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ゴルゴ「キュゥべえだと……?」(改稿版)第一部
- 49 :56513:2017/04/24(月) 06:03:33.45 ID:fh14YDJqQ
- 「……」
振り向いたゴルゴの視線を少女は真っ直ぐ受け止めた。
「……」
「……」
しばらく見つめ合っていたが、やがてゴルゴの方がゆっくり口を開いた。
「……仮に――……仮に脊椎動物の哺乳類が眉間に深く傷を負ったとして――その生物が生きながらえるとでも……?」
その言葉を聞いて少女は初めて軽く微笑むと、少し和らいだ顔立ちで元の冷たい表情に戻って言葉を続けた。
「――認めたようなものね。でも無駄よ。あいつはあんな程度じゃ殺せない。私も何度も試したもの」
「……」
ゴルゴは黙って目の前の相手の言葉を聞いている。
「おそらくあなたの射撃の腕は相当なものでしょうけど、あいつは一発の銃弾ぐらいで到底殺せる相手じゃないわ。たとえ全身蜂の巣にしようと無駄だったもの」
「……
その相手は……普通の生物ではないのか……?」
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