2ちゃんねる スマホ用 ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50    

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

男「好きです付き合って下さい」幼馴染「いまさら?」

1 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/09/17(日) 11:40:59.080 ID:3QGm1oVmp.net
幼馴染「お互い知り尽くしてるし、付き合う必要なくない?」

男「実は俺には隠された秘密が」

幼馴染「『数学課題』と名付けられたフォルダの中身以上の秘密?」

男「なぜバレた……しかし俺はもっと幼馴染ちゃんの事をだな」

幼馴染「今日の私のパンツの柄は?」

男「今日は水曜だから青の縞々……ハッ!」

幼馴染「十分知ってるでしょう」

50 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/09/17(日) 13:09:33.231 ID:3QGm1oVmp.net
幼「まさかそうとは知らなかったわ」

男「……ホモになったら付き合ってくれる?」

幼「そうねぇ……」

男「考える余地があるってことか!?」

幼「そんな未知の一面を見せられたらね」

男「なるなる!幼ちゃんと付き合えるなら俺喜んでホモになる!」

幼「良かったわね。でも、ホモになったら」

男「たら?」

幼「私と付き合う必要があるの?」

男「……!」

幼「その情熱を他のことに向けなさい」

51 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/09/17(日) 13:11:19.563 ID:3QGm1oVmp.net
幼「トイレに行くなら早めに」

男「どうして?」

幼「尾行されてる」

男「は?」

幼「後をつけられているわ」

男「何言ってんだよ幼ちゃん、漫画の見過ぎだって」

幼「尾行はファンタジー?」

男「いや違うけども……一体誰が」

幼「ある部活の集団よ」

男「うちの部活にスパイ部はないけど」

幼「ボディビル部はあったわね」

男「行ってくる」ダッ

幼「口は災いの元」

52 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/09/17(日) 13:13:21.978 ID:yMUuAsLf0.net
続けろください

53 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/09/17(日) 13:13:25.190 ID:3QGm1oVmp.net
男「助かったよ」

幼「私が話しかけて、誤解を解いておいたから」

男「まさか彼は私と付き合ってる……的な事を言ってくれちゃったり?」

幼「貴方のお尻汚いし感度も良くない……と」

男「そこかよ!」

幼「信じてくれたわよ」

男「何故信じるんだ」

幼「私が言うんですもの」

男「感度なんて知らんだろうが!」

幼「知らないわよ、汚いのは知ってるけど」

男「付き合って調べよう!」

幼「だからそれじゃ付き合う必要はないのよ、変態ホモ」

54 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/09/17(日) 13:14:40.192 ID:vx93m5L+a.net
ホモ怖い

55 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/09/17(日) 13:19:18.493 ID:3QGm1oVmp.net
男「幼ちゃん付き合ってくれよ、真剣なんだ」

幼「必要ないと言ってるでしょう」

男「……顔赤いけど」

幼「貴方は私に失禁させたいの?」

男「あ、そっか」

幼「早くそこを通して欲しいのだけれど」

男「…………ここを通りたくば俺と付き合え!」

幼「良いわ」ギュッ

男「ホントに!? もう、一端崩れると大胆だなぁ……」

幼「抱きついたまま……漏らしてやる」

男「!?」

幼「別に、私の……はぁ……失禁、くらい貴方に見られ、はぁ……慣れてるし、貴方も……はぁ……道連れ……」

男「ちょ、何考えてるんだよ!?」バッ

幼「それじゃ、花を摘みに行ってくるから」タッタッタッ…

男「……ダメかぁ」

56 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/09/17(日) 13:21:57.525 ID:3QGm1oVmp.net
幼「ふぅ……」

男「お帰り」

幼「ほんの少し漏れてたわ、貴方のせいよ」

男「その報告必要か」

幼「私が何を考えているか、知ってるわね?」

男「今週はパンツか……」

幼「自業自得じゃない。あとショーツと言いなさい」

男「どっちでも良いけど失禁を見せ慣れてるって言い方はもうやめて」

幼「一緒のベッドであんなに仲よく過ごしたじゃない」

男「だからその言い方やめろ!」

幼「事実を言っているだけよ」

男「時系列をしっかりつけろ」

幼「嬰児、乳児期を経て幼児期。それからおおよそプレゴールデンエイジまで」

男「もっと周りに伝わるように言ってくれよ……」

57 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/09/17(日) 13:23:32.792 ID:nKUJ0DI60.net
http://hibari.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1316969406/

58 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/09/17(日) 13:24:32.211 ID:3QGm1oVmp.net
幼「失禁とは俗に言うおねしょの事よ」

男「ですよね」

幼「貴方は私の尿の匂いをよく知っているはず」

男「まさか」

幼「私は知ってるわ」

男「嘘つけ!」

幼「おねしょが治ったのも」

男「……幼ちゃんが、先」

幼「そういうこと」

男「変態め」

幼「毎晩同じ匂いをかがされて起こされるのよ?覚えない方がおかしいわ」

男「そんなことってあるのか!?」

幼「貴方の後にトイレ使うと目が冴えて眠れないのだけれど、原因知ってる?」

男「パブロフの犬じゃん」

幼「わんわん」

59 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/09/17(日) 13:25:27.386 ID:vx93m5L+a.net
わんわん

60 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/09/17(日) 13:25:53.468 ID:3QGm1oVmp.net
男「さっきと逆転したな」

幼「わん」

男「お手」

幼「断るわん」

男「俺と同じじゃないか」

幼「犬はどういう動物か知ってるかわん」

男「下には従わないのね」

幼「そういうことだわん」

男「なにこの敗北感」

幼「もともと勝ってもいないでしょうに」

男「牝犬め」

幼「もう牝人間。さ、遊びはお終い」

男「もう授業かぁ」

幼「上に立てるように真面目に受けることね」

61 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/09/17(日) 13:27:51.822 ID:3QGm1oVmp.net
男「んー……今日もお勤め完了かぁー」

幼「御苦労さま、理解は追いついてる?」

男「正直何がなんだか」

幼「知ってる」

男「わざわざ言わせるな!」

幼「口に出させないと心から自覚しないでしょうに」

男「おれは自分に厳しく他人に優しい人間だぞ」

幼「だいたいあってるわ」

男「だいたい?」

幼「貴方は自分に甘くて私に甘々な人間よ」

男「幼ちゃん以外はどうなのさ」

幼「眼中にないでしょう」

男「すっげえ自信」

幼「すっげえ事実」

62 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/09/17(日) 13:30:21.639 ID:3QGm1oVmp.net
幼「今夜も部屋に来なさい」

男「はいはい」

幼「今日もしっかりしごいてあげる」

男「その言い方やめろ!」

幼「ヒィヒィ言っても許してあげないんだから」

男「痴女め」

幼「成績が伸びないのがいけないよの、変態」

男「……痴女と変態って良いカップルだと思わない?」

幼「痴女に対応するのは痴漢よ」

男「痴漢……か」

幼「嫌よ、お隣が犯罪者なんて」

男「合法的に痴漢になれない?」

幼「幼馴染の仲に免じて訴えないであげる」

男「それはだめだ!」

63 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/09/17(日) 13:32:37.592 ID:3QGm1oVmp.net
幼「良いのよ?」

男「付き合うって言ってくれないと」

幼「お固いんだから、知ってたけど」

男「俺は自分に厳しい」

幼「ほら痴漢になれればお似合いでしょ?」ギュッ

男「でも付き合えないんだろ?」

幼「必要ないと思わないの?」ギュー

男「ここでOKしてくれるなら抱き返すけど」

幼「……いか」

男「離せ!」

幼「良いじゃない私もションベン臭いガキよ?」

男「使いどころが違うし、臭くない!」

幼「それは良かった」パッ

64 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/09/17(日) 13:34:21.697 ID:3QGm1oVmp.net
男「あ、消臭剤」

幼「思い出した?」

男「言えよ」

幼「どうせ思い出すなら、楽しみながらの方が良いじゃない」

男「楽しそうだね」

幼「貴方ほどじゃないわ」

男「あードキドキした」

幼「今夜は消臭剤多めに買わなきゃ」

男「そういう言い方やめろ!」

幼「じゃあ必要ないのね?」

男「……」

幼「明日私が、貴方の前で鼻つまみ者になっても良いの?」

男「鼻つまみ者俺じゃん」

幼「貴方は鼻つままれ者」

65 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/09/17(日) 13:34:59.568 ID:vx93m5L+a.net
うむ

66 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/09/17(日) 13:36:36.988 ID:3QGm1oVmp.net
男「……雨か、天気予報外れたなぁ」

幼「傘持ってないでしょう」

男「折りたたみ持ってきてたんだ」

幼「標準装備」

男「羨ましいね」

幼「相合傘どうぞ」

男「……付き合おうよ、幼ちゃん」

幼「その必要はないって言ってるでしょう」

男「じゃあ俺は入らない!告白を受けるか、俺を濡れたまま帰らせるか選べ!」

幼「……しょうがないわね、ほら傘、しっかり持って」

男「幼ちゃん……!やっと」

幼「私先に薬局まで行ってるから。貴方は濡れないようにちゃんと傘さしてね」タッタッタッ…

男「……待ってよ!」

67 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/09/17(日) 13:38:52.302 ID:vx93m5L+a.net
もう夫婦やんか

68 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/09/17(日) 13:39:26.999 ID:3QGm1oVmp.net
男「はぁはぁ……なんで全速力なんだよ……」

幼「相合傘に入ったらどうなるか知ってるのよ?」

男「ちくしょう……」

幼「ちゃんと傘差してって言ったじゃない、びしょびしょ」

男「自分の事は良いのかよ」

幼「丁度いいから風邪薬も買いましょう」

男「そうじゃない、その……透けてる」

幼「朝見たじゃない、何をいまさら」

男「俺以外の人には良いのかよ」

幼「減るもんじゃないし……独占したいの?」

男「そりゃあ……」

幼「良いじゃない。他の人は知らない事、たくさん知っているでしょう」

男「パンツの柄とか?」

幼「今日、染みがついているところまで」

69 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/09/17(日) 13:41:34.342 ID:3QGm1oVmp.net
男「消臭剤消臭剤……」

幼「はい」

男「センキュー……ってこれトイレのやつ」

幼「瞬間消臭よ」

男「俺の部屋はトイレ以下か」

幼「イカよ」

男「にしたってこれは酷いだろ!」

幼「それはトイレに置くの。貴方が持ってても良いけれど」

男「は?」

幼「私を不眠症にする気?」

男「牝犬が!」

幼「今は牝人間よ、牡人間さん」

70 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/09/17(日) 13:42:40.016 ID:3QGm1oVmp.net
幼「ワイパーも買ったし、帰りましょう」

男「傘持てよ」

幼「それはあげるわ。傘も買ったから」

男「……また忘れて来るからな」

幼「二本買ったけど?」

男「そんなに相合傘が嫌なのか」

幼「そんなこと言ってないわ、貴方が妙な要求しなければ喜んでアイアイするのに」

男「なんだよアイアイって」

幼「カサカサの方が良い?」

男「なんで濡れてんのに乾燥してんだよ」

幼「あ、濁点を忘れていたわ。喜んで貴方とガサガサするのに」

男「なんかやめてその言い方」

幼「変態」

71 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/09/17(日) 13:44:27.538 ID:3QGm1oVmp.net
男「やっと家に着いた……あれ、鍵かかってんだけど」

幼「今日、ご両親帰り遅いって言ってたでしょう」

男「なんで幼ちゃんが知っているのさ……」

幼「貴方を起こしに来た時にちらっと」

男「寝起き弱いって知ってた癖に……」

幼「どっちにしろ夕飯はうちで食べるんでしょう?用意されてないんだから」

男「そういうことか」

幼「いらっしゃい」

男「ふぅ、まず着替えたいけど……」

幼「同感」ヌギ

男「脱ぐな!」

幼「玄関の中だし問題ないわ」

男「俺がいるよ!」

幼「私達の仲だし問題ないわ」

72 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/09/17(日) 13:46:02.635 ID:3QGm1oVmp.net
幼「濡れた服で廊下を歩かないでね、カーペットが痛むから」

男「玄関先で飯を食えとでもいうのか、幼ちゃん」

幼「そんな、私も鬼じゃないわ。さっさと脱いで」

男「鬼じゃん!」

幼「バスタオルがすぐ来るから。お母さん、バスタオル」

幼母「あらあらーずいぶんハデに濡れちゃったのねー」

幼「バスタオルは」

幼母「はいどうぞー。男ちゃんも」

男「すみません、おばさん」

幼母「良いのよー。お風呂にする?ご飯にする?それとも…」

男「着替えを取りに行きます」

幼「別に良いのよ、バスタオル腰に巻いて夕飯食べても」

男「おじさん帰ってきたらどうするのさ」

幼母「おばさんね、しゅらばって憧れだったのー」

男「シュールすぎでしょうそんな修羅場」

73 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/09/17(日) 13:47:51.952 ID:pIX6cuJ30.net
懐かしいな

74 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/09/17(日) 13:51:03.019 ID:KBpwZXha0.net
いいですな

75 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/09/17(日) 14:02:17.370 ID:362z3r9J0.net
早く寝取られてほしい

76 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/09/17(日) 14:03:42.460 ID:GaJgvdG8d.net
まだー

77 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/09/17(日) 14:03:54.078 ID:3QGm1oVmp.net
幼「私の部屋の窓から行くのね」

男「慣れたもんだ」

幼「はいハンガーかっこかり」

男「防犯の為、器具はお見せできません」

幼「でも流石にバスタオル一丁では史上初ね」

男「背に腹は代えられない」

幼「挙句の果てに着替えも無い」

男「おっと……屋根が以外と滑る……」

幼「早くしないと通報されるわよ」

男「冷静に考えたらそうだった!」

幼「良かったじゃない、念願の痴漢よ」

男「違法では願ってない!」

幼「幼馴染の仲に免じて通報しないであげる」

男「されたら本当にヤバいからやめて!」

78 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/09/17(日) 14:05:45.275 ID:3QGm1oVmp.net
男「……やっぱり自分の部屋は落ち着くな」

幼「早く帰ってきてね」

男「こっちで風呂まで入っていく」

幼「そう?分かったわ。じゃ私も入ろうかしら」

男「そうした方が良いよ、体冷えただろ?」

幼「そうするわ」

―――――――――――――――――――――

男「あー……いい湯だな」

幼「そう、それは早く入りたいわ」ガラッ

男「………なんでこっちに来るんだよ!?」

幼「私も入った方が良いと言ったじゃない」

男「そういう意味じゃない!!」

幼「知ってるわ」

男「なおタチが悪い!!」

79 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/09/17(日) 14:08:23.392 ID:3QGm1oVmp.net
幼「水着姿なんて見慣れたものでしょう?」

男「水着に風呂って余計に……」

幼「変態」

男「そうだよ!」

幼「認めたわね」

男「違うよ!」

幼「折角着てきたのに嬉しくなさそうね」

男「嬉しくない訳じゃないけど……どこからそんなもの」

幼「私の部屋から」

男「屋根を」

幼「通らなければ来れないでしょう?」

男「ち……痴女だー!!」

幼「全裸で来なかっただけ有難いと思いなさい」

男「本当によかった……」

80 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/09/17(日) 14:13:07.777 ID:3QGm1oVmp.net
幼「体、洗う?」

男「もう洗ったんだけど」

幼「そう……」ギュー…スンスン

男「やめて……」

幼「確かに石鹸の匂いしかしないわね」スンスン

男「セクハラだ……」

幼「ぷはっ……役得の間違いじゃない?」

男「下半身見ながら言うな!セクハラだぁ!」

幼「何よ下半身ならほら、好きなだけ見て良いわよ」

男「見せてもセクハラなんだよ!水着ずらそうとするな!!」

幼「全く、あんまり騒ぐと近所に通報されるけれど」

男「勝てる気がしない……」

幼「勝負水着よ。貴方が喜ばないと私の負け」

男「勝った気がしない……」

81 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/09/17(日) 14:14:35.270 ID:3QGm1oVmp.net
幼「私も洗い終わったけど……いい加減こっち向いたら?」

男「洗う時水着外しただろ」

幼「知ってたの」

男「もう着けたか」

幼「湯船に水着はマナー違反かと」チャプ

男「マナーなんて気にする間柄かよ」

幼「じゃあ振り向いたらいいじゃない」

男「怖くて無理……」

幼「二人で入ると狭いわね」

男「当たり前だろ」

幼「昔は二人で良く入ったのにね……いつの間にか大きくなって」

男「そりゃそうだ、そのままのサイズな訳ない」

幼「いつになったら元に戻るの?」

男「先に出ろ!!!」

82 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/09/17(日) 14:16:31.083 ID:3QGm1oVmp.net
幼母「あらあら、どうしたのー男ちゃん?」

男「のぼせまして……」モグ…モグ…

幼「長湯するからよ」モグモグ

男「誰のせいだと思ってるんだよ……」

幼母「若いっていいわねー長持ちで」

幼「そうでもないのよ、私が出た後すぐ出て来たから」

男「訴えていいですか」

幼「幼馴染の仲に免じて訴えないであげたのに?」

男「そうは言ってもだな……」

幼「公判ではお風呂場での様子が事細かに再現されるのね」

男「……」

幼「原告は裸の女性を背に浴槽内で一体なにをしていたのでしょうね」

男「やっぱり裸じゃねーか!!」

幼「お風呂は裸で入るものよ、知っているでしょう」

男「知ってるよ!!」

83 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/09/17(日) 14:18:39.549 ID:3QGm1oVmp.net
幼「帰るのね」

男「もう部屋で寝る」

幼「じゃ、これ忘れずに」

男「消臭剤とクイックル……」

幼「あとこれ。餞別よ」

男「なにこれ?でかい箱にこんなラッピングして……誕生日はまだ先だろ」

幼「スコッティ」

男「余計なお世話だ!!」

幼「夜のお世話よ」

男「全く……」

幼「今日も楽しかったわ」

男「……月が綺麗ですね」

幼「必要ないでしょ、月なんて。お休みなさい」ギュー

男「あぁ、お休み」

84 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/09/17(日) 14:21:29.728 ID:3QGm1oVmp.net
幼「お早う。今日は晴れて良かったわね」

男「幼ちゃん、付き合ってくれ」

幼「その必要はないでしょう。今日のショーツは?」

男「ミントグリーン」

幼「ほら」

男「パブロフの犬……」

幼「さ、昨日みたいにならないよう、早く学校へ行くわよ牡犬」

男「……わんわーん」

幼「良い子良い子」

男「いけない何かに目覚めそう」

幼「また数学の課題が増えるのね」

男「そういう言い方やめて」

幼「特に無限等比級数がお気に入りなのよね」

男「何で知ってるの!?」

幼「何でも知ってると何度言わせるの」

85 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/09/17(日) 14:23:12.447 ID:3QGm1oVmp.net
男「今日は早く着いたな……ん」

幼「どうしたの」

男「いや机の中に……これ、手紙?」

幼「……ハートのシールとはまた古典に出てきそうなラブレターね」

男「中身みないでよ、俺のもんだ」

幼「他人のプライベートに土足で踏み込んだりしないって、知ってるでしょ」

男「風呂場に水着で踏み込む癖にな……何々、今日屋上で貴方を待ってます。だって」

幼「口で言ったら意味ないじゃない」

男「別に言っても良いだろこれくらい、幼馴染なんだから」

幼「……それもそうね。行くの?」

男「そうだな、こんなこと初めてだし行ってみようかな」

幼「良い子だと……いいわね」

男「もちろん俺は幼ちゃん一筋だけどね」

幼「そう……」

86 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/09/17(日) 14:27:10.830 ID:3QGm1oVmp.net
男「はぁ……授業終わったし、いってくるか」

幼「……」ギュウウー

男「ついてくる気ですか」

幼「勇気づけてるのよ、貴方チキンだから」パッ

男「戦場に行くわけじゃないんだから」

幼「恋は戦争よ」

男「幼ちゃんにしては珍しいね、そんな事言うなんて」

幼「……そうかしら?」

男「じゃ、改めて言うけど、幼ちゃん付き合ってくれ」

幼「付き合う必要ないって、知ってるでしょう」

男「行ってきます」

幼「……行ってらっしゃい」

87 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/09/17(日) 14:30:43.046 ID:3QGm1oVmp.net
数十分後・屋上

幼「……」ガチャッ…コソコソ

男「…………やっぱり来てくれた、幼ちゃん」

幼「!……万が一ということもあるし」

男「すっげえ事実はどこにいったのさ」

幼「……貴方がここに一人でいるってことは、いたずらだったのね」

男「何で知ってるの?」

幼「それは」

男「知ってるよ。ドアの前で、ずっと待ってたんだよね」

幼「そうよ。かわいそうな貴方、騙されて」ギュー

男「このラブレターにまんまとやられたね」ピラッ

幼「何で……何も書いてないの……」

男「知ってるだろ」

幼「貴方ね」

男「そうだよ、ここなら地の利がある」

88 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/09/17(日) 14:33:39.410 ID:3QGm1oVmp.net
男「幼ちゃん、僕と付き合って下さい」

幼「……知ってるでしょう、私は」ギュウウウウ

男「知ってるよ。付き合う必要はないって思い込もうとしてること」

幼「!!……何で…知ってるの……?」

男「何でも、知ってるよ」

幼「嘘…」

男「本当。幼ちゃんが自分は俺に釣り合わないって卑下してることも、幼馴染が一番楽なポジションだって思ってることも」

幼「う……あ…」

男「そんな楽なポジションが楽しくて告白できないことも、この関係がずっと続けばいいて思ってることも」

幼「…ぅ………」

男「そんな楽な場所から動けない自分が少し嫌いなことも、もし動いたら俺がどう反応するか分からなくて怖いことも」

幼「………」

男「ならいっそ付き合ったりしないって、心に決めていることも」

89 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/09/17(日) 14:35:09.810 ID:3QGm1oVmp.net
幼「…いつ…から…?」

男「最初から。だから俺から告白したってのに…幼ちゃんたら強情なんだから」

幼「………だって…私…嫌な人間だもん……何でも貴方の事…知ろうとして…何でも自分のこと…知らせようとして……」

男「お蔭でお互い、良く知ってる」

幼「こんな…重荷になるような……っ…嫌だったから……せめて…近くに…一番…近くに…」

男「全部知ってる。もう、言わなくて良いよ」

幼「……」

男「幼ちゃん、何度告白しても、本当のこと言えなかったね」

幼「……」コクリ

男「それでも俺がこれからなにしようとしてるか、知ってるよね」

幼「……」コクリ

90 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/09/17(日) 14:37:29.829 ID:1ZVuV0hbM.net
紫煙

91 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/09/17(日) 14:39:02.040 ID:3QGm1oVmp.net
男「すっかり日も暮れて……」

幼「……」コク

男「今日は晴れてよかった」

幼「……」コク

男「腕はいつでも抱きしめられる位置に」

幼「……」コク

男「少しキザ過ぎるかな」

幼「……」コク

男「はは、地の利を十分に生かすにはこのくらいが良いと思わない?」

幼「……」コク

男「じゃ、言うよ」

幼「……」コク


             「月が綺麗ですね」


おしまい

92 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/09/17(日) 14:44:16.242 ID:G9qOT+N40.net


93 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/09/17(日) 14:46:38.088 ID:ipMv69mv0.net
エロ展開が足りなかった

94 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/09/17(日) 14:48:10.991 ID:1ZVuV0hbM.net
おつ

95 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/09/17(日) 14:51:34.124 ID:7tiq0aoS0.net
>>93
オリジナル見ろ

96 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/09/17(日) 14:56:49.715 ID:362z3r9J0.net
いつ寝取られんねん

97 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/09/17(日) 14:58:09.271 ID:Hu/8EDm3a.net


98 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/09/17(日) 14:58:45.490 ID:yMUuAsLf0.net


99 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/09/17(日) 15:11:28.778 ID:6Lkg1GLzM.net


総レス数 99
42 KB
掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50
read.cgi ver 2014.07.20.01.SC 2014/07/20 D ★