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【続】勇者「終わりだな」魔王「まぁまて>>2やるから」

1 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/22(木) 21:34:40.937 ID:O5X+B3z10.net
前スレ

http://itest.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1498049284/

さっきはグダったから一新する

37 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/22(木) 23:30:15.835 ID:O5X+B3z10.net
勇者「にゃーん」

魔王「なんだ、ねこか‥‥」

勇者(ふう‥‥)

魔王「んな訳あるかぁ!!」ヒュン

勇者「はう」スンッ

勇者(桶が、凶器のように‥‥)

魔王「もう一度聞く、ふざけたことを抜かしたら」

魔王「次はあてるぞ?」

勇者「ワ、ワタシ」

魔王「?」

勇者「オセナカヲ、ナガシニ、キマシタ」

魔王「なんだ従者か‥‥」

魔王「ならばなぜ気配を消した?」

勇者「ブ、ブンカでゴサイマス」

勇者「ブシノクニはイツデモ、シト、トナリアワセ‥‥」

勇者「タトエ、ニュウヨクチュウデも、タメサセテ、モライマス、サービス、ハラキリ、イェイ‥‥」

38 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/22(木) 23:32:54.859 ID:O5X+B3z10.net
魔王「そんな、文化が‥‥先に勇者も言ってくれればよかったのに‥‥」

魔王「うん?ではなぜ猫の真似を?」

勇者「ブンカデスニャン」

魔王「そうかそうか!すまない!何しろ異文化は初めてでな!ふははははは!」

勇者(ふぅ)

魔王「では、背中を流すニャン」

勇者「!?!」

39 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/22(木) 23:37:26.656 ID:O5X+B3z10.net
勇者「キョ、キョウハ‥‥」

魔王「何を言ってるんだ?さっきの非礼を怒っているのなら謝ろう」

勇者「そ、ソンナコトハないデス」

魔王「早くしてくれ、何も見えないのだ‥‥」

魔王「自分の体を洗った事がなくて困っていたところだ」

勇者(どうする、ここで逃げたとして、他の従業員に聞かれれば即時アウト‥‥しかし)

勇者(騙して背中を流すのもアウトではないのか‥‥)

勇者(いや、しかし、ある程度のところで疑わず帰れれば全てを)

勇者(無かったことにできる!!)

勇者(よ、ヨロコンデー)

40 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/22(木) 23:40:14.257 ID:O5X+B3z10.net
魔王「なかなかいい手つきをしとるぞ」

勇者「」ゴシゴシ

魔王「もう背中はよい。他のところも頼むぞ」

勇者「!?」

勇者(まずいまずいまずい)

どうする?

>>42

41 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/22(木) 23:40:50.662 ID:58bjV05l0.net
続ける

42 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/22(木) 23:40:55.722 ID:g66pUJrg0.net
ドロンする

43 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/22(木) 23:41:02.074 ID:7C3diT9I0.net
チップが先です

44 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/22(木) 23:49:01.438 ID:O5X+B3z10.net
勇者「これにてドロン」シュバッ

魔王「なっ!」

魔王「速い‥‥速さだけなら勇者に匹敵する‥‥」

〜〜

勇者「はぁ、はぁ、はぁ」

勇者「これだけやれば‥‥十分‥‥だろ‥‥」

勇者「プシュー」バタン

〜〜

魔王「ふぅ、いい湯だったぞ」ガラッ

勇者「そ、そうですか?」

魔王「うん?なんかよそよそしいぞ?」

勇者「そんなことないよー、やだなー」

魔王「いったいどうしたんだ‥‥」

魔王「そういえば風呂の事だが」

勇者「!!」ビクンッ!

魔王「なぜ本当の事を言わなかった?」

勇者(バレてたのか‥‥)

魔王「私が気付かないとでも?」

勇者「悪気はなかったんだ‥‥でも、不可抗力で‥‥わかるだろ!」

魔王「いいや、わからない」

魔王「手練れの従者が来るって初めから教えておいてくれよ」

勇者「そっちかよ!」

魔王「そっち?」

勇者「あ、いや」

45 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/22(木) 23:54:06.233 ID:O5X+B3z10.net
魔王「それにしてもこの島は凄いな、従者すら百戦錬磨の気配の消し方だ」

勇者(百戦錬磨だけども)

魔王「私の攻撃にも怯まぬ強心臓」

勇者(なんどもあれ以上の攻撃を受けたしな)

魔王「そして、勇者並のスピード」

勇者(そりゃあ、勇者だし)

魔王「あ、だが途中で体洗いを断って消えるのはいただけないな‥‥」

勇者「」

魔王「そう思うだろ?」

勇者「もちろんだニャン!」

魔王「!!!」

勇者(しまッッ!!)

魔王「それそれ、私も気に入ったぞ」

魔王「使わせてもらうニャン」

勇者「」ホッ

46 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/22(木) 23:58:20.181 ID:7FFrXUKG0.net
昨日はせっかくの逸材だと思ったのに、なんだか残念になったな

47 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/23(金) 00:01:32.933 ID:D+4w+auW0.net
眠くなってきた

48 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/23(金) 00:06:20.999 ID:jyTCPE4P0.net
〜〜

チュンチュン

勇者「くぅぅぅう」

勇者「ふぅ」

勇者「魔王、起きろ」

魔王「ん‥‥」

勇者「そろそろ出発しようか」

魔王「そうだな‥‥」ファア

勇者(なんか、魔王もこうしてみると)

勇者(人間らしい一面もあるんだよなぁ)

勇者(つい先日まで死闘を繰り広げていたのにな‥‥)

勇者「ふっ」

魔王「なにを笑っているんだ?」

勇者(人間らしいって表現はおかしいよな)

勇者「温泉卵つくるぞ!」

魔王「よしきた!」

〜〜

勇者「結構時間がかかったけど、最高のお湯で最高の温泉卵ができたぞ!」

魔王「保存は任せろ」

魔王「インペルタイム」カチカチカチカチ

魔王「時間を止めたぞ」

勇者「すげぇな‥‥」

魔王「私を誰だと思ってる?」フン

勇者(だいぶ魔王の威厳薄れているけどね)

魔王「あとは魔法を解けば直前のままで食べられるし、時間が止まっているから割れることもない」

勇者「じゃあ、王国に行こう」

魔王「もう最後か‥‥」

勇者「最高の冷やし中華を作ろうな‥‥」

49 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/23(金) 00:06:45.117 ID:jyTCPE4P0.net
>>46
中だれしてきたな、締めるわ

50 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/23(金) 00:07:39.703 ID:D+4w+auW0.net
打ち切り漫画みたいな終わり方…
楽しかったで

51 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/23(金) 00:09:44.772 ID:jyTCPE4P0.net
〜〜王国

勇者「さて、あとはどうやってこの冷やし中華を食わせるかだが‥‥」

魔王「うむ」

勇者「空腹状態で食わせたいんだ」

魔王「それならば、考えがある」

52 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/23(金) 00:18:28.064 ID:jyTCPE4P0.net
魔王「まずは宿に泊まろう」

勇者「どういう事だ?」

〜〜

宿屋「いらっしゃいませ」

魔王「魔王だ、一部屋頼む」

宿屋「ひぃ、ま、まおう!?」

魔王「金ならある」ドン

勇者(おい!どういうつもりだよ!)

〜〜

勇者「どうかしてるぞ!王国内で魔王を名乗るなんて!」

魔王「いいか、魔王が、魔王と名乗ると思うか?」

勇者「それは‥‥」

魔王「しかし、あの店主だ、疑惑レベルだが衛兵や、知り合いに告げ口するだろう」

魔王「そして、王の耳にも入る」

魔王「魔王の名を語るものが現れたのなら疑惑だろうとさすがの王も動かざるを得ない」

勇者「ダメじゃないか!」

魔王「しかしながら、まだ疑惑の域‥‥しかし、本当の魔王の可能性もある」

魔王「そこで王が下す命は‥‥」

勇者「密偵か‥‥」

魔王「追跡者とも言うな‥‥」

魔王「とりあえず夜までまつ」

魔王「私を信じろ、勇者‥‥」ジッ

勇者「‥‥」

勇者「わかった」

〜〜

53 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/23(金) 00:26:07.876 ID:jyTCPE4P0.net
〜〜

魔王「スー、スー」

ガタッ

密偵「」ススス

密偵「!!?」

密偵(他人のそら似ではない!正真正銘の魔王だ!)

密偵(こうはしていられない!)

ガン

密偵「がっ」バタン

勇者「これでいいのか?」

魔王「十分だよ」

魔王「彼には事がすむまで寝ていて貰おう」

魔王「インペルタイム」カチカチカチカチ

〜〜

54 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/23(金) 00:40:12.999 ID:jyTCPE4P0.net
〜〜謁見の間

王「ふぅ、暇じゃ‥‥」

大臣「よい事ではありませぬか」ニコニコ

王「それもそうじゃのう」

近衛兵「報告が‥‥」スッ

王「密偵か、通せ」

近衛兵「はっ」

密偵「」ススス

王「どうじゃった?自称魔王は?」

密偵「それが‥‥」

王「」

密偵「本物の魔王そのものでした‥‥」

王「なんじゃと!!」ガタッ

大臣「し、しっかり確認したのか!」

密偵「間違い‥‥ありません‥‥」

王「警備を固めろ」

大臣「はっ」

密偵「あと1つ‥‥」

王「‥‥なんじゃ?申せ」

密偵「私は密偵中、魔王を確認したあと何者かに意識を飛ばされました‥‥」

王「な、よく生きて帰ったな‥‥」

密偵「その、意識飛ぶ中私は聞いたのです」

密偵「王の毒殺を計画していると‥‥」

王「なんじゃと!!!」

大臣「それは確かなんだろうな!!嘘ではすまんぞ!」

密偵「はっ!嘘など滅相もございません!!」


バァォァン!

55 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/23(金) 00:41:01.277 ID:jyTCPE4P0.net
コック「大変です!!」

王「!?」

コック「食糧庫に大量のネズミの死骸が‥‥!」

大臣「ど、毒か‥‥!」

コック「おそらく‥‥」

王「し、しかし、食糧庫の食糧に毒が混じった程度なら‥‥」

王「城下町から食糧を集めればよいのでは無いか?」

密偵「それはやめておいた方が良いでしょう‥‥」

王「?」

56 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/23(金) 00:45:54.307 ID:OnQope3T0.net
いいぞー

57 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/23(金) 00:47:25.584 ID:jyTCPE4P0.net
密偵「世界一を誇るこの城の警備を掻い潜り食物庫に毒を忍ばせる」

大臣「なるほど魔王軍の間者か‥‥」

密偵「おそらく‥‥この城には間者が紛れ込んでいるのだろうと‥‥」

王(私の日記が突然無くなったりしたのも!?)

密偵「ですので城下町から食糧を集めればどのタイミングでも毒を忍ばせられる可能性があるのです」

大臣「こういうのはどうでしょう!」

王「なんじゃ?」

大臣「王直々に最も信頼を置いている兵などを拠出して隣の同盟国へ食糧をとりに行かせるのです。」

大臣「最も信用できるものたちならきっとやりとげてくれるでしょう‥‥」

王「もう、それしかないのう‥‥」

王「食糧は大臣に一任しよう」

58 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/23(金) 00:50:49.443 ID:jyTCPE4P0.net
王「して、どのくらいかかる?」

大臣「今から選別して隊を組み、早馬で行くとすれば‥‥」

大臣「早くて3日‥‥でしょうか‥‥」

王「3日!!」

王「3日も何も食えないというのか!!」

大臣「さようでございます‥‥」

王「おのれ魔王‥‥」ギリギリ

王「よい!直ちに挙兵して、隣国へ向かわせろ!」

大臣「はっ!」

59 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/23(金) 00:55:25.751 ID:jyTCPE4P0.net
王「残りのものは下がれ!しばらく休む‥‥」

「「「はっ!」」」

〜〜宿

密偵「」

コック「」

ボワワァァアン

魔王「」

勇者「」

魔王「ふははははは!見事だったぞ!勇者!」

勇者「それはお前だよ魔王‥‥!」

勇者「詳しく説明してくれよ!どうやって毒を忍ばせた?」

魔王「ふふ‥‥毒か?」

魔王「そんなものはない」

勇者「な!!」

魔王「第一に密偵を掴んだところで九割九部私たちの勝ちが決まったのだよ‥‥」

勇者「どういう事だ?」

魔王「では初めから説明しようか」

60 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/23(金) 01:01:28.070 ID:jyTCPE4P0.net
魔王「まず、密偵を捉える算段はこの前話したから省略する」

魔王「今も密偵は時間が止まったまま寝ている」

魔王「そこで私たちの出番だ」

魔王「同じ見た目、同じ声‥‥」

魔王「これだけで人はある程度の信じるものだ」

魔王「それも信頼のおける直属の密偵の言葉だからな」

魔王「まず、私は食物庫に毒が入っているとでまかせを言ったんだ」

勇者「でまかせ‥‥!?」

魔王「まず、ここで疑問が浮かぶだろう」

魔王「真実か否か‥‥」

魔王「そこで勇者様のご登場だ」

魔王「コックに変身したお前が言うんだ」

「大変です!食糧庫に大量にネズミの死骸が!」

魔王「とな」

魔王「すると宙ぶらりんの疑問は答えの拠り所を見つけ定着する」

魔王「つまり世界一クリーンな毒の出来上がりさ」

61 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/23(金) 01:07:55.267 ID:jyTCPE4P0.net
勇者「!!」

勇者「しかし、コックの見た目はどこで手に入れたんだ?接触しないと行けないのだろう?」

魔王「それか‥‥ふふ‥‥」

魔王「それは、この宿の店主の顔さ!」

勇者「な、店主‥‥?」

魔王「コックの顔を覚えている王が存在するかい?」

勇者「しないことはないだろうが」

魔王「いいや、少なくともこの王は覚えていなかったんだよ」

魔王「戦争にしか、興味が無いようだからな」

勇者「!!」

勇者(そこまで考えて‥‥)

勇者「そ、それじゃあ!」

魔王「おっと、毒が無いとバレる心配か?」

勇者「」

魔王「それならば、まず心配はないだろうな‥‥」

魔王「」スッ

勇者「あ、リンゴ盗んだのか!!」

魔王「どうせ、手も付けずに捨てるものさ」シャクシャク

魔王「君は毒が入ってると分かって食べた事があるのか?」

勇者「‥‥」

魔王「さてと」

魔王「これで3日ほど王の断食に成功できたわけだが」

62 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/23(金) 01:14:02.426 ID:Rippptu9a.net
支援

63 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/23(金) 01:19:43.772 ID:jyTCPE4P0.net
魔王「この真っ赤な嘘は、まだ終わってないぞ‥‥」ポイツ

勇者「どういう?」ガシ
〜〜

王「う‥、眠り過ぎたようだな‥‥」

王「大臣と近衛兵は発ったか」

衛兵「王、大丈夫ですか?」

衛兵「せめて水だけでも‥‥どうぞ‥‥」スッ

王「ありがとう‥‥」スッ

王「!!!」

王「ブバッ」

衛兵「どうなされました!?」

王(そうじゃ‥‥この国には間者がおる、こんな水飲めるわけがない!!)

王(はっ!!)
〜〜

魔王「王もバカじゃないすぐに気づくことになるよ‥‥」

魔王「最も信用できる者が今、この城居ないってね‥‥」
〜〜

王(大臣も‥‥近衛兵もおらん‥‥)ハァハァ

王(ワシは誰を信用できる!?)

王(今この城には誰もいないではないか!)

王(信頼に足る者が!)

衛兵「王‥‥」ガシ

王「さわるなぁぁぁあ!!」

衛兵「な!」ビクッ

王「貴様‥‥さては間者だな!?」

王「この水も毒か!」

衛兵「そんな滅相もない‥‥私はただ王への心遣いを‥‥」

王「そやつを引っ捕らえろ!衛兵!!」

衛兵「ひっ」ガシガシ

衛兵「誤解です!これは私が瓶に取っておいた!きれいな水です!」

衛兵「おう!!!」

バタンッッ!!

64 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/23(金) 01:31:34.060 ID:OoEcZvJ50.net
今日は安価じゃないのか

65 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/23(金) 01:31:57.850 ID:jyTCPE4P0.net
魔王「一言の疑惑は連鎖し、大きな波紋を呼ぶことになるのさ」

勇者「それは‥‥」

魔王「まぁ、そこは‥‥お楽しみだ」

〜〜衛兵寄宿舎

「おい、聞いたか?」

「衛兵が1人牢屋にぶちこまれたさ!」

「どうしてまた‥‥」

「それが、その衛兵が渡した水を毒入りだって騒いで‥‥」

「それで投獄か‥‥」

「んで、毒は?」

「入ってなかったとさ‥‥」

〜〜王宮内

「なぁ、腹へったぞ‥‥」ぐううう

「しかたねぇだろ、どれに毒があるかわからん以上、食糧は全て処分したんだからな‥‥」

「でも考えてみろよ、狙いは王だけだぜ?」

「それがどうした?」

「俺たちは狙われてない」

「だからどうしたって言うんだ!」

「つまり、俺たちは城下町で飯を食えるってことさ」

「!!!」

「極東のことわざでこういうのがある」

「腹が減っては戦ができぬってな」

「へへっ、いい言葉じゃねぇか、俺も1枚噛ませてもらうぜ」

「大丈夫、王は寝てる‥‥」

〜〜

王「はぁ、はぁ」

王「腹が減って‥‥」

王「喉が‥‥かわく‥‥」

王「うわぁぁあ!!」ガバ

王「眠れんぞ!」

66 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/23(金) 01:32:35.192 ID:jyTCPE4P0.net
>>64
もう、閉めた方がいいのかと思って‥‥

67 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/23(金) 01:37:24.331 ID:OoEcZvJ50.net
どっちでも楽しめるからいいけどね
続けてどうぞ

68 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/23(金) 01:39:47.681 ID:jyTCPE4P0.net
王「誰かおらんのか!」

シーン‥‥

王「近衛兵!」

王「近衛兵は‥‥いないのだったな‥‥」

王「衛兵!!」

シーン‥‥

王「そんな‥‥」

王「今信じれるものは誰もいない‥‥」

王「それどころか衛兵すら‥‥」

王「間者が暗殺のために人払いをしているか!?」

王「うぅ」ガタガタ

王(こわい‥‥こわい‥‥)ガタガタ

〜〜

勇者「さぁてと、そろそろ潮時だろ?」

魔王「王の断食丸3日目の朝だな‥‥」

魔王「堂々と正面から行こうか」

勇者「そのつもりさ」

〜〜謁見の間

王「」ボー‥‥

バァォァン!

衛兵「大変です!王!!」

王「どう‥‥した‥‥?」

69 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/23(金) 01:49:25.103 ID:jyTCPE4P0.net
衛兵「ゆ、勇者さまがご帰還なさいました!!」

王「なんだと!!」

勇者「」スッ

勇者「お久しぶりです‥‥王様‥‥」

王「あ‥‥あぁ‥‥」

王「今までどこへ‥‥」

王「魔王との決戦から連絡が途絶えたから」

王「ワシはてっきり‥‥」

勇者「死んでませんよ!」

勇者「勇者は死にませんからね」

王「そう‥だったな‥‥ほっほっ」

勇者「魔王をあと一歩まで追い詰めたのですが‥‥言葉巧みに逃げられてしまい‥‥」

勇者「どうやら王国に入り込んだと聞いて馳せ参じたまでです‥‥」

王「それは‥‥ありがとう‥‥ありがとう勇者殿‥‥」

勇者(よく言うぜ‥‥)

勇者(ろくに捜索隊も出さなかったくせによ)

勇者「聞いた話では毒により兵糧攻めを受けていると」

王「そこまで知っておったか‥‥」

王「ならば次の命は聞かなくても良いな?」

勇者「お食事を用意させていただきました‥‥」

70 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/23(金) 01:52:30.508 ID:MTj+WU8aa.net
きのうのヤツか!
うちの地元の温泉使ってくれてたからなんか嬉しい

71 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/23(金) 01:53:52.571 ID:jyTCPE4P0.net
勇者「たのむ」

女戦士「お待ちどう」スッ

王「なんと手際のよさ!さすが勇者!!」

勇者「私が集めた食材で、私が料理致しましたので、安心していただけるかと‥‥」

王「端から信用しておるわい!」

女戦士「では、ご賞味あれ」

パカァ


王「これは‥‥パスタ?」

王「な、なんでもい!いただくぞ」ガッ


王「うまい!うますぎるうううう!!」ドン!!

72 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/23(金) 01:57:29.143 ID:jyTCPE4P0.net
王「なんという美味しさ‥‥!!」

王「道の料理!」

王「麺一本一本がささやきかけてくるような芳醇な匂い!」

勇者(人は者を食べると説明したがるのはなぜだろう?)

王「ズルズルズル」

王「ガツガツガツガツ」

衛兵(おい‥‥まるで獣だ‥‥)

73 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/23(金) 02:00:24.821 ID:jyTCPE4P0.net
〜〜

バァン!

大臣「ただいま戻りましたぞ!」

王「ふぅ‥‥」ニコニコ

大臣「ど、どうされたのですか!」

王「ただ‥‥幸せなのだ‥‥」ニコニコ

大臣「は、はぁ?さようで‥‥」

大臣「夕食は何にされますか?」

王「冷やし中華を!」

大臣(なんだそれ!?!)

74 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/23(金) 02:08:38.637 ID:jyTCPE4P0.net
〜〜

魔王「あれから幾日かたったが、王はメッキリ食通になったそうだな‥‥」

勇者「あ、そ」

魔王「私も彼の日記を読ませてもらったが‥‥」

魔王「全てオリジナルレシピに変わっていたぞ‥‥ふふふ‥‥」

勇者「いいことじゃねぇか‥‥」

魔王「いいことがあるか!私は楽しみにしていたんだぞ!」

魔王「まぁ、今の方がずっと楽しいがな、料理は趣味だし‥‥」

勇者「ふん‥‥」

サァァァアァァアッ

魔王「風が気持ちいいな‥‥」

勇者「」

魔王「外に出してくれて感謝しているだぞ、これでも」

勇者「いずれひとりでも旅に出ていたさ」

魔王「かもな」

‥‥

魔王「世界一の国力の王が世界一平和を望んでいる‥‥」

魔王「しばらく争いは起きそうもない」

魔王「どうだ?世界を救った感想は?」

勇者「んー、どうだろ」

勇者「こう、実感がないからな」

魔王「実感?」

75 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/23(金) 02:12:13.793 ID:jyTCPE4P0.net
勇者「やっぱこう、熱い魂のぶつかり合いの後の勝利!」

勇者「これに限るね‥‥」

魔王「だが、お前の望む平和には‥‥」

魔王「もう、必要ないのだろう?」

勇者「俺もコックにでも転職して生きてみようかなぁとも思ったよ」

勇者「そんな、人生もありかなって」

勇者「ただ、俺は勇者であり、勇者でしかないんだ」

勇者「一時でも争いの無い世界は」

勇者「俺を必要としてないことも知ってる」

76 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/23(金) 02:14:16.237 ID:jyTCPE4P0.net
魔王「勇者‥‥」

勇者「んで、考えたんだ‥‥」

勇者「勇者という名の疑問は」

勇者「何を拠り所にするんだ?」

勇者「答えは初めから出てたよ」

勇者「勇者の拠り所は‥‥」

魔王だってさ‥‥

〜〜fin

77 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/23(金) 02:15:34.601 ID:446DDGKDa.net
変にニヤニヤした

78 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/23(金) 02:15:35.474 ID:jyTCPE4P0.net
前半が良いできだったので後半は蛇足になってしまいましたね‥‥

しかし、皆さんの保守と応援と安価のお陰で簡潔致しました

ありがとうございます

お疲れさまでした

79 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/23(金) 02:21:13.564 ID:jyTCPE4P0.net
>>77
ありがとうございました!

80 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/23(金) 02:21:53.316 ID:jyTCPE4P0.net
>>70
想像の域ですが!使わせていただきました!

81 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/23(金) 02:22:26.947 ID:jyTCPE4P0.net
>>50
ありがとうございました!

82 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/23(金) 02:22:49.878 ID:jyTCPE4P0.net
>>67
長らくありがとうございました!

83 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/23(金) 02:31:01.133 ID:3uL25gf/p.net
眠いぜ乙

84 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/23(金) 02:33:57.571 ID:AEO6uvp00.net
面白かったで
1先生の次回作にご期待ください!

85 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/23(金) 03:00:13.861 ID:jyTCPE4P0.net
×

86 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/23(金) 03:01:34.900 ID:OWskgVmM0.net
楽しみました

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