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ゴルゴ「キュゥべえだと……?」(改稿版)第一部
- 27 :56513:2017/04/24(月) 05:27:27.76 ID:fh14YDJqQ
- 朝7時。
スーツ姿の和子が玄関で慌ただしく片足で立って靴に足を押し込みながら言う。
「それじゃ私は仕事に行くけどゆっくりしていってね。あとこれが合鍵。廊下に置いていくわね。あなたの滞在予定は知らないけどいつでも来てくれていいのよ」
ベッドに、下着だけの姿に上掛けを掛けたままの状態で横たわり、葉巻を吸っていたゴルゴは、玄関の彼女にも届く太く低い声で答えた。
「約束はできないが、気が向いたら来よう……」
「嬉しい! じゃ、私は行くわね」
和子は笑いながら声を上げると、一転、慌ただしげに言い置いて出て行った。
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