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なろう小説『異世界学園の特待生』

1 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/05/21(火) 21:11:08.162 ID:PqXJnO/B0.net
僕ほど文章を書くのに向いていない人間もそういないと思う。
問い:小説を書くのに最低限必要な資質は何か?
その答えは僕が思うに、自分の中に確かな熱量があるかどうか、だと思う。
文章力、語彙力、そういったものも確かに重要だろう。だがそもそもの話、人に読ませるだけのまとまった量の文章が書けなければ話にならない。しかし僕にはその熱量がない。人に伝えたいと思う信念もなければ、突き動かされるようにして綴りたい思いもない。

2 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/05/21(火) 21:12:02.621 ID:irTeZ+oyd.net
「行頭を下げてください!」「改行してください!」

3 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/05/21(火) 21:12:22.041 ID:PqXJnO/B0.net
それならなぜこんな文章を書いているかというと、自分の人生を振り返るためだ。ひょんなことから僕は異世界転移することになるのだが、これが中々刺激的な旅だった。

4 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/05/21(火) 21:12:59.735 ID:PqXJnO/B0.net
>>2
わかりました

5 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/05/21(火) 21:14:29.639 ID:PqXJnO/B0.net
刺激的で、且つ面白かったからこそ、この思い出を胸に抱いて生きていきたいとまで思うようになるのだが、その記憶も次第に薄れていってしまう。
だからこそこの思い出を風化させないために、この文章を書いている。

6 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/05/21(火) 21:15:20.503 ID:PqXJnO/B0.net
僕は異世界に転移する前、高校に通っていた。
国立東京大学付属魔法学高等学校。
日本でトップの学力と魔法力を持つ、いわばエリート中のエリートが集まるこの学校に入学しても僕の人生は何も変わらなかった。

7 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/05/21(火) 21:16:05.156 ID:PqXJnO/B0.net
代り映えのしない退屈な日常を生きる日々。
中学時代はそこそこ波乱に満ちた日々を送っていて、その頃はむしろ退屈な日常を求めていた日々もあったのだが、今こうしてそういった日常を手に入れてみれば、刺激的な日常を求めている。
結局無いもの強請りをしているだけということで、僕も所詮はただの高校生なのだと思う。

8 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/05/21(火) 21:16:14.761 ID:SOEwssvW0.net
京大にするべき
東大は官僚になるためにいくとこ

9 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/05/21(火) 21:16:52.969 ID:PqXJnO/B0.net
「結局はシナリオが重要だと俺は思うわけよ!絵とか音楽とかは所詮付属物!」
「それだったらわざわざエロゲーとか買う必要ねえじゃん。小説でも読んでろよって話」
「分かってねえなあ。小説は長さに制約があるだろうが!どんだけ面白くてもすぐ終わっちまう物語だと萎えるんだよ」
「だったらネット小説でも読めばいいじゃん。あれこそまさに無制限な量を売りにしてるコンテンツだろ」
「お前ら、いつもいつも同じようなこと話してるよな・・・」
「あれ、静也、いたの?」

10 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/05/21(火) 21:18:11.243 ID:PqXJnO/B0.net
ここは日本の国立東京大学付属魔法学高等学校1年A組の教室。
教室の中央にある僕の席の周りにヒゲとチビが集まってきているという状況だ。
急に会話に参戦してきた僕を、面白そうな顔をして見つめてくる二人。
こいつらはいつも周りに聞こえるような声量でエロゲ―だかライトノベルといった小説の話をしているが、恥ずかしくはないんだろうか。

11 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/05/21(火) 21:18:57.255 ID:PqXJnO/B0.net
「あん?恥ずかしいわけねえだろうが。アニメ、エロゲー、ラノベはニッポンを代表する文化だぞ。むしろそういったことを隠すことの方が恥ずかしいと思うぜ?」
「俺も一郎に同意。むしろ最近はリア充でもそういうの楽しんでる奴も多いって聞くぜ?」
「リア充?」

12 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/05/21(火) 21:19:52.216 ID:PqXJnO/B0.net
僕が不思議そうな顔をして問うと、目の前の二人はマジかよと口々に呟いた。
「あまえ、リア充の意味も知らねえの?」
「エロゲやラノベのことも知らなかったからまさかとは思ってたけど、時代遅れにもほどがあんだろ・・・」
「ねえ・・・ちょっといい?」
「「うひゃっ!!」」
「うん?何か用?」
話しかけてきたのはクラスのマドンナ。クラスでは密かにツイン・エンジェルと呼ばれているうちの片割れ・遠藤有里華だった。

13 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/05/21(火) 21:20:41.405 ID:PqXJnO/B0.net
水色の髪を腰の高さまで伸ばしているその少女は、舞台役者のような格式ばった口調でこう言った。
「ちょっと話したい事があるんだけど・・・ここじゃなんだし、廊下に出てくれない?」
「ああ、いいよ」
「「「「・・・・・・」」」」

14 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/05/21(火) 21:21:50.139 ID:PqXJnO/B0.net
クラスの人間のほとんどが目を見張って僕のことを見てくる。
中でも特に興味深げな視線で見つめてくるのは、クラスの左前―――右側が廊下で、左側が窓際である―――にたむろしていた三人の男女だ。
男二人に女一人。
顔が特に整っている男の方の名前は、確か桜庭悠介。
およそ一か月前のクラスでの自己紹介の時、やけに女子生徒からの目を集めているなと気になったことがある。
金髪の良く整えられた髪型もそうだが、なによりもそのエメラルドグリーンの目が印象的だった。
声もハッキリとしていて、教室全体に響くようなその自己紹介は、女子だけでなく男子の目も集めてしまうようなものだった。

15 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/05/21(火) 21:22:54.917 ID:PqXJnO/B0.net
そしてもう一人の男子は頭をスキンヘッドにした大柄の男だ。
うろ覚えだが、名前は神永隼人。
こっちはその見た目から、第一印象はイカついというものだったが、意外とよく笑い、その笑顔がかわいい―――と、クラスの女子が噂をしていたことがあった。
そして残る一人の女子は、ピンク色の髪をショートにまとめている、いわゆる“美少女”という奴だろう。
自己紹介で鶴園彩芽と名乗ったその少女の声はとても透き通っていた記憶がある。
ツイン・エンジェルの内の、遠藤有里華に続く二人目だ。

16 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/05/21(火) 21:23:54.761 ID:PqXJnO/B0.net
これらの三人が僕を凝視してくる一方で、僕にまるで興味を見せない生徒も二人だけいた。
しかし今はその二人について考えている暇はないだろう。
僕は立ち上がると、遠藤を引き連れるようにして教室を出ていく。
丸くした目を向けてくるヒゲとチビを置き去りにするようにして。

17 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/05/21(火) 21:25:16.275 ID:PqXJnO/B0.net
「なに・・・今の?」(チビ)
「さあ・・・?」(ヒゲ)
教室に二人取り残されたヒゲとチビは呆然とした目を教室の閉じられた扉へ向けていた。
クラスでもトップクラスの美少女、遠藤有里華が突然声を掛けてきたことにも驚いたが、二人の関心は別のところにあった。
「すげえ自然な感じで受け答えしてたな・・・静也の奴」(ヒゲ)
「そうだな・・・」(チビ)
「ねえ、ちょっといい?」
「「うわっ!!」」(チビ&ヒゲ)
いきなり話しかけられたチビ(田中一郎)とヒゲ(佐藤日下)は飛び上がってしまう。
「そんなに驚かなくてもいいだろ?」
そう言って人好きのするような笑みを浮かべたのはクラスのイケメン・桜庭悠介だった。

18 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/05/21(火) 21:26:16.422 ID:PqXJnO/B0.net
「佐藤君と・・・田中君だっけ?二人に聞きたいんだけどさ、静也―――霧ア静也君の出身中学がどこかとか、聞いてない?」
「あいつの出身?いや、聞いてないけど・・・。なんで?」
そう質問したのは日下だ。一郎よりも早く混乱から立ち直っていることからも、意外と芯は図太いのかもしれない。
「いや、有里華がよくあいつのことを見ていたのが気になってさ。あ、有里華って言って分かる?あの水色の髪の・・・」
「ああ、それは分かる」
さも当然の知識だ、とばかりに日下は言う。それを見て悠介は安心感を覚えた。

19 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/05/21(火) 21:27:29.950 ID:PqXJnO/B0.net
「ああ、それなら良かった。
で、その有里華がよく静也の方を見てるんだよ。
何か昔からの知り合いっぽい気がして、有里華にも聞いてみたんだけど、知らないの一点張りでさ」
「遠藤さんが知らないっていうんなら、本当に知らないんじゃないのか?」
日下の反問に、しかし悠介は首を傾げる。
「う〜ん、そうなのかな・・・。なんか誤魔化し方にその、違和感があってね」
「違和感?」
日下がそう問うと、悠介はハッとした表情になった。
「いや、何でもない。まあとにかく、もう一回有里華にも聞いてみるよ」
そう言って悠介は日下達の元を離れ、教室の左前に戻っていった。

20 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/05/21(火) 21:28:10.221 ID:PqXJnO/B0.net
それを見送った日下は、視線を残ったもう一人の方に向け、呆れたような表情で呟いた。
「おまえ・・・桜庭君に話しかけられてから、一言も喋ってないな・・・」
そう話しかけられた一郎は、必死で話題を別の方向へ誘導しようとして口を開く。
「ところでさ・・・遠藤さんはともかく、桜庭君は静也の知り合いなのか?」
「え、何で?」
「だってさ・・・桜庭君、静也のこと呼び捨てで呼んでたぜ、しかも名前で」
そう言われた日下は、ああそう言えば・・・と首を傾げた。
二人は静也に対する評価を上方修正せざるを得なかった。

21 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/05/21(火) 21:31:39.042 ID:PqXJnO/B0.net
以上が、『異世界学園の特待生』のプロローグでした。
楽しんでもらえましたか?
感想があればどんなことでも遠慮なく言ってください。
言ってくれればそれだけ嬉しいです。

22 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/05/21(火) 21:48:45.595 ID:+kUyjKGVM.net
よくわかんない

23 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/05/21(火) 21:51:05.900 ID:KdktpQ++0.net
読みにくい

24 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/05/21(火) 21:54:23.513 ID:3hreofBfM.net
だからこの前も俺が書いてやったろ

エリート高校に入学した俺は中学時代と打って変わって平凡な日々を送っていたが、ある日悪友とだべっていたらクラスのマドンナに話があると廊下に出るよう言われた。クラスがざわつく。

これで済むことをなにグダグダ言ってるの?

25 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/05/21(火) 21:55:50.906 ID:3hreofBfM.net
小説はてめえのキャラ帳じゃねえんだよ
読んで欲しければまともな話をかけ
その中で出て来たらキャラの設定読んでやるよ

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