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【ガヴドロ】ガヴ「四肢全部骨折した」
- 1 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/17(土) 20:28:17.363 ID:C3pfzYgY0.net
- ガヴの家
ガヴ「ふんっ! ふんっ! 蛍光灯取り換えたいけど私の身長じゃかないな」
ガヴ「ヴィーネ呼ぶか。いや、今日魔界に行ってて、帰るのは夜とか言ってたな」
ガヴ「ならタプリスか。いや、タプリスの身長でも届きそうにないな」
ガヴ「なら、ラフィエルかサターニャ……。」
ガヴ「ど・ち・ら・に・し・よ・う・か・な・て・ん・ま・さ・ま・の・い・う・と・お・り」
ガヴ「サターニャか」
ガヴ「もしもし、サターニャ。ちょっと頼みたいことがあって、私の家に来てくれ」
- 30 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/17(土) 21:15:04.753 ID:C3pfzYgY0.net
- サターニャ「次は頭洗うから、浴槽の方に顔出して」
ガヴ「こう?」
サターニャ「そんな感じ。洗うわね」ゴシゴシ
ガヴ「あぁ〜。気持ちいい」
サターニャ「そう?」ゴシゴシ
ガヴ「サターニャ、マッサージの才能あるよ」
サターニャ「そう? この前ヴィネットの肩揉んだら普通のリアクションだったわよ」ゴシゴシ
ガヴ「私だからかな。私とサターニャの体の相性がばっちりなんだ」
サターニャ「そうなの?」ゴシゴシ
ガヴ「今日から毎日お風呂入る。っていうかサターニャに一生身体洗ってもらいたい」
サターニャ「一生は嫌よ、骨折が治るまでね」ゴシゴシ
ガヴ「え〜ケチ」
サターニャ「ケチじゃないわよ。ほら、水で流すから目つぶって」ゴシゴシ
シャー
ガヴ「お風呂あがったら歯磨いて///」
サターニャ「口の中に水は入るわよ。しゃべらないで」
- 31 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/17(土) 21:16:54.461 ID:C3pfzYgY0.net
- ガヴ「ねぇ、サターニャ。今度もサターニャの歯ブラシで磨いて///」
サターニャ「そんなに好きなら、いつも使ってる歯ブラシ買ってきてあげようか?」
ガヴ「サターニャが使ったのがいいんだ!!」
サターニャ「汚くない?」
ガヴ「汚くない!!!」
サターニャ「ならいいけど」
ガヴ「サターニャは私の歯を磨いたの使って汚くないのか?」
サターニャ「私あんまりそういうの気にしないから分からないわ。魔界でもよく弟の歯ブラシ使ってたし」
ガヴ「サターニャ好きっ♡」
サターニャ「ほら、磨いてあげるから口開けて」
ガヴ「うんっ♡」
- 32 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/17(土) 21:19:28.489 ID:C3pfzYgY0.net
- サターニャ「前歯の間にネギ挟まってる。自分じゃ取れないから、ちゃんと言わなきゃ駄目よ」シャカシャカシャカ
ガヴ「ふぁい」
サターニャ「今日は前歯を重点的に磨きゃなきゃね」シャカシャカシャカ
ガヴ「はへは(前歯)……(ひもひい)気持ちいい///」
サターニャ「気持ちいいの?」シャカシャカシャカ
ガヴ「おふはほっほひもひ(奥はもっと気持ちいい)///」
サターニャ「綺麗に磨いてあげるからね」シャカシャカシャカ
ガヴ「あっ、あぁ〜〜///」
サターニャ「はい、次はガヴリールの好きな奥よ」シャカシャカシャカ
ガヴ「おふぅ(奥ぅ)……」
サターニャ「綺麗にしてあげるからね」シャカシャカシャカ
ガヴ「ふぁあ〜あ///」
サターニャ「気持ちよさそうな顔するわね。こっちまで気持ち良くなってくるわ」シャカシャカシャカ
ガヴ「あっ〜〜はっ〜〜ああっ///」
サターニャ「もうすぐ終わるからね」シャカシャカシャカ
ガヴ「ひ、ひははへぇ〜(し、しあわせぇ〜)」
サターニャ「はい、お終い。口漱ぐわよ」ヒョイ
グチュグチュペッ
- 33 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/17(土) 21:20:55.745 ID:C3pfzYgY0.net
- ガヴ「綺麗になった。お口の中気持ちいい」
サターニャ「それは良かったわね」
ガヴ「次はマッサージして」
サターニャ「ベットの上でするわね」
ガヴ「抱っこした後にギュってして」
サターニャ「はいはい、今日のガヴリールは甘えん坊ね」ヒョイ ギュウ
ガヴ「サターニャの身体温かくて柔らかくて好き」スリスリ
サターニャ「どういう風にマッサージして欲しいの?」
ガヴ「あのね、サターニャが好きなようにしていいよ」
サターニャ「そう、なら腹ばいにして寝かせるわね」
ガヴ「好きにして」
サターニャ「はいはい」モミモミ
ガヴ「気持ちいい」
サターニャ「良かった。私、マッサージってよく分からないからどうやっていいのか分からないのよ」モミモミ
ガヴ「ふぁあ」
サターニャ「ねぇ、骨折してから不便? 何か困って事はない?」モミモミ
ガヴ「サターニャがいるから全然不便じゃない。むしろ前より幸せかも」
サターニャ「そう?」モミモミ
ガヴ「サターニャに甘えられて幸せぇ〜」
サターニャ「私もガヴリールに甘えられて幸せよ」モミモミ
ガヴ「私達両思いだね」
サターニャ「そうね」モミモミ
ガヴ「ふぁあ〜あ。なんだか眠くなってきちゃった」
サターニャ「なら寝ましょう。今日もぎゅっってしてあげるからね」モミモミ
- 34 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/17(土) 21:22:48.152 ID:C3pfzYgY0.net
- ガヴ「ギュってして。サターニャのぬくもり感じさせて」
サターニャ「はいはい、寝る前にトイレ行かなくていい?」
ガヴ「いい。したくない」
サターニャ「なら、寝ましょう」ギュ
ガヴ「サターニャ大好きぃ……」ギュ
- 35 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/17(土) 21:24:31.462 ID:C3pfzYgY0.net
- 夜
ガヴ「ん? トイレ行きたくなったな。サターニャ、起きてくれ」
サターニャ「zzz」
ガヴ「サターニャ!! 起きろ!!!」
サターニャ「んにゃむにゃんにゃ……zzz」
ガヴ「嘘だろ!? サターニャ起きてくれ!! サターニャ!! サターニャ!!!!!」
サターニャ「zzz……。ん? なに?」
ガヴ「トイレ行きたいんだ!! 連れていってくれ!!!」
サターニャ「分かったわ……」
ガヴ「早くしてくれ!! 漏れそうなんだ!!」
サターニャ「よいしょ、よいしょ」フラフラ
ガヴ「着いたな、ズボンとパンツを脱がせてくれ」
サターニャ「分かってるわよぉ……」スルスル
ガヴ「よし、出すから外に出てくれ」
サターニャ「zzz……」
ガヴ「サターニャ、起きろよ!!」
サターニャ「zzz……」
ガヴ「出る……出ちゃうぅ……」
サターニャ「私がいるから安心して出しなさい……zzz」
ガヴ「うぅ」ジョロジョロジョロ
サターニャ「…………」
ガヴ「うぅ〜う」ジョロジョロジョロ
サターニャ「出し終わった? ……zzz」
- 36 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/17(土) 21:26:37.059 ID:C3pfzYgY0.net
- ガヴ「サターニャに見られながら出すなんて最悪だ……。もうお嫁に行けない」ポロポロ
サターニャ「私がずっと付いててあげるわよ……zzz」
ガヴ「起きろ!! 私の股を拭け!!」
サターニャ「はっ! 分かったわ」フキフキ
ガヴ「サターニャ、見てたか?」
サターニャ「え? 何を?」
ガヴ「見てないならいいんだ」
サターニャ「……。ごめんなさい、おしっこ出してる途中で目が覚めたんだけど、出るに出れなくて……」
ガヴ「……………………。いいよ別に。サターニャには恩があるし、おしっこ見られるくらい/// あと、ずっと一緒にいてあげるって言ってのって本当?」
サターニャ「答えたくないわ///」
- 37 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/17(土) 21:27:36.109 ID:eyAsmiX30.net
- 支援
- 38 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/17(土) 21:28:30.864 ID:C3pfzYgY0.net
- 土曜日
サターニャ「嘘!? 最近買い替えたばっかりなのよっ!」
ガヴ「大声出してどうかした? 服に私のおしっこでも付いてたか?」
サターニャ「だから悪かったって言ってるでしょ!! ……ねぇ、ガヴリール。これから私ちょっと買い物行ってくるから待っててくれる?」
ガヴ「トイレ以外はずっと一緒にいるって約束だろ。どこに行くんだよ」
サターニャ「ちょっとね」
ガヴ「ちょっとってどこだよ」
サターニャ「あの……デパートとか」
ガヴ「何買うんだ?」
サターニャ「……下着」
ガヴ「?」
サターニャ「ブラジャーがきつくなったのよっ!!」
ガヴ「私への嫌味か!!」
サターニャ「だから誤魔化そうとしたのに……。付いて来るの?」
ガヴ「同然だろ」
- 39 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/17(土) 21:30:39.384 ID:eyAsmiX30.net
- 支援
- 40 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/17(土) 21:30:54.616 ID:C3pfzYgY0.net
- デパート
サターニャ「ガヴリールは下着売り場の前で待っててね」
ガヴ「私は可愛いんだぞ!!ナンパでもされたらどうするんだよ!!」
サターニャ「分かったわよ!! おんぶして中に連れてってあげる!」
- 41 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/17(土) 21:33:06.189 ID:C3pfzYgY0.net
- ガヴ「サターニャ、これなんて良いんじゃないか?」
サターニャ「小さいわ。サイズは自分で選ぶからガヴリールは口出さないでよ」
ガヴ「私への嫌味か!!」
サターニャ「大きくなったものはしょうがないでしょ!!! 成長期なのよ!!」
ガヴ「だったらこれ買え!!!」
サターニャ「こんな下着嫌よ!! 私はね、自分の髪と同じ色の赤が好きなの!! 赤色の下着買わせなさいよ!!」
- 42 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/17(土) 21:33:43.032 ID:eyAsmiX30.net
- 支援
- 43 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/17(土) 21:34:42.215 ID:C3pfzYgY0.net
- サターニャ「サイズ合うか着て確かめてくるから、試着室の前で待っててね」
ガヴ「どうしても一緒に入れないのか?」
サターニャ「狭いから無理よ。ちょっとだけ待っててね」
ガヴ「早く出てこいよ」
サターニャ「分かってるわよ、待っててね」
- 44 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/17(土) 21:36:43.424 ID:C3pfzYgY0.net
- ガヴ「サターニャ、まだ?」
サターニャ『今、出るわ』
ガヴ「早くしてくれ、お尻痛い」
サターニャ「終わったわ。お金払って家に帰りましょう」
ガヴ「帰りにクレープ食べないか?」
サターニャ「いいわね、それ。食べさせてあげる」
- 45 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/17(土) 21:36:46.375 ID:eyAsmiX30.net
- 支援
- 46 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/17(土) 21:39:32.659 ID:C3pfzYgY0.net
- サターニャ「どれ食べたい?」
ガヴ「サターニャと同じやつ」
サターニャ「なら、チョコバナナクレープね」
ガヴ「それでいい」
サターニャ「チョコバナナクレープ二つ下さい!」
ガヴ「一つでいいぞ」
サターニャ「すいません! 一つでいいです」
ガヴ「……」
サターニャ「……」
ガヴ「……」
サターニャ「え!? 一つ?」
店員「はい、チョコバナナクレープです。どうぞ」
サターニャ「一つしかないわよ!! どうやって食べるのよ!?」
ガヴ「同じもの食べるのにどうして二つも食べるんだ?」
サターニャ「それもそうだけど……」
- 47 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/17(土) 21:39:49.592 ID:eyAsmiX30.net
- 支援
- 48 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/17(土) 21:40:37.165 ID:C3pfzYgY0.net
- ガヴ「食べさせてくれ」
サターニャ「はい、あーん」
ガヴ「あーん」モグモグ
サターニャ「美味しい?」
ガヴ「美味しい。サターニャも食べろよ」
サターニャ「あんっ!」モグモグ
ガヴ「美味しいだろ」
サターニャ「美味しいわっ! 今度家で作ってあげるわね」
ガヴ「クレープって家で作れるのか?」
サターニャ「出来るわよ。実家が洋菓子店だから、お菓子は良く作ってたのよ」
ガヴ「絶対だからな!! 約束破るなよ!!」
サターニャ「分かってるわよ。ほら、クレープ食べるわよ」
ガヴ「あーん」もぐもぐ
- 49 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/17(土) 21:43:30.138 ID:C3pfzYgY0.net
- 翌日
サターニャ「クレープ出来たわよ! 」
ガヴ「あむっ!」モグモグ
サターニャ「どう?」
ガヴ「美味しいなぁ! 昨日食べたクレープより美味しい!!」モグモグ
サターニャ「でしょ! また作ってあげるからね」
ガヴ「美味しかったっ!!」
サターニャ「もう食べたの!? 早っ!!」
ガヴ「なあ、サターニャって弟いただろ。写真とか持ってるか?」
サターニャ「携帯の待ち受けにしてあるから見なさい」
ガヴ「生意気そうな顔だな。でもサターニャに似てちょっと可愛いかも」
サターニャ「でしょ。自慢の弟なのよ」
ガヴ「私にも妹がいるんだ。財布に写真が入ってるから見ていいぞ」
サターニャ「どれどれ……。可愛い妹じゃない。でもあんまり似てないわね」
ガヴ「私達三姉妹、性格も見た目もあんまり似てないんだよ」
サターニャ「他の写真はないの?」
ガヴ「そこの押し入れに入ってるから勝手に見ていいぞ」
サターニャ「今度、弟のアルバム持ってきてあげるからね」
ガヴ「なぁ、サターニャの弟ってどんな奴なんだ?」
サターニャ「見た目の通り生意気な性格よ。でもしっかり者でとっても頼りになるの」
ガヴ「へぇ〜」
- 50 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/17(土) 21:44:12.512 ID:eyAsmiX30.net
- 支援
- 51 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/17(土) 21:44:44.748 ID:C3pfzYgY0.net
- サターニャ「昔は良かったわ。仲良しでいつも一緒にいたのよ」
ガヴ「今は違うのか」
サターニャ「ええ。話しかけてもそっけない態度取るし、抱き着いたら振り払おうとするのよ」
ガヴ「それは辛いな」
サターニャ「隣に座ったら少し離れるし、お風呂の時間被っても一緒に入ってくれないし、トイレが被っても一緒に入ってくれないし、一緒に寝てもくれないわ」
ガヴ「トイレ? トイレは一緒に入れないだろ」
サターニャ「入れるわよ。男の人は立ってするから。」
ガヴ「あ〜そうだったな」
サターニャ「時々、弟のおしっこが掛かったりしたのもいい思い出だわ」
ガヴ「へ、へぇ〜(姉弟ってみんなこうなのか? 私達は全員女だから良く分からないな)」
サターニャ「そうそう。ねぇ、ガヴリール、男の人はおしっこした後に拭かないって知ってた?」
ガヴ「どうしてだ? 拭かないと、おしっこがパンツに付くだろ」
サターニャ「男の人はね、拭かずに振るのよ。振っておしっこを切るの」
ガヴ「それは良いな。トイレットペーパー代が少し浮くぞ」
サターニャ「昔は何でも教えてくれたのに……。今は何も教えてくれなくなっちゃった」
ガヴ「年頃なんだよ。何年かすれば昔みたいに仲良くなれるって」
サターニャ「分かってるんだけどね。一人で部屋に鍵かけて閉じこもったり、部屋に勝手に入って怒られるなんて昔はなかったのに……ちょっと寂しい」
ガヴ「そうか、ハニエルはまだ小さいからそういうのないな」
サターニャ「この前、魔界に帰った時なんて、弟の部屋のごみ箱の中身捨てようとしただけで物凄く怒られたのよ。もう、あの子が何考えてるか良く分からないわ」
ガヴ「だから、年頃なんだよ。私も妹だからなんとなくわかる」
サターニャ「でもね、机の上を見たら私の写真の入った写真立てが置いてあったのよ」
ガヴ「それって……」
サターニャ「口では色々言ってても、心の底から私の事疎ましく思っていなかったって分かったわ。これでもっと好きになっちゃったっ!!」
ガヴ「そうだろ。姉弟なんてそんなもんなんだよ。疎ましがってるように見えても本当は仲良くしたいんだ」
- 52 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/17(土) 21:46:15.944 ID:eyAsmiX30.net
- 支援
- 53 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/17(土) 21:46:43.926 ID:C3pfzYgY0.net
- サターニャ「実はね、地上に来るちょっと前に弟が利き腕捻挫して使えなくなった時期があったのよ。その時も今と同じようにお世話してたの」
ガヴ「だからあーんとか慣れてたのか」
サターニャ「生意気なあいつが素直になった時があってね。あの時可愛かったわぁ〜」
ガヴ「へぇ〜」
サターニャ「だから私も、あーんするのが最初から上手かった訳じゃないのよ」
ガヴ「なぁ、今の私は、その時のサターニャの弟と同じ状況って事なんだよな」
サターニャ「ええそうよ。弟はここまで酷くなかったけどね」
ガヴ「だったら、サタニキアお姉ちゃんとか呼んでも……いいか///」
サターニャ「んっ!? どうして?」
ガヴ「私の姉さんは厳しかったからさ、ずっと優しいお姉ちゃんが欲しかったんだ」
サターニャ「いいわよ、お姉ちゃんって呼びなさいっ!!」
- 54 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/17(土) 21:48:19.611 ID:eyAsmiX30.net
- 支援
- 55 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/17(土) 21:48:29.859 ID:C3pfzYgY0.net
- ガヴ「お姉ちゃん」
サターニャ「なに、ガヴリールっ!」
ガヴ「膝枕して」
サターニャ「はい、いいわよっ!」
ガヴ「抱っこして!」
サターニャ「ガヴリールは甘えん坊ねっ!!」
ガヴ「ベットに寝かせてギュってして」
サターニャ「はい、ギュー」ギュウ
ガヴ「お姉ちゃん、もう眠くなっちゃった」
サターニャ「なら、子守唄歌いながら寝かせてあげるわねっ!!」
ガヴ「お姉ちゃん好きっ!!」
サターニャ「ねんねんころりよ おころりよガヴリールは悪い子だ ねんねしな♪♪」
ガヴ「ねぇ、お姉ちゃん」
サターニャ「なに?」
ガヴ「もうやめにしないか」
サターニャ「それがいいわね」
ガヴ「死ぬほど恥ずかしいし、次姉さんにどんな顔して会ったらいいか分からなくなる」
サターニャ「私もよ。多分、今、こんな事弟にしたら嫌われるわ」
ガヴ「サターニャ、おやすみ」
サターニャ「おやすみなさい、私はクレープ作った後片付けしてくるわ」
- 56 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/17(土) 21:50:22.930 ID:eyAsmiX30.net
- 支援
- 57 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/17(土) 21:52:26.355 ID:eyAsmiX30.net
- 支援
- 58 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/17(土) 21:55:43.985 ID:C3pfzYgY0.net
- 数週間後
ガヴ「サターニャ、ここ数週間自由に動けなくて気付いた事がある」
サターニャ「なに?」
ガヴ「自由に動けないのってストレスが溜まるんだ」
サターニャ「そうでしょうね。何するのにも私呼ばなきゃいけないし」
ガヴ「(本当はサターニャに頼ってるから全くストレスなんて溜まってないんだけどな)だから、私を甘やかしてくれっ!!」
サターニャ「甘やかすって……どうすればいいの?」
ガヴ「サターニャが私に好き好きオーラを出して、抱きしめてくれればいい」
サターニャ「よく分からないけど、取りあえずやってみるわ」
ガヴ「よし、来いっ!!」
サターニャ「ガヴリールはなんて可愛いのかしらっ!! 好き好きっ!!!!!♡♡♡♡♡♡」ギュウ
ガヴ「私もサターニャ好き」スリスリ
サターニャ「天界一可愛いわっ!!!!!♡♡♡♡♡♡♡♡ こんな子のお世話が出来て幸せっ!!!♡♡♡♡♡♡」スリスリ
ガヴ「私も魔界一可愛いサターニャにお世話されて幸せぇ」スリスリ
サターニャ「ずっと一緒よっ!! もう離さないっ!!!!!!!!!♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡」スリスリ
ガヴ「私も離したくないー」スリスリ
- 59 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/17(土) 21:59:52.588 ID:C3pfzYgY0.net
- サターニャ「おっぱい飲ませてあげるわねっ!!!♡♡♡♡♡♡」バサ
ガヴ「私もサターニャのおっ……。やめろ!! 私はそこまで求めてない!!」
サターニャ「飲まないの?」
ガヴ「出ないし、出たとしても飲まん!!」
サターニャ「美味しいのに……」
ガヴ「だから、出ないだろ!! 抱きしめたり頬ずりしたりするだけでいいんだよ」
サターニャ「キスは?」
ガヴ「キスは……舌を入れないなら」
サターニャ「ガヴリールはなんて可愛いのかしらっ!!!♡♡♡♡♡♡ キスしちゃお!!!!!!♡♡♡♡♡♡♡♡♡」
ガヴ「ちゅちゅ!」
サターニャ「ちゅー」
ガヴ「ちゅー!!」
サターニャ「んー」
ガヴ「んー」
サターニャ「ガヴリール大好きっ!!♡♡♡♡♡♡」
ガヴ「私もサターニャ好きっ!!」
- 60 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/17(土) 22:02:01.370 ID:eyAsmiX30.net
- 支援
- 61 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/17(土) 22:02:29.087 ID:C3pfzYgY0.net
- 数ヶ月後
ガヴ「サターニャ、明日ギプスが取れるらしいんだ」
サターニャ「良かったじゃない!! これでやっと自由に暮らせるわね」
ガヴ「いや、たしかに自由になれるけど……」
サターニャ「もしかして、また骨折してお世話してもらおうと思ってる? 骨折ろうが、捻挫しようがもうお世話してあげないからね」
ガヴ「えー」
サターニャ「当然でしょ。怪我なんてしない方が良いのよ。その変わり、骨折しなかったら週に一度お世話しに来てあげる」
ガヴ「週一だけ?」
サターニャ「いいじゃないの。ガヴリールのバイトのシフトと同じでしょ」
ガヴ「なら、シフト週七に増やす」
サターニャ「無理しちゃ駄目よ」
ガヴ「……なぁ、サターニャってお世話する奴じゃなかっただろ。もっとこう、偉そうにして、動けない天使がいたら酷い事とかするはずだ。でも、一度もそんな事はしなかった。どうしてだ?」
サターニャ「確かにガヴリールは私のライバルだけど、元気な時に勝負しなきゃ意味がないわ。それに、ヴィネットじゃないけど、お世話するのって楽しかったのよ」
ガヴ「なぁ、ギプスが取れて、普段通りの生活が出来るようになっても一緒に……」
サターニャ「一緒に?」
ガヴ「いや、一緒に妹や弟の事を話さないか。サターニャの弟にも会いたいし……」
サターニャ「いいわね! でも、会わせてもいいけど、惚れたら駄目よぉ〜」
ガヴ「分かってるよっ!///」
- 62 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/17(土) 22:05:41.230 ID:C3pfzYgY0.net
- 翌日
ヴィーネ「ギプス取れたの?」
ラフィ「良かったですね」
ガヴ「でも、リハビリはしてないから、まだ自由に立てないし、腕もあんまり使えないんだ。」
サターニャ「私に支えられながらゆっくり立てるくらいよ」
ラフィ「リハビリ頑張ってくださいね」
ヴィーネ「何か手伝える事があったら言って何でもするわ」
タプリス「私も手伝います!!」
- 63 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/17(土) 22:06:27.440 ID:eyAsmiX30.net
- 支援
- 64 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/17(土) 22:06:40.321 ID:Le6z2mx70.net
- 支援
- 65 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/17(土) 22:07:24.491 ID:iKqY6n6i0.net
- 支援
- 66 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/17(土) 22:08:30.627 ID:eyAsmiX30.net
- 支援
- 67 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/17(土) 22:08:36.030 ID:C3pfzYgY0.net
- 数ヶ月後 学校
サターニャ「大分、良くなったじゃない。これなら私がいなくても大丈夫ね。」
ガヴ「そう……だな」
サターニャ「ん? どうかしたの?」
ガヴ「いや、何でもない。それより早く帰ろう! 今日はサターニャにお礼をしたいんだっ!」
サターニャ「もう! 階段走らないのっ 危な……」
ガヴ「うわぁ!!」
サターニャ「ガヴリール危ない!!」ギュウ
ドスンドスンドスドスン
サターニャ「痛い……」
ガヴ「サターニャ大丈夫か!?」
サターニャ「今度は受け止めてあげられたわね」
ガヴ「私が無茶したばっかりに、サターニャが……」
サターニャ「気にしないの。それよりガヴリールは大丈夫? どこも痛くない?」
ガヴ「痛くないっ。サターニャが守ってくれたから大丈夫だ」
サターニャ「良かった。」
ガヴ「ほら、今度は私が手引っ張るから掴まれ」
サターニャ「ええ、ありが……痛い!」
ガヴ「大丈夫か!!?」
サターニャ「痛い……。とりあえず病院行ってくるわ」
ガヴ「私も一緒に行く!!!」
サターニャ「悪いわね」
- 68 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/17(土) 22:10:34.437 ID:eyAsmiX30.net
- 支援
- 69 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/17(土) 22:11:13.754 ID:C3pfzYgY0.net
- 院
ガヴ「サターニャ、どうだった!?」
サターニャ「肩の脱臼だって。治るのに二か月くらいかかるらしいわ」
ガヴ「今度は私がお世話する番だな」
サターニャ「でも脱臼したのは利き手じゃない方だし……お願いするわね」
ガヴ「なぁ……今言う事じゃないと思うんだが、これから一緒に暮らさないか」
サターニャ「当然でしょ。私のお世話をするんだから、一緒に住まなきゃ出来ないじゃない」
ガヴ「そういう意味じゃなくて!! 治ってもだよ! 私はサターニャと暮らしてる内にその…………好きになったんだ/// だから……」
サターニャ「ガヴリール……。いいわよっ! ただし」
ガヴ「ただし?」
サターニャ「たまに私の事、お姉ちゃんって呼んでくれるかしら……」
ガヴ「分かったよ、サタニキアお姉ちゃんっ!」
サターニャ「こんな所で呼ばないでよぉ」ニタニタ
ガヴ「これからずっとお姉ちゃんと一緒に暮らせるんだねっ!」
サターニャ「当然よ! 姉弟はね、ずっと一緒にいなきゃならないの!!」
ガヴ「お姉ちゃん大好きっ!」ギュウ
サターニャ「私もガヴリール大好きっ!」ギュウ
完
- 70 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/17(土) 22:13:57.259 ID:eyAsmiX30.net
- サターニャよ弟の生理もわかってやってくれ乙
- 71 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/17(土) 22:14:19.911 ID:C3pfzYgY0.net
- >>69
病が抜けてた!! 修正版↓
- 72 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/17(土) 22:14:43.449 ID:C3pfzYgY0.net
- 病院
ガヴ「サターニャ、どうだった!?」
サターニャ「肩の脱臼だって。治るのに二か月くらいかかるらしいわ」
ガヴ「今度は私がお世話する番だな」
サターニャ「でも脱臼したのは利き手じゃない方だし……お願いするわね」
ガヴ「なぁ……今言う事じゃないと思うんだが、これから一緒に暮らさないか」
サターニャ「当然でしょ。私のお世話をするんだから、一緒に住まなきゃ出来ないじゃない」
ガヴ「そういう意味じゃなくて!! 治ってもだよ! 私はサターニャと暮らしてる内にその…………好きになったんだ/// だから……」
サターニャ「ガヴリール……。いいわよっ! ただし」
ガヴ「ただし?」
サターニャ「たまに私の事、お姉ちゃんって呼んでくれるかしら……」
ガヴ「分かったよ、サタニキアお姉ちゃんっ!」
サターニャ「こんな所で呼ばないでよぉ」ニタニタ
ガヴ「これからずっとお姉ちゃんと一緒に暮らせるんだねっ!」
サターニャ「当然よ! 姉弟はね、ずっと一緒にいなきゃならないの!!」
ガヴ「お姉ちゃん大好きっ!」ギュウ
サターニャ「私もガヴリール大好きっ!」ギュウ
完
- 73 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/17(土) 22:16:52.467 ID:IudK4KGDa.net
- 乙
- 74 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/17(土) 22:22:36.174 ID:qScbH8Dnd.net
- 乙!
お世話されるガヴもお世話するサターニャも可愛いな
- 75 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/17(土) 23:01:23.882 ID:C3pfzYgY0.net
- >>70
サターニャの弟話を書きたくて話作った所はある。
- 76 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/17(土) 23:22:49.774 ID:dvdPPLM20.net
- ガヴサタ乙!
- 77 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/17(土) 23:45:57.423 ID:K3PgxuWu0.net
- ラフィは全部見てそう
- 78 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/17(土) 23:55:18.601 ID:3p5+GrxV0.net
- 乙乙
- 79 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/18(日) 00:40:31.780 ID:Vb/+pL8n0.net
- 支援
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