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昔話の「浦島太郎」全く何を伝えたいのか伝わって来ない

64 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2022/11/02(水) 17:06:44.186 ID:QG2ZkmFfM.net
>>1
当時特有の風習などを理解していないと伝わらない部分がある。
まず浦島太郎の物語が成立したのは平安時代。当時は恋愛のスタイルが全く違った。
当時の恋愛及び結婚は「通い婚」と言って女性が実家に留まり、男がソコに夜コッソリ通うという恋愛スタイルだった。
そして男が何度か通って気が合えば女性の両親に男を紹介して、本格的に同棲となる。コレが当時の恋愛と結婚のスタイルだ。
さて、コレを浦島太郎に当て嵌めるとどうなるか?助けた亀に連れられて竜宮城に来た浦島太郎はソコで乙姫様の熱烈な歓迎を受ける。
浦島太郎本人と我々現代人はコレを「亀を助けたお礼」だと思っているが、乙姫様は浦島太郎をお婿さんとして迎えたつもりなんだよ。だから熱烈大歓迎なの。
コレには異論は認めない。その理由はこの後話す。
トコロが「今自分は事実上竜宮城に婿入りした」という事に気づいていない浦島太郎は「両親が心配しているから帰る」と言い出す。
当時の恋愛・結婚の風習に当て嵌めるとコレは結婚の破綻、事実上の離婚にあたる。
乙姫はさぞかし焦っただろう、なぜ嫌われたのか?なぜ婿殿はこの家を去っていくのか?いくら考えても思い当たらない。
乙姫はこの浦島太郎の心変わりに恨みに近い感情を抱いたのではないだろうか?
ソコで登場するのが玉手箱である。さて?玉手箱とは何ぞや?実はコレも近年の研究で判明している。玉手箱は現代で言う『化粧箱』の事だ。
と言っても当時の化粧品は大変高価で、母親から娘へ代々受け継がれていく財産でもあった。
ソレを浦島太郎に託すのだ。何の為に?
「貴方が居ない間は化粧をしない!つまり他の男と恋愛しない!」という決意を浦島太郎に見せる為、そして「だから必ず帰ってきて」と言う願いを込めて。
重い!重い過ぎるぞ乙姫様。と思ったが乙姫様は使用上の注意として「絶対開けるな!」とも言ってくる。
この意味は何だろう?おそらく、コレは証拠の無い単なる俺の想像なんだが、当時じつは流行っていた恋愛の駆け引きの1つなんじゃないだろうか?
つまり男にフラれた時に女が最後の手段として「貴方だけを愛している。他の男に興味は無い。だから必ず帰ってきて」と言う思いを込めて玉手箱を渡すのは流行りの作戦で、
そうは言っても化粧品は大変高価な物だから偽の玉手箱を渡す。男側もソコら辺は察して、中身が本物かどうかをイチイチ確認してはいけない。
そういう貴族同士の恋愛の駆け引きがあったのではなかろうか?
しかし浦島太郎は庶民の出、そういう恋愛の駆け引きには全く疎い。下手すりゃ自分と乙姫様が事実上夫婦になった事すら気づいていないっぽい。
ソレを察した乙姫が「おい、コレ開けて中身確認すんなよ?そんな事したら私の情念の呪いがかかるからな」と釘を刺したというワケだ。
だがヤッパリ浦島太郎には乙姫の思いが伝わっていなかった。アホだから開けちゃう。フラれた乙姫の怨念でお爺さん、つまり恋愛出来ない体にされてしまうというオチ。
たぶんコレが最も正解に近い浦島太郎の物語の本当の意味だ。
さて読んでもらって何となく理解できたと思うが、この物語は子供向けに作られた物ではなく、大人の、しかも貴族の女性が読んで楽しむラブコメだったと思われる。
乙姫は始めから浦島太郎に惚れていた。亀が偶然?イジメられていた事をキッカケに詐欺同然に浦島太郎を婿に迎える事に成功する。
しかし貴族の恋愛のルールを知らない浦島太郎は平気で帰ると言い出す。
乙姫は当時の貴族の恋愛テクニックの最高峰『大事な玉手箱を渡す事で自分の強い思いを伝える』という強硬手段に出るが、
どーも浦島太郎が理解しているか怪しい。ソコで「開けるなよ田舎モン」と使用上の注意をするが、庶民の浦島太郎はヤッパリ開けちゃう。
そうして乙姫の心を踏みにじった呪いで恋愛出来ない体つまりお爺さんにされてしまう。というお話。

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