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ガロウ「後楽園地下闘技場…?」

1 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/10/17(土) 22:06:49.731 ID:DINopJBF0.net
偉い人「あぁ、ヒーロー協会重役の私が君にこういう事を頼むのは、断じて正義のためでは無い」

偉い人「ただ…見たい…!!協会のヒーロー、トップヒーローだ。S級の、桁外れの、人外のバケモノを蹴散らす、そんなヒーローを何人も倒した君の武術をッ!!」

ガロウ「調子のいい話してんじゃねぇよ。なんでバングのジジイじゃなくて俺なんだ、テメーらヒーロー協会にはバングのジジイ…いや、あのハゲ、アイツもいるじゃねえか」

偉い人「シルバーファングは老体、ハゲマントは目撃者の証言がウソだったら…もしも何か、タツマキの能力で強化されてたらも考えられる…あの場にはタツマキも童帝も居た」

ガロウ「臭え…要するにヒーロー様に負けられたら協会のメンツが立たない、そしてお前が武術での虐殺を高みで見物したいクソ野郎だっつー事しか分かんねえよ」

偉い人「…そう受け取られても仕方ない」

ガロウ「おいおいヤケに素直じゃねえか、ここに怪人ガロウ様がいるんだぜ?S級呼ばなくて大丈夫なのかよ?」

???「話の途中にすまンのじゃが…こと格闘に於いて、肉弾戦に於いて、武術に於いてなら…ヒーローよりも強いかも知れない天才が集まっとるんじゃ」

ガロウ「ア…?誰だテメェ…」

徳川「ただ強き者の戦いが見たい、お前さんの言う通り高みの見物がしたい老人じゃよ。トクガワ…と呼べば良い」

ガロウ「トクガワ…ヒーローより強い奴がいる、それは本当なんだな?」

徳川「ウソは言っとらんぞ」

ガロウ(おおよそ…あのハゲ、ハゲたB級…アイツは間違いなくS級の誰よりも強い俺…その俺より強い……)

ガロウ(なら…格闘、肉弾戦、武術…表に知られてるバングやクロビカリを上回る奴がもしも居たなら、ヤらない手は……絶対にあり得ないッ!!)

ガロウ「本当にソイツらが強えならそこに連れてけ、10秒で」

徳川「おォ〜〜〜〜!!約束するぞ、10秒以外は」

2 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/10/17(土) 22:08:29.324 ID:XvSFnvin0.net
つまんね

3 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/10/17(土) 22:10:00.474 ID:ax57TLTj0.net
範馬勇次郎以外なら勝てそうだな

4 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/10/17(土) 22:16:40.978 ID:DINopJBF0.net
ガロウ(車に乗って、街を抜けて…ヤケに都会で人も富めてんじゃねェか…こんなところでヤんのか?人目なんてレベルじゃねえぞ、衆目に付く)

ガロウ(ヒーロー協会なら俺を絶対に潰せるハゲ、アイツをぶつける以外に俺を衆目で戦わせない…もしあのハゲがそういう奴なら、俺はとっくにヤられてる…)

ガロウ(んでもってここだよ。普通の試合用のドーム。の、地下)

ガロウ(で…見定める様に並ぶ観客、てんでどの素人の集まりじゃねェか…)

ガロウ(何人かそれっぽいのはいるが…問題は目の前だ。このデカい裸の…なんだコイツの歯ァ…もはや人間じゃねえ、牙持ってる人間が居るかっつーの)

ガロウ(で、それが俺を見て笑ってんだ。何を言うまでも無く、ご馳走を前にした野生人みたいによォ…)

ガロウ「よお、テメーは見れば分かるほど強えとは思うぜ。ただ、人間なのか?」

ピクル「……。」ニヤァ

ガロウ「チッ…まるで半怪人だな」

ガロウ(半怪人……まさか、こんな奴に人間怪人ガロウ様自身を重ねるとは……)

5 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/10/17(土) 22:17:52.819 ID:h/odbZaZ0.net
二次創作自体も嫌いだからクロスオーバーは特に嫌いだわ
踏みつけられる側の気持ちを考えないゴミ作者が多すぎてな
全員死ね

6 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/10/17(土) 22:21:45.677 ID:EKdxeRRyp.net
続きはよ

7 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/10/17(土) 22:29:05.345 ID:HL3oGWbj0.net
続きはよ

8 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/10/17(土) 22:29:39.442 ID:DINopJBF0.net
ガロウ「で、オマエだ」スッ

ピクル「……?」

ガロウ「言葉喋れない奴でも指差せば分かるだろ。今俺の目の前にいる、俺を見てニヤニヤしてるお前に言ってんだ」

ガロウ「ヒーロー共ほどの知性は見て取れない…その上に筋肉もプリズナー…よくてタンクトップ程度だ」

ガロウ「やれんのかよ?試合が」

ピクル「……」

ガロウ「言葉が伝わんねえのかよ…だったら」

ズダダダダッ!!

ガロウ「連打…と言うまでも無い。連続ジャブ以下の挨拶、これなら分かるだろ、ヤれんのかよ」

ピクル「……!!」

ガロウ「一目見た時から人間じゃねェとは思ってたが…それ以上に人間らしからぬ笑顔で返してくるじゃねえかよ。まぁ、そっちの方が人間よりよっぽど無垢だ」

ガロウ「……狩るぜ」ニィ

その時、ピクルはこういう感じの記憶と、そうじゃない相手と、そうだった相手が思い浮かべていた。

目の前の相手から向けられる目、それは狩る時の目。しかし、レックスにしては小柄、ラプトルにしても小柄、それが挑発してくる。

戦友と言う言葉を知らずとも、ピクルがそう思ってる相手はいる。それ…に近い何か…。それが信念を持って正面から打ってきた。

ただし、"信念"への認知が自称正義か自称悪なのか、それはガロウ当人に聞けばいい。

聞くならそう…打たれたから、強いから、話したいから…だから戦うッ!!

9 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/10/17(土) 22:41:24.030 ID:DINopJBF0.net
レフェリー「は、始めッッ!!!」

ガロウ「ヨーイドン…?そういう文化だとしたら遅すぎるし筋違いだ、人外同士が向かい合ってんのによォ……なんで人間らしくヨーイドンが、挨拶とは言え打ってから発されんだよ…」

ガロウ「窮屈してねえのか、オマエは……」

ピクルは、目の前の相手が自分にとって敵…とも違う、餌…とも違う。戦友(トモ)に見えた。

拳を交えた事も無い、言葉も、見てくれも、構えも、そもそも存在を知ったのがついさっき、そんな戦友……。

言われるまでもなく、ピクルは行った。喰うじゃない、戦いに。構えはお馴染みの四足立ち(アレ)。フライングスタートを、読んで字の如く。

ピクル「ガァッ!」ビュン

ガロウ「…ッ!?」ヒュヒュン

攻撃を捌き切った、ガロウにとってそれは日常。ただしこの相手、ピクルの攻撃(それ)は……。

人間のタックルとは全く別、着ぐるみヒーローのアレとも違う四足歩行。ヒーローネームをコイツに与えるなら、現段階では野犬マンとか…。

いや、違う。そんなんじゃない。コイツは犬ですら無い。新手の猛獣。全く違う相手を勘違い、挙句ヒーロー扱い…。

強けりゃヒーロー?違えだろ、コイツはヒーローよりも強えよ。そんでもって…

徹底的に無垢ッ!!この上ないほどにッッ!!

10 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/10/17(土) 22:52:57.945 ID:DINopJBF0.net
オスとは不思議なコミュニケーションを行う事がある。

どんな社会、社会から外れて自然、というかこの世に生きる殆どのオスは、戦って語る。捕食の為やメスの奪い合いで戦うと言えば理にかなう。

だが、理では無い。"喧嘩"と呼ばれるコミュニケーションを、オスは…いや、メスでも、でもなんでかオスは特にヤる。

ガロウ「面白えじゃねえか…」

ガロウ「オ"イ"!!トクガワァ"ァ"!!」

徳川「ピクルじゃ!そのオスの名前は、ピクル!!」

ガロウ「さすが…話の早いジジイだ」

ガロウ(バングのヤロウより何倍もな…)

ガロウ「で、ピクル、お前の動きはもう読めたぜ、ついでだが心も読めちまった」

ガロウ「それなんだよなァァ〜〜!!俺がなりたかった怪人!!!」

ガロウ(そう…悪じゃなくていいんだよ、ただ精一杯生きて、生きるために戦って、その相手がたまたまヒーローならそれでもいい、それを倒す…)

ガロウ(ピクルこそ、俺の理想系ッ!!)

ガロウ「ピクル、お前に惚れちまった、ぶち込んでやる」

ズガガガガッ!!

速く、早く、疾く、そんでもって重くッッ!!


ズガガガガガガガッッ!!

俺の気持ちとか…憧れとか…そんなの不純物だろうがよ……

ズガガガガドドドドドドドド

闘争に、それが

メキメキメキズガガガガガガガッ

どう関係あるんだ?コラ

11 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/10/17(土) 22:57:23.995 ID:gBDOFTnba.net
つまんね

12 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/10/17(土) 23:00:55.664 ID:DINopJBF0.net
猛烈を極めたガロウの武の乱撃。

一方的に殴る、蹴る、投げる、でもってまた殴って蹴る。


誰が見てもそんな展開、ガロウにもピクルにもそれだけは分かっていた。

やがて、そこにピクルが追い付く。

ピクル「グゥゥ…」

ガロウ「オイオイ…考えてる事は分かってもよ、お前の感情だけは、顔じゃわかんねえぞ?笑ってんのか怒ってんのかそんな眼差しを向けるのが俺らの会話じゃねぇだろ」

ドンッ

ガロウが放った渾身の一発…いや百発…千発??

全力の乱打、その腕一本をピクルが捕まえた、そこからやっと対等な勝負になった。

ガロウ「オイオイ、そんなすっげェ力入れられても俺じゃ勝てねえよ……力じゃな」ヒョイッ

ガロウはピクルの握力を難なく潜り抜け、また打つ。

ピクルは難なく潜り抜けられた掴み、そして打ってきた拳、また掴むッ!!

ガロウ「……どういう反射神経してんだよ」

13 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/10/17(土) 23:08:21.204 ID:DINopJBF0.net
ガロウ(掴みを解いてもループ……なら…)

ピクルが掴んだ片腕、その片腕に掛けられる握力は計り知れず、技以外で外すのはまず無理だ。力押しじゃ1ミリも動かねえよ。ただ…。

動かないなら、叩き付け(こうでき)るだろッ!!

ガンッガンッガンッガンッガンッガンッ

何度も、何度も、また何度も…何かが弾けるような…銃声…いや、違う

ガロウがピクルを叩き付ける音が響き渡る。

これにはピクルとて流石にノーダメージでは無い。無論、ガロウの乱打がノーダメージだった訳では無い。

そのガロウのパワーに自分の体重を加えた痛み…言葉は分からずとも、反応で理解し…

気が付いたら、ピクルはその手を離して仰向けの状態。意識はある、致命的な一撃は貰ってない、なのに仰向け…。

ピクルに対きて有効的すぎる一撃だった。

ピクル「グァァァァ!!!」メキメキメキッ!!

ガロウ「変身…?関節を組み換え…?マジで怪人そのもよじゃねえかよ、オイ」

14 :文中誤字まみれや@日を跨ぎそうなので一応酉 :2020/10/17(土) 23:13:51.689 ID:DINopJBF0.net
先程までのピクルの動き、タフネス、スピード、パワー…どれ一つとして人間じゃなかった。

だが、タックル、掴む…そういう人間の技をやってくるんだっつー予測は付いた…

だけど………この戦闘形態(カラダ)、何してくるんだ???

時を同じくして、ピクル脳内。

ここに来てから、こういうヤツをそこそこ見た。

チビ、強い、速い、強い、変な動き、そして強い

そういうヤツを何人か見て、闘争(ハナ)した。食ったのもいる。だからわかる、こうしなきゃダメだ…みたいなヤツ。

15 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/10/17(土) 23:20:19.872 ID:DINopJBF0.net
両雄、相手を読めず、両雄、全力でぶつかるッッ!!!

ピクルの全力…自然界で猛者と戦って、喰うために磨いた技。つまり、喰う技術。

対するガロウ…人間界のヒーローと戦闘して、倒す為に磨いた技。

その対象は、人間の格闘技に止まらない。

超能力、重火器、めちゃくちゃなミサイル、読んで字の如く閃光の様に速いヤツ、光熱砲、とんでも無い怪人…何にでも対応出来る武術ッッ!!ほれこそがガロウが、格闘家では無く、野生の戦士ピクルに初めて見せるソレッッ!!!

ガロウ「来いやァァァァ!!!」

ピクル「グァァァァァァァァ!!!」

ズドンッ!!

16 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/10/17(土) 23:27:36.317 ID:DINopJBF0.net
一部始終を目撃した武術家はこう語る。

「もう、人と人の武術じゃないの

じゃあ何かって?

ン〜〜〜・・・。

いやァ〜〜〜・・・。

ガロウとピクル、ですかねェ〜〜〜・・・。」

ピクルの突、噛、走、進、蹴、掴、抱、そして食…その全てが詰まった様な、そんな攻撃にガロウは……。

突、噛、走、進、蹴、掴、抱、そして倒…をぶつけた。

結果的に言えば、最後に立っていたのはガロウで、ピクルは地に伏して意識を失う始末。

対しガロウ、勝者の拳に牙が食い込んだ血、何よりも、ビビってたッッ!!

勝者が、目の前で殴り倒した相手に対し、冷や汗を垂らしてビビる。

そんな試合結果で、ガロウVSピクルは幕を閉じた。

「「「勝者ありッッ!!!」」

17 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/10/17(土) 23:37:01.904 ID:DINopJBF0.net
徳川「いやァ〜〜、見事。天晴れじゃ」

ガロウ「怪我人に天晴れ…?イカれてんのか、タヌキジジイ」

徳川「まあそう言うな、ピクルは恐竜時代…その時代で無敗だった最強捕食者。レックスの顎から抜け出し、トリケラを絶命させ、プテラノを捕まえて、全部食った。そのピクルにお主は拳の怪我一つで勝ったのじゃよ!」

ガロウ「トクガワ…恐竜を強くするなら、何をすればいい?」

徳川「….???何って…デカくする…炎を吐く…速くする…」

ガロウ「鬼だ」

徳川「そうそう、鬼の如く強い…」

ガロウ「違えよ、"その程度なら災害レベルは鬼だ"っつってんだよ。それを単独で倒し、更にはもっと凶悪(ヤバ)いのを倒す、そのヒーローを"狩る"、それが俺様、怪人ガロウ様だ」

ガロウ「なんでも戦って、そんでもってこうやって生きて戦えてんのが俺なんだよッッ!!!怪人ナメてんのかコラァ!!!」

徳川「〜〜!!!」ビクゥ

色んな戦士を見てきた徳川…この時、戦士以外ならガロウの言葉を最も知る者になる。ビビらない選択肢を本能が与えない。

18 ::2020/10/17(土) 23:39:42.136 ID:DINopJBF0.net
しばし落ちるぞ。なんて事は無い日常生活を少しやってくる。片付いたらまた書く、このスレが残ってればこのスレ…無ければ次を立てるッッ!!

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