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ガヴリール「ほら、ヴィーネ起きてください」ネ「……やーだー」
- 1 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/27(月) 12:34:26.737 ID:BnrKs+ZR0.net
- ガヴ「嫌だ、じゃないですよ…ほら、こんなに部屋を散らかして」
ヴィーネ「……仕方ないじゃない。昨日はお祭りだったんだから…」
ガヴ「ネット掲示板の、でしょ。…はぁ、ほら学校行きますよ」
ヴィーネ「や〜だ〜いきたくない〜!!」
ガヴ「子供じゃないんですから…!」
ガヴ(サターニャが魔界通販で買ってきた怪しいスイッチを押してからというもの、ヴィーネは毎日この調子だ)
ヴィーネ(サターニャが魔界通販で買ってきたスイッチを押してから、ガヴは昔の天使のようなガヴに戻った)
- 37 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/27(月) 14:00:02.422 ID:x0SE2Iko0.net
- いいかんじ
- 38 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/27(月) 14:05:37.670 ID:BnrKs+ZR0.net
- ラフィ「サターニャさんっ!!よくもっ
、よくも騙しましたね!」
サターニャ「ふっ、騙される方が悪いのよ。私は悪魔よ?悪魔の言うことを簡単に信じる方が愚かなのよ…」
ラフィ「……うぅっ、うう…!」
サターニャ「さーて、敗者には罰ゲームでもやってもらおうかしら?」
ラフィ「な……!」
サターニャ「そうね……負け犬は負け犬らしく、犬のマネでもやってもらおうかしら」
サターニャ「ほら、ラフィエル。私の足を舐めなさい…犬のように、跪いてね…」
ラフィ「だ、だれがっ……!」
サターニャ「ちゃんと足を舐められたら、クリームパンをあげるわ…」
ラフィ「………!!」
サターニャ「さぁ、どうする?ふふ、ラフィエル…天使としての尊厳を捨てるか、寝るまで激辛メロンパンの余韻に浸り続けるか…」
ラフィ「うううううっ……!」
ガヴ「……ヴィーネ、自販機へ行きましょう」
ヴィーネ「…そ、そうね。行きましょ…」
- 39 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/27(月) 14:16:02.870 ID:BnrKs+ZR0.net
- ヴィーネ「うわ、何これ美味しくない…なんでこんなもん売れると思ったのよ…」
ガヴ「仕方ないですよ。缶ジュース業界も競走が激しい世界のようですし…」
ヴィーネ「悔い改めろ」スッ
ガヴ「!?ヴィ、ヴィーネ!捨てるなら全部飲んでからにしてください!」
ヴィーネ「えー…じゃあガヴが飲んでよー」
ガヴ「……っ!///」
ガヴ(ヴィ、ヴィーネとかかか間接…///)
ガヴ「しょ、しょうがないですねっ!勿体ないですし、私が飲みます!」
ガヴ「」ゴクゴク
ガヴ「なにこれまず」
ヴィーネ「でしょ?」
- 40 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/27(月) 14:18:04.700 ID:tRwiPMfbd.net
- ラフィのえぐっぐすっにぐっときた
- 41 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/27(月) 14:18:05.574 ID:OupaSUEf0.net
- ガヴちゃん可愛すぎわろた
- 42 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/27(月) 14:22:17.190 ID:umB6utVE0.net
- なんかこのままでもいい気がしてきた。
- 43 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/27(月) 14:27:45.295 ID:siVLl/Tj0.net
- ラフィが可愛すぎて
サターニャはなかなかかっこいいな
- 44 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/27(月) 14:28:58.771 ID:BnrKs+ZR0.net
- ヴィーネ「ガヴはさー」
ガヴ「なんです?」
ヴィーネ「やっぱりその姿のときって…自分を抑えているの?」
ガヴ「自分を…ですか。そうですね」
ガヴ「皆さんの話を聞いて、私の本質が怠惰でぐーたらな、駄天使だったと教えられても…」
ガヴ「私はこの私が辛いと感じたことはありませんし、自分を押し殺しているように思ったこともないです」
ヴィーネ「……ふーん、そうなの」
ガヴ「きっとむしろ逆で…前の私は、自分を見失っていた状態じゃないんでしょうか」
ヴィーネ「自分を…?」
ガヴ「私はこの私に誇りを持っています。人々を導くことが私の使命であり、存在意義であると」
ガヴ「しかし、前の私はそれ以外の楽しみを見つけてしまう。そしてそんな自分に嫌気がさしてしまった」
ガヴ「…信じていた自分に裏切られて、どうしたらいいかわからなくなって」
ガヴ「それで、一度自分というものを滅茶苦茶に壊してしまいたくなった…」
ガヴ「…というのが、今の私の見解ですね」
ヴィーネ「……ふーん、そう」
ガヴ「今の私は、スイッチによって作られた、仮初の姿です。きっと、元に戻れば、この私は跡形もなく消えてしまうのでしょうが…」
ガヴ「それでも私は信じています。いつか私が、ちゃんと自分と向き合って、ちゃんと前を向いて歩けるようになる日を」
- 45 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/27(月) 14:38:33.614 ID:YOgatf8C0.net
- あーこれは自分に裏切られるパターンですわ
- 46 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/27(月) 14:38:50.514 ID:BnrKs+ZR0.net
- 【帰り道】
サターニャ「ほら、ラフィエル!カエルよカエル!!」
ラフィ「い、いやぁぁぁっ!?や、やめてくださいいいいいっ!?」
サターニャ「あははっ、逃げなくてもいいじゃない!!カエルさんもラフィエルと遊びたいって言ってるわよ!」
ラフィ「きゃあああああああっ!」
ヴィーネ「……やっぱり何回見ても慣れない光景よね」
ガヴ「……なんとなく、サターニャの闇が垣間見えた気がしますね」
ヴィーネ「あ、今日ガヴの家行っていい?」
ガヴ「いいですけど…どうして?」
ヴィーネ「……ガヴってお料理結構うまいわよねー」
ガヴ「そういうことですか。…いいですよ。ご馳走します」
- 47 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/27(月) 14:41:21.979 ID:BnrKs+ZR0.net
- ヴィーネ「ごっはん♪ごっはん♪」カタカタ
ガヴ「ヴィーネも少しは手伝ってくださいよー」
ガヴ「私のパソコンばっかり弄ってないで…」
ヴィーネ「いいじゃない。前は私がアンタの面倒見てたんだし」
ガヴ「はぁ…まぁ、そうなんですけど」
ピンポーン
ガヴ「?誰でしょう…ヴィーネ、出てくれますか?」
ヴィーネ「えー」
ガヴ「私手が離せないんですよ。お願いします」
ヴィーネ「わかったわよー…」
- 48 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/27(月) 14:48:27.988 ID:BnrKs+ZR0.net
- タプリス(ひっさびさの下界ですー♪)
タプリス(突然尋ねたら、天真先輩驚くかなっ)
タプリス(…まぁ、ゲームばっかりで私の相手なんてしてくれないでしょうけど)
タプリス(でもいいんですっ!漫画喫茶?とかいう、泊まる場所も確保しましたし)
タプリス(いざ、尋常に!)
ピンポーン
タプリス「……」
ガチャ
タプリス「あ、こんばんわ、タプリスで」
ヴィーネ(髪ボサボサ目つき悪い酷いクマやさぐれモード)「……どなたさま?」
タプリス「」
- 49 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/27(月) 14:52:01.567 ID:BnrKs+ZR0.net
- ヴィーネ「…ってなんだ、タプちゃんか。何か用?」
タプリス(……??え?誰ですかこれ??)
タプリス(どこからどう見ても月乃瀬先輩ですけど月乃瀬先輩じゃないですよねこれ)
タプリス(あっ、双子の妹さんかな!?)
タプリス「初めましてっ!ち、千咲=タプリス=シュガーペルと申しますっ!あの、お姉さんとは、仲良く」
ヴィーネ「私姉いないけど」
タプリス(………)
タプリス(あれれれれれ??)
ヴィーネ「とにかく上がれば?」
タプリス「は、はい」
- 50 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/27(月) 14:53:48.360 ID:umB6utVE0.net
- 支援
- 51 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/27(月) 14:55:45.008 ID:8tv9dOYW0.net
- いいぞ
- 52 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/27(月) 14:56:59.697 ID:BnrKs+ZR0.net
- ヴィーネ(…あ、そっか。そういうことか)
ヴィーネ「あ、タプちゃん?混乱してるかもしれないけど、私は確かに月乃瀬=ヴィネット=エイプリルよ」
タプリス「え、えぇ!?何がどうして、そんなお姿に…!」
ヴィーネ「まー…話すとややこしいんだけど、サターニャの買ってきた怪しいスイッチを押したら、みんなの人格が入れ替わっちゃって…」
タプリス「ま、またあの悪魔さんですかぁっ!!ゆ、許せません……!」
ヴィーネ「そんなわけだから、暫く私はこんな感じよ。…なんかごめんね?」
タプリス「い、いえいえっ…。悪いのは全部胡桃沢先輩です!」
タプリス(なんてことでしょう…私がいない間に、そんな大変なことに…!)
タプリス(待っていてください月乃瀬先輩!必ずや、私が元のあなたたちに)
ガヴ「あ、タプリス来てたんですか?」キラキラキラキラ
タプリス「!!」ズキュウウウウウン
- 53 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/27(月) 15:00:39.170 ID:BnrKs+ZR0.net
- タプリス「……って、てんっ、てん…」
タプリス「てんま、せんぱい……?」
ガヴ「?タプリス…?」
タプリス「うわあああん!」ダキッ
ガヴ「ちょ!い、いきなり抱き着いてきて、どうしたんですかタプリス!」
タプリス「天真先輩がっ…!私の先輩が帰ってきたぁっ!」
タプリス「嬉しいですっ……!毎日お星様にお願いしていた甲斐がありましたっ…!」
ガヴ「……あー、なるほど」
ヴィーネ「……タプリス、ちょっと離れて」
タプリス「うううっ……!」
- 54 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/27(月) 15:06:30.604 ID:BnrKs+ZR0.net
- タプリス「……な、なるほど」
タプリス「つまり天真先輩も、スイッチの影響でそうなっているだけで…」
ガヴ「いずれ、元に戻ってしまうと思いますね。あはは……」
ヴィーネ「ガヴー、こっちはやっておくから、ご飯作ってきてよ」
ガヴ「はいはい、わかりました」
タプリス「……」
タプリス(……これは複雑な心境ですね)
ヴィーネ「ま、そんなわけだから。いちおー元に戻る方法も探してるけど…今んとこ目処は全くなし」カタカタ
ヴィーネ「私は別にこのままでもいいんだけどねー、めんどいし」カタカタ
タプリス(嗚呼…あの月乃瀬先輩が、私の目線に合わせて優しく学校のことを説明してくれた月乃瀬先輩が…)
タプリス(全く目を合わせようとせず、パソコンの中に見入っている…)
ガヴ「ふんふふ〜ん♪」カチャカチャ
タプリス(片や、朝昼晩とジャンクフードで済ませるような食生活を送っていた天真先輩が)
タプリス(鼻歌を口ずさみながら、鍋をかき回している…)
- 55 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/27(月) 15:10:39.191 ID:BnrKs+ZR0.net
- ガヴ「できましたっ!」
ヴィーネ「待ってましたー」
タプリス「えっと、その…」
ガヴ「タプリスも食べていきますか?作り置きしようと思って、多めに作っておいたんです」
タプリス「あっ、ありがとうございます…」
タプリス(て、天真先輩のっ…天真先輩のお料理……!)
ヴィーネ「…うっわ、うま。何これ、私が作ってた時より美味しいじゃない」
ガヴ「そ、そんなことないですよ……。お料理なんて、ホント久しぶりで…」
タプリス「確か、人間の学校には、調理実習なるものがあると聞きますが…」
ガヴ「あの時は何もかも適当でしたからね」
ヴィーネ「そーそー。だから全部私一人で面倒見なくちゃならなくて大変だった…」
タプリス(違和感がすごい…)
- 56 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/27(月) 15:15:22.595 ID:BnrKs+ZR0.net
- タプリス「ご馳走様でした」
ガヴ「ところで、どうしたんです?こんな時期に下界へ、なんて…」
タプリス「えへへ。天真先輩のお顔が見たくなって…降りてきちゃいました」
ヴィーネ「そんな気軽に降りれるの…?宿もないのに」
タプリス「最近では安く泊まれるところもありますよ!」
ガヴ「そうなんですか?」
タプリス「はいっ。漫画喫茶って知ってますか?私、今日はそこに泊まろうと思ってるんです」
ガヴ「………」
ヴィーネ「………」
ガヴ「…タプリス。今日はうちに泊まってください」
ヴィーネ「うん。…さすがに、それは」
タプリス「ええっ!?だ、だってあんなに安く泊まれるのに…」
ガヴ「泊まって、ください?」ニコッ
タプリス「……は、はひ」
タプリス(…天界でも、たまーに、こういう怖い先輩見たことありますね)
- 57 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/27(月) 15:18:35.508 ID:sSm/pHoZd.net
- タプにとってこの状況まさに僥倖
- 58 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/27(月) 15:21:07.132 ID:OupaSUEf0.net
- 漫喫は狭すぎる
- 59 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/27(月) 15:24:57.075 ID:BnrKs+ZR0.net
- ガヴ「タプリス、寝ましたね」
ヴィーネ「…さすがに私まで泊めてもらうわけにはいかないわね」
ガヴ「と、泊まる気だったんですか?///」
ヴィーネ「まーね。面倒くさいし」
ガヴ「……面倒くさい、ですか」
ガヴ「前のあなたにも、心の中では、そういう気持ちもあったんですかね」
ヴィーネ「ない人間なんていないわよ」
ガヴ「そうですか?」
ヴィーネ「なるべく面倒ごとは省いて生きたいのが人生でしょ。ま、世の中には進んで面倒ごとに首突っ込みたがる奴もいるけど」
ガヴ「ブーメラン刺さってますよ…」
ヴィーネ「…ガヴがそうやってネットスラング使えるように、前の私と今の私って、必ずしも≠ではないからね」
ヴィーネ「結局、堕落したガヴを見捨てて後からやきもきする方が面倒くさいって、前の私は判断してたんじゃないかしら」
ガヴ「………」
ヴィーネ「じゃあ、帰るわ。タプちゃんによろしく」
ガヴ「おやすみなさい、ヴィーネ」
ヴィーネ「おやすみ、ガヴ」
- 60 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/27(月) 15:28:17.170 ID:qgwkXvtg0.net
- ( ;∀;)イイハナシダナー
- 61 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/27(月) 15:30:38.641 ID:BnrKs+ZR0.net
- 【翌朝】
ガヴ「……………」
タプリス「すやすや……えへへぇ、てんましぇんぱいぃ……」
ガヴ「……タプリスがいる時点で、夢じゃねぇな、これ……」
- 62 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/27(月) 15:33:00.122 ID:BnrKs+ZR0.net
- ヴィーネ「……あ」
ガヴ「……おー」
ヴィーネ「……お、おはよ。ガヴ」
ガヴ「………ヴィーネ、おはよう」
ヴィーネ「……どうしたの、その髪」
ガヴ「……いやね、私の髪って、一日でも手入れを抜くとこうなるんだ」
ヴィーネ「…そうなの」
- 63 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/27(月) 15:34:26.566 ID:YOgatf8C0.net
- 戻ってしまったあああああああ
- 64 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/27(月) 15:34:26.967 ID:BLAe7+TYd.net
- 戻った?
- 65 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/27(月) 15:35:14.319 ID:+iuixgt8d.net
- なんてこったい!
- 66 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/27(月) 15:37:01.071 ID:BnrKs+ZR0.net
- ガヴ「…無事に、戻れたわけだけどさ」
ヴィーネ「そ、そうね」
ガヴ「正直、どこまで覚えてる…?」
ヴィーネ「………ぜんぶ」
ガヴ「だよなぁぁ……」ハァァァ
ヴィーネ「で、でもっ!昨日のは違うっていうか!あれは本当にスイッチの作り出したまやかしでっ!」
ヴィーネ「あれが私の本性とか…そんなことはないんだからね!?勘違いしないでね!?」
ガヴ「なんつーツンデレだよ…」
ヴィーネ「………」ハッ
ガヴ「どうした?ヴィーネ」
ヴィーネ「いや……昨日起こったことが、みんなの記憶に残っているとすると…」
ガヴ「……?」
- 67 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/27(月) 15:40:43.554 ID:53ppv75D0.net
- ラフィサタが
- 68 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/27(月) 15:41:49.415 ID:SE3bEXVg0.net
- 復讐が……
- 69 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/27(月) 15:42:04.798 ID:BnrKs+ZR0.net
- ラフィ「うふふふふふ」
サターニャ「ら、ラフィエルぅ…?ま、待って、まってよぉ……!怖いっ、怖いって…!」
ラフィ「怖い、ですか?何故でしょうね…私はサターニャさんに、感謝の気持ちを伝えたいだけなのに…」
サターニャ「き、昨日のことは悪かったわよぉ!わ、私だってっ……私だってあんなことしたかったわけじゃ…!」
ラフィ「?何を謝っているんですか?昨日はサターニャさんに可愛がっていただいて、とても楽しかったのに…」
サターニャ「怒ってないなら、早くその手錠しまいなさいよぉ!」
ラフィ「これは私なりの『お礼』なんです。可愛がっていただいた、お礼…」
サターニャ「ひ、ひいっ!?やっ、やだっ!だれかっ!だれかたすけてええええっ!!」
ヴィーネ「……助けないでいいの?」
ガヴ「やだよ。面倒くさい」
- 70 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/27(月) 15:47:01.567 ID:BnrKs+ZR0.net
- ラフィ「ふう」ツヤツヤ
サターニャ「えぐっ、ぐすっ」
ヴィーネ「何したのよラフィ…」
ラフィ「ナニモシテマセンヨー?」
サターニャ「猫じゃらしは嫌だ……猫じゃらしは嫌だ……」
ガヴ「……ったく、あほらし」
ラフィ「ガヴちゃんのそのやさぐれ具合を見るに、本当にみんな戻ったんですね」
ヴィーネ「ガヴだけはそのままだったら良かったのに……」
ガヴ「やだよ、あんな気持ち悪い私。何が『それでも私は私を信じています』だよ。絶対戻ってなんかやるもんか」ペッ
ヴィーネ(もはや二重人格…)
- 71 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/27(月) 15:49:25.314 ID:SE3bEXVg0.net
- 天使ガヴかわいそうに……
- 72 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/27(月) 15:50:43.198 ID:BnrKs+ZR0.net
- ガヴ「……私、トイレ」
ヴィーネ「そう?行ってらっしゃい」
ラフィ「戻ってから、ガヴちゃんだけ機嫌が悪いですね」
ヴィーネ「そう?…全然気付かないけど。いつもあんな感じじゃない?」
ラフィ「……んー。まぁ、ガヴちゃんの考えていることはよく分からないですし」
ヴィーネ「ふーん…」
- 73 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/27(月) 15:52:58.948 ID:BnrKs+ZR0.net
- ガヴ(……嘘だらけの私、嘘だらけのヴィーネ、嘘だらけのサターニャ、嘘だらけのラフィ)
ガヴ(何もかもスイッチによって作られたキャラでしかなくて、そこで起こったことは全て嘘に決まってる)
ガヴ(……だから、この気持ちも、そうだ)
ガヴ(嘘の時間で気付いた心なんて、そんなものはまやかしだ…)
ガヴ(『ヴィーネが好きだ』なんて、ありえないっ……!)
- 74 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/27(月) 15:53:32.390 ID:BnrKs+ZR0.net
- 終わる。
- 75 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/27(月) 15:53:35.816 ID:53ppv75D0.net
- ほう
- 76 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/27(月) 15:53:49.525 ID:53ppv75D0.net
- は?
- 77 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/27(月) 15:57:32.338 ID:BnrKs+ZR0.net
- え、これで終わりです
- 78 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/27(月) 15:57:59.372 ID:53ppv75D0.net
- そりゃないだろ
- 79 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/27(月) 15:59:12.979 ID:ymiw8jysd.net
- 葛藤の続きはよ
- 80 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/27(月) 16:01:08.327 ID:nVVWYNItd.net
- こっからだろうが
- 81 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/27(月) 16:04:36.444 ID:BnrKs+ZR0.net
- わかりました。
でも今までの話と全く関係のない話になるので建て直していいっすか?
- 82 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/27(月) 16:05:31.157 ID:YOgatf8C0.net
- >>81
どうぞ
- 83 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/27(月) 16:10:09.003 ID:BnrKs+ZR0.net
- ガヴリール「ヴィーネのことなんて好きじゃない」
これがスレタイです。
urlはNGで貼れませんでした…
- 84 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/27(月) 16:12:03.823 ID:nbLyA8vGp.net
- おつおつ
続くとか天才かよ
- 85 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/27(月) 16:18:37.680 ID:I4W0/3CJd.net
- とりあえず乙
- 86 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/03/27(月) 17:21:30.055 ID:Md/muKWL0.net
- 知的であるかどうかは、五つの態度でわかる。
https://t.co/L9NDQ9Y06X
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