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作者が作中世界のルール決めたくせに、それ覆すキャラだして「こいつすごいでしょ?」ってやるの嫌いなんだけど

100 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2024/03/08(金) 02:58:11.083 ID:T5pT+57H0.net
>>87
>世界観を壊すのが前提みたい
>>88
>ユーベルのために他の魔法使い全員がイメージできないって世界になってる

特に矛盾した設定でもなければ作者の都合で世界観をひっくり返したわけでもなく、むしろその逆に「魔法が使える世界」にリアリティを与えるための緻密な世界観の設定だと思うよ
だからこそ複雑で余計に分かりにくくなってるんじゃないか
魔法の使用において「知性と感覚のズレ」というものがあり、且つ、ある特定のキャラだけ感覚でそれ(イメージ)を出来るというのは
安易に「感覚で済ます」ことをしたのではなく「(イメージすることと結びついた)魔法の本質」を(説明ではなく)描写で表現するために必要なプロット(筋書き)だったように思える

上手く説明できるか分からないけど、このスレにいる人で時間の長さについて「(心理的にでなく物理的に)10分の方が30分よりも長い」ということがあり得るのを「感覚」として納得できる人いる?
あるいは「(心理的にでなく物理的に)5メートルの方が10メートルよりも長い」ことがあり得ることを「感覚」で納得できる人はいる?
多分ほとんどいないよね(オレも単なる聞きかじった知識として頭でしか理解できない)
ニュートン力学では時間や空間は絶対的なものだから伸び縮みなんてするわけがないという前提で理論が体系化された
これは私たちの日常感覚からいっても常識的に受け入れられるものだ「10分は30分より短いし」「5メートルは10メートルよりも短い」のは常識的な事実として感覚的にも「信じ」られる
だけどニュートンから200年くらいを経てアインシュタインは時間や空間は絶対ではなく伸び縮する相対的なものであることを理論上で証明した
つまり特定の条件下では「10分の方が30分よりも長く」なったり「5メートルの方が10メートルよりも長く」なることがあり得る
少数の天才によりこの事実が発見されるまでその他大勢のみんなはそれをイメージなんてできなかった
しかし私たちはこのことについて「神(作者)がアインシュタイン(ユーベル)のために他の大勢の人間(他の魔法使い)がそれをイメージできない世界にした」なんて言わないし
それ以前まであった物理的な世界観が「ご都合主義的に」ひっくり返されたなんて言ったりしない

おそらくフリーレンの作者は「魔法が使える」ということについて「感覚でイメージ」することが重要な意味を持つという世界観をしっかり築き上げているからこそ
他の魔法使いはできないけど「ユーベルだけは知性ではなく感覚でイメージできる」という出来事をストーリーに組み込む必要があったのではないのか
これは矛盾でもなければご都合主義で世界観をひっくり返したわけでもない
やはり、その世界の魔法における「知性と感覚の乖離や一致」については一考の余地があることを示しているように思う

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