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ゴルゴ「キュゥべえだと……?」(改稿版)第一部

26 :56513:2017/04/24(月) 05:25:57.87 ID:fh14YDJqQ
 途中からはしゃぐようにして声を高めた和子の言葉を、黙って天井を見上げたまま聞いていたゴルゴだが、
「……
 ここに来る途中、この街で中学生の失踪騒ぎがあったという噂を聞いたが……」
低く口にした。
「あ……あれね……。でもあれは隣野中学の事件で、私の勤務する見滝原中学の事ではないわ。でもやはり心配ね。親御さんの気持ちはいかばかりかしら……」
 心配そうな口調で和子が話し始めた。
「……」
「この街では以前から時々中学生の女性生徒が突然いなくなるの……。犯罪の痕跡もないし、いったいどうなっているのかしら……」
「……」

 和子が突然がばと飛びついた
「ねっ、それより抱いて! 私を朝まで寝かせず、あの男の事をきれいさっぱり頭から忘れさせて!」
「……」
 その言葉を聞いたゴルゴは葉巻をぎゅっとベッド上の灰皿に押し付けると、彼女の方に体を向けて掻き抱いた。

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