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ゴルゴ「キュゥべえだと……?」(改稿版)第一部
- 25 :56513:2017/04/24(月) 05:24:36.90 ID:fh14YDJqQ
- 1時間後、二人は布団を胸までかけたまま、ともに横たわっていた。
和子は体を横向きに倒してゴルゴに寄り添うようにし、その和子を横にしながらゴルゴは仰向けに寝転がり、布団から大きく上げて持った手でカポラル葉巻を吸っていた。
「ああ、あなた、最高だったわ。これでようやくあの男のことを忘れられそう」
葉巻の煙を大きく吐き出すゴルゴ。
「……
先ほど中学の教師と言っていたが……」
ゴルゴの言葉に彼女はきょとんと目を開いて反応した。
「え? ああそうよ。ほんと毎日夕方から夜に残って問題作りや書類仕事やばっかり。人手が足りないから事務職員の仕事まで私達教員がやらなくちゃならないんだもん。
居残りなんて言葉、今は生徒じゃなく 私達のためにある言葉よ。
でもやりがいはある仕事ね。生徒たちが慕ってくれたら嬉しいし、みんなの成長を見守ることが出来るんですもん」
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