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母「そうね、妹は知っておいた方が良いのかもしれない」 妹「ん?」 母「タカシはもう3年間同じことをしているわ」
- 18 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/10/11(日) 19:15:43.281 ID:YDpYqnOt0.net
- 第一話 「逃亡」
俺「…家から出て行けって言われた」
妹「そ、か…」
あの後お兄ちゃんは真実を語り激昂した父親は罵倒と暴力でお兄ちゃんを攻め立てた
そして最後に絞り出すように「家から出て行け…ッ」と呟いて部屋から出て行ったのだ
妹「寂しくなるね…」
そう悲し気な顔を作るも内心私はほっとしていた
良かった…これで…、と
しかしそんな私の内心とは裏腹にお兄ちゃんは少年野球の頃に使っていた金属バッドを掲げながら私に問いかけた
俺「一緒に家を出ないか?俺お前を絶対幸せにするから…」
私に選択肢はなかった、昔からお兄ちゃんに言われた事は全てYESだし断るという選択肢も思考を巡らせるという概念がなかったのだ
妹「わ、分かった…身支度するね…」
0時に家を出る、そう伝えられ私は家を出る作業に取り掛かった
妹「…あ、この水着去年買ったけどまだ着てなかったんだよね…これも持っていこうかな?」
まるでこれから旅行で江の島にでも行くかのような呑気な自分に気づき苦笑してしまう…
ここで2話終わり
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