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彼女にあなたのことが嫌いですと言われた

1 ::2017/03/16(木) 11:22:01.932 ID:aQzmYnyfM.net
誰か聞いてくれますか。

2 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/16(木) 11:22:39.260 ID:mpW7l5utd.net
>>5が聞くって

3 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/16(木) 11:23:01.743 ID:SjLuk+NG0.net
エキサイト彼女

4 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/16(木) 11:23:05.856 ID:zyUJoKfX0.net
>>5が聞くよ

5 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/16(木) 11:23:08.216 ID:lz5RY2l7d.net
pepperにはなしてろい

6 ::2017/03/16(木) 11:25:06.512 ID:aQzmYnyfM.net
ありがとう。

「私はあなたが嫌いです。」

俺は面と向かってそう言われたことがある。

忘れられない高校2年のときの話だ。

7 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/16(木) 11:25:25.661 ID:mpW7l5utd.net
おしまい。

8 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/16(木) 11:25:47.525 ID:xmsAcSLQ0.net
なんだもう終わりか

9 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/16(木) 11:25:58.945 ID:O43ZnOTTH.net
早かったな

10 ::2017/03/16(木) 11:26:46.344 ID:aQzmYnyfM.net
ーー4月ーー
俺は高校2年生になった。

特別周りの環境が変わるわけでもなかったから緊張などはしていなかった。

最初に伝えておくと俺の学校は商業高校だったので4分の3は女子だった。

クラスは40人で5クラスあったので4組までは男子が10人で後の1クラスは女子だけで構成されていた。

俺は4組だった。

そこがある意味俺の始まりだった。

11 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/16(木) 11:26:54.773 ID:lz5RY2l7d.net
じゃあ今度は俺の番な

12 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/16(木) 11:27:12.538 ID:mpW7l5utd.net
と思ったその時!

13 ::2017/03/16(木) 11:27:46.808 ID:aQzmYnyfM.net
教室に入ると席順の紙が貼ってあった。

指定の場所に座ると、横の女子が挨拶してきた。

「また同じクラスだね。よろしく。」

その子は学年で一番可愛いと言われていた(俺がそう思っていただけかも知れない)Kさんだった。

「ほんまやな。ほんでまた横かい。」

関西生まれだった俺は関西人の謎のプライドで他の県に行っても関西弁が抜けることはなかった。

「担任もT先生だって。1年の時と変わらないね。」

「またあの人か。声と顔がでかいねんなあの人。」

当たり障りもない会話をしばらくした。

14 ::2017/03/16(木) 11:28:40.823 ID:aQzmYnyfM.net
その後俺は切り出した。

「K。お前体調大丈夫か?」

Kは、高校1年の夏、体育祭の準備中に倒れた。

原因はきちんと話してくれなかったが本人曰く疲れとストレスかららしい。

「え、うん!大丈夫!あれから1回も倒れてないよ!」

「倒れへんのが普通や!まぁ、でも体調良さそうやな。」

「今年の夏は体育祭でるよ!」

「おー、がんばり!」

15 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/16(木) 11:29:11.170 ID:DF8mghZcd.net
あく

16 ::2017/03/16(木) 11:29:23.433 ID:aQzmYnyfM.net
ここまで長々と会話を書いたので察してくれた人もいるも思うが、俺はKと仲が良い。

周りからも良く羨ましがられていた。

しかし、付き合うなどと言うことはなかった。Kは俺のことを多分仲の良い男友達としてしか見ていなかったと思う。

俺は正直そこそこモテた。男子が少ないせいもあるかもしれないが。

しかし、色々な告白を断ってきた。

理由は2つある。1つは後に説明するが、複雑な家庭環境。もう1つは俺がKに片想いをしているからだった。

17 ::2017/03/16(木) 11:30:25.513 ID:aQzmYnyfM.net
ーー俺の家庭環境ーー

俺は関西で生まれた。

父親は俺が生まれてすぐ借金50万を残して逃亡した。

俺は生まれてから母と母の兄とで、祖父母のボロボロの長屋みたいなところに住んでいた。

そして小学一年生になる少し手前、母が再婚した。

長屋から高層マンションに引っ越した。

家具や家電も豪華になり、食べ物なども大きく変わった。

しかし、貧乏だった頃のほうが幸せだった。

18 ::2017/03/16(木) 11:31:14.277 ID:aQzmYnyfM.net
引っ越してきてからは義父と母との喧嘩が耐えなかった。

多分俺のことで喧嘩していたんだと思う。

俺は義父をお父さんとは呼べなかった。

長屋での家族の団欒を奪った人だと認識していたからだ。

それと、生まれてから捨てられた事で父親と言うものに偏見を持っていた。

だから、ずっと他人行儀だった。

19 ::2017/03/16(木) 11:32:04.905 ID:aQzmYnyfM.net
そして小学一年生の秋、義父は暴力を振るうようになった。

義父はどうすれば俺との距離を縮めることが出来るのかと考えたと思う。

そして、体でぶつかる道を選んでしまったのだとも思う。

暴力は不条理なものではなく、(小さい事で暴力を振るう必要があるかは別として)そこに愛情はあったと今となっては思う。

だが幼かった俺は、恐怖政治のように義父の怖さに支配され、表面上の家族が出来上がった。

この暴力は中学3年生まで続いた。高校生になってからは俺は一人暮らしを始めたこともあり暴力はなくなったが、俺は人間と言う生き物は怖いと認識してしまい、女性と付き合うなどの深い関わりは避けてしまっていた。

少し長くなってがこれが俺の生い立ちであり悩ましい家庭環境だった。

20 ::2017/03/16(木) 11:33:19.451 ID:aQzmYnyfM.net
<<15
すみません。スマホからなんでちょい遅いかも。

21 ::2017/03/16(木) 11:34:27.087 ID:aQzmYnyfM.net
ーー5月ーー

中間考査がある月。

俺は成績は今のところ優秀で上位20組には入るくらいだった。

Kも優秀で俺達はいつも成績を競っていた。

「今度は負けないよ。」

「あほ。俺に勝ったん一回だけやんけ。」

「あはは。今回はいつも以上に勉強したの!」

そう言ってKは整った顔で俺に微笑みかけた。

「ほんなら何か賭けるか?」

「ほぉ!晩御飯でどう?」

「ええよ。絶対奢らしたる!」

俺は勝敗に関わらず学校以外でKと接する約束が出来たのが嬉しかった。


中間考査の結果は僅差で俺の勝ちだった。

主要教科のみならKに負けていたのでかなり勉強したのだろう。

悔しそうにしていた姿も本当に綺麗で微笑ましかった。

22 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/16(木) 11:34:30.804 ID:JbOrroF8d.net
安価どうなってんだよwwwwwwwwwww

23 ::2017/03/16(木) 11:35:50.575 ID:aQzmYnyfM.net
ーー6月ーー

俺はKと約束していた食事に出かけた。

ピザとパスタが美味しい店だった。

Kがトイレに行っている間に会計を済ませておいた。

勝ったとはいえ、好きな人に払わせる事はできないし何しろカッコつけたかった。

Kが帰ってきた。

「じゃあ、そろそろ出よか。」

「うん。いくらかな?」

会計を素通りする。

「え?お会計は?」

「なんや、今日はタダらしいで。俺が値切っといた。」

「?・・・!!・・・ありがとう。ごちそうさまでした!」

察したようだ。

「また、次おごるからね!」

「おー。期待しとくわ。」

しかし、そんな小さな幸せも長くは続かなかった。

24 ::2017/03/16(木) 11:37:02.137 ID:aQzmYnyfM.net
≪22

こうかな?

スマホからは初めてなのですみません。

25 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/16(木) 11:37:29.404 ID:21YfeHI/d.net
もう早く死んでくれ

26 ::2017/03/16(木) 11:37:31.586 ID:aQzmYnyfM.net
アンカーつけませんもう。

27 ::2017/03/16(木) 11:38:07.644 ID:aQzmYnyfM.net
次の日からKは学校に来なかった。

周りの生徒に聞いても理由は分からないらしい。

最初は心配していなかったが、3日目、4日目と来ない内に、心配になってきた。

5日目Kは学校に来た。

「お前!どうしたんや?めっちゃ心配したんやで!」

「・・・。ごめん。」

「何かあったんか?」

「何もないよ・・・。」

「・・・・お前、嘘下手やな。」

「・・・・。病気か?」

確信はなかったが過去の体調不良の事や歯切れの悪さから、簡単に推測は出来た。

「・・・今日一緒に帰ろう?その時に話すね。」

「・・・分かった。」

Kは弱々しく笑った。

不謹慎かもしれないがそれでもKは綺麗だった。

28 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/16(木) 11:39:14.304 ID:pFXSat9pp.net
その時俺には悪魔の囁き声が聴こえた

ーーーーーーーーー力が欲しか?

29 ::2017/03/16(木) 11:39:20.099 ID:aQzmYnyfM.net
今日の授業はうわの空だった。

頭に入ってこない。

嫌な考えだけが頭の中を駆け巡っていった。

どうか、重い病気ではありませんように。

俺の声が天に届くかは分からないが必死に祈った。

30 ::2017/03/16(木) 11:40:02.899 ID:aQzmYnyfM.net
そして放課後。

電車が別々だった俺達は近くの公園で話をするのことにした。

「・・・。」

Kは話しにくそうにしていた。

「無理して話さんでもええよ。・・・でも一人で抱え込んでもあかんやろ。」

ある種、支離滅裂な言葉だが、俺がKにかけられる精一杯の言葉だった。

5分ぐらいの沈黙が続いてKは俺に消え入りそうな声で言った。

「・・・癌なの・・・。」

「・・・重いんか?」

「・・・余命・・・半年なんだって。」

Kは目に涙をためて話してくれた。

去年の体育祭前から熱が続いていた事。

倒れたので検査をしてもらったら癌が見つかった事。

血液の癌でもう手遅れな事。

「・・・俺君。私、どうしたら良いかわかんないよ。」

Kは人目をはばからず声を上げて泣いていた。

31 ::2017/03/16(木) 11:41:09.253 ID:aQzmYnyfM.net
「アホか!まだ死ぬって決まったわけやないやろ。治る人だっておんねやから。」

「・・・でも・・。」

「K・・・俺が一緒に頑張ったる。お前ができん事はなるべく俺がやったる。何も出来んかもしれんけど俺が助けたる。だから負けんな!」

「・・・うん。でも、なんでそこまでしてくれるの?」

「それは・・・。お前、また俺に飯おごる言うたやろ?俺まだおごってもらってへん!」

「・・・あはは!そうだね!」

Kが初めて笑顔を見せてくれた。

32 ::2017/03/16(木) 11:42:14.530 ID:aQzmYnyfM.net
俺達は公園から駅に向かって歩いていった。

俺は迷った。

Kに想いを伝えるべきかどうか。

Kはそれどころじゃないかもしれないが、俺は今しかないと感じていた。

弱っているところにつけこむ訳ではないが、Kが全てを話してくれた今、俺も隠し事はしたくなかった

33 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/16(木) 11:42:17.617 ID:5yuzwb1qd.net
安価ちゃんとつけれないって…
専ブラから書き込んでないの?

34 ::2017/03/16(木) 11:43:10.179 ID:aQzmYnyfM.net
俺は迷ったすえにKに想いを伝えることにした。

「K?さっきな、飯がどうのこうの言ったけどな、もう一個理由あったん忘れとった。」

「ん?なになに?」

「俺な、お前のことな、めっちゃ好きやねん。」

Kは黙って聞いていた。

35 ::2017/03/16(木) 11:44:10.366 ID:aQzmYnyfM.net
「だから、お前と一緒に頑張りたいって思うし、一緒に居たいって思ってる。Kが全部話してくれたから俺もこれは言っとこうと思ってな。」

「あっ、Kが俺の事好きだろうが何だろうが俺はお前とちゃんと向き合うで。一緒に頑張るで。なんや、その・・・けじめみたいなもんや!俺のな!」

あたふたして付け加えた。

決して格好良い告白ではなかったが、Kは聞いてくれた。

36 ::2017/03/16(木) 11:44:54.153 ID:aQzmYnyfM.net
スレ立て自体初めてで、ご勘弁ください。

37 ::2017/03/16(木) 11:45:35.237 ID:aQzmYnyfM.net
「私ね。実はちょっと知ってたよ。俺君が私のこと好きなこと。」

「いつから?」

「高1の時かな。」

「・・・それめっちゃ恥ずかしいやん。ばれんようにしてたのに。」

「私ね。病気やから他の人好きになって迷惑かけたらダメって思ってたの。」

「でもね。俺君と話して気持ちが変わったよ。」

「私も俺君が好きでした。」

「それもいつから?」

「うーん。高1ぐらいかな。」

「待って。すっごい損した気分やわ。」

「あはは!頑張って隠さなくても良かったのに。」

「バレてるんも損した気分や。」

「俺君も嘘下手やな〜」

「なんで関西弁やねん!」

「せやな〜。」

38 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/16(木) 11:45:42.847 ID:L5AY6xJid.net
小説かな?

39 ::2017/03/16(木) 11:46:14.761 ID:aQzmYnyfM.net
俺達は笑った。散々笑って、お互い人生で初めてのキスをした。

周りにはリア充カップルに見えていただろうか。

幸せと悲しさが混じった初めてのキスはほのかに甘い香りとともに感触を俺の脳裏に焼き付けた。

40 ::2017/03/16(木) 11:47:28.547 ID:aQzmYnyfM.net
言葉とかもあんまり覚えてないですし、多少フィクションも入れていますが、大体は実体験です。

41 ::2017/03/16(木) 11:48:11.818 ID:aQzmYnyfM.net
ーー7月ーー

俺は趣味を活かしたバイトを始めた。

この趣味は一応伏せておくが月収にして20万程入ってきたので高校に行きながらのバイトにしては上出来だった。

何かあったとき少しでも役に立てるようにとほぼ全額貯金した。

Kは体育祭に出ることが出来た。

お玉リレーって言ってお玉にピンポン玉乗せながら障害物をゆっくり越えていく謎の競技だったが、Kは楽しそうにしていた。

42 ::2017/03/16(木) 11:48:59.031 ID:aQzmYnyfM.net
ーー8月ーー

俺は毎日学校終わってからKと遊んだ。

服屋に行ったりカラオケに行ったり、ありきたりな高校生のデートを満喫した。

8月の末で貯金額は40万になった。

43 ::2017/03/16(木) 11:49:54.436 ID:aQzmYnyfM.net
ーー9月ーー

Kの母親から俺に電話があった。

「俺君!Kから聞いた?」

「?何をですか?」

「癌、治ってきたのよ!まだ完全にじゃないから油断はできないけどね!」

「ほんまですか!?」

俺は電話越しで泣いていたと思う。

それだけ嬉しかった。自分のことのように幸せを感じた。

44 ::2017/03/16(木) 11:50:33.270 ID:aQzmYnyfM.net
しかし、母親は続けた。

「でもね、旦那のね、仕事の都合で海外に引っ越すの私達。・・・もちろんKも。」

「・・・決定ですか。」

「うん。もう変わることはないと思うわ。だからKにも言うように言ってあったんだけど・・・」

「・・・言いにくかったんでしょう。お母さん。今は離れててもスカイプとか電話とかメールとか色々あるから大丈夫ですよ。僕はね、Kが本当に幸せやったらそれでいいんです。」

本当はすごく嫌だった。

しかし、人の家庭に口出しすることも出来なかった。

K一家は10月には引っ越すそうだ。

その日の晩Kから連絡があった。

「ごめんね。黙ってて。」

「ほんまやで!まぁ、元気なって良かった。」

「引っ越す事はまぁ、しゃーないやろ。家庭の事情やしな。離れててもできることいっぱいあるよ。」

「・・・ありがとう!」

向こうに言っても連絡を取り合うことを約束して、俺らは残りの日数を楽しんで過ごした。

45 ::2017/03/16(木) 11:51:29.419 ID:aQzmYnyfM.net
ーー10月ーー

Kは日本で最後の高校生活を送った。

いつも通り俺らは遊んだ。

そして、最後にKにプレゼントを渡した。

30万かけて買ったペアリングだ。

ちょっとやりすぎかなとは思ったがどうしても渡したかった。

Kは泣きながら喜んでくれた。

俺らは最後のキスをしてKを見送った。

46 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/16(木) 11:52:02.789 ID:+vCFCWuvr.net
俺は面と向かってまで読んだ

47 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/16(木) 11:52:21.988 ID:upy8fLJA0.net
http://imgur.com/XFXnp4n.jpg

48 ::2017/03/16(木) 11:52:29.816 ID:aQzmYnyfM.net
ちょっと上司にご飯呼ばれたんで30分程開けます。

もし聞いてくださっている方がいましたら申し訳ありません。

49 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/16(木) 11:53:59.424 ID:wKjCwvvk0.net
>>47
なるほど

50 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/16(木) 11:56:07.130 ID:lz5RY2l7d.net
>>47
まってた

51 ::2017/03/16(木) 11:59:47.842 ID:aQzmYnyfM.net
ちょっとだけ間できたから書き込んどきます。

その画像始めてみました!

52 ::2017/03/16(木) 12:00:40.820 ID:aQzmYnyfM.net
Kが海外に行っても俺達は連絡を取り続けた。

とは言っても今日のご飯美味しかったとか、どうでもいい他愛のない話だったが、Kと話せるだけで良かった。

しかし、別れは突然やってきた。

53 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/16(木) 12:02:20.321 ID:ZRQIcYmir.net
お前らいったい何が見えてるんだ

54 ::2017/03/16(木) 12:03:30.472 ID:aQzmYnyfM.net
ーー12月ーー

切り出したのはKだった。

「・・・私達別れよっか。」

聞こえてはいたが理解できなかった。

「正直、離れているのも辛いし、最近飽きてきちゃったんだよね。」

とてもKから発せられる言葉とは思えなかった。

スカイプの画面越しのKが全く別の生き物に見えた。

55 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/16(木) 12:04:55.239 ID:/5bNUxx/0.net
なんかワロタ

56 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/16(木) 12:26:27.326 ID:FoW6oY6U0.net
八九寺かと

57 ::2017/03/16(木) 12:31:19.363 ID:aQzmYnyfM.net
ただいま。

時間ないからどんどん書いていきます。

58 ::2017/03/16(木) 12:32:01.274 ID:aQzmYnyfM.net
「・・・なんでや?・・・また日本に来たら会えるやん。」

「・・・正直別に会いたいとも思わないんだよね。会話も面白くないし、うざい。」

いつも、画面越しで笑っていたKは嘘だったのか。

「・・・そっか。」

俺にはそんな言葉しか出なかった。

59 ::2017/03/16(木) 12:32:45.464 ID:aQzmYnyfM.net
何もできない自分が惨めだった。

「うん。正直に言うともうあなたのことは嫌いです。だから連絡してこないでね。」

そうして一方的に電話はきれた。

そこからの俺はただ呆然と生きていた。

半分鬱状態だったかもしれない。

愛する人を無くし、生きる意味が見たけられず、自殺まで考えた。

60 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/16(木) 12:33:29.244 ID:aQzmYnyfM.net
ーー1月ーー

俺の元に荷物が届いた。

開けてみると、手紙と編みかけのマフラーが入っていた。

Kからだった。

今からその手紙を名前などは伏せて全て書き出そうと思う。

61 ::2017/03/16(木) 12:34:14.526 ID:aQzmYnyfM.net
俺君へ、

突然の別れ話、ごめんなさい。

実は私、病気は治っていませんでした。

海外にも行ってませんでした。

俺君に別れ話を告げたのは余命一ヶ月になっていました。

一人でトイレなどに行くのも大変な状態でもう長くないこともわかっていました。

最後に俺君には迷惑かけたくないと思い、別れ話を切り出しました。

何も言わなくてごめんなさい。

本当は俺君が大好きでした。

いっぱいをありがとう俺君。

私、幸せだったよ。

俺君とあえて本当に良かった。

Kより。

PS.ご飯おごれなくてごめんね!

62 ::2017/03/16(木) 12:35:02.094 ID:aQzmYnyfM.net
俺は涙が止まらなかった。

なんで気づいてやれなかったんだろう。

Kは一人で闘って、頑張っていたのにどうして俺は・・・。

Kとの思い出が走馬灯のように蘇ってきた。

初めてあって一目惚れした時。

高1のテストで唯一負けた時。

初めて付き合った時。

初めてキスした時。

下手な関西弁を使って大笑いしたり、映画を見に行って一緒に泣いたり、全ての思い出が心の中に深く刺さっていった。

「K・・・嘘上手になったなぁ。分からんかったで俺・・・。」

Kはきっと俺には心配せずに生きて行ってほしかったんだと思う。

悲しくてしばらく大泣きした後に俺は決意した。

Kの分まで生きようと。

63 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/16(木) 12:36:01.868 ID:CZKb7Ssy0.net
少し空が薄暗くなって雲の動きが速くなってきた

Kが「やっやつが来た!」とつぶやき走り出した

俺も魔剣(ヴィダルサスーン)を取り出しKの後を追った

64 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/16(木) 12:37:16.387 ID:9+LiW8gN0.net
〜Fin〜

65 ::2017/03/16(木) 12:40:49.294 ID:aQzmYnyfM.net
ーーお葬式ーー

Kの葬儀はKの実家近くで行われるらしい。

Kの母親から聞いた。

俺は、Kの葬儀に出ることにして、学校を休んで参加した。

Kの母親は必死に俺に誤ってくれた。

「嘘を付いて本当にすみませんでした!」

「いいんですよ。Kが選んだ道ですから。初めは僕も寂しかったですけど、今はKの分まで頑張って生きようと思ってるんですよ。」

「俺君・・・。ありがとう。」

「後、これKが最期まで握ってた指輪。俺君とお揃いのよね。」

「・・・はい。こんなん最期まで持っててくれたんですね。」

俺はまたしても泣いてしまった。

Kの母親も泣いていた。

こうしてKの葬儀が終わった。


俺は今もKを愛している。

きっとあの世でも下手くそな関西弁を使っているだろう。

ホンマにどうしようもないアホなやつやなぁ。

〜fin〜

66 ::2017/03/16(木) 12:41:57.227 ID:aQzmYnyfM.net
もっと書きたいことあったけど時間ないんで短くまとめました。

きいてくださかったかたありがとう。

67 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/16(木) 12:48:13.077 ID:g+DKmS7v0.net
おつ

68 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/16(木) 13:17:21.265 ID:3cPUVs+pa.net
Kは夢に出てきて私の横でマフラー食ってるよ

69 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/16(木) 13:19:04.228 ID:WnfNOMolp.net
くっそつまんね死ね

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