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魔王(♀)「くっく……、勇者一行の様子はどうだ……?」 側近「老衰で死にかけてますね」
- 1 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/08/10(土) 23:32:18.221 ID:wCTAmaLr0.net
- とある町の病院の一室の映像
女勇者『ごほっごほっ』
看護師A『大丈夫ですか、勇者さん。ほら、うろうろせんと、ベットでおとなしくしててください』
女勇者『すまないねえ…、昔は冒険して魔王退治に頑張ったりしたんだけどねえ…、
ところで今日の昼ごはんはまだ?』
看護師A『何言ってるんですか、さっき食べたじゃないですか』
………
医者A『204号室のおばあちゃん、残念だがもう長くないだろうな』
医者B『仕方ありません、だってもう齢90を超えてますからね、大往生ですよ』
- 41 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/08/11(日) 00:34:40.376 ID:KOYK1GYw0.net
- 千羽鶴って結構、、、いや何でもないです
- 42 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/08/11(日) 00:39:11.904 ID:TytzzxLN0.net
- 千羽鶴ってクソ邪魔ですよね
- 43 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/08/11(日) 00:39:50.081 ID:5EeaGuFWa.net
- 面白いから続きはよはよ!
- 44 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/08/11(日) 00:40:42.167 ID:eT45pPbP0.net
- まだかね?
- 45 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/08/11(日) 00:45:44.982 ID:jhHHK7y50.net
- 翌日
ゴリアテ「くそ…、くそ…、俺の腕力をもってしても…、何度やってもまったくツルの形にならん…ぐうう!」
マギラス「折り紙というのはなんと難しいのだ…、何回もやり直して紙が折り目だらけに…、ああ…なんという…」
レバニラ「ちいいいっ、わたしの騎士としてのキャリアをもってしても、なかなかキレイに折れぬとは…
なんという難易度の高い……!」
アシュタロ「はっ、てめーらほんと使えねーなっ、け、けど俺の折ったツル
もなんかよく見るやつとちょっとイマイチのような…、ちいっ…っていうか魔王っ」
アシュタロ「てめーが一番へたくそじゃねーかっ、なんだそのグチャグチャなのっ、どこまで不器用なんだよっ!」
魔王(♀)「うう……、だ、だってこれ、めっちゃ難しいし…、ああ、どうしよう…一刻も早く
1000羽折らないとだめなのに…、まだ、イマイチな出来栄えなのが50羽くらいしかない…」
側近「ええ……」
- 46 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/08/11(日) 00:50:33.741 ID:jCmJTGNe0.net
- 無能幹部
- 47 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/08/11(日) 00:57:32.225 ID:jhHHK7y50.net
- ゴリアテ「ぐおおっ!なんだこれはっ、難しすぎるぞっ!」
マギラス「ああ…なんという…」
レバニラ「くそお、騎士道が…、騎士道がああ!」
アシュタロ「お、落ち着けてめーらっ、気が散るんだよっ!」
魔王(♀)「うう…、どうしよう、どうしよう……」
アシュタロ「ま、魔王がうろたえてんじゃねーよっ!お、俺がなんとかしてやるっ!!」
側近「………」
- 48 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/08/11(日) 00:58:48.748 ID:jhHHK7y50.net
- 側近「あー、あの魔王様」
魔王(♀)「え?」
側近「その………ツルを折るのはちょっとしたコツがあってですね」
魔王(♀)「え?」
側近「まず最初に折り目をこうしてつけるのがコツで…、それでこうして…」
ゴリアテ「なんだと、側近、貴様うまいな」
レバニラ「手際もよいな、くっ、伊達に歴代魔王様の側近をやっていないということか」
マギラス「ここまでの力を隠し持っていたとは意外ですな」
アシュタロ「ちいっ、コイツ…やるな」
側近「で、しっかり目に折り目をつけると仕上がりがキレイになりますけど、一応、わかりました?」
魔王(♀)「うん……、うん……」
………
………
- 49 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/08/11(日) 00:59:49.323 ID:uCjp7igwa.net
- うん
- 50 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/08/11(日) 01:01:23.356 ID:QFXcIudE0.net
- これレベルアップする草で滅んだやつの世界か
- 51 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/08/11(日) 01:09:03.450 ID:jhHHK7y50.net
- それからさらに3日後
魔王(♀)「や、やった……」
魔王(♀)「やったわ、とうとう千羽鶴達成だわっ!」
マギラス「ふぉっふぉ、ようやく達成できましたな。しかし3日間連続徹夜はいかに魔族といえど応えますな」
ゴリアテ「がはは、千羽鶴など糞雑魚だったな、われらの勝利だ、がはは」
レバニラ「貴様は30羽程度しか貢献してないだろう、偉そうに、一番作ったのは私だ」
アシュタロ「いや明らかに俺だろっ、俺が一番頑張っただろうがっ」
魔王(♀)「みんなありがとうっ、それに側近もっ!アドバイスくれてありがとねっ」
側近「ああ…いいっすよもう…」
魔王(♀)「あ、こうしちゃいられないわっ、それより勇者よっ、はやくこれ持ってお見舞いに
いかないとっ!側近っ、今の勇者の容態はどうなってるのっ!?」
側近「え?ああ、そういえばどうだろ、悪魔の目玉の最新映像はっと」
- 52 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/08/11(日) 01:10:39.467 ID:uCjp7igwa.net
- あと数日の命で5日くらい経ってるな
- 53 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/08/11(日) 01:15:52.918 ID:jhHHK7y50.net
- 女勇者『……』
医者A『心拍数0っと……呼びかけても返事もありません。どうやらただの屍ですね』
医者B『残念ながらご臨終ですね』
医者C『よし、土葬の用意しましょうか。身寄りもおらず引き取りてもいませんし、我々が手配しましょう』
側近「あちゃー」
魔王(♀)「」
- 54 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/08/11(日) 01:17:06.443 ID:djYwOTJ10.net
- やーいやーい!
魔王の年増ー!
- 55 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/08/11(日) 01:18:08.745 ID:FyTYW9J4a.net
- 魔王の魔力ならこう、使えそうな魔法とか…
- 56 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/08/11(日) 01:18:21.741 ID:TytzzxLN0.net
- お盆には千の鶴に乗って帰ってくるんだね
- 57 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/08/11(日) 01:18:33.526 ID:iMpmm6qIK.net
- あーあ
- 58 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/08/11(日) 01:19:01.481 ID:Q4S1UPm60.net
- 側近のレベル1500くらいありそう
- 59 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/08/11(日) 01:20:04.094 ID:aibNgD+n0.net
- 死者蘇生!!!!
- 60 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/08/11(日) 01:22:16.615 ID:jhHHK7y50.net
- 側近「すいません、ちょっと目を離した隙に勇者の奴、くたばったみたいで」
レバニラ「側近貴様……、そういうのはリアルタイムで映像を配信すべきであろうがっ」
アシュタロ「そういうとこだぞお前っ、ほんとそういうとこだぞっ!」
側近「ええ…、はい、すいません」
魔王(♀)「………」
側近「あ、あのー、魔王様も……、いや、ほんとすいませんでした、せっかく千羽鶴つくったのに」
魔王(♀)「………」
側近「あ、あの……、魔王…さま?」
魔王(♀)「わたし、コレ持ってちょっと行ってくる」
側近「え……行くって……どこに?」
- 61 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/08/11(日) 01:26:51.631 ID:wjXzVyXp0.net
- 死んだのか…
- 62 :ゴマゾウ:2019/08/11(日) 01:27:18.720 ID:RUFS52YU0.net
- 生き返らせるのかね
- 63 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/08/11(日) 01:27:34.243 ID:oyfVMVnk0.net
- なにげに側近が一番年上っぽい?
- 64 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/08/11(日) 01:27:49.612 ID:fzi0POXRM.net
- 長く生きてるくせにレベル2桁のやつってやる気あんの?
- 65 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/08/11(日) 01:35:03.972 ID:jhHHK7y50.net
- ………
………
女勇者「あら……?確か私は病室にいたはず…?それなのにここはどこかしら?雲の上のような…、
それに目の前の光輝く扉は?」
女勇者「ああ、そうか……、わかったわ、私ももう現世を離れ、
この先に向かわないといけないのね」
女勇者「……行かないと」
「待ちなさいっ!!」
女勇者「え?」
女勇者「(魔王退治に明け暮れ、友もおらず、子も夫もいない私に誰が…?
…けどなんだか聞き覚えのある、懐かしい声……誰だったかしら?)」くるっ
魔王(♀)「はあ、はあ…、待ちなさい…」
女勇者「ええ……?」
- 66 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/08/11(日) 01:44:04.845 ID:rX/qfDPIa.net
- 泣けそう
- 67 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/08/11(日) 01:45:12.469 ID:PSBcM/d/0.net
- これは純愛
- 68 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/08/11(日) 01:48:52.214 ID:jhHHK7y50.net
- 女勇者「あなた、ま、魔王っ!!?」
魔王(♀)「はっ、もうヨボヨボで痴呆症って聞いてたけどさすがに私のことは覚えていたようねっ!
さすがは私の宿敵だわっ!」
女勇者「ど、どうしてここにっ!?」
魔王(♀)「これを持ってきたのよっ、千羽鶴っ!」
女勇者「え…?」
魔王(♀)「よくわかんないけど人間はこれを見舞いに持ってったら
元気になるもんなんでしょっ!?さあ、受け取りなさいっ!」
女勇者「ええ…?どうしたの貴方……、まあ、それじゃ一応受け取るけれども」
魔王(♀)「よしっ、受け取ったわね、これで元気になったわねっ!さあ、とっとと人間界に
戻りなさいっ、どーせまた私の城に単身で乗り込んでくるんでしょ!?
魔王(♀)「ははっ、まあ仕方ないわ、アンタとの決着はまだついちゃいないしねっ!」
魔王(♀)「くくく…、それとも今ここで」
女勇者「………」
- 69 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/08/11(日) 02:04:47.088 ID:aibNgD+n0.net
- おい下半身が寒いんだよ早くしろ
- 70 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/08/11(日) 02:05:05.100 ID:jhHHK7y50.net
- 女勇者「ダメよ、行かないと」
魔王(♀)「はあ!?何言ってんのよ!アンタが私の腕を引きちぎった恨み、私はまだ晴らしてないわっ!」
女勇者「そうね、私も貴方だってボコボコにして討伐する夢を達成しないと死んでも死にきれない。けど、ダメなの」
女勇者「わたしはもう、死んだんだから」
魔王(♀)「……っ、ふ、ふざけるなっ、ふざけんなっ!だ、だったらアンタこれからすぐ魔族に転生しなさいっっ!
私が魔力を注入すればできるかもっ、そうすれば何千年だって若いままでいられるし、私ともずっと戦うことが」
女勇者「ふざけるなっ!」
女勇者「私は正当なる勇者の血を引くもの……、魔族になるなんてもってのほかだ。それに、いかなることが
あっても魔族からの施しはうけない」
魔王(♀)「えええ…、じゃ、じゃあ千羽鶴は…?それ、もらったじゃん」
女勇者「これば別口だ」
魔王(♀)「ええ…」
- 71 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/08/11(日) 02:16:49.985 ID:jhHHK7y50.net
- 女勇者「皮肉なものね、魔王討伐に明け暮れてきた私が死んで……、寂しくて泣いてくれる
奴が、当の魔王だなんて」
魔王(♀)「いやだから泣いてなんか」
女勇者「心配することはない、魔王よ」
魔王(♀)「え?」
女勇者「齢80を超え出したあたりから病床に伏し、ずっとベットの上で過ごしてきた私だが、
その間、ずっと現世の神々に祈り続けてきたんだ」
女勇者「誰か私の遺志を継ぎ、魔王討伐を果たす新しい勇者が現れることをな」
魔王(♀)「ええ、だってあんた、子供もいないし、勇者の血を引くものはアンタひとりだって」
女勇者「今時、家業を継ぐのに血がどうのとか細かいことはもういいの。
要はアンタをボコボコにできれば私の気持ちはスッととするんだから」
魔王(♀)「え、ええ……、適当」
- 72 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/08/11(日) 02:24:21.884 ID:1r+U2ROs0.net
- ほしゆ
- 73 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/08/11(日) 02:27:16.555 ID:jhHHK7y50.net
- 女勇者「ふふ…、そういうわけだから、魔王よ。覚悟しておきなさい。かなりみっちり神々に祈って
おいたから、近い将来、必ずや人間界に貴方の命をつけ狙う勇者が再び現れることでしょう。
せいぜい夜道には気をつけなさい」
女勇者「いやなんだその悪役みたいなセリフっ!!?」
女勇者「あと、あんたの部下弱すぎで話にならんかったな。四天王変えたほうがいいんじゃない?雑魚すぎ」
魔王(♀)「ぐっ……、そ、それは言い返せないけどっ……あ、ちょ、待ちなさいよっ」
女勇者「駄目よ、もう行かないと。千羽鶴ありがとう。ありがたく頂戴しておこう」
女勇者「それと………、さようなら、魔王」
魔王(♀)「あ……」
魔王(♀)「さよなら、勇者……」
- 74 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/08/11(日) 02:31:23.761 ID:jhHHK7y50.net
- ……
……
側近「……おうさま、魔王様」
魔王(♀)「ふぁ?」
側近「いやふぁ?じゃないですよ、ババア勇者もくたばったんだから、とっとと人間界の侵略はじめましょうよ」
魔王(♀)「ええ……、いいじゃない。勇者が死んでから日も浅いし。そういう大仕事は、もう少し休んでからしましょうよ」
側近「いやもう、あれからもう20年たってますけど……」
魔王(♀)「最近じゃん」
側近「それはもういいっちゅうに」
- 75 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/08/11(日) 02:32:23.488 ID:+IpuX2qP0.net
- いい話だなぁ
- 76 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/08/11(日) 02:36:05.591 ID:lMWd4AvJa.net
- みてるぞ
- 77 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/08/11(日) 02:39:23.497 ID:jhHHK7y50.net
- 側近「いつまでもそんな時間感覚でいるから人間界侵略が一向に進まないんですよっ」
魔王(♀)「っさいなー、別にいいやん。もうちょっと待ちなさいよ」オリオリ
側近「何暇つぶしにツル折ってんですか、しかも私よりもうまくなって、イライラするはい没収っ」
魔王(♀)「ああんっ」
側近「それに、もうちょっと待つって…、なんのことですか?魔王様、もしかして私に何か隠してることあります?」
魔王(♀)「んー、別に?とくにはないけど」
側近「怪しいな……、ん?なんだ、部下から連絡メールが…」
側近「……!!ま、魔王さまっ!た、大変ですっ」
魔王(♀)「え?どしたん?」
側近「ひ、東の大陸に…ゆ、勇者を名乗る一行が現れたとの情報ですっ」
魔王(♀)「……っ、ふ、ふーんマジで?けど、そんなの勇者名乗ってるだけで
どうせ大した連中じゃないんじゃないのぉ?」
- 78 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/08/11(日) 02:50:19.632 ID:jhHHK7y50.net
- 側近「い、いえ、勇者は冒険初期からメチャ強力な魔剣のようなものを持っていて、
くっそ強いらしいですっ、それに、異世界から来たとかなんとか良くわからないことを言っているという情報も…うん?」
側近「ちょ、ちょっと待ってください?北や西、南の大陸とか、各地にも勇者と名乗る一行がぞくぞく現れたとの情報ですっ!
伝説の賢者に育てられた賢者の孫みたいな奴とか、元村人なのにスライムを倒しつづけて超強くなった奴とか…なんだこの設定!?」
側近「なんか、『なんでもあり』、みたいな連中が急に勇者を名乗って現れはじめましたっ!しかも全員、滅茶苦茶強いとの情報っ!なんだこれどーいうことだっ!」
魔王(♀)「ぷっ」
魔王(♀)「アイツ祈りすぎだろオイ」ボソッ
側近「え?魔王様、何か言いました?」
魔王(♀)「え?んーん?べつにー」
- 79 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/08/11(日) 03:01:36.880 ID:jhHHK7y50.net
- 側近「ああもう……、なんだこれ。また面倒なことに。魔王さま、これどうしましょう、ご指示を」
魔王(♀)「当然、全員ぶち殺すに決まってんでしょっ。各大陸に現れた勇者の
情報を速やかに四天王に配信しなさいっ、さあ、やるわよっ」
側近「は、はい、わかりました、あれ、けどアシュタロさんを除く四天王はすでに勇者を名乗る一人に倒されて」
魔王(♀)「はっや!どんだけ弱いんだアイツら!じゃあ蘇生して早くっ!何回でも蘇生して働かせて!
それから、四天王全員に新しい勇者一派に対応できるようにもっと実力つけるようにいって、早くっ!」
側近「は、はあ」
- 80 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/08/11(日) 03:02:16.355 ID:zJCrPmvua.net
- レベリング捗りすぎ
- 81 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/08/11(日) 03:03:11.767 ID:jhHHK7y50.net
- 魔王(♀)「さああ、面白くなってきたわね、やるわよー、全員ぶちのめすぞおっ!」うずうず
側近「……なんだか楽しそうですね、魔王様?」
魔王(♀)「え?何が、別に?人間界の侵略を阻むものが現れてすっごいイラついてるけど?」
側近「いやそんなふうに全然みえませんけど。……ひょっとして魔王様が待ってたのって」
魔王(♀)「さあ、やるわよ勇者討伐開始よ!!、ほら、とっとと指令出して、はよ、はよしてって、ほらっ」
側近「ああもう…はいはい…、わかりましたよ」
おしまい
- 82 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/08/11(日) 03:07:39.267 ID:RB3CaCrqa.net
- おつ
- 83 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/08/11(日) 03:09:01.904 ID:zJCrPmvua.net
- このスレ保存した
- 84 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/08/11(日) 03:13:05.868 ID:jhHHK7y50.net
- おまけ
>>30の後にこれだったけど投下する予定だったけど飛ばしてた
側近「えええ…、ツルって、ぐちゃぐちゃでよくわかんないんですけどそれツルなんですか…」
側近「って、いやいやいやいや、違うわその前に」
側近「勇者のお見舞いに行くつもりなんですか!?あいて我々の敵ですよ!??」
魔王(♀)「うん……、まあ……」
- 85 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/08/11(日) 03:16:23.798 ID:HD5Dm4K20.net
- アフィリエイトに載せますね
他人の文章で稼ぐ金で食べる飯はうまい
- 86 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/08/11(日) 03:23:11.969 ID:jhHHK7y50.net
- おまけ2
>>70の後の文も投下するの忘れてた
魔王(♀)「ええ……、そんなん…そんなん…ぐす…ぐす…」
女勇者「………ええ…なに泣いてんのよ…私は敵だぞ」
魔王(♀)「はあ、な、泣いてないしバカにしないで…ひぐ…えぐ…けど、なんか……」
魔王(♀)「あんたがいなくなるの……さみしくて」
女勇者「……」
- 87 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/08/11(日) 03:25:21.162 ID:zJCrPmvua.net
- 泣いとったんかい!
- 88 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/08/11(日) 03:33:38.502 ID:oJThQg7G0.net
- プイプイは
- 89 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/08/11(日) 03:41:35.224 ID:rlPeAdgZr.net
- >>73
女勇者「ふふ…、そういうわけだから、魔王よ。覚悟しておきなさい。かなりみっちり神々に祈って
おいたから、近い将来、必ずや人間界に貴方の命をつけ狙う勇者が再び現れることでしょう。
せいぜい夜道には気をつけなさい」
女勇者「いやなんだその悪役みたいなセリフっ!!?」
女勇者「あと、あんたの部下弱すぎで話にならんかったな。四天王変えたほうがいいんじゃない?雑魚すぎ」
二つ目魔王の台詞だよな
- 90 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/08/11(日) 03:51:52.932 ID:oJThQg7G0.net
- >>89 ほんとだ 他にもあるだろうけど適当に脳内補完してくらさい
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