外圧で意見を変えやすい日本、NATO加盟と憲法改正へ前進

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北欧２国加盟に合意＝「中ロ対抗」明確化、新戦略策定―ＮＡＴＯ首脳会議
時事通信 2022年6月29日 22時38分

　【マドリード時事】北大西洋条約機構（ＮＡＴＯ）は２９日、マドリードで開幕した首脳会議で、北欧のスウェーデンとフィンランドの加盟議定書に署名することに合意した。
ロシアのウクライナ侵攻を受けて、長年の軍事的な中立政策からの脱却を決断した北欧２カ国が、３１、３２カ国目の加盟国となることがほぼ確実となった。
欧州の安全保障は大きな転換点を迎える。

　会議では、向こう１０年間のＮＡＴＯの行動指針を示す「戦略概念」も１２年ぶりに改定。
ウクライナに侵攻したロシアを安全保障への「最大で直接的な脅威」と位置付けた。
さらに覇権主義的な動きを強める中国にも初めて言及し、「野心と威圧的政策は、われわれの利益や安保、価値観に挑戦している」と指摘。
ロシアに次ぐ戦略の柱に据え、対抗姿勢を明確にした。