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エリカ「こんにちは」みほ「エリ、逸見さん、こんにちは」
- 1 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/10/02(月) 12:45:50.536 ID:nq/tx2YO0.net
- エリカ「練習試合の申し込みに来たんだけど、今日はあんた一人なの?」
みほ「うん、みんな生徒会とかで忙しいから。エリ、逸見さんは?」
エリカ「私も一人よ」
みほ「そうなんだ」
エリカ「うん」
みほ「……」
エリカ「……」
- 2 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/10/02(月) 12:46:21.091 ID:DabE+Jv/0.net
- 期待
- 3 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/10/02(月) 12:49:41.837 ID:nq/tx2YO0.net
- みほ「アポなしで来たの?」
エリカ「そんなわけないでしょ。ちゃんと時間指定して来たわよ」
みほ「華さん何してるのかな……」
エリカ「……」
みほ「あの、エリ、逸見さん。よかったら私の部屋来る?」
エリカ「そ、そうね。そうさせてもらおうかしら」
- 4 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/10/02(月) 12:52:15.583 ID:nq/tx2YO0.net
- みほ「どうぞ、上がって」
エリカ「お邪魔します……うわっ、あんたまだこのぬいぐるみ集めてたんだ」
みほ「ボコのこと?」
エリカ「黒森峰にいたときより増えてるじゃない」
みほ「あっちは規則が厳しかったから……」
- 5 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/10/02(月) 12:53:59.453 ID:nq/tx2YO0.net
- みほ「エリ、逸見さんコーヒーと紅茶どっちがいい?」
エリカ「コーヒーをお願いするわ」
みほ「わかった」
みほ「あ」
やかん「バッシャーン」
エリカ「何やってんのよ!」
みほ「ご、ごめんなさい。落っことしちゃって」
- 6 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/10/02(月) 12:54:56.551 ID:bMnaGgIkp.net
- タイマンか?
- 7 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/10/02(月) 12:57:10.739 ID:nq/tx2YO0.net
- エリカ「まったくもう、相変わらずドジなんだから。なんか拭くもんある?」
みほ「い、いいのいいの!エリ、逸見さんはお客様なんだから座ってて……うわあ!」ツルッ
バッターン
みほ「いたたた……ん? この柔らかいものは」ムニュ
みほ「あ、なんだボコの眼球か」
エリカ「何やってんのよ!」
- 8 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/10/02(月) 12:59:44.171 ID:nq/tx2YO0.net
- エリカ「もういいわ。私がお茶淹れるから待ってなさい」
みほ「そんな、悪いよ。エリ、逸見さんはボコのDVDでも見てくつろいでて」
エリカ「くつろげないわよ!」
数分後
みほ「ズズズ……おいしい」
エリカ「フン」ズズッ
- 9 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/10/02(月) 13:03:24.981 ID:nq/tx2YO0.net
- みほ「……」
エリカ「……」
五分後
みほ「……」
エリカ「……」
みほ「あの」
エリカ「な、なにっ?」 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:0be15ced7fbdb9fdb4d0ce1929c1b82f)
- 10 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/10/02(月) 13:06:52.300 ID:nq/tx2YO0.net
- みほ「その節はご迷惑をおかけして……」
エリカ「はぁっ? 何の話よ?」
みほ「今更なんだけど、本当に申し訳ないと……」
エリカ「だから何が?」
みほ「……去年、私が急に転校したりして、隊を混乱させちゃったんじゃないかと思って」
みほ「きちんとお詫びしてなかったから……」
- 11 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/10/02(月) 13:09:49.349 ID:nq/tx2YO0.net
- エリカ「あんたねぇ、自惚れるんじゃないわよ。あんた一人が抜けたくらいでどうにかなる黒森峰じゃないわ」
みほ「あはは、そう言ってもらえると助かるな。エリ、逸見さんみたいな人がいて安心だってお姉ちゃんも言ってた」
エリカ「ほ、本当!?」
みほ「うん」
エリカ「へへぇ、へへへ。まあそりゃあ、ねえ? 舐めんじゃないわよ」
- 12 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/10/02(月) 13:18:40.281 ID:nq/tx2YO0.net
- エリカ「(でもまあ、もしもこの子が黒森峰に残ってたら……)」
エリカ「あの、れ、連絡先交換しない?」
みほ「えっ」
エリカ「勘違いしないでよね。私はただ、電話帳のメモリが増えることに快感を覚えるタチだってだけなんだから」
みほ「う、うん、わかった。赤外線対応してる?」
エリカ「してる」
みほ「じゃあ送信っと……」
- 13 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/10/02(月) 13:22:03.338 ID:nq/tx2YO0.net
- エリカ「じゃあ私のデータ送ったわよ」
みほ「うん、登録しとくね。『エリ、逸見さん』っと……」
エリカ「(『元副隊長』っと……)」
みほ「黒森峰に行くことがあったら連絡するね!」
エリカ「ええ、待ってるわ」
- 14 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/10/02(月) 13:31:38.568 ID:nq/tx2YO0.net
- みほ「あ、華さんから電話だ。もしもし? 華さん? エリ、逸見さんがもうこっち来てるんだけど……え? そうなんだ。へえ。ふむふむ」
みほ「いや、そりゃあアメンボに羽が生えたら蚊っぽいよ」
みほ「あーそっちか。わかった。うん、伝えとく。大丈夫大丈夫。逆に。はーいはいはーいはいはい失礼しまーす」ピッ
みほ「エリ、逸見さん」
エリカ「何?」
みほ「ごめんなさい、五十鈴は今日の予定忘れていたそうです」
エリカ「はぁ?」
みほ「何分多忙なもので……」
エリカ「はーあ、いいわよもう。また日を改めて来るって言っておいて」
- 15 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/10/02(月) 13:34:17.843 ID:nq/tx2YO0.net
- みほ「本当にごめんね? もしよかったらまたうちに来てほしいな。今度はしっかりおもてなしするから」
エリカ「ふふ、期待しないで待っておくわ」
みほ「ヘリポートまで見送りに……」
エリカ「結構よ。すぐ近くだから」
みほ「それじゃあエリ、逸見さん気をつけて」
エリカ「さよなら」
- 16 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/10/02(月) 13:39:29.740 ID:nq/tx2YO0.net
- みほ「(結局、名前で呼べなかったな……)」シュン
…
……
………
エリカ「……という感じになるだろうと思うの」
赤星「はあ」
エリカ「きっと向こうも私に対して色々思ってるだろうし、でも私だって今更ベタベタ馴れ合えないし、徐々に近付く距離を楽しむ気持ちで行くつもりよ」
赤星「そうですか」
エリカ「じゃあ大洗に行ってくるわね」
- 17 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/10/02(月) 13:43:09.159 ID:nq/tx2YO0.net
- エリカ「(よーし、やってやるやってやるやってやるわ)」
ヘリ「」ババババババ
エリカ「いざ!」
大洗学園艦に到着
華「あ、お見えになりましたわ」
沙織「いらっしゃーい」
優花里「お待ちしてましたあ!」
エリカ「(予定と違うわね……あ! 元副隊長発見!)」
みほ「大洗へようこそ!」
みほ「逸見さん」
完
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