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夜だしちょっとだけ小説書いてみる

1 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/23(金) 23:48:45.908 ID:7RTtm4UG0.net
僕にはもう止める事など出来なかったし、止めたいとも思わなかった。そのときには香央里の事も何もかも全部が頭の中から遠く乖離して、ずっと遥か彼方のアマゾンの奥地に放り込まれ、並みの番組編成では取り沙汰されないほど記憶の隅っこにしまわれて
ほとんど二度と思い出さない事のように、目の前の優実だけが世界の全部だった。

2 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/23(金) 23:50:42.487 ID:7RTtm4UG0.net
そこは古いタイプのカラオケマシンが置いてある部屋で少しさびれた感じのある中には不釣り合いな大型TVとクイーンサイズのベッドが部屋の真ん中に堂々と鎮座して僕たちは吸い込まれるようにそこに座るしかなかった、

3 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/23(金) 23:50:47.403 ID:Rw1uEHv80.net
ksk

4 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/23(金) 23:52:03.891 ID:CN1Xlznzp.net
吐きそうなほど趣味が合わん日本語

5 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/23(金) 23:53:46.570 ID:7RTtm4UG0.net
試しにマイクに向かって一言二言喋って見たがほとんどエコーのない声はどこか橋桁のコンクリートに投げ掛けたような無機質さを返しただけだった。

6 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/23(金) 23:54:35.783 ID:gKlBPk6G0.net
文章がデブ

7 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/23(金) 23:55:33.258 ID:7RTtm4UG0.net
それ以上そのマシンを相手にする事もしらけるだろうし、ホテルのTVなんてどうせ誰かのそういう行為を映す事が容易に想像出来たから僕はもう何も言わずそっと優実を抱き寄せた。

8 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/23(金) 23:59:26.900 ID:7RTtm4UG0.net
そして彼女のシャツを脱がせながら漂う甘さと抜けるような透明感のある香水の匂いのなかで昂りを感じながら瑞々しさと張りと柔らかさの中に手を差し入れてホックをはずした。それは僕自身の何かタガみたいなものも同時に外れ去ったみたいだった

9 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/24(土) 00:02:25.524 ID:KwQA+cxj0.net
もちろん優実も自分に葛藤しながら、今まで感じた事がないような快楽に落ちて行くのを止める事など出来なかっただろう、それは押さえても押さえても溢れ出て来る声や下腹部に纏う温かさの湿りが十分に表していた。

10 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/24(土) 00:06:58.162 ID:KwQA+cxj0.net
やがて世界の遠くから少しづつ朝日が昇るように、記憶の波とともに優実以外の現実がゆっくり僕の意識をたたいた。僕はそのノックを始めのうちは無視していたがどうしようもない現実の時間が締切を教えて否応なく答えるしかなかった。

11 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/24(土) 00:10:01.871 ID:KwQA+cxj0.net
そして優実はシャワーに立った、流れる水の音と湯気にふと僕は香央里の事がよぎった、僕はペットボトルから冷たいお茶を飲み僕のしたことについて一通り考えていた。

12 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/24(土) 00:12:29.226 ID:KwQA+cxj0.net
僕は香央里を愛していたし、優実も同じように好きだったから先の事なんて考えたくなかったのに、関係を持ってしまってからではそれは事実として、僕の前に降りかかって一歩も譲ってくれない難題になって行くようだった。

13 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/24(土) 00:15:26.338 ID:KwQA+cxj0.net
シャワーを終えた優実にも同じようにこの門題が立ちはだかっているはずだったが、何事もないかのように「あなたの番だよ」と優しく言っただけだった。僕はその声に考える事をやめてシャワーを浴びる事に集中するようにした。

14 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/24(土) 00:17:23.820 ID:KwQA+cxj0.net
シャワーを浴びている間もまとまりのない同じ考えが僕の回りを飛び続け一歩も外に連れ出さなかった、仕方なくその堂々巡りを抱えたまま僕たちはホテルを後にした。

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