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ラフィエル「最近サターニャさんが私に気があるように思えるのですが」 ヴィーネ「はぁ」
- 1 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/26(日) 10:30:50.855 ID:5ssdAO0a0.net
- ラフィエル「この前…」
〜〜〜
サターニャ「あ、ラフィエル!おはよー!」
ラフィエル「あ、サターニャさん。おはようございます♪」
サターニャ「制服のリボン、曲がってるわよ、直してあげる。」
ラフィエル「あ、ありがとうございます!」キュン
サターニャ「これでよし、と。もうダメよ〜天使がそんなんじゃまったく〜」
〜〜〜
ラフィエル「なんて事があったんですよ」
- 2 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/26(日) 10:31:50.573 ID:LHYZ67n5d.net
- 期待
- 3 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/26(日) 10:32:35.062 ID:mtbRtfTE0.net
- わたし達は起き上がり、うしろを振り向く。
ひしゃげた車が壁につっこんで、煙を上げている…。
…ふと気付くと、車と壁の間に、なにか変な形の固まりが、押し付けられたみたいにつぶれてる。
その変な固まりを中心に、壁にびっしゃりと、赤い液体が飛び散ってる。
まるで、大きな赤い花柄みたいに。
……耳につき刺さる高い音が、ヴィーネさんの悲鳴だって気付くまで、ずいぶん時間がかかった。
ヴィーネさんは、なんで叫んでるんだろ…?
わたしは、ぼんやりと壁を見詰めていた。
変な固まりは壁でつぶれたトマトみたいに、微動だにしない。
あれがもし生き物なら、間違いなく死んでる。
…あれがもし、人間だとしたら、顔を壁に向けて、ちょうど背中の当たりで車に挟まれている形になる。
ヴィーネさんはその変な固まりに駆けよって、車を必死にどかそうとしている。
…馬鹿ですねぇ…。いくらヴィーネさんが力持ちでも、車は動かせませんよ…。
ああ、ヴィーネさん、だめですよ。手が汚れるからその変な固まりに触っちゃ…。
車と壁の間から、ヴィーネさんが変な固まりを引っ張り出そうとするたび、それはぶらぶらと力なく揺れる。
ヴィーネさんの制服は真っ赤に染まってる。…あーあ、後で洗うの、大変ですよ…。 サターニャさんに手伝ってもらわなきゃ…。
そう言えばサターニャさんは、どこに行ったんでしょう?
サターニャさんは、ほら、もうすぐ車の下の方から、『いたーい…』なんて言いながら出てくるに決まってます…。
あはは、ヴィーネさん、まわりの大人に叱られてます。
…あのオトナ達がいなくなったら、きっと、サターニャさんは車の下あたりから、『いたーい…』なんて、笑いながら出てくる。
そうに決まってる。 そうに決まってる。 絶対に。絶対に絶対に…。
気がついたら、わたしも、変な固まりに駆け寄っていた。 鉄と、生肉の匂い。
ねえ、サターニャさん。 家に帰るから、そこから出て来てよ。
……うちに帰って、ごはん作って、ずっと、楽しく幸せに暮らすんだからさ。
3人でずっと仲良く。
ねえ。動いてよ、ねえ、サターニャさん…。
ねえ………………。
- 4 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/26(日) 10:33:07.861 ID:5ssdAO0a0.net
- ヴィーネ「えっと…それだけで判断するのは難しいと思うんだけど…」
ラフィエル「もちろんそれだけではないです」
ラフィエル「この前も…」
〜〜〜
サターニャ「ねぇ、ラフィエル、この新ポーズどうかしら?私に合ってると思うんだけど」
ラフィエル「わー!!すごくいいと思います!!」パチパチパチ
〜〜〜
ラフィエル「なんてことがあって…」
ヴィーネ(帰りたい…)
- 5 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/26(日) 10:34:58.742 ID:5ssdAO0a0.net
- ラフィエル「ヴィーネさんはどう思いますか?」
ヴィーネ「うーん…やっぱりそれだけでは判断しづらいかな…」
ラフィエル「だって…リボンを直してくれるんですよ!サターニャさんが私と目を合わせて!目の前で!」バンバン
ヴィーネ「あの…痛いんだけど…」
ヴィーネ「とりあえず…本人に確認するのが一番早いんじゃない?」
- 6 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/26(日) 10:37:17.500 ID:g3zUGWp0p.net
- しえん
- 7 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/26(日) 10:37:18.540 ID:5ssdAO0a0.net
- ラフィエル「そんなことができたら最初から苦労しませんよ!!」
ラフィエル「ヴィーネさんは何もわかってないですね。」
ラフィエル「実はそういう経験に疎いんですか?」
ヴィーネ「この時間ガヴは…チッ…もう帰ったか…」
ラフィエル「この気持ち…どうすればいいですかね…胸が痛いんです…」
ヴィーネ「あんたは初恋した中学生かよ」
- 8 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/26(日) 10:38:27.302 ID:9RcoeHgyd.net
- ほ
- 9 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/26(日) 10:38:38.231 ID:9RcoeHgyd.net
- ほ
- 10 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/26(日) 10:38:48.459 ID:9RcoeHgyd.net
- ほ
- 11 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/26(日) 10:38:58.928 ID:9RcoeHgyd.net
- ほ
- 12 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/26(日) 10:39:07.125 ID:5ssdAO0a0.net
- ラフィエル「とにかく…このままでは…気になって授業にも集中できません…」
ヴィーネ「それは困るわね…」
ラフィエル「一体…私はどうすれば…」
ヴィーネ「うーん…やっぱり自分の気持ちを伝えてみるのが一番だと思うけど…」
ラフィエル「そうですか…わかりました…」
ラフィエル「私、覚悟を決めます」
- 13 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/26(日) 10:39:09.794 ID:9RcoeHgyd.net
- ほ
- 14 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/26(日) 10:41:11.651 ID:5ssdAO0a0.net
- ラフィエル「サターニャさん」
サターニャ「あら、どうしたのラフィエル?」
ラフィエル「えっ…いや…あの…そのですね…」
サターニャ「…?」
ラフィエル「あの…サターニャさんにお話がありまして…」
サターニャ「ふふふ……あなたからそんな言葉が出てくるとは珍しいわね……何かしら?」
- 15 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/26(日) 10:42:35.257 ID:sWBko9rH0.net
- はよ
- 16 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/26(日) 10:43:01.654 ID:sWBko9rH0.net
- ほ
- 17 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/26(日) 10:43:15.587 ID:sWBko9rH0.net
- ほ
- 18 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/26(日) 10:43:37.473 ID:5ssdAO0a0.net
- ラフィエル「あ、あの…その…」
ラフィエル「け、け、けけけっ」
サターニャ「けけけっ…?」
サターニャ「あ!わかった!ハロウィンね!ラフィエルったら〜、まだハロウィン気分なのね」
ラフィエル「あぅぅ……」キュンキュン
サターニャ「あ、でも……話したいことって…それ…?」
ラフィエル「はい、そうです。」
- 19 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/26(日) 10:45:05.196 ID:5ssdAO0a0.net
- 〜〜〜〜
ヴィーネ「なんでやねん!」
ヴィーネ「しかもなんで急に結婚なのよ!いろいろ飛びすぎか!」
ラフィエル「サターニャさんの目を見てると…異様にドキドキして…」
ラフィエル「それにやっぱりみんなの目の前では公開処刑だと思うんですが」
ヴィーネ「あー…じゃあ、あれじゃない。ありがちなラブレターで呼び出してー、とか。」
ラフィエル「なるほど〜」
- 20 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/26(日) 10:45:30.221 ID:qopquT2O0.net
- ラフィエル「なるほど〜」
- 21 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/26(日) 10:47:33.734 ID:5ssdAO0a0.net
- ラフィエル「え、えーと…なんて書きましょうか…」
ラフィエル「○○に○○時に一人で来てください、お話があります…っと」
ラフィエル「これを…サターニャさんの下駄箱に…」
サターニャ「あれ?ラフィエル?あんた何してんの?」
ラフィエル「ぎくっ」
- 22 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/26(日) 10:50:54.662 ID:5ssdAO0a0.net
- サターニャ「私に何か用?」
ラフィエル「あの…その…これを…」
サターニャ「何これ?手紙?」
ラフィエル「で、では私はこれで…!」タタタタッ
サターニャ「あっ!ちょっと!」
サターニャ「何よこれ…」
- 23 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/26(日) 10:53:17.603 ID:5ssdAO0a0.net
- ラフィエル「ついに渡してしまいました…」
ヴィーネ「これからが勝負ね…。」
ラフィエル「来なかったらどうしましょう…」
ヴィーネ「サターニャは純粋ですから絶対来ると思うわよ」
ラフィエル「ですよねー私もそういうところに惚れたんです」
ヴィーネ「はぁ」
- 24 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/26(日) 10:53:50.387 ID:PPVEdxxc0.net
- ベタ惚れラフィすき
- 25 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/26(日) 10:54:54.582 ID:cNVsJ1qt0.net
- ラフィ可愛すぎる
- 26 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/26(日) 10:57:46.084 ID:5ssdAO0a0.net
- ラフィエル(とはいえ…いざこうなると…何と言えばいいか…)
ラフィエル(緊張しますね…)
ガチャ
サターニャ「来てやったわよ、ラフィエル!!あんたが私に果たし状を渡してくるなんて意外だったけど、その勝負!受けてやるわ!!」
ラフィエル(うわー……)
- 27 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/26(日) 10:59:52.509 ID:JuzO9f770.net
- 上手く言いくるめて結婚しちゃいなよ
- 28 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/26(日) 11:00:23.276 ID:5ssdAO0a0.net
- ラフィエル「違うんです!サターニャさん!本当にお話があるんです!」
サターニャ「へ?果たし状じゃないの?」
サターニャ「だってこれ明らかに果たし状……ふむっ………!?!?!?」
サターニャがラフィエルに無理やりキスされる
ラフィエル「サターニャさん……これが私の気持ちです……」
- 29 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/26(日) 11:01:30.976 ID:5ssdAO0a0.net
- ラフィエル「サターニャさん、私と結婚を前提にお付き合いしてください!!!」
ラフィエル(い、言っちゃったー…)
- 30 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/26(日) 11:01:41.077 ID:cNVsJ1qt0.net
- いいぞ
- 31 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/26(日) 11:06:49.410 ID:5ssdAO0a0.net
- サターニャ「ら、ラフィエル!?けっ結婚って…なんの冗談よ!//」
ラフィエル「私は冗談ではなく、本気です。」
サターニャ「け、結婚とか付き合う…とかまだその…よくわからないけど…//」
サターニャ「その……弟子にならしてあげるわ!!//」
ラフィエル「」パアアアアアァァァァ
ラフィエル「サターニャさーん!!」
サターニャ「ちょ、抱きつかないでよ!近いじゃない!!」
おわり
- 32 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/26(日) 11:17:09.977 ID:cNVsJ1qt0.net
- 乙
- 33 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/26(日) 11:18:28.495 ID:PPVEdxxc0.net
- おつおつ
- 34 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/26(日) 12:04:21.633 ID:JuzO9f770.net
- おつ
- 35 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/26(日) 12:24:08.402 ID:W5eHU9Dep.net
- おつ
- 36 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/26(日) 12:33:18.663 ID:bPZOi8tg0.net
- 百合が足りない
- 37 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/26(日) 12:41:37.885 ID:RWR2bBLqa.net
- おつ
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