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今書いてる小説が40000字になったんだけど気分転換に推敲してる

162 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2018/07/03(火) 23:03:11.310 ID:o57ZdeDiM.net
>>145
言葉単純でもなかなか書けるよ
これ昔書いたやつの一部シーン
母親が子供に昔話するシーン


 昔々、あるところに1匹の白い龍がいました。
白い龍は、とても優しく、そしてとても強い力を持っていました。
それは傷つける力ではなく、守る力。

 龍は思いました。

 「ここにある美しい木々や動物たち、そして心優しい王が治めるこの国を守ろう」

 白い龍は護国龍となり、国を、そこに住む動物や自然、種族達を守りました。
龍に守られた国は平和が続き、約千年もの間、繁栄し続けましたました。
しかし、とある代の王様が悪い事を考えました。

 「あの白い龍から力を奪えば、この世界を支配できる!」

 王様は、密かに龍を殺す計画を立てます。

 しかし、龍は気づいていました。
王様が自分の力を奪おうとしていることを。
龍は悲しみ、悩みました。
人が龍の力を手に入れれば、その大きな力に心が支配されてしまう。
もう、国を離れたほうがいいのではないか。

 しかし、龍の国へ対する愛はとても深く、なかなか離れることができません。
自分が離れれば、この国はいずれ、王様の悪い心に支配されてしまう。

 龍は決心しました。

 王様の悪い心を封印してしまおうと。
そうすれば国を、そして王様の心を救えると。
龍は王様に言いました。

「私があなたの心にある闇を全て食べてあげましょう」

 すると龍は、王様の心の中に入り、悪い心をパクパクと食べてしまいました。

「さぁ、王よ。心の闇は消えました。私が愛したこの国を、どうかよろしくお願いします」

 そういうと龍は光となり消えてしまいました。

 めでたし、めでたし


「お母さん、王様はその後どうなったの?」

「白い龍が悪い心を食べてくれたおかげで、とってもいい王様になったのよ」

「そうなんだ!よかったね!王様!」

「そうね。ほら、もう寝なさい。おやすみ」

「うん!おやすみなさい!」

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