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イケメン「……君が好きだ」美少女「……え?」男「やべぇ変な玩具買っちまった音がとまんねぇ、」
- 1 :1 :2019/02/22(金) 08:07:41.028 ID:qCXaB8Ci0.net
- 立つかな……?
前スレ
https://hebi.5ch.net/test/read.cgi/news4vip/1550599949/
- 116 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/02/22(金) 21:18:19.974 ID:L8Nb3jWw0.net
- 保守
- 117 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/02/22(金) 21:33:52.377 ID:m2Oruvuhd.net
- ヌポーン
- 118 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/02/22(金) 21:42:43.397 ID:h4QIlboU0.net
- ヌポーン
- 119 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/02/22(金) 21:43:49.484 ID:ifxIA8bV0.net
- ヌポーンヌポーン
- 120 :1 :2019/02/22(金) 21:48:49.919 ID:qCXaB8Ci0.net
- 白髪少女は目尻を下げて、
屈託なく笑った。
どうやら本当に、
自分に興味があって来日しているだけで、
他に理由は無さそうに見える。
住所の特定方法だけは、
やはり少し気になるものの、
問うた所できっと答えは返ってこないだろう。
秘密だ、と押し切られそうだ。
ならば、と男はその話をひとまず置いておく事にした。
いずれ本人が話してくれるのを待つべきだ、と。
もちろん今回限りの邂逅の可能性もあるし、
話してくれる前に今生の別れになるかも知れないだろう。
でも、それならそれでも良いじゃないかと男には思えた。
無職だからだろうか?
男は小さなことがあまり気にならなくなってきていた。
男「……ところで、親父は元気か?」
白髪少女「元気だ。いま日本に来ているぞ」
男「そうか」
白髪少女「反応が薄いな。会いたくないのか?」
男「……さぁな。色々と気になるけど、俺から会おうとは思わないな」
白髪少女「そうなのか」
男「向こうが会いたいと言うなら、会うけどな」
男「君が俺の場所を知ってるなら、親父だって俺の居場所は知ってるだろう」
白髪少女「知っているな」
白髪少女「しかし、それは少し厳しいと思うな」
白髪少女「恐らく直接は会いには来ないだろう」
男「……そうか」
白髪少女「本人は会いたがって居たが、迷ってもいるようだった」
男「迷う程のことか?」
白髪少女「色々と迷惑が掛かるかも知れない、と言っていた」
男「別に気にしないけどな」
白髪少女「なら、それを直接言ってやれば良い。電話するか?」スマホッ
男「別にいい」
- 121 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/02/22(金) 21:50:15.097 ID:m2Oruvuhd.net
- スマホッでちょっとワロタ
- 122 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/02/22(金) 22:10:51.705 ID:ifxIA8bV0.net
- 擬音描写に長けた>>1
- 123 :1 :2019/02/22(金) 22:12:31.260 ID:qCXaB8Ci0.net
- ひぃふぅ
- 124 :1 :2019/02/22(金) 22:30:16.282 ID:qCXaB8Ci0.net
- 白髪少女「そうか」
男「そうだ」
白髪少女「それより部屋の中に入れてくれ」
白髪少女「少し寒い」ブルッ
男「まだ冬だからな。今日は少し寒い」
白髪少女「早くしてくれ」息ハァァー
男「分かった」ガチャガチャ
そうして男は、
白髪少女を部屋の中に招き入れる事にしたのだが……
……この時、男は気づけなかった。
はじめに自分が物陰に隠れて様子を伺っていたのと同じように。
途中から、こちらの様子を観察する人物が居た事に。
美少女「……誰だろう、あの女の人」
- 125 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/02/22(金) 22:43:38.102 ID:4fONclAAd.net
- さぁ修羅場が近づいて参りました
- 126 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/02/22(金) 22:54:53.674 ID:CmJ2Y/vK0.net
- ほ
- 127 :1 :2019/02/22(金) 23:05:21.578 ID:qCXaB8Ci0.net
- ……
…
既に日が暮れている。
時間は既に午後の十時を回っていた。
しかし――だと言うのに、
白髪少女には帰る気配が微塵にも感じられなかった。
部屋に入れたばかりの時、
どういう食べ物が好きか、
どういう趣味があるのか、
そんな質問が矢継ぎ早に来たので、
男は律儀にそれに返答していた。
理由は単純で、
答えていれば満足して、
そのうち帰るだろうと思ったからである。
しかし、質問する事、聞くことがほとんど無くなってきたと言うのに、
会話が少なくなってきたと言うのに、
白髪少女はまるで我が家のように寛いでいる。
これは少々、男にも予想外であった。
男「帰らないの?」
白髪少女「泊まる所が無い。今日からここに住む」
男「……は?」
- 128 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/02/22(金) 23:21:31.803 ID:GB8D3peyd.net
- あら^〜
- 129 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/02/22(金) 23:28:35.987 ID:m2Oruvuhd.net
- ヌポーン
- 130 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/02/22(金) 23:33:19.445 ID:8e0hmUnla.net
- これは美少女快楽堕ちフラグ立ち始めたな
- 131 :1 :2019/02/22(金) 23:40:44.349 ID:qCXaB8Ci0.net
- ひぃふぅ
- 132 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/02/22(金) 23:45:17.093 ID:0TCSkckGp.net
- なんでちょいちょい出産してんの?
- 133 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/02/22(金) 23:50:50.998 ID:GB8D3peyd.net
- このSSで快楽落ちしたら驚くなw
完全にネタSSだと思ってたんだけど
- 134 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/02/22(金) 23:57:22.171 ID:nLkniScYa.net
- 前スレの1と見比べると台詞以外の地の文がだらだら増えて急にラノベ臭くなったな
やっぱり全部書き終えたあと整合性を推敲できない分随時書いては投下する形式のSSスレってよほど技術ないと安定しないな
- 135 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/02/23(土) 00:01:20.629 ID:aJZDcZ3ua.net
- 主人公の無駄な心情描写なくて変人感のあった前スレと地の文でラノベ調にした現行スレでどっちが良いとかはないけど統一感ないと別作品のような違和感しかない
- 136 :1 :2019/02/23(土) 00:08:28.128 ID:FgqS9XXe0.net
- すみません休憩してました
文章に関しては
色々試してました
- 137 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/02/23(土) 00:12:31.498 ID:6VCYVmAja.net
- 文章意図的に試してたんかスマン余計なこと言った
- 138 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/02/23(土) 00:25:53.939 ID:jU56EE3W0.net
- まぁ俺も文章変わったなと思ってたししゃーない
- 139 :1 :2019/02/23(土) 00:36:22.243 ID:FgqS9XXe0.net
- 白髪少女「だから泊まる所が無いのだ」
男「どこかに部屋借りてたり」
男「旅行か用事のあるついでに日本に来てるなら」
男「ホテル予約とかしてないの?」
白髪少女「してない。はじめから、お前の家に住もうと思ってた」
男「……本気で言ってるの?」
白髪少女「本気だ。了承も得た」
男「了承? まさか親父か?」
白髪少女「そうだ」
男「……何を勝手な事を」
白髪少女「私に好きにしろと言った」
白髪少女「決めるのは息子だが、とも言っていたが」
男「……まて、どういうこった?」
白髪少女「だから、私は私の好きにして良いと言われた。だからここに来た」
白髪少女「そして、自分の意思で来た私をどうするか、それを決めるのはお前だ」ジィッ
男「……あぁ、そういう意味か」
男「君がここに来る事は親父は止めなかった。それは好きにして良いと言った」
男「でも、それに対して俺がどうするべきかについてまでは言及してないって事か」
男「来た君をどう扱うか、それは俺が決めろ、と」
白髪少女「多分、そうだ」
男(……親父もこれまた随分と勝手なことを)
男(……まあでも、俺を祖父母の家に放り込んでどっか行くような人だったからな)
男(ある意味親父らしいと言えば親父らしいけんどね)
白髪少女「それで、どうなんだ? ここに住んで良いのか?」
男「住むってもねぇ、俺は今無職だしな。二人分の生活費は出せない」
白髪少女「働けば良いでは無いか」
男「えっと……」
- 140 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/02/23(土) 00:44:54.578 ID:jU56EE3W0.net
- 文無し送りつけてくるとか糞親父だな
- 141 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/02/23(土) 00:47:46.046 ID:mDGd5PV+0.net
- 親父の厄介払いかはたまた汚い金を持たせたくない良心か
- 142 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/02/23(土) 00:55:00.278 ID:in7CWlFsa.net
- 追いついた
- 143 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/02/23(土) 01:09:32.551 ID:u5/txLc50.net
- わくてか
- 144 :1 :2019/02/23(土) 01:15:55.585 ID:FgqS9XXe0.net
- 白髪少女「だから、無職で、生活費が払えないのだろう?」
男「色々と事情があるんだよ」
男「その……アレだよ、色々なんだよ」
白髪少女「――な、なんだ? 病気か?」グイッ
白髪少女「腕の良い闇医者が居る。症状の進行どうなのだ? 末期か?」
白髪少女「飛行機に乗らなければならないが、間に合うか?」スマホッ
男「――ま、待て、健康だ」
男「体に悪い所なんて何ひとつ無い」
白髪少女「ではなぜ……?」
男「……なぜだろうな。俺にも分からない」
白髪少女「働きたくないのか?」
男「そういうワケでも無い」
白髪少女「謎が深まるな。あるいは……人の下につくのが嫌なのか?」
男「……まあ、人の下で働くなら、理不尽なこともあるよな」
白髪少女「そうか……。では、自ら新しい組織を作ることを薦めよう」
白髪少女「協力しよう」
男「何を突然。元手が無いんだけども」
白髪少女「建物と持参金がある」スッ
男「……これ、不動産の登記簿とキャッシュカード?」
白髪少女「そうだ。一緒に暮らすなら女側が持参するものが必要なのだと学んだ」
白髪少女「それについて聞いたら、これを貰った」
男「……貰ったって。お、親父か?」
白髪少女「そうだ。『何だその気があったのか。なら準備してやろう』、と」
男「……金持ってんなあ、親父」ボソッ
男「というか、一緒に暮らす時に持参って、どんな時だっけ……」
男「丁稚奉公? 奉公先にお願いします的な? いや違うか」
白髪少女「私も詳しくは知らない。ただ、そういう風習があると言う事だけ知った」
白髪少女「ともかく、拠点が出来たワケだ。ここから勢力を拡大しよう」
男「せ、勢力って……言い方が何かおかしいだろ」
- 145 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/02/23(土) 01:20:43.734 ID:/OOKFmwD0.net
- 美少女に救いを……
- 146 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/02/23(土) 01:25:09.809 ID:mDGd5PV+0.net
- 親父真っ黒でワロタ
- 147 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/02/23(土) 01:40:28.789 ID:u5/txLc50.net
- イタリア男が何気に好き
- 148 :1 :2019/02/23(土) 01:54:25.464 ID:FgqS9XXe0.net
- 白髪少女「何がおかしいのだ?」
男「いや俺も何がおかしいかって言われれば」
男「なんとなくってしか言えないけど」
白髪少女「では何も問題は無いでは無いか」
男「……ってか、そもそも新しい組織って何を始める気だ」
白髪少女「パン屋だ」
男「……ん?」
男「何? なんつった?」
白髪少女「私はパンを作るのが得意なんだ」
白髪少女「他には格闘技も得意と言えば得意だが」
白髪少女「現状すぐに金を得る行動に結びついて、協力出来そうなのはパン作りくらいだ」
男「……」
白髪少女「正直私はそこまで頭が良くないからな」
白髪少女「あんまり頭を使うことでは協力が出来ない」
男「……アッ、ソウ」
白髪少女「良いか? パン屋を開き、ゆくゆくはチェーン展化して、一大勢力となるのだ」グッ
男「……ナルホド、ソウイウ意味ダッタノ、勢力ッテ」
白髪少女「……それに、子どもの頃からの夢だったんだ」ボソッ
男「……ん?」
- 149 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/02/23(土) 01:55:54.846 ID:8yi9dNG40.net
- 朝はパン
- 150 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/02/23(土) 01:57:41.385 ID:W2+Me+Fbp.net
- 昼は丼
- 151 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/02/23(土) 02:04:19.784 ID:jU56EE3W0.net
- パン屋は白い粉使うしな
- 152 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/02/23(土) 02:07:40.244 ID:SaaLORJAa.net
- 捕手
- 153 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/02/23(土) 02:07:48.219 ID:54n+h3J70.net
- 天然入ってた
- 154 :1 :2019/02/23(土) 02:17:59.805 ID:FgqS9XXe0.net
- 白髪少女「……子どもの頃に私が居た町は、武装した人間たちが我が物顔で昼間から街中に居た」
男「……」
白髪少女「毎日怯えて暮らしていた」
白髪少女「……朝が来るのが怖かった。昼を迎えるのが怖かった。夜が訪れるのが怖かった」
白髪少女「物心がついた頃には母親も父親もいなかったから、なお更だった」
白髪少女「……だが、それでも生きる為に、私は路地裏で毎日ゴミを漁って生きていた」
白髪少女「短気を起こした武装勢力の発砲に恐怖しながら」
白髪少女「そして、運よく食べれそうなゴミを見つけた時には」
白髪少女「穴あきだらけの服の中に、大事にしまってマンホールの中にすぐに避難していた」
男「……」
白髪少女「正直辛い事だらけだったよ」
白髪少女「……でもな、そんな私にも楽しみにしている事が一つあった」
男「……なんだ?」
白髪少女「半月に一度、タダでパンをくれるババアが居たんだ」
白髪少女「パン屋のババア」
白髪少女「武装勢力が街を歩いているとしても、営業する店もあってな」
白髪少女「パン屋はそういう店の一つだった」
白髪少女「……貰ったパンは美味しかった。齧っただけで涙が溢れて止まらない」
白髪少女「生きていて良かったって、そう思える」
白髪少女「……それは私にとって唯一の生きている楽しみで」
白髪少女「次第にパン屋への憧れを持った」
白髪少女「食べるだけで、こんなに嬉しい気持ちになれる」
白髪少女「お腹はいっぱいになるし、誰かを笑顔に出来る素晴らしい仕事なんだ、と」
- 155 :1 :2019/02/23(土) 02:27:21.913 ID:FgqS9XXe0.net
- ちょっと休憩
- 156 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/02/23(土) 02:35:08.735 ID:/OOKFmwD0.net
- ババアでなんかわろた
- 157 :1 :2019/02/23(土) 03:08:25.345 ID:FgqS9XXe0.net
- ふぅふぅ
- 158 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/02/23(土) 03:17:35.408 ID:eW6+PUsm0.net
- まだやってたのか支援
- 159 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/02/23(土) 03:19:08.546 ID:8yi9dNG40.net
- ひっひっふー
- 160 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/02/23(土) 03:21:41.006 ID:u5/txLc50.net
- ほしゅ
スレ乱立で落ちるかも
- 161 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/02/23(土) 03:24:20.710 ID:o2/LklSa0.net
- ほ
- 162 :1 :2019/02/23(土) 03:27:06.818 ID:FgqS9XXe0.net
- にゃ
- 163 :1 :2019/02/23(土) 03:28:30.486 ID:FgqS9XXe0.net
- なんでこんなにスレ乱立してるんだ
- 164 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/02/23(土) 03:29:29.161 ID:Y6z4VBbU0.net
- VIPが壊れてる
スレ一覧が更新されなくてたまーに更新されるが溜まってた分のスレ吐き出してまた止まる
- 165 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/02/23(土) 03:31:20.432 ID:u5/txLc50.net
- 保守するからまあ気にせずに
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