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勇者「最強の魔法を手に入れた」
- 26 :以下、VIPがお送りします:2018/03/21(水) 17:35:31.53 ID:bXw/ZSKed
- 勇者「戦士、申し訳ないんだが………俺はやはり、魔王を倒しに行く」
戦士「なんだと!? そんな状態で何ができるって言うんだ!」
勇者「あの術はまだ使える。それに、術者自身は術の影響を受けない。俺だけが魔王城に乗り込めば、あの術を使っても問題はないはずだ」
戦士「でもっ…!! 俺はもう見たくねえんだ!! あの光をっ!! 俺達の仲間を奪ったあの光をっ!! もうどんな目的にも使って欲しくないんだ…」
勇者「分かるよ。戦士の言うことは最もだ…。だけど、俺は勇者だ。人間に希望を与える勇者だ。絶望だけを人間界に持ち帰ることなんて出来ない。せめて、死んでいった王様や兵士達や魔法使いのためにも、せめて、魔王だけは倒して帰りたいんだ…」
戦士「なら、俺も行く!行かせてくれ!」
勇者「ダメだ。統率を失い、病の恐怖に支配された兵士達をまとめるには、お前と軍師殿の力が必要だ。それに、一緒に来たらまたお前はあの術の毒を受けることになる。今度は失明じゃ済まないぞ!」
賢者「ねえ、あそぼ、あそぼー!」
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