小説家を目指してるニートだけど小説を書くから感想をお願いします

以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします

僕は今年で24歳になる。
仕事はしていないし、仕事をした経験もない。
　僕には年の離れた妹がいる。名前はさとみ。
さとみは今中学校二年生でポエムやら哲学やら世の真理やらに傾倒している。
顔は至って普通。普通の女ならそろそろモテ始める頃だと思うんだが、さとみにはモテている様子がない。
性格に難があるからだろうか。
そもそもポエムを自慢気に見せて来たり、哲学とか世の真理とかを追究している同級生と仲良くなりたいと思う中学2年生はいないような気もする。
明らかに面倒臭そうな奴だからだ。
しかし僕からすると妹はそれなりに可愛い。
気を使うという事を知らないから腹が立つ事もあるが、逆に喜ぶ時は本心から喜んでくれる。
アイスを買って来てやったりジュースを買って来てやったりする位で喜ぶ純朴さを持っている。
普段、僕は人に気を使われると自分も相手に対して気を使ってしまって、なんだか良くない雰囲気になってしまうんだが、さとみの場合、僕に気を使ってこないから、僕も気を使わずに接する事ができる。
「おいタコスケ、ハサミ貸せぇやぁ」
調子に乗った台詞を冗談っぽく吐きながら、さとみが僕の部屋に入って来た。
「うるせえ死ね」
僕は口で悪態を吐きながらハサミがある方を目で見る。
さとみは僕の死線を辿ってハサミに気が付いた。
「あったあった、じゃあなダボハゼ」
ハサミを取って捨て台詞を吐いてから出ていった。