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>>2のタイトルで小説書いてくる

1 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/06/15(土) 23:00:28.514 ID:elVMTh4Tr.net
よろしく

2 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/06/15(土) 23:00:39.384 ID:cmQdFOzRr.net
アクメ

3 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/06/15(土) 23:02:17.581 ID:elVMTh4Tr.net
テーマも募集する
>>5

4 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/06/15(土) 23:03:09.438 ID:cmQdFOzRr.net
kskst

5 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/06/15(土) 23:03:52.098 ID:ip5GopYL0.net
ひと夏の想い出

6 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/06/15(土) 23:05:32.362 ID:elVMTh4Tr.net
もうわかりきった内容書けそうw
ありがとう

7 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/06/15(土) 23:06:21.750 ID:cmQdFOzRr.net
保守しとけばいいのか?

8 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/06/15(土) 23:08:32.450 ID:elVMTh4Tr.net
いや時間かかるからしなくていい
協力してくれてありがとう

9 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/06/15(土) 23:09:08.607 ID:7oJB8i7D0.net
いけんのか

10 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/06/15(土) 23:10:33.850 ID:cmQdFOzRr.net
了解、さわりでも良かったら乗せてくれ
読んでみたい

11 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/06/15(土) 23:15:41.148 ID:elVMTh4Tr.net
「アクメ」この言葉を知ってるだろうか

たぶん大半の奴は下ネタとして捉えられるだろうな

それでも僕にとっては大事な言葉

決して口には出してはいけない

でも頭の中で何回も「アクメ」という名前を発さないと、僕の存在が否定される


そうじゃないと、僕は心置きなくあの世に行けないんだから

12 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/06/15(土) 23:16:38.069 ID:7oJB8i7D0.net
小説・・・?

13 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/06/15(土) 23:19:05.793 ID:cmQdFOzRr.net
おい続きが気になるじゃねえか

14 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/06/15(土) 23:22:27.884 ID:elVMTh4Tr.net
僕はこの世に存在しない

肉体だけは

つまり魂だけはまだこの世にすがりついてる

心残りがあるんだ

最後にあの子に言っておきたいんだ

アクメなんて言葉を女の子が言うもんじゃないって

15 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/06/15(土) 23:26:41.811 ID:elVMTh4Tr.net
初めて会ったあの日はとても暑かった

僕はいつものように病室から、庭を眺めていた

入院して何年になったんだっけ

僕の青春時代は全てここで終わらせている

クリスマスもバレンタインも

まぁ入院だけしてれば恋人も出来ないし関係ないけどね

「ねぇねぇ!」

「……」

「ねぇ!!」

「うわっ!!」


僕の目の前に病衣を着た女の子が立ってた

「な、なに?」

「お兄ちゃんってずーっとお庭見てるね?」

(なんだこいついきなり)

16 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/06/15(土) 23:32:29.324 ID:elVMTh4Tr.net
「お兄ちゃん!聞いてる!?なんで毎日お庭見てんの?景色変わらないでしょ?」

「い、いやお兄ちゃんには毎日ちがった景色がみえるけどなぁ…」

(嘘だ、毎日同じ景色を見てることに安心してるんだ。そうすれば一生同じ時間を過ごせるような気がして。死ぬのが怖いんだ)

「ふうん、お兄ちゃんつまんなくない?」

「…いやぁ…お兄ちゃんは好きだよ」

「え!!!??」

「は?」

「いま好きって!?!?」

「う、うん。この景色…」

「私のこと好きって!!」

「は、はぁ??」

17 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/06/15(土) 23:37:16.623 ID:elVMTh4Tr.net
「いやいやいやちが…」

「まいったなぁ!初めて喋った人に告白されちゃった!こんなの初めてだからなぁ」

「ちょ…ま」

「わかった!いいよ!一緒に遊ぼ?そしたら考えてあげる!」

「いや…」

そう言って僕の手を無理矢理引きながら、外へ連れ出された

小さな女の子のクセに意外と力が強い…


「ほらほら!お兄ちゃん!早く!」

「いて!いてて…」

今どきの女の子ってみんなこうなのか?見たところ小学生くらい?

今年20歳の僕が力負けするなんて情けない…

ここの病院に入院してもう十年か…

18 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/06/15(土) 23:40:06.370 ID:cmQdFOzRr.net
こったらアクメにつながんのかよw

19 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/06/15(土) 23:42:40.555 ID:elVMTh4Tr.net
「あ、あのね、お兄ちゃんは忙しくて…」

「なーに言ってんの!毎日庭眺めてるだけでしょ?」

「い、いや……あ、」

女の子に手を引っ張られて外へ出た

外の空気を身体で感じるなんて久しぶりだ

日光ってこんなに気持ちいいのか

風ってこんなに強いのか


ちっちゃい頃は毎日外へ出てたのに、病院に住むようになってからは外へ出るのが怖くなった

外へ出るといろいろ考えてしまうからだ

外へ出るとなんでも出来そうな気がしたからだ

でも僕は死ぬ

治らないんだ

父も母も励ましてくれてるけど、顔が引きつってる

そりゃそうだ、これから死ぬやつになんて声かければいいか僕にだってわからない

20 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/06/15(土) 23:47:18.975 ID:elVMTh4Tr.net
「スーハー」

思わず深呼吸した

「どう?気持ちいいでしょ?」

「う、うん」

「お兄ちゃんってさいっつも暗い顔してるよね。そんな顔してたらさ、病気も治んないよ?アクメさんがやってくるよ?」

「?????!?」

「病気は全部アクメさんが操ってるって先生が言ってた!あたしはアクメさんになんか負けないんだ」

「あ、あのさぁ…公共の場でそんな言葉使うと…」

「アクメさんって悪いやつなんだよ!!こーんなツノして!真っ黒でさ!羽も生えて、みんなに病気を振りまくんだよ?」

「……それって悪魔のことじゃない…病気うんぬんは知らないけど」

「ちーがーう!アクメさん!!アクメ!!」

「わ、わかったから…もういいよ…」

「だから…お兄ちゃんもそんな顔しないんだよ?アクメさんに…」

「わかりました!!」

21 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/06/15(土) 23:55:13.528 ID:elVMTh4Tr.net
それから毎日のように「アクメ」ちゃんは僕を誘いにきてくれた

「ねー!ほら!このお花かわいくない?」

「う、うん」

「もー!!つまんなそう!!」

「い、いや楽しいよ。ほんとに…」

これは正直な気持ちだった、生まれて女の子と話したことなんてほとんどなかったし

結局恋人なんて一回も出来ないまま死ぬと思ってたから

「あ、あのさ…」

「んー?なぁに?」

「い、いや…」

なんだろう、こんな子供になにを言おうとしてるんだ僕は

でも、これが僕の初恋なのかも

自分で自分がいやになる

女の子だったら誰でもいいのか?

いや!そんな問題じゃない!犯罪だぞ!?

「ねぇねぇ!ちょっとこっちきて!この虫なんだろ!!」

「ん、うん…」

いいんだ、このままの時間が僕にとっての最期の青春なのかもしれないから

22 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/06/15(土) 23:59:32.145 ID:elVMTh4Tr.net
ある日の夜、僕の容体が急変した

無理に外に出すぎたせいで病気が悪化したみたいだ

もう外に出るのは無理だって、先生からこっぴどく叱られた

またアクメちゃんは会いにきてくれるかなぁ

でも僕が病室から庭を眺めてたことも知ってるし、遊びに来てくれるだろうな

けれど次の日もその次の日もアクメちゃんは来なかった

どうしたんだろ…僕は自分がもうすぐ死ぬというのに、アクメちゃんのことばかり考えていた

もう、僕のことなんて嫌いになったんだろうか

外へ出なくて約束やぶったと思われてるんだろうか

それともアクメちゃんの容態も悪化してしまったんだろうか

23 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/06/16(日) 00:06:03.429 ID:YA2QAKKwr.net
そういえばあの子の名前聞くの忘れてた…

まさか看護婦に「アクメ」ちゃん居ますか?って聞いたらアタマがおかしくなったって思われるだろう

頼む、もう一度でいいから会わせてくれないか…


ピーピーピー

「ほら!さっさと準備して!!危ないよ!!」

「はい!!先生!」

僕の容態は更に悪化していった

「はぁはぁ…いたい…痛い!!」

「こりゃもう手術かな…ごめんねキミもう少し我慢しててくれるかい?すぐ用意するからね!」

「は、はいい…」

やばい、やばいやばい……いたすぎて意識飛びそう……

死ぬ?死ぬ?死ぬ…こわいこわいこわい怖いこわい!!

まだ死にたくない!!やだ!!なんにもしてない!もっと生きてたい!!

………

24 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/06/16(日) 00:11:09.813 ID:YA2QAKKwr.net
パチっ

目があいた…ってことは僕は助かったのか…

はぁ……よかったぁ…

しかも前よりも身体の調子がいい。

手術は成功したんだ!

あれ?

点滴もついてない!

そんなに僕戻るものだろうか?どれくらい眠っていたんだろう

「す、すいません」

近くの看護婦に聞いてみた

「あの、今日は何日ですか?」

「………」

「あ、あのう…」

「………それでさぁ」

(む、無視された…僕なんかやらかしたかな。まぁいいや自分で調べてみよう。無視されてることには慣れてるし)

25 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/06/16(日) 00:14:52.735 ID:YA2QAKKwr.net
それにしても、すごく身体が軽い!

こんなに調子が良いなら退院もできるんじゃないか?

「そうだ!!」

やば…大きい声出しちゃった…

アクメちゃんに会いに行こう!

きっといつもの庭にいるはずだ!!

そう言って僕は庭を飛び出した

26 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/06/16(日) 00:18:06.603 ID:YA2QAKKwr.net
いつもの庭に行くが、アクメちゃんはいない

まさか退院になった?それとも容態が?

僕は気が気でいられなくなった

夢中で受付の方に走った

もう一度あの子に会いたい!!

「あ、あのぉ!!すいません!」

「はい、次の方どうぞ?」

「い、いや!!あの!すいません!」

「はい、では740円です」

「え、あの無視しないでください!僕は!」

「お大事にしてください、次の方ー」

「だめだ!この人じゃ話にならない!あのぉ!すいません!」

僕ってこんなに声が出せたんだな…

27 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/06/16(日) 00:22:52.641 ID:YA2QAKKwr.net
「すいません!!だれか!!すいません!!」

しかし、誰も僕の顔を見ることはない、まるで僕がここに存在していないかのように

「ちょっと!!冷たくないですか!僕は患者ですよ!!」

「そりゃそうだよ、お兄ちゃんには誰も見えてないんだから」

「!?!?」

「やっほー」

「あ、アクメちゃん!!」

「いや、あたしの名前じゃないからね?」

「よかった!無事だったんだね!体調はどうなの?」

「あたしは大丈夫だよ」

「そっか!よかった!これはどういうことなの?誰も見えないって?」

「なんとなーくわからない?鈍感そうだもんね、お兄ちゃんは」

「……まさか…僕死んでる?」

「ピンポーン」

28 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/06/16(日) 00:26:37.496 ID:YA2QAKKwr.net
「え、ほんと…まじ……いやほんとに?」

「ホントのホントだよ」

「い、いやじゃあ…なんでアク……キミには見えてるんだい?」

「だってアタシも死んでるから」

「……え?」

「もっと言うとね、お兄ちゃんより先に死んでるんだよ。アタシ」

「う…そでしょ?」

「ホントだよ。でもねアクメさんがね?アタシは毎日いい子にしてたから、誰か元気にさせるまではここに居ていいって言われたんだよ」

「ま、さか……ずっと遊んでた時も君は」

「そう、死んでたよ」

29 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/06/16(日) 00:31:53.537 ID:YA2QAKKwr.net
「い、いや…ごめん…僕が死んだのはわかった。正直身体が軽すぎて違和感はあったから、僕はこのまま天国に行くの?」

「あのね、これは言いづらいことなんだけどね…お兄ちゃんはホントはこのまま死んだら地獄行きだったんだ」

「え、いや僕は犯罪もなにも悪いことしてないよ…なんで地獄に…」

「うーんとね、若くして死ぬことは親不孝だっていうことでなによりも罪なんだって…若い人の死は無条件で地獄行きなんだってさ」

「そんな…理不尽な…。いや、じゃあなんで僕はこのまま地獄に行かないの?」

「んーとね、アタシがアクメさんに頼んだ!」

「え、えええ…」

30 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/06/16(日) 00:32:51.294 ID:xPzoDaBFr.net
読んでるぞー

31 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/06/16(日) 00:35:31.440 ID:YA2QAKKwr.net
「このお兄ちゃんは悪くない人だ!だから地獄には連れて行かないでって!」

「そんな頼むだけで、叶えてくれるものなの?地獄の許容範囲ゆるくない?」

「でもね、条件があるの。天国にいたアタシを地獄に行くってこと」

「!!!」

「まぁ天国も地獄も変わらないと思うからさ」

「ちょ、ちょっとまっ…うわっ!!」

その時僕の身体が光始めた

「あーちょうど時間だね、お兄ちゃん」

「まさか!このまま天国に!?」

「そうそう、お兄ちゃん!ありがとう!少しだったけど楽しかったよ!アクメさんに感謝してね!」

やばい!!どんどん意識が飛ぶ…本当に天国に送られる…

32 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/06/16(日) 00:43:40.209 ID:YA2QAKKwr.net
「ちょーっと!!アクメ、いや!悪魔さまー!!!」

意識は更に薄らいでいく

「あ、あの!待ってください!!悪魔さま!!僕にもチャンスくれませんか!」

だめだ…間に合わない…

「お願いします!!大好きなんです!!初めて好きになった!!」

…………


パチっ

また目が覚めた…周りを見渡すと花畑が広がっている

まさか、ここが天国?

「大丈夫?」

「!?」

「ここで寝てると風邪ひくよ?」

「あ、はい…」

エプロン姿の女性に優しく声をかけられた

天国も意外とラフな服装で行けるんだな

「あ、ありがとうございます」

「ほら、じゃあみんなのとこ戻ってみんなでお歌を歌いましょう!」

「……ん?」

「みんなキミのこと待ってるんだよ?」

(あれ?なんだここは、どこかの保育園?それも僕のことを待ってる?だめだ、頭の整理がつかない)

自分の身体をみた

「うわあああああ!!」

僕が子供の身体になってる!しかも園児!?!?

33 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/06/16(日) 00:47:03.620 ID:zzmJk1B8r.net


34 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/06/16(日) 00:51:03.583 ID:YA2QAKKwr.net
だめだ、状況がつかめない

たしかに天国へ送られるはずだったのに

い、いったいこれは…

「こらー!!」

「!?!?」

「ほら!キミのせいでアタシの好きな歌の時間が短くなっちゃうんだからね!」

1人の女の子が僕の手を引っ張って教室に入った

この子は…似てる…けどさすがにそんなこと…


「悪いことばっかりするとアクメさんにやられちゃうんだからね?」

「………」

「だから毎日いいこに…あれ?なんで泣いてるよ?アクメさんの話怖かった?」

「い、いや…」

「泣き虫もアクメさんにさらわれるんだよ?」

「あ、あのねアクメさんじゃなくて…」

「ん?なーに?」

「いや、なんでもないアクメさんに怒られないように今度こそ頑張るよ、僕」

「そっか!それだったらアクメさんも許してくれるよ!ほら!いこう!歌が始まるから!」

「う、うん!」


僕は今度こそ目一杯生きよう、この子のために。

そうじゃないとアクメさんに地獄に連れて行かれちゃうからね。



end

35 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/06/16(日) 00:53:50.334 ID:2IIDPLZb0.net
悪くない

36 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/06/16(日) 00:59:06.026 ID:YA2QAKKwr.net
途中書いててなにがなんだかわからなくなった
読んでくれた人とテーマくれた人ありがとう

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