一つの商売は順調じゃん」

糸使い「俺あれあまりやりたくないんだよ。やっぱり糸って平和的に使うもんだし」

糸使い「はぁ……糸使いなんて時代遅れなのかもな。女にもモテないし」

妹「まあまあいつまでも愚痴ってないで。一緒に納豆食べよ?」

糸使い「お、納豆あるのか! 食う食う!」

23 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 21:03:31.673 ID:qWFgE+UV0.net
糸使い「やっぱり納豆は500回以上混ぜないとな!」マゼマゼマゼ

蜘蛛「ロサンジンキドリカヨ」

糸使い「うるせえ!」マゼマゼマゼ

糸使い「ほーれ、ネバネバ〜」ネバァァァ

糸使い「ネバネバ〜」ネバァァァァァ

妹「……お兄ちゃんが女にモテないのって、糸使いだからじゃなくて、性格の問題だと思う」

蜘蛛「ウン」

糸使い「うるせえよ!」

24 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 21:06:27.205 ID:qWFgE+UV0.net
糸使い「いいよな、お前は彼氏がいるから!」

糸使い「あの……カッターナイフが好きな彼氏! あいつとはどうなんだよ?」

妹「んー……ボチボチってとこかな」

糸使い「そういやあいつとは一度会ったけど……」


妹彼氏『こんにちは、お兄さん!』

妹彼氏『ボク、カッターナイフの刃をポキッて折る時に最高にエクスタシーを感じちゃうんです!』


糸使い「……なかなかの好青年だった。あいつならお前を任せられる」

妹「そりゃどうも」

糸使い「さて、納豆食うか!」モグモグ

25 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 21:07:50.707 ID:BxXmV63tr.net
好青年…?

26 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 21:09:20.715 ID:qWFgE+UV0.net
糸使い「あ〜……美味かった」

糸使い「さっそく糸で……」シーハーシーハー

妹「やだ! あっち向いてやってよ!」

蜘蛛「キタナイナー」

糸使い「ほれ、こんなに歯クソが取れたぞ! すげえだろ!」

妹「汚いっての!」ビュオンッ

糸使い「あぶねっ! ハサミ振り回すなよ!」

27 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 21:13:14.307 ID:qWFgE+UV0.net
……

糸使い「食後のコーヒーでも飲むか」

糸使い「コーヒー出してくれよ」

妹「あ、ごめん。切らしたまま買ってないや」

糸使い「マジで!?」

糸使い「仕方ない。近くのコンビニで一杯やってくるか」

妹「まーたイートイン? お兄ちゃんも好きだねえ」

糸使い「なにしろ俺は糸使いだからな」

蜘蛛「…………」カサカサ

糸使い「お前も来るか?」

蜘蛛「イクイク」

糸使い「よし、ついてこい!」

28 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 21:16:20.895 ID:qWFgE+UV0.net
<コンビニ>

店長「お、糸使い君、いらっしゃい。就職活動はどうだい?」

糸使い「いやー、全然ダメですね」

蜘蛛「…………」カサカサ

店長「ま、気長にやるこった」

糸使い「はい……」

店長「蜘蛛君も、ご主人を支えてあげてな」

蜘蛛「モチロン!」

29 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 21:19:30.018 ID:qWFgE+UV0.net
糸使い「コーヒーうめえ〜」グビグビ

蜘蛛「ガムシロウメー」ペロペロ…

糸使い「――ん?」


女「…………」


糸使い「あそこで買い物してる女の人……おしとやかそうで、すげえ美人じゃないか!?」

蜘蛛「タシカニ」

糸使い「ちょっと声かけてきてくれよ」

蜘蛛「ナンデヤネン」

糸使い「いいじゃんか、頼むよ〜」

蜘蛛「ヤダヨ」

30 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 21:23:03.001 ID:qWFgE+UV0.net
女「…………」チラッ


糸使い(ゲ、俺の視線に気づいた!?)

女「…………」スタスタ

糸使い(やべえ、こっちに来た! どうしよう!?)

女「あのー……」

糸使い「は、はいっ!」

女「とても素敵な蜘蛛ちゃんですね」ニコッ

糸使い「あ、はいっ! あ、こいつ、俺のペットでして……アハハ……」

31 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 21:26:11.150 ID:qWFgE+UV0.net
糸使い「女性はこいつ見たら大抵ビビるのに……もしかしてあなた、蜘蛛オタクですか?」

女「いえ、そうではなく……」

女「私、ファッションデザイナーをしているんです」

糸使い「へえ、そうなんですか!」

女「自分で裁縫をして、服を仕立てることもするので、よく糸を扱ったりするんです」

女「だから、自分で糸を出す蜘蛛は、怖いというよりむしろ尊敬してるんです」

糸使い「なるほど〜(分かるような分からんような)」

32 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 21:29:45.652 ID:qWFgE+UV0.net
女「でも、悩みがありまして……」

糸使い「悩み?」

女「実は今、大きなファッションショーに出展するためのドレスを作っているんです」

糸使い「すごい! 売れっ子なんですね!」

女「ですが、いい布はあるんですけど、いい糸がなくて困ってるんです……」

糸使い「!」

糸使い「あ、あのっ……でしたらっ!」

女「はい?」

糸使い「俺、糸専門店を営んでおりまして、品質には自信があるんです!」

糸使い「ぜひ一度ご覧になって下さい!」

女「本当ですか? ぜひ!」

蜘蛛「オモワヌチャンス」

33 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 21:30:33.682 ID:BxXmV63tr.net
蜘蛛かわいい

34 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 21:31:43.184 ID:f7WppCov0.net
見てるよー

35 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 21:32:35.592 ID:qWFgE+UV0.net
<糸使いの自宅>

妹「お帰りー……ってあれ? お兄ちゃん、その女の人は?」

糸使い「ああ、ついさっき知り合ってね。俺の店の糸を見たいっていうんだ」

妹「へえ〜、珍しいこともあるもんだ」

女「あなたが妹さんね? こんばんは」

妹「こんばんは!」

妹「お兄ちゃんは糸に関してだけは誰にも負けませんから! 品質は保証しますよ!」

糸使い「あんまハードル上げるなよ」

女「ふふっ、期待してます」

糸使い「店はこちらになります。さ、どうぞ!」

36 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 21:35:16.279 ID:CUPPWigQ0.net
しえん

37 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 21:35:18.823 ID:qWFgE+UV0.net
<糸使いの店>

糸使い「自宅の一部を改装して開業したんですけど……」

糸使い「今までに来たお客の数は……ほんの数人といったところでして」

糸使い「……いかがです?」

女「……すごい」

糸使い「え?」

女「一目で分かります! どれもこれもすごい糸ばかりだわ!」

糸使い「ほ、本当ですか!?」

女「もちろんです!」

糸使い(うう……長年の苦労がやっと報われた。生きててよかったぁ〜)

38 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 21:38:29.471 ID:qWFgE+UV0.net
女「ぜひ、こちらの店の糸を、私が今作っているドレスに使わせて下さい!」

糸使い「え、いいんですか!?」

女「はい、この店の糸なら……あなたの糸なら、最高のドレスが作れると思います!」

糸使い「ありがとうございます!」



妹「おお……いい感じだよ」

蜘蛛「ウン」

39 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 21:39:08.999 ID:/F/N4Isg0.net
糸専る

40 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 21:40:52.919 ID:0NP7T0Pg0.net
「あらゆる問題の解決の糸口を見つけ出す事ができます」って書きに来たのに

41 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 21:41:33.038 ID:qWFgE+UV0.net
女「ところで……またお会いできませんか?」

糸使い「え……」

女「ぜひまた……あなたとお話ししたいので……」

糸使い「え、あ……そりゃもう! もちろんかまいませんとも!」

糸使い「でも俺、携帯電話とか持ってないんですよ」

女「あら、そうなんですか」

糸使い「だから、この糸電話を差し上げます!」

糸使い「ものすごく細くて長い糸なんで、どこからでも俺に通話していただけます!」

女「本当ですか? ありがとうございます」



妹「今時携帯電話もスマホも持ってないって、ありえないよねー」

蜘蛛「ネー」

42 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 21:44:25.605 ID:qWFgE+UV0.net
妹「――あ、お兄ちゃん、服がほつれてるよ」

糸使い「あ、ホントだ」

妹「あたしが縫ったげる」

女「いえいえ、ここは私が」シュバババッ

女「できました」

糸使い「え、もう!? ありがとうございます!」

妹「ふえぇ〜……すごい早さ! さっすがファッションデザイナー!」

43 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 21:46:18.115 ID:qWFgE+UV0.net
女「じゃあ今夜はこれで……」


糸使い「さようならー!」

妹「お兄ちゃん、よかったねえ。いい人そうじゃない」

糸使い「ああ、俺にもやっと春が来たんだ!」

蜘蛛「センテンススプリング!」

44 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 21:47:19.985 ID:V3FXo3w9d.net
なんかその糸次元とか超越しちゃってない?

45 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 21:50:39.640 ID:qWFgE+UV0.net
数日後――

<糸使いの自宅>

糸使い「ふんふ〜ん」

妹「お兄ちゃん、やけにはりきってるね。どうしたの?」

糸使い「実は……明日デートなんだ」

妹「え、マジ? やったじゃん!」

糸使い「頑張るぜ!」



妹「ちょっと……いやかなり不安……」

妹「そっとついていこっか」

蜘蛛「オウ」

46 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 21:53:57.058 ID:qWFgE+UV0.net
翌日――

<駅前>

糸使い「お待ちしておりました!」

糸使い「今日は……俺が寝ずに考えたデートスポットをご案内しますよ!」

女「まぁっ、とても楽しみです」



妹「…………」コソッ

蜘蛛「…………」カサカサ…

妹「自分から“寝ずに考えた”とかいっちゃうところがもう、センスないよね」ハァ…

蜘蛛「マッタクデスナ」

47 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 21:56:01.558 ID:BxXmV63tr.net
文春は卑怯

48 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 21:57:07.121 ID:qWFgE+UV0.net
糸使い「見て下さい、あの電線を! 複雑に交じり合って、とても美しいでしょう?」

女「まぁ、とてもステキですね」



糸使い「コーヒーでも飲みましょうか……コンビニのイートインで!」

女「ええ、そうしましょう」



糸使い「この店の糸こんにゃくは格別なんですよ!」

女「あら、とても楽しみですわ」





妹「ひどい、ひどすぎるよ……。こんな悲惨なデートコース、あたし見たことないよ……」

蜘蛛「オワッタナ」

49 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 22:00:33.299 ID:qWFgE+UV0.net
デートが終わり――

女「今日は楽しかったです。こんなに楽しい一日は久しぶりでした」

糸使い「本当ですか!? ありがとうございます!」



妹「あのデートが楽しかっただって! ……信じらんない!」

蜘蛛「アリエンナ」

妹「うん……なんか、あの女の人……ちょっと怪しいかも」

妹「もしかしたら……結婚詐欺師とか」

妹(お兄ちゃん……お兄ちゃんはあたしが守るからね! このハサミで!)チョキンッ

50 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 22:03:35.036 ID:qWFgE+UV0.net
デートから一週間後――

<糸使いの自宅>

糸使い「明日はちゃんとした服装しないとな。ジャケットに……ネクタイに……」

妹「ずいぶんはりきってるけど、どうしたの、お兄ちゃん?」

糸使い「実は明日、高級レストランでデートなんだ」

糸使い「……で、きちんと俺の気持ちをぶつけるつもりだ」

妹「へぇ〜、ちなみにレストランの名前は?」

糸使い「『レストラン○×』だったかな」

妹「そこってたしか、前にお兄ちゃんが落ちた会社の近くじゃん」

糸使い「あ、そういえばそうだな……。嫌なこと思い出しちまった」

51 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 22:04:00.079 ID:3dAenKPF0.net
アフィリエ糸

52 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 22:05:39.448 ID:cd+MdoPQ0.net
>>51
これ

53 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 22:06:35.059 ID:qWFgE+UV0.net
妹「――で、どうやって告白するつもり?」

糸使い「この赤い糸を、俺の小指と彼女の小指に結び付けて……」

糸使い「俺たち、赤い糸で結ばれてるよね……って」

妹「ええ……」

蜘蛛「ダサーイ」

糸使い「なんだよ、その反応は!」

妹「やめた方がいいよ、絶対」

糸使い「いーや、絶対やる! 明日が楽しみだぜ!」

妹「…………」

54 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 22:10:22.178 ID:qWFgE+UV0.net
次の日の夜――

<レストラン>

女「今日はありがとうございます」

女「こんな立派なレストランに招待していただいて」

女「でも、お金の方は……」

糸使い「あ、大丈夫! 俺の仕事は糸専門店だけじゃないんで」

女「あら、そうなんですか」

糸使い「ってわけで、カンパイ!」

女「はい!」

カチンッ

55 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 22:13:53.645 ID:qWFgE+UV0.net
<レストランの外>

妹「お兄ちゃんが心配だから、レストランの近くまで来ちゃうなんて」

妹「いやー、あたしらも兄想いだねえ」

蜘蛛「ホントホント」カサカサ

妹「でも、レストランに入るわけにはいかないし、どうしよう……」

妹「とりあえず、二人が出てくるのを待とうか」

妹「――ん?」

妹(あれ? お兄ちゃんが落とされた会社のビルに、怪しい集団が入っていく……)

56 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 22:16:59.028 ID:qWFgE+UV0.net
<レストラン>

糸使い「俺、最近はあやとりに凝ってて……。のび太君は心の師匠ですよ!」

女「まぁっ、ステキな趣味ですね」

糸使い「ところで、例のドレスは完成したんですか?」

女「ええ、おかげさまで」

女「ついさっき、すぐそこにあるファッションショーを運営する会社に、納入したところです」

女「これもあなたの糸のおかげです」

糸使い「いやいや、そんなことありませんよ〜」

糸使い(そろそろ告白したいけど、なかなかタイミングが掴めないな……)

糸使い(果たして、俺とこの人は、本当に赤い糸で結ばれてるんだろうか……)

57 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 22:18:19.870 ID:V3FXo3w9d.net
そっちの依頼のために

58 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 22:20:21.806 ID:qWFgE+UV0.net
<会社>

妹「気配を殺して、と……」ササッ

妹「さっきの集団は一体なんだったんだろう……?」

蜘蛛「アッチニダレカイル」カサカサ

妹「うん……そっと近づこう」



妹「――あっ!」

59 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 22:23:58.947 ID:qWFgE+UV0.net
怪盗「おやおや、これは素晴らしい!」

怪盗「今をときめくファッションデザイナーの未発表のドレス!」

怪盗「私のコレクションにするに相応しい一品です……!」

部下A「ビルに残っていた社員たちは全員縛り上げました」

怪盗「ご苦労」


社員A「くそっ、ファッションショーはもう間近だというのに!」

社員B「うちのビルのセキュリティが、こうも簡単に解除されるなんて……」

面接官「あれが盗まれたら、うちの会社は終わりだ……!」



妹「こいつら……今話題になってる怪盗一味だ!」

妹「ようし……あたしが捕えてやる! あんたはここで待ってて!」

蜘蛛「キヲツケナヨ」

60 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 22:27:58.438 ID:qWFgE+UV0.net
妹「待ちなさいよ!」

怪盗「おや、あなたは?」

妹「あたしは『ハサミ使い』よ! あんたらの悪事はあたしがチョキッと切ってやるわ!」チョキチョキ

怪盗「ほう……もしやあなたは“仕事人”ですか?」

妹「そうよ、よく知ってるわね」

部下A「……なんですか、仕事人というのは?」

怪盗「政府から“独断で犯罪者を退治していい”と強力な特権を与えられた人間のことです」

怪盗「仕事人はそれぞれ『○○使い』というコードネームを持っているのだとか」

部下A「あんな小娘が……?」

怪盗「人は見かけによらない、というものですよ」

部下B「ですが、相手は一人! ここは我々にお任せ下さい!」

妹「かかってきなさい!」チョキチョキ

61 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 22:30:39.983 ID:qWFgE+UV0.net
妹「えーいっ!」

ザシュッ! ズバッ! ザクッ!

「ぐわぁっ!」 「ぐぎゃっ!」 「いでぇぇっ!」

妹「さあさあ、こんなもんなの!?」チョキチョキ



部下A「つ、強い……!」

部下B「我らとて、一人一人が並のボディガード10人分の力があるのに……!」

怪盗「おやおや、なるほどなるほど……さすがですね」

怪盗「これ以上、部下に傷を負わせるわけにはいきません」

怪盗「私自ら相手をして差し上げましょう……このサーベルでね」ジャキッ

妹(こいつ……メチャクチャ強い!)

62 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 22:34:26.551 ID:qWFgE+UV0.net
<レストラン>

ブチッ!

糸使い「!」

女「どうしました?」

糸使い(俺がいつも手首に巻いてる糸が……ひとりでに切れた! 不吉だ……)

糸使い(まさか……妹たちになにかあったんじゃ!?)

女「もうすぐメインディッシュですね。楽しみです」

糸使い(だけど、せっかくデートがいいムードだし……ただの偶然かもしれないし……)

糸使い(――いや!)

糸使い「すみません! 俺、ちょっと席をはずします!」ガタッ

女「えっ!」

63 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 22:36:15.045 ID:ZLdU0Vck0.net
ほう

64 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 22:36:47.334 ID:BxXmV63tr.net
いい展開

65 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 22:37:20.541 ID:qWFgE+UV0.net
<会社>

妹「たあああああっ!」

怪盗「はあっ!」

キィンッ! キィンッ! ガキンッ!

ガキィンッ!

妹「きゃあっ!」ドサッ…

妹(やっぱり強い! あたしじゃ……勝てない!)

怪盗「おやおや、どうやらここまでのようですね」

66 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 22:42:39.001 ID:qWFgE+UV0.net
怪盗「仕事人の中にはどんな悪党も敵わない、恐るべき使い手が二人いるらしいですが」

怪盗「あなたはその二人のうちのどちらかではなかったようだ」

怪盗「しかし、あなたは将来、私の脅威になるおそれがある」

怪盗「殺しはしません、が……腕の腱を切断して、『ハサミ使い』としては死んでもらいましょう」

怪盗「彼女を押さえておきなさい」

部下A「はい」ガシッ

妹「は、はなしてっ!」ジタバタ

怪盗「これからは平凡な女子として幸せに生きていくことです」

妹(お兄ちゃん……っ!)

怪盗「それでは、トドメを――」チャキッ

67 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 22:45:01.414 ID:qWFgE+UV0.net
グルグルッ!

怪盗「!」ビンッ

怪盗(サーベルが、細い糸に絡め取られた!?)

怪盗「――誰だ!?」





糸使い「『糸使い』……参上!」

68 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 22:45:30.271 ID:f7WppCov0.net
ドキドキ

69 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 22:48:32.113 ID:qWFgE+UV0.net
妹「お兄ちゃん!? なんでここにいるの!?」

糸使い「嫌な予感がしてレストランを出たら、こいつが糸で道案内してくれてたんだよ」

蜘蛛「キキイッパツ」カサカサ

妹「そうじゃなくて……デートは!?」

糸使い「すっぽかしちゃった」

妹「なにやってんの! ったく、本当にバカなんだから……!」

妹「でも……ありがとう、お兄ちゃん」

糸使い「いいってことよ」

70 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 22:52:23.566 ID:qWFgE+UV0.net
部下A「新手か!」バッ

部下B「始末してやる!」バッ

糸使い「ほれっ」ヒュバッ

ザシュシュッ!

部下AB「ぐはぁ……っ!」ドザザッ



糸使い「さて、残るはお前一人だな」ヒュルルッ

怪盗「ほう……妹さんも強かったが、あなたはそれ以上だ」

糸使い(――って、こいつ、たしかこないだの面接の時に見たツラだな)

糸使い(そうか……あの時は求職者のふりをして、このビルを下見に来てたってわけか)

怪盗「なるほど、仕事人の中でも特に優秀な二人……あなたが“そのうちの一人”というわけですか」

糸使い「あいにく、この仕事はあまり好きじゃないんだけどな」

糸使い「糸は戦うためのもんじゃないと思ってるから」

怪盗「ふっ、あなたほどの使い手に出会えるとは嬉しいですよ! さぁ、勝負です!」

71 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 22:56:32.999 ID:qWFgE+UV0.net
ビンッ!

怪盗「あれ……?」ギシッ…

糸使い「残念だが、もう勝負はついてる」

糸使い「ここに姿を現す前に、お前の全身は糸で縛りつけておいた。手強そうだし」

怪盗「な、なんですとぉ!? くっ……こんなもの、こんなものっ!」グッグッ…

糸使い「無理無理、妹のハサミじゃなきゃ俺の糸は切れねえよ」

怪盗「う、ぐぐ……!」

怪盗「私は……すでに負けていた、ということか……!」



妹「お兄ちゃん、やったーっ!」

蜘蛛「ヤルジャン」

72 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 22:59:33.026 ID:ZYbPZnWS0.net
ナンダコレ

73 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 23:00:11.562 ID:qWFgE+UV0.net
怪盗「さすがです……『糸使い』……」

怪盗「しかし……ただでは負けませんよ……。手に入らないのならいっそ……」

糸使い「?」

怪盗「部下よ、そのドレスを破り捨ててしまいなさい!」


部下C「はいっ!」タタタッ


妹「ゲッ、さっきあたしが倒した奴! ――お兄ちゃん!」

糸使い「ちっ!」ヒュルルッ



グササササッ!

74 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 23:01:58.968 ID:7EccTPMfa.net
煎餅屋の話かと思ったらw

まあ、もっとやれ

75 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 23:03:49.582 ID:qWFgE+UV0.net
部下C「か、体が動かな……!」ドサッ


糸使い(俺の糸より早く、何本もの針があいつに刺さりやがった!)

糸使い(しかも……正確にツボに刺さってやがる! とんでもねえ腕前だ!)

糸使い「――何者だ!?」バッ


女「あ、どうも……」ニコッ


糸使い「――え!?」

妹「なんで!?」

蜘蛛「アンタガココニ」

76 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 23:07:43.654 ID:qWFgE+UV0.net
女「ありがとうございました」

女「あなたたちがいなければ、私のドレスは盗まれていたでしょう」

糸使い「今の針さばき……あなたもまさか!?」

女「はい……副業で仕事人をしております。『針使い』として」


妹「『針使い』っていえば、仕事人の中でお兄ちゃんに並ぶ凄腕ってウワサの……」

蜘蛛「コリャタマゲタ」


怪盗(まさか、仕事人の最上位二名とばったり出くわすことになろうとは……)

怪盗(やれやれ、私の悪運も尽きたということだな……)

…………

……

77 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 23:11:10.861 ID:qWFgE+UV0.net
怪盗一味は逮捕され――

面接官「あ、あのっ!」

糸使い「なんでしょう?」

面接官「このたびは本当にありがとうございました! 先日はすみませんでした!」

面接官「大変ムシのいい話ですが、是非我が社で……」

糸使い「いえいえ、そういう意図があって、怪盗を捕えたわけじゃありませんから」

糸使い「糸使いだけに」ニヤッ

面接官「…………」


妹「うわ……さっむ」

蜘蛛「シカモワカリニクイ」

78 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 23:14:38.615 ID:qWFgE+UV0.net
糸使い「それにしても驚きでした。あなたが『針使い』だったとは」

女「私も驚きです。あなたが『糸使い』だったなんて」

女「やっぱり私たち、お似合いみたいですね!」

糸使い「そうですね!」

糸使い「あ、あの……」

女「はい?」

糸使い「…………」シュルルッ

糸使い「俺たち、赤い糸で結ばれてますよね!」ギュッ

女「はい……私という針の穴に、あなたという糸を通して下さいませ!」



妹「あー……あの二人がなんで相性がいいのか、やっと分かったよ」

蜘蛛「ナンデ?」

妹「二人とも、根本的なところのセンスが同レベルなんだ」

蜘蛛「ナルホド」

79 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 23:16:02.105 ID:ISDNlWOf0.net
イイハナシダナー

80 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 23:18:45.924 ID:qWFgE+UV0.net
妹「で、晴れて恋人ができたところで、今後どうすんの、お兄ちゃん?」

妹「就活続けるの? それともコンビで仕事人すんの?」

糸使い「ん〜……俺としてはやっぱり糸専門店を頑張りたいんだけど」

妹「それじゃ全然稼げないじゃん」

女「大丈夫ですよ、私がデザイナーの仕事で養ってあげますから。お店に専念して下さい」

糸使い「それはいくらなんでも情けなすぎる……男として」

蜘蛛「ヒモダナ」

妹「いいんじゃない? ヒモでも。糸使いなんだし、ピッタリじゃん!」

糸使い「おいおい、そいつは勘弁してくれ〜!」


アッハッハッハッハ……!





〜おわり〜

81 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 23:19:19.686 ID:dcBeE/OKa.net


82 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 23:20:32.873 ID:ISDNlWOf0.net
乙乙

83 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 23:22:23.526 ID:7oXsnAZpr.net
オチいいな
面白かった

84 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 23:27:06.111 ID:cLXE04Lp0.net
乙乙普通に面白かったな

85 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 23:27:35.111 ID:alBto6mc0.net
えっちょっと待ってそんなことより蜘蛛がしゃべってね!?

86 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 23:28:03.005 ID:k+IyI1+X0.net
ってなんで俺くんが!?

87 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 23:29:25.890 ID:rNqoc+evd.net
和む

88 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 23:55:59.651 ID:T6fBf8F46.net
普通に面白い

89 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/22(木) 00:35:26.015 ID:SZcqXe460.net
いとをかし

90 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/22(木) 01:03:28.899 ID:MMnyJnder.net


91 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/22(木) 01:13:44.881 ID:J/qpWcvn0.net
おもしろい

92 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/22(木) 01:41:43.445 ID:6SZbGOdF0.net
面白かった

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