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【エスパー魔美】魔美「今日は高畑さんと映画ね!」

1 :以下、VIPがお送りします:2020/03/21(土) 22:43:03.12 ID:D271VapH+
魔美「いつもねぼすけなアタシが、今日は早く起きちゃったわ」

魔美「天気もいいし、いい気持ち。あ、おはようコンポコ」

コンポコ「アン!」

81 :以下、VIPがお送りします:2020/03/23(月) 23:46:10.27 ID:/cCdiuhDW
魔美「もしかして、高畑さん…わざと?」

高畑「さあ、どうだろうね?今週末、楽しみだね。」

魔美「うーん!高畑さん!」
魔美が高畑の手を取り、はしゃぐ。

魔美「映画!映画!映画!」

高畑「おい、魔美くん。授業中だぞ。やめろって。」


ノン・幸子「いいなぁ。」

82 :以下、VIPがお送りします:2020/03/23(月) 23:50:55.22 ID:/cCdiuhDW
魔美「映画!映画!映画!」

高畑「落ち着いてよ、魔美くん。」

先生「佐倉さん!」



魔美(今週末は、高畑さんと映画デート!)

-Fin-




※一旦お話は締めます。
また後日談(デート)を、短編で続きに書こうと思うので、暫しお待ちを。

83 :以下、VIPがお送りします:2020/03/24(火) 13:18:41.55 ID:kMWC/aibR
映画デート期待

84 :以下、VIPがお送りします:2020/03/24(火) 17:49:10.16 ID:oVduR3MO7
>>80
これは高畑さんがカッコ良すぎる

85 :以下、VIPがお送りします:2020/03/24(火) 21:55:04.14 ID:XY1sUbyKe
後日談です。

【朝、魔美の家】
ママ「魔美、魔美。」

魔美「起きてるわよ」(顔を洗っている)

ママ「あら、早いのね」

パパ「今日は高畑くんと映画に行くんじゃなかったか?」

ママ「ああ、それで。フフフ」

86 :以下、VIPがお送りします:2020/03/24(火) 22:21:35.88 ID:XY1sUbyKe
【朝食】
魔美「いただきます。」

パパ「ところで、今日はどこの映画館に逝くんだ?」

魔美「八王子よ」

ママ「あら、どうせなら新宿まで出ればいいのに。」

魔美「まあ、交通費もあまりかけたくないし」

パパ「そう言えば、魔美が小さい頃は八王子の映画館まで行ったよな」

ママ「そうだったわね」

魔美「覚えてるわ。帰りにごはん食べて帰ったのを覚えてるわ」

ママ「しばらくは皆で八王子に行ってなかったけど、ここ何年かで駅前が大きく変わったのよ」

魔美「そうなの?楽しみだわ」

87 :以下、VIPがお送りします:2020/03/24(火) 22:28:26.12 ID:XY1sUbyKe
【魔美の部屋】
魔美「うーん、どの服にしようかな?」

コンポコ「アーン?」


ママ「魔美、高畑くんがいらしたわよ」(声のみ)

魔美「ええ?!もう来たの?」


【玄関】

ママ「魔美ったら、何してるのかしら?」

高畑「僕、様子を見てきてもいいですか?」

ママ「ええ、どうぞ」

高畑「お邪魔します」

88 :以下、VIPがお送りします:2020/03/24(火) 22:32:00.24 ID:XY1sUbyKe
コンコンコン
高畑「魔美くん」

魔美「あ、高畑さん丁度良かった。中に入ってきて」

高畑「うん、開けるよ」
ガチャ

魔美「ねえ、今日来ていく服なんだけど、これとこれどっちがいいかしら?」(下着姿)

高畑「そ、それくらい自分で選んでよ!」(顔を赤らめる)
ガチャ

魔美「なにあれ、変なの」

89 :以下、VIPがお送りします:2020/03/24(火) 22:36:22.54 ID:XY1sUbyKe
【外】
魔美「それにしても、晴れて良かったわね」

高畑「そうだね。まあ映画館の中に入っちゃえば天気なんか関係ないけど」

魔美「でも気分が違うでしょ」

高畑「うん、確かにそうだ」

魔美「とっても楽しみ〜」

高畑「僕は八王子に行くの小学生以来だから、かなり久しぶりだな」

魔美「え、実はアタシも。遠くないけど、意外と行かないもんね」

高畑「そうだね。駅前は結構変わったみたいだよ。大きなデパートも出来たらしいし」

魔美「ホント?映画が終わったら寄ってみましょ」

高畑「うん、いいよ」

90 :以下、VIPがお送りします:2020/03/25(水) 20:50:39.71 ID:HEm3J2uUW
>>89
そのデパートも映画館も既に無いんだが…

91 :以下、VIPがお送りします:2020/03/25(水) 21:23:51.41 ID:hK7kWyzfl
【電車の中】
高畑「大体12分くらいで到着だよ」

魔美「結構近いのね」

アナウンス「次は高幡不動〜」

魔美「高畑さん、たかはた不動ですって。フフ」

高畑「うん、厳密には漢字が違うけどね」

魔美「そうね。ねえ、同じ畑の方の、高畑って駅はないのかしら?」

高畑「同じ漢字の駅なら、名古屋の地下鉄にあるんだけど、読み方は『たかばた』なんだ」

魔美「あら、そうなの」

高畑「因みに、佐倉駅もあるよ」

魔美「ホント?」

高畑「うん、千葉県にあるんだ」

魔美「まあ、素敵。一度行ってみたいわ」

高畑「同じ名前ってだけで興味が湧くもんね」

92 :以下、VIPがお送りします:2020/03/25(水) 21:26:51.89 ID:hK7kWyzfl
魔美「ねえ、今度佐倉駅に行ってみましょ」

高畑「え?!いいけど、結構遠いよ」

魔美「いいの、佐倉駅が嫌なら名古屋の高畑駅でもいいわよ」

高畑「それなら、まず高幡不動に行ってからかな」

魔美「それもそうね」

魔美・高畑「ハハハハ」

93 :以下、VIPがお送りします:2020/03/25(水) 21:40:14.48 ID:hK7kWyzfl
【八王子】
魔美「着いた〜八王子」

高畑「うん。そうだね」

魔美「うわぁ、大きな建物が多いわね」

高畑「やっぱり街だね。さあ、こっちだよ」

魔美「ええ」



魔美「あ、あそこにデパートがあるわね」

高畑「これは前からあるデパートだよ。新しくできたのはあっち」

魔美「あ、あの大きな建物デパートなの?新しい駅ビルだと思った」

高畑「駅と一体化してるからね。あとで行ってみよっか」

魔美「ええ」

94 :以下、VIPがお送りします:2020/03/25(水) 21:52:15.56 ID:hK7kWyzfl
【映画館】
高畑「ねえ、どれにしよっか」

魔美「じゃあ、これ」

高畑「魔美くん、意外と恋愛もの好きなんだね」

魔美「そりゃあ、アタシだって恋愛ものくらい見るわよ」

高畑「じゃあ買いに行こう。魔美くん学生証は?」

魔美「あ!忘れてきちゃった!どうしよう…」

高畑「仕方無い。大丈夫かどうか聞いてみよっか」

魔美「ええ」

95 :以下、VIPがお送りします:2020/03/25(水) 21:52:56.67 ID:hK7kWyzfl
高畑「すみません、中学生二人で」

中年女性店員「かしこまりました。恐れ入りますが、学生証の提示をお願いします」

高畑「すみません、一人忘れてしまって。僕の同級生なんですけど…」

店員「…かしこまりました。次回からはご提示お願い致します」

高畑「ありがとうございます。良かったね、魔美くん」

魔美「ええ、ありがとうございます」

店員「今回だけですよー。それじゃ映画デート楽しんでね。フフフ」

高畑「…」(顔を赤らめる)

魔美「はーい!」

96 :以下、VIPがお送りします:2020/03/25(水) 22:00:41.38 ID:hK7kWyzfl
席に着く
魔美「やっぱり混んでるわね」

高畑「休日だからね。それにしても…」
(周りはカップルばかり)

魔美「それにしても…なあに?」

高畑「い、いや、やっぱり話題の作品だからみんな気になるのかな?」

魔美「そうねえ、映画デートにはもってこいの作品なんじゃないかしら」

高畑「映画デート?」

魔美「ええ」

高畑(やっぱり、これってデートだよな?)

魔美「ねえ、さっきの店員さん、アタシたちのことアベックだって思ったのかしら?」

高畑「ど、どうだろうね?」(顔を赤らめる)

魔美「ん?どうしたの高畑さん」

高畑「いやー、楽しみだなー。ハハハ」

魔美「?」

97 :以下、VIPがお送りします:2020/03/25(水) 22:05:02.75 ID:hK7kWyzfl
ブー

はじめは楽しんで映画を見る二人。
恋愛ものだが、終盤でやや怖いシーンが出てくる。

魔美「きゃあ…」

高畑が魔美の手を握る。

魔美(高畑さん…)



無事映画終了。

98 :以下、VIPがお送りします:2020/03/25(水) 22:08:50.87 ID:hK7kWyzfl
【映画が終わって…】
高畑「あー、面白かったね」

魔美「ええ。でも後半で怖いシーンがあるなんて思わなかったわ。」

高畑「僕も驚いたよ」

魔美「でも、高畑さんのお陰で、最後まで落ち着いて見られたわ。ありがと」

高畑「い、いやー」

魔美「ねぇ、お腹すいちゃった」

高畑「そうだね。じゃあ、例のデパートのレストラン街でも行ってみよっか」

魔美「賛成」

99 :以下、VIPがお送りします:2020/03/25(水) 23:23:13.61 ID:hK7kWyzfl
【百貨店レストラン街】
エレベーターから出てくる。

魔美「うわぁ広いわね」

高畑「うん、お店もたくさんあるみたいだよ」

魔美「ねえ、見てみて!噴水よ」

高畑「ホントだ」

魔美「綺麗ね」

高畑「うん。そうだね」

魔美「うわぁ〜」

魔美の姿を見て高畑は微笑む。


魔美「ねえ、屋上があるみたい。行ってみましょ」(走る)

高畑「ちょ、ちょっと魔美くん」

100 :以下、VIPがお送りします:2020/03/25(水) 23:27:37.44 ID:hK7kWyzfl
グー
魔美「お、お腹すいた〜」

高畑「魔美くん?」

魔美「やっぱりごはん食べてからにしましょ」

高畑「うん」

101 :以下、VIPがお送りします:2020/03/25(水) 23:31:54.19 ID:hK7kWyzfl
魔美はハンバーグ、高畑はビーフカレーを食べている。

魔美「あー、美味しい!」

高畑「ビーフカレーもなかなか美味しいよ」

魔美「どれどれ、もーらいっ!」
パクッ

高畑「あ、魔美くん」

魔美「うん、美味しい!」

高畑「それは良かった」

魔美「高畑さんもどうぞ」

高畑「あ、ありがとう」
パクッ

高畑「うん!このハンバーグ美味しいね」

魔美「でしょ〜」

102 :以下、VIPがお送りします:2020/03/25(水) 23:56:28.60 ID:hK7kWyzfl
高畑「うん。それに眺めもいいね」

魔美「ええ。アタシたちの住んでる場所はどの辺かしら?」

高畑「ここからじゃ見えないよ。この窓は北側を向いてるから、聖蹟桜ヶ丘の方はここから見て南東だから、屋上に行かないと見えないと思うよ」

魔美「あらそうなの。」

高畑「あとで、見に行こっか」

魔美「ええ。そうだ、高畑さん、食事代はアタシが払うわね」

高畑「え、そんな悪いよ」

魔美「だって、チケット代もジュース代も出してもらったんだもの。これくらい出すわよ」

高畑「いいよ、チケット代は元々約束だったし。まあ魔美くんの分だけでも食事代を払ってもらえたら助かるけど。僕の分までは…」

103 :以下、VIPがお送りします:2020/03/26(木) 00:04:13.96 ID:NsMoYWTM1
魔美「実はね、パパが2000円くれたの。これで二人でご飯食べなさいって」

高畑「え、魔美くんのお父さんが?」

魔美「アタシがテストで五教科の合計413点も取ったから、そのご褒美だって。『高畑くんには普段お世話になってるから、これで飯でも食べてこい(物真似)』だって」

高畑「いやぁ、お世話になってるのは僕の方だけど。それじゃ、お言葉に甘えて。ってことは、実質僕が君におごってあげたのはジュース代だけになるけど」

魔美「いいのいいの、それくらい。気にしないで」


ピピピピピピピピピピ

104 :以下、VIPがお送りします:2020/03/26(木) 00:09:15.00 ID:NsMoYWTM1
魔美「あら?」

高畑「どうしたの?魔美くん。…もしかして!」

魔美「ええ、ベルの音。もうこんなときに」(急いでハンバーグを食べて、喉を詰まらせる)

高畑「魔美くん、慌てないで」(水を渡す)

魔美「あ、ありがとう。じゃあアタシ行くから、これで食事代払っておいて。高畑さんはゆっくり食べてて」(2000縁をテーブルに置く)

高畑「あ、魔美くん」

魔美「すぐ戻ってくるから、待っててね」
お店の外に出て、人目のつかないところで、テレポートする。


高畑「行っちゃった…」

105 :以下、VIPがお送りします:2020/03/26(木) 13:30:00.76 ID:tTa5zUm2N
>>90
デパートの方は一応CELEOとして残っているから。。。

106 :以下、VIPがお送りします:2020/03/26(木) 13:40:28.91 ID:/OiT5YK9Y
>>102
エスパー魔美の舞台って、聖蹟桜ヶ丘なのか
知らなかった

107 :以下、VIPがお送りします:2020/03/26(木) 21:44:11.66 ID:NsMoYWTM1
【路地裏】
魔美「あら?」

チンピラA「おい、金出せや」

チンピラB「痛い目見たくなけりゃ、財布を置いてけ」

男性「そんな」

チンピラA「俺たちにぶつかっておいて、何もないってことはないゆまな」

男性「申し訳ございませんでした」

チンピラB「そんなんで許されるとでも思ってんのか?土下座だよ。てめぇは社会のことなんも分かっちゃいねーな」

チンピラA・B「んあ?」

108 :以下、VIPがお送りします:2020/03/26(木) 21:51:55.30 ID:NsMoYWTM1
魔美「えい!」(テレキネシス)

チンピラA・B「ギャー!!」
(吹っ飛ばされる)

男性「??何だったんだろ…」


魔美「よし、これで一件落着」



【デパートのレストラン街】
魔美「あら?高畑さんがいない。」
(食事をしたレストラン内を覗く)

魔美「どこに行ったのかしら?高畑さん」


デパート内のあちこちを捜し回る

魔美「あ、もしかしたら…!」

109 :以下、VIPがお送りします:2020/03/26(木) 22:08:08.39 ID:NsMoYWTM1
【屋上】
魔美「やっぱりいた」

高畑「やあ」

魔美「もう、捜したわよ」

高畑「ごめんごめん。ご飯食べ終わってるのに、お店に居るのも申し訳なくてね。ここなら魔美くんが来てくれる気がしてね」

魔美「そうだったの」

高畑「ところで、事件は大丈夫だったかい?」

魔美「ええ」

高畑「それは良かった」

110 :以下、VIPがお送りします:2020/03/26(木) 22:15:26.83 ID:NsMoYWTM1
魔美「何か…」

高畑「?」

魔美「折角八王子まで来て、景色のいいレストランです美味しいハンバーグを食べてたのに、事件に遭遇しちゃうなんて」

高畑「そりゃあ、仕方無いさ」

魔美「もっとゆっくり味わいたかったわ」

高畑「まあ映画を見ている時に呼ばれなくて良かったね」

魔美「それもそうね」

高畑「それより魔美くん、見てごらん。さっきよりも景色がきれいだよ」

魔美「わー」


高畑「多摩地域が広範囲で一望できるね」

魔美「アタシたちの住んでる方は?」

高畑「えっと、あっちかな」

魔美「綺麗ね」

高畑「うん」

111 :以下、VIPがお送りします:2020/03/26(木) 22:23:51.22 ID:NsMoYWTM1
高畑「そうだ。さっき、魔美くんがいない間に面白いものを見つけてね」

魔美「なになに?」

高畑「これ、ちょっとコンポコに似てない?」(ストラップ)

魔美「まあ、確かにちょっと似てるかも。どこで見つけたの?」

高畑「下の階の雑貨屋。よかったら、これ貰ってくれないかな?」

魔美「いいの?」

高畑「うん。まあ、テストで150点も成績を伸ばしたご褒美ってことで」

魔美「あら、ご褒美の為にテストを頑張るのは違うんじゃなかったかしら?」

高畑「細かいことは気にしないで」

魔美「わかったわ。ありがとう」

高畑「実はね、もう一つ買ってるんだ」

魔美「ってことは、高畑さんとお揃い?」

高畑「まあ、そういうことになるね」

魔美「じゃあ帰ったら鞄に着けるわね」

高畑「そうしてもらえると、僕も嬉しいよ」

112 :以下、VIPがお送りします:2020/03/26(木) 22:26:58.14 ID:NsMoYWTM1
【夕方 帰り道】
魔美「今日はとっても楽しかったわ」

高畑「僕も楽しかったよ」

魔美「映画も面白かったし、新しいデパートも良かったわね」

高畑「そうだね」

少年2人「やーい、デートだデートだ〜」

魔美「こらー!」

少年2人逃げる。


魔美「まったく」

113 :以下、VIPがお送りします:2020/03/26(木) 22:34:22.44 ID:NsMoYWTM1
魔美「ねえ、アタシたちの関係って周りからはどう見えるのかしらね?」

高畑「え?どうなんだろう」

魔美「高畑さんはどう思うの?」

高畑「ま、まあ…男女が二人っきりでお出掛けしてるんだから、取り敢えずデートしてるようには見えるんじゃない?」

魔美「ふーん」

高畑「な、なに?」

魔美「いや、高畑さんとデート出来て良かったって思ってね」

高畑「…」(顔を赤らめる)

魔美「高畑さん、またデートに連れていってくれる?」

高畑「う、うん。今度は佐倉駅でデートしよう。ハハハ」

魔美「その前に、高幡不動でしょ?」

高畑「あ、そうだったね」

魔美・高畑「ハハハ」

114 :以下、VIPがお送りします:2020/03/26(木) 22:49:19.85 ID:NsMoYWTM1
高畑「魔美くん」

魔美「なあに?」

高畑「確認だけど、今日のもデートなんだよね?」

魔美「そうよ。さっきからデートって言ってるでしょ?」

高畑「じゃあ、最後はデートらしいことしてお別れしよっか」
右手を差し出す。

魔美(高畑さん…!)

魔美「そうね」
魔美と高畑が恋人繋ぎをする。

高畑「ちょ、ちょっと恥ずかしいね」

魔美「え、ええ。何だか照れちゃうわ」




高畑「魔美くん、僕の手熱くないかい?」

魔美「大丈夫よ。温かくてホッとするわ」

高畑「そっか」

115 :以下、VIPがお送りします:2020/03/26(木) 22:49:52.56 ID:NsMoYWTM1
【数日後・通学路】
幸子「ねえねえ、この間の映画はどうだった?」

魔美「ああ、とっても面白かったわ」

ノン「違うでしょ」

魔美「え?」

幸子「高畑さんとの映画デートはどうだったか、聞いてるのよ」

魔美「あ、そっちね。映画見て、新しくできたデパートに行って楽しかったわ。」

ノン・幸子「へぇ〜」

魔美「レストラン街は噴水が流れていて綺麗だったわ。お昼も美味しかったし、屋上からの眺めも良かったわよ」

ノン・幸子「うんうん」

魔美「まあ、そんなとこかな」

ノン「そんなとこって」

幸子「おわり?」

魔美「うん」

116 :以下、VIPがお送りします:2020/03/26(木) 22:52:37.43 ID:NsMoYWTM1
ノン「ええっ、つまんなーい」

幸子「手を繋いだりキスしたりしなかったの?」

魔美「うーん…どうだったかしら?」

ノン・幸子「えっ?!」

魔美「ちょっと覚えてないかな」

幸子「ちょっと!」

ノン「詳しく聞かせなさい!」

高畑「おはようみんな」

117 :以下、VIPがお送りします:2020/03/26(木) 22:54:32.92 ID:NsMoYWTM1
魔美「あら、高畑さんおはよう」

ノン「噂をすれば」

高畑「僕の噂?」

幸子「ん?」

幸子が魔美と高畑の鞄にお揃いのストラップが付いていることに気付く。

幸子「あっ!」

ノン「どうしたの?」

幸子「二人の鞄!」

ノン「あっ!」

118 :以下、VIPがお送りします:2020/03/26(木) 22:58:45.89 ID:NsMoYWTM1
魔美「さ、さあ、急がないと遅刻するわよ」

高畑「そうだね。行こうか魔美くん」

魔美「ええ」

高畑と魔美が走り出す。


ノン「ちょっと待ってよ!」

幸子「やっぱり何か進展あったのね!」

ノンと幸子も走り出す。



並んで走る魔美と高畑の鞄で、2つのストラップが仲良くゆらゆら揺れる。


〜完〜

119 :以下、VIPがお送りします:2020/03/26(木) 22:59:17.84 ID:NsMoYWTM1
後半は急ぎ足で、雑になりましたが
見てくださった方、ありがとうございました。

120 :以下、VIPがお送りします:2020/03/27(金) 07:29:36.38 ID:NZyDs+ghB
昔八王子に住んでたから、そごうやニューシネマ出してくれたのは嬉しかったよ
乙!

121 :以下、VIPがお送りします:2020/03/27(金) 07:33:07.52 ID:NZyDs+ghB
>>106
アニメ版のエピソードだけど
高畑くんが家族をお見送りした駅の近くに京王百貨店があったから、聖蹟桜ヶ丘が舞台で間違いないと思うよ

122 :以下、VIPがお送りします:2020/03/27(金) 12:39:27.80 ID:Zr3Ckdmsc

何かいい青春見させてもらったわ

123 :以下、VIPがお送りします:2020/03/27(金) 13:20:15.71 ID:1gNPrL4kR
懐かしいね
エスパー魔美もそごう時代の八王子駅も

124 :以下、VIPがお送りします:2020/03/28(土) 18:54:20.16 ID:t0vP85en7
>>114
そう言えば、介抱とか魔美くんの衝動的なハグ等を除いて
意図的にスキンシップすること本編で無かったよね

125 :以下、VIPがお送りします:2020/03/29(日) 00:37:35.67 ID:Te3UBUWEd
面白かったよ


126 :以下、VIPがお送りします:2020/03/29(日) 19:57:50.48 ID:y+hqez5Al
>>114
これはいいね
キュンキュンする

127 :以下、VIPがお送りします:2020/03/30(月) 21:26:58.43 ID:1WMnFRzXc
乙。
ちょっと本編見直すわ。

128 :以下、VIPがお送りします:2020/03/31(火) 13:40:09.61 ID:7rULf4eeJ
>>49
そう言えば、魔美くんはついオールするほど読書好きだったよな。
勉強が嫌いといっても、のび太やジャイアン、ブタゴリラのレベルとは全然違ったね。

それなら、結果高得点取れても納得だわ

129 :以下、VIPがお送りします:2020/03/31(火) 23:10:02.10 ID:ugoLmYzPU
>>114
こういうの憧れる
高畑さんみたいな彼氏欲しい
見た目以上に中身がイケメンな

130 :以下、VIPがお送りします:2020/04/02(木) 20:11:56.11 ID:nrqREfDFj
>>116
シーンが無いだけで、キスもあったとか??

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