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ヴィーネちゃんと一緒に暮らしたい
- 1 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/04/24(月) 23:04:31.889 ID:35/lTH0L0.net
- 膝の上で甘えたい
- 2 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/04/24(月) 23:04:50.230 ID:yUVynw1M0.net
- わたし達は起き上がり、うしろを振り向く。
ひしゃげた車が壁につっこんで、煙を上げている…。
…ふと気付くと、車と壁の間に、なにか変な形の固まりが、押し付けられたみたいにつぶれてる。
その変な固まりを中心に、壁にびっしゃりと、赤い液体が飛び散ってる。
まるで、大きな赤い花柄みたいに。
……耳につき刺さる高い音が、ヴィーネさんの悲鳴だって気付くまで、ずいぶん時間がかかった。
ヴィーネさんは、なんで叫んでるんだろ…?
わたしは、ぼんやりと壁を見詰めていた。
変な固まりは壁でつぶれたトマトみたいに、微動だにしない。
あれがもし生き物なら、間違いなく死んでる。
…あれがもし、人間だとしたら、顔を壁に向けて、ちょうど背中の当たりで車に挟まれている形になる。
ヴィーネさんはその変な固まりに駆けよって、車を必死にどかそうとしている。
…馬鹿ですねぇ…。いくらヴィーネさんが力持ちでも、車は動かせませんよ…。
ああ、ヴィーネさん、だめですよ。手が汚れるからその変な固まりに触っちゃ…。
車と壁の間から、ヴィーネさんが変な固まりを引っ張り出そうとするたび、それはぶらぶらと力なく揺れる。
ヴィーネさんの制服は真っ赤に染まってる。…あーあ、後で洗うの、大変ですよ…。 サターニャさんに手伝ってもらわなきゃ…。
そう言えばサターニャさんは、どこに行ったんでしょう?
サターニャさんは、ほら、もうすぐ車の下の方から、『いたーい…』なんて言いながら出てくるに決まってます…。
あはは、ヴィーネさん、まわりの大人に叱られてます。
…あのオトナ達がいなくなったら、きっと、サターニャさんは車の下あたりから、『いたーい…』なんて、笑いながら出てくる。
そうに決まってる。 そうに決まってる。 絶対に。絶対に絶対に…。
気がついたら、わたしも、変な固まりに駆け寄っていた。 鉄と、生肉の匂い。
ねえ、サターニャさん。 家に帰るから、そこから出て来てよ。
……うちに帰って、ごはん作って、ずっと、楽しく幸せに暮らすんだからさ。
3人でずっと仲良く。
ねえ。動いてよ、ねえ、サターニャさん…。
ねえ………………。
- 3 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/04/24(月) 23:05:01.490 ID:StX8ev4OM.net
- http://i.imgur.com/N7GHd1d.jpg
- 4 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/04/24(月) 23:06:50.612 ID:35/lTH0L0.net
- この想いは叶わないのか…
- 5 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/04/24(月) 23:07:33.134 ID:H2SbwkUN0.net
- つまんね
- 6 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/04/24(月) 23:08:15.543 ID:vhkE6Adu0.net
- ガヴリールに生まれ変われることを祈って自殺すればいい
- 7 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/04/24(月) 23:12:46.957 ID:StX8ev4OM.net
- >>5
つまんないとかそういう話じゃなくね?
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