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【マギレコ】VIPでマギアレコード

22 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします :2021/08/24(火) 17:15:04.816 ID:9/ceOsCdM.net
「わ、悪いわね。親もなんかはしゃいじゃっててさ。いや、ももこ達以外の子が来るのって珍しいから」
アイドルのポスターやグッズ、ヌイグルミ等に囲まれたいかにも女の子と言った部屋で、レナはベッドに座って喋り続けた。
「ユニオンのリーダー……環いろはは家に呼ばないわけ?」
「い、いろはも……友達だけど……まだそれ程じゃないって言うか、それに色々あったし、いろはも忙しそうだし……」
ゴニョゴニョと口ごもるレナ。だがその言葉の端々には、最初のような険は既になかった。
「へえ……じゃあ部屋に入れてくれたアタシは環いろは以上の友達ってこと?」
座布団に座っていたらんかはおもむろに立ち上がると、ベッドのレナに近づくと顔を覗き込むようにしてからかうように言った。
「へっ?い、いやそれは……ていうかあんた何言ってんのy」
「バカじゃないの?」
「……え?」
ドギマギして言い訳しようとしたレナの耳元で、突然響いた罵声。強ばったレナの顔の前に冷たく光る赤眼があった。
「あのさぁ……ちょっと前まで殺し合ってた奴を軽々しく家に入れてさ、もてなして、しかもデレデレしやがって」
幸せな家庭、優しい仲間、楽しい趣味、レナの恵まれた環境。そして“仲直り出来ると信じ込んでいる”レナがこの上なく癪に障った。
「まさかまだアタシのこと友達だと思ってんじゃない……よねっ!?」
握った右手をレナの喉に噛ませながら押し倒す。右肘がレナの細い肩にめり込む。「ぐえっ」と息が潰れる音をらんかは嘲笑った。
「ほら、こうして左手も掴めばもう動けないだろ。このままあんたを殺すなんて簡単に出来るよ」
「や……やめ……て……」
じたばたと動く足を腰に乗って抑える。さっきまで笑顔を浮かべていたレナの顔は血が上り醜く歪んでいた。
「アタシがレナなんかと自分から仲良くなるわけないだろ。これ以上思い上がるなっての……っ……キモいからさ!」
最後の言葉を言った瞬間、らんかの胸は強く締め付けられた。だがそれが何か考える間もなくレナから謝罪の息が漏れ出た。
「ご……っごめん……なさい……らんか……ごめ……ひっく」
泣きながら謝り続けるレナに、らんかは舌打ちしながら腕を弛める。ここまですればもう友達ヅラなんてしないだろう。そう思ったが
「らんかの気持ちわからなくてごめん……でも、もう一度レナの友達になって……お願い……」
「ふざけんなっ!」
レナの口から続いた懇願のセリフ。それはまるで虐げられていたかつての自分のようであり、らんかは反射的にレナの顔を張っていた。
「うっ!……痛っ……あ……」
よほど動転して爪が当たったらしく、レナの頬から血が流れる。それを見たらんかは一瞬謝りそうになり、だがそれを否定するように言った。
「脱げよ」
「……え……」
「そんなにアタシと友達になりたいならさあ、お願いするやり方ってのがあるだろ。ほらアタシの言う通りにしてみなよ」
らんかは、レナが怒って自分を締め出すことを期待した。だがレナは少しの沈黙の後「分かった……」と呟きおずおずと服に手をかけた。
アイドルのロゴが入ったシャツやショートパンツが脱がれ、水色のブラジャーと白のパンティがあらわになり、

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