2ちゃんねる スマホ用 ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50    

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

喪黒福造「あなたは女同士による運命のパートナーが欲しいのですか?」 女性准教授「そうです」

1 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2018/06/11(月) 04:39:43.859 ID:vudrWy/uD.net
喪黒「私の名は喪黒福造。人呼んで『笑ゥせぇるすまん』。

    ただの『せぇるすまん』じゃございません。私の取り扱う品物はココロ、人間のココロでございます。

    この世は、老いも若きも男も女も、ココロのさみしい人ばかり。

    そんな皆さんのココロのスキマをお埋めいたします。

    いいえ、お金は一銭もいただきません。お客様が満足されたら、それが何よりの報酬でございます。

    さて、今日のお客様は……。

    吉屋小百合(38) 大学准教授

    【運命のパートナー】

    ホーッホッホッホ……。」

2 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2018/06/11(月) 04:40:37.213 ID:Jnls2HIbM.net
>>1
感動した!

3 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2018/06/11(月) 04:41:08.154 ID:LwHRXdPjd.net
勝間か

4 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2018/06/11(月) 04:42:01.963 ID:vudrWy/uD.net
東京都、極東文化大学――。キャンパスで「日本文学入門」の午前中の授業が行われている。
教壇に立っているのは、セミロング黒髪で縁なし眼鏡をかけた女性だ。

小百合「……であり、そもそも大正期の白樺派は……」

男子学生たち「吉屋先生って、いろいろ揃い過ぎていてうらやましいよなー」
         「大学準教授で、テレビでも引っ張りだこ、それに美人で、親父は有名な学者と来てる」

小百合「私語は慎んでください!」

男子学生たち「ひいっ!!」



午後。日の出テレビ。テレビ局でワイドショーの撮影が行われている。

司会者と女性アナウンサー「こんにちは。『アフタヌーンライブ』です」「本日の出演者は……」

『アフタヌーンライブ』のコメンテーターの中に、吉屋小百合がいる。

テロップ「極東文化大学準教授・文芸評論家 吉屋小百合」


極東文化大学。授業のない教室で、数人の男子学生がスマホの画面を見ている。

男子学生たち「お、『アフタヌーンライブ』に今日も吉屋先生が出てる」「先生、番組でもかなり辛口なんだよなぁ」
         「実はな、吉屋先生って独身なんだってさ」「独身かぁ。もったいなよなー」

5 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2018/06/11(月) 04:43:43.447 ID:vudrWy/uD.net
夜。バーで小百合は酒を飲んでいる。店内はなぜか女性たちがたくさんいるが、男性の姿は見当たらない。

小百合「全く……、結婚できるならとっくにしてるよ!!」「私には、結婚したくてもできない事情があるんだから!!」

女性客「先生、今日はよく飲みますねー」

小百合「飲まずにいられないわけないでしょ!」「Fラン大学で、落ちこぼれの学生たちを相手にしなきゃならないし!」
     「おまけに、テレビの撮影では控室でヒヒオヤジたちにいやらしい目で見られる!」「ストレス溜まりまくりじゃん!」


バーを出る小百合。しばらく道を行くと、目つきの悪い男性が夜道に現れる。

男性は名刺を出し、「こんばんは。私は『週刊新春』の者ですが……」

小百合「あら……、週刊誌の記者さんが私に何の御用ですの?」

記者「とぼけないで下さいよ、先生。さっきまで先生がいた店は、レズバーじゃないですか!」

小百合「私は学者ですからねぇ、社会のあらゆる分野に興味を持ってるんですよ。それで……」

記者「先生、よくレズバーに通ってるんでしょ?しかも独身」
   「先生がその性癖を隠しておこうとしたって、私は証拠をたくさんつかんじまってねぇ……」

小百合「うっ……」

6 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2018/06/11(月) 04:44:43.697 ID:gIiQetZT0.net
期待

7 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2018/06/11(月) 04:45:29.847 ID:vudrWy/uD.net
『週刊新春』の記者に問い詰められ、答えに詰まる小百合。そこに喪黒福造が立ち入る。

喪黒「まあまあ、およしなさい。『週刊新春』の記者さん」

小百合「あなたは!?」

記者「こらっ!!あんた一体何の用なんだ!!ひょっとして他社の週刊誌の記者か!?」

喪黒「あなたこそ何の用です?人の私生活は自由ですよ」

喪黒は『週刊新春』の記者に向かって、右手で指をさす。

喪黒「ドーーーーーーン!!!」

記者「ギャアアアアアアアア!!!」

喪黒のドーンの後、『週刊新春』は地べたに倒れ込み、呆けた状態になる。

記者「あ、あれ!?俺はこんなところで何をやってるんだ!?」「お、思い出せねぇ!!」
   「うわあ、もたもたしてる場合じゃねぇ!!俺はネタ探しをしなきゃならねぇんだ!!」

記者は、小百合と喪黒の前から去っていく。

8 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2018/06/11(月) 04:47:19.085 ID:vudrWy/uD.net
喪黒「さあ、これでもう大丈夫ですよ」

小百合「あ、ありがとうございます……」「それにしてもさっきのは催眠術なのか、護身術なのか……」
     「気合だけで人を倒すの、私、初めて見ました……」

喪黒「紹介が遅れましたな。私はこういう者です」

喪黒が差し出した名刺には、「ココロのスキマ…お埋めします 喪黒福造」と書かれている。

小百合「ココロのスキマ、お埋めします!?」

喪黒「はい、私はセールスマンです。お客様の心に空いたスキマをお埋めするのがお仕事です」

小百合「は、はあ……」

喪黒「見たところ、あなたの心にはスキマがおありなようですなぁ。吉屋小百合さん」

小百合「いや、私は何も……」

喪黒「隠さなくったっていいですよ。吉屋さん。あなたは今こう思っていたでしょ」
   「『せっかく週刊誌の記者がいなくなったと思ったら、今度は胡散臭い中年の男がやって来た』
    『本当にうっとおしい。私は男という生き物が嫌いなのに』『あーあ、今日は厄日ね』」

小百合「ど、どうしてそれを!?あ、あなた何者なんです!?」

喪黒「いやぁ、私はセールスマンですよ」「他のセールスマンとは一味違っていますがね」

9 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2018/06/11(月) 04:49:35.740 ID:toa5098V0.net
いいね

10 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2018/06/11(月) 04:49:41.073 ID:vudrWy/uD.net
BAR「魔の巣」。 喪黒と小百合が席に腰掛けている。

小百合「喪黒さんがここまで私のことを見抜けるなら、言うしかありませんね」

喪黒「どうぞどうぞ。今ここで遠慮なく打ち明けてくださいよ」

小百合「実は、私には変わった性癖がありましてね……」

喪黒「いわゆる同性愛、あなたの場合は『ビアン』でしょう」

小百合「は、はい……。それにしても、『レズ』じゃなくて『ビアン』の言葉を使うとは……」
     「人に対する心遣いが行き届いていますね。さすがセールスマンですね」

喪黒「続けてください」

小百合「私は、小さいころから同性を好きになる気持ちがありましたが、なぜか男性に対しては嫌悪感がありました」

喪黒「あなたが男を受け入れられない理由は、もしかすると家庭に原因があるかもしれませんなぁ」

小百合「そうかもしれませんね」「何しろ、私は、有名な政治学者の父に厳しく育てられてきましたから」

喪黒「あなたのお父様とお母様は、10年前に交通事故でお亡くなりになっていますね」

小百合「ええ。でも、私の人生は今も両親による縛りから逃れていないのかもしれません」

11 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2018/06/11(月) 04:51:20.653 ID:vudrWy/uD.net
喪黒「学者になってから、あなたはビアンバー通いをしていますね」

小百合「ええ、こっそりとね」「店で女同士で愚痴を言い合うことで、憂さ晴らしをしているのですよ」

喪黒「でも、あなたの心のスキマは埋まっていないようですなぁ」

小百合「はい。親しい知り合いはできましたけど、運命のパートナーというものに巡り合えなくて」
     「私だって結婚したいですよ!!でも女同士の恋愛さえもやったことがなくて……」

喪黒「ほぅ……。あなたは女同士による運命のパートナーが欲しいのですか?」

小百合「そうです。まさにドンピシャリですよ」
     「でも、世の中で言われている恋愛や結婚ってのは、男と女の関係のものばかりでしょう?」

喪黒「いえいえ、男と男同士や、女と女同士でも、恋愛や結婚は成り立ちますよ」

小百合「ですが、私は有名人ですよ……」「もしも私がビアンだってバレたら、マスコミの餌食になりますよ」
     「さっきの週刊誌の記者を見れば分かるでしょう」

12 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2018/06/11(月) 04:53:03.638 ID:vudrWy/uD.net
喪黒「だったら、自分が同性愛者であることを社会に向けて堂々と宣言してください」

小百合「えっ!?」

喪黒「有名な文化人であるあなたが同性愛者であることを宣言し、結婚もするのです」
   「そうすることで、あなたは世の中の同性愛者たちに励ましを与えることになります」

小百合「そ……そうですか……」

喪黒は、小百合に一枚のチラシを渡す。

小百合「これは……」

喪黒「同性愛者の婚活パーティーの案内状です。もちろん、参加は自由にできます」

小百合「でも、私は心の整理が……」

喪黒「いえいえ、ここで決断するのです!参加する、と!」
   「あなたは同性愛者の婚活パーティーに参加する!参加する!参加する!!」
   「ドーーーーーーーーン!!!」

小百合「キャアアアアアアア!!!」

13 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2018/06/11(月) 04:55:23.619 ID:vudrWy/uD.net
某ホテル。ドレスを着た吉屋小百合が、パーティー会場にやってくる。

小百合「ここが……、同性愛者の婚活パーティー……」

会場には、多くの人間が集まっている。

小百合「私はもう元の生活に戻れない……」「でもやるしかない……」

女性が小百合に声をかける。

女性「吉屋小百合先生ですね?」

小百合「あなたは……。元宝塚の月影真琴……。本名は星川翼、エッセイスト」

翼「よくご存じで……」

小百合「私は宝塚のファンなんですよ!!今も覚えています!!」

翼「私こそ、吉屋先生のファンです!!先生の書いた本、たくさん読みましたよ!!」

小百合「もっとお互いのことが知りたくなってきました!!」

翼「私もですよ!!」

14 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2018/06/11(月) 04:58:24.776 ID:vudrWy/uD.net
BAR「魔の巣」。 喪黒、小百合、翼が席に座っている。

小百合「喪黒さん、私たち結婚することになりました!!」

喪黒「付き合いだしてもう結婚ですか。早いものですなぁ」

小百合「これも、喪黒さんが例の婚活パーティーを紹介してくれたおかげです!!」

喪黒「それはよかったですなぁ」

翼「結婚式はサンラドリームランドで行います!!喪黒さんも来てくださいね!!」

喪黒「まあまあ、嬉しいのは分かりますが少しは落ち着いたらどうです」

小百合「これが落ち着かずにはいられますか!!」

翼「ねー!!」

喪黒「結婚して初めのうちはアツアツですけど、後になってからいろいろ相手が見えてくるものですよ」
   「でもあなたたちは、結婚生活を続けることができますかねぇ?」

小百合「大丈夫、私たちはこんなに愛し合っていますから!」

翼「そうですよ!だから心配いらないって!」

喪黒「だといいのですがねぇ」「ねぇ吉屋小百合さん、約束ですよ。この結婚は最後までやり遂げてください」

小百合「わ、分かりました。喪黒さん……」

15 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2018/06/11(月) 04:58:40.648 ID:gIiQetZT0.net
ドーーーンこんなに多用してたっけ?wwww

16 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2018/06/11(月) 05:00:40.936 ID:vudrWy/uD.net
遊園地「サンラドリームランド」。吉屋小百合と星川翼が互いにウエディングドレスを着ている。
カメラを持った喪黒が、笑顔の2人の記念撮影をしている。


新聞各紙「東京・杉窪区、同性カップルに「パートナー証明書」発行」「『同性カップル』証明書第1号、杉窪区発行」
      「杉窪区、条例で同性パートナーシップを公認」「吉屋小百合さんと元タカラジェンヌが『同性カップル』公認」



マンション。仕事を終えた小百合が部屋に帰ってくる。

小百合「ただいまー、翼」

翼「お帰りー、小百合」

二人はキスを交わす。


小百合と翼の結婚生活が過ぎていく。食事の際の団欒、ベッドイン、ショッピング、コンサート鑑賞……。

公園のベンチに座り、サラリーマンに声をかける喪黒。電車に乗る喪黒。BAR「魔の巣」で酒を飲む喪黒。喪黒も日々が過ぎていく。

17 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2018/06/11(月) 05:02:29.718 ID:vudrWy/uD.net
結婚生活から時間がある程度たったころ。夜、小百合と翼が住むマンション。

翼「どうしてあなたは私のことを分かってくれないのよ!!」

小百合「あなたこそ、私に構ってほしいだけじゃないの!!」

翼「私はあなたがこういう人間だなんて夢に思わなかった!!」

小百合「それはこっちが言いたい台詞よ!!あなたって頭が悪いし、本当に最低ね!!」

翼「何よぉ!!高学歴で勉強ができるからって偉そうに!!」

小百合「あなたこそ、容姿が少し綺麗だからっていい気になって!!」



翌朝、キャンパスに向かう小百合。電車の中で小百合は(こんなはずじゃなかったのになぁ……)と思う。

翼はマンションで家事をしながら(私たち、どうしてこんなことになったんだろう……)と思う。

18 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2018/06/11(月) 05:04:36.766 ID:vudrWy/uD.net
首都テレビ。夕方のニュース番組。コメンテーターたちの席に小百合が座っている。

撮影を終え、控室に行く小百合。控室には、女性の経済評論家の勝田伸子がいる。

伸子「ねぇ吉屋さん。このハンカチにサインしてくれない?」

テロップ「勝田伸子(44) 帝陵大学客員教授・経済評論家」

小百合「勝田さん、どうして急に?」

伸子「実は……、私、あなたのファンなんです」

小百合は、伸子のハンカチにペンでサインを書く。

伸子「それに、同性婚を始めたあなたのことをもっと知りたくって……」

小百合「同性婚ですか……。実現してみたものの……ねぇ……」

19 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2018/06/11(月) 05:06:31.008 ID:vudrWy/uD.net
バーでお互いに酒を飲む小百合と伸子。

伸子「ふーん、最近はすれ違いが目立つようになったんだ」

小百合「まあ、結婚前後に思い描いていた生活とは違っていたし……」「それに翼は大学、出てないじゃない……」

伸子「やっぱり偏差値や学歴が違うと、話が合わないんだねぇ」

小百合「しかも、翼は腕にリストカットの跡があって、ちょっと心が病んでいてね……」

伸子「あなたが一緒にいないだけでパニックを起こすってことか」

小百合「私にだって仕事があるのに、彼女、そのことを理解してくれないんだから……!」

伸子「あなたも大変ねぇ……。いっそのこと、今のパートナーと別れたらどう?」

小百合「で、でも……」

小百合の頭の中に、喪黒の忠告が頭に浮かぶ。

(喪黒「ねぇ吉屋小百合さん、約束ですよ。この結婚は最後までやり遂げてください」)

20 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2018/06/11(月) 05:08:42.045 ID:vudrWy/uD.net
伸子「実はね。私もビアンなんだよ……」

小百合「えっ!?」「あなたには家庭があるでしょ!!」

伸子「子供も自立したし、そろそろ好きな生き方をしてみようと思ってね……」「よかったら、今晩一緒にどう?」


夜中。ホテルで小百合と伸子は添い遂げる。

伸子「あああっ、小百合!!」

小百合「伸子!!伸子!!」


その後、小百合と伸子は互いに密会を重ねていく。街の外れで二人はキスを交わす。

伸子「いつか一緒に暮らしましょう」

小百合「ええ」


ある日。小百合と翼が住むマンション。

小百合「私、あなたと別れようと思うの」

翼「なんですって……!?」

小百合はマンションを出る。

21 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2018/06/11(月) 05:11:34.797 ID:vudrWy/uD.net
夜の公園。街灯の下で小百合は伸子を待っている。

小百合(伸子、まだかな……)

そこにある声が聞こえる。

声「……吉屋小百合さん。あなた約束を破りましたね」

小百合の前に、喪黒が立っている。

小百合「も、喪黒さん……!!」

喪黒「私はあなたと約束したはずです。この結婚は最後までやり遂げてください、と……」
   「それなのに、あなたはパートナーと別れることを選んでしまった」

小百合「す、すみません!!喪黒さん!!どうしても我慢ができなかったんです!!」

喪黒「弁解は無用です。約束を破った以上、あなたには罰を受けて貰わなくてはなりません……!」

喪黒は、小百合にに右手の人差し指を向ける。

小百合「あああ……」

喪黒「いいですか……。この結婚は最後までやり遂げるのです!どんな結末になっても……!!」
   「ドーーーーーーーーーーーーン!!!」

小百合「キャアアアアアアアアアアアア!!!」

22 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2018/06/11(月) 05:14:34.239 ID:vudrWy/uD.net
街灯の下。喪黒のドーンを受けて疲労困憊し、おびえきった小百合。
そこに、女性のハイヒールの足音が聞こえる。

小百合「伸子……!!会いたかった……!!私、さっき、とっても怖い思いを……」

声「勝田伸子はもういないよ」

小百合「えっ!?」

小百合の前には、ナイフを持った星川翼が立っている。彼女のナイフは血で真っ赤に染まっている。

小百合「翼……!!ま、まさか……!!」

翼「そうよ……。勝田伸子は私の手で殺したから……!!」
  「どんなにすれ違っても、私は心の底であなたを……深く、深く、愛していた……」
  「それなのにあなたは……。私を……!!」「ゆ・る・さ・な・い……!!!」

小百合「や、やめて……」

小百合は翼にナイフで刺される。小百合「キャアアアアアアアアアア!!!」


喪黒「そもそも結婚生活とは、長い長い忍耐を積み重ねることよって成り立つものです」
   「結婚してから時間が経つと、相手の欠点が見えてきますし、お互いに倦怠感も出てきます」
   「それでも一緒に過ごし続けることができたなら、両方とも運命の相手と言えるのかもしれません」
   「異性同士であっても、同性同士であっても、実際に結婚生活を送るのは楽じゃないようですなぁ……」
   「オーホッホッホッホッホッホッホ……」

                   ―完―

23 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2018/06/11(月) 05:15:11.381 ID:gIiQetZT0.net


24 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2018/06/11(月) 05:16:01.053 ID:toa5098V0.net
おつん

総レス数 24
18 KB
掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50
read.cgi ver 2014.07.20.01.SC 2014/07/20 D ★