リンク　「マスターソードが抜けない！」

1 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2014/06/18(水) 23:17:33.53 ID:3Q0q3HkE0.net

ミドナ　「何てこった！」

リンク　「俺は神に選ばれた勇者じゃなかったのか！」

ミドナ　「じゃあいったい誰が真の勇者なんだ！？」

時丘リンク　「私だ」

リンク　「お前だったのか」

ミドナ　「骸骨剣士！」

2 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2014/06/18(水) 23:18:34.29 ID:TvkJwH+U0.net

以下ラーメンスレとか言うカス↓

3 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2014/06/18(水) 23:19:07.58 ID:DCcI26xO0.net

風タクリンク「いや私だ」

4 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2014/06/18(水) 23:19:28.65 ID:IFCRpeRC0.net

マスターソードなんてwikiに載ってるだけの伝説っすよ

5 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2014/06/18(水) 23:19:30.36 ID:YS+HLdfI0.net

イカラーメンスレ

6 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2014/06/18(水) 23:21:18.54 ID:UYNMfAdX0.net

鮎ラーメンなら知ってる

7 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2014/06/18(水) 23:21:57.86 ID:CKklRNvr0.net

リンク「ゼルダじゃ抜けない！」

8 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2014/06/18(水) 23:24:37.56 ID:3Q0q3HkE0.net

骸骨剣士　「後世の勇者たるお前に剣の指導を説き、大魔王打倒の手助けになればと思って今までやってきたが・・・」

髑髏剣士　「やはり私が勇者として返り咲いて時の勇者として今度こそ名声を轟かせようぞ！」

リンク　「別にいいよ」

リンク　「カカリコ村で子供たちとのんびり暮らせるしね」

髑髏剣士　「フハハハー！　そうだ！　ケツの青い餓鬼は年寄りに気を使ってくれんとな！」

ミドナ　「私は髑髏のオッサンじゃなくてリンクと一緒に冒険したい！」

リンク　「やはり駄目だ」

髑髏剣士　「な、なにぃ！？」

9 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2014/06/18(水) 23:34:59.70 ID:3Q0q3HkE0.net

ミドナ　「リンク・・・！」

リンク　「俺にはミドナが必要なんだ！」

ミドナ　「リンク・・・！」

髑髏剣士　「他所でやれ！　いや私が他所へ行こう！！　さらば！！」


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾇｷｯ!

リンク　「ああ！　マスターソードが！」

髑髏剣士　「やはり抜けたぞーっ！　俺は勇者だーっっ！！　俺の武勇伝はここより始まるのだーっ！！
　　　　　　　小便臭い勇者に剣術を仕込むのなら勇者じゃなくて剣士でよかろうがーっ！！　私は勇者なんだーっっ！！」

リンク　「ああ！　髑髏剣士が光に包まれて消えていく・・・！！」



【コキリの森】


髑髏剣士　「む、むぅうぅ・・・」

髑髏剣士　「ここはいったい・・・マスターソードを抜いた瞬間光に包まれて・・・それから・・・」

ミド　「げぇーっ！！！　森の中なのにモンスターがいるぞっ！！！」

髑髏剣士　「ミ、ミド！？」

10 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2014/06/18(水) 23:39:49.26 ID:qD5EUxHA0.net

急に続きが気になる展開にすんなや

11 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2014/06/18(水) 23:42:57.53 ID:29gCxQw00.net

抜けないわな

12 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2014/06/18(水) 23:45:16.96 ID:St3HATv60.net

勇者として扱われるどころか逆にハイラル追い出された時岡リンクｶﾜｲｿｽ

13 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2014/06/18(水) 23:47:58.47 ID:/REldjBJ0.net

押してだめなら引いてみろ・・・引いてダメなら・・・押してみろ！
↓
さよならマスターソード

14 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2014/06/18(水) 23:49:38.68 ID:3Q0q3HkE0.net

髑髏剣士　「ミ、ミド・・・！？　　相変わらず憎らしい顔をしている・・・見間違えるわけがない・・・ミドだ！」

ミド　「モンスターの癖に人の顔にケチつけてんじゃねーっ！」

髑髏剣士　「そうか、マスターソードは私にとって退魔の剣であると同時に時を渡る神秘の剣・・・
　　　　　　時の勇者であるこの私が封を解いたためにたちまち遥かなる時を遡ったのか・・・」

髑髏剣士　「いや・・・今はそんなことよりも・・・ミド！！　会いたかったぞ俺だ！！　俺だ！　リンクだ！！」

ミド　「リンクぅ〜？　リンクならデクの樹様に頼まれて森の外に行っちまったよ！！　第一テメエみたいな図体のやつがリンクなわけあるか！！」

髑髏剣士　（時間軸はデクの樹様が旅立たれて私がゼルダに会いに行った頃か・・・）

髑髏剣士　（待てよ・・・私がマスターソードを今手にしているということは時の神殿にマスターソードは存在しない・・・？
　　　　　　　いや、この世界にマスターソードが二つある・・・？　だがそれでは一つの時代に時の勇者を二人必要としていることに・・・？）

髑髏剣士　「うーむ、わからん」

ミド　「はあ！　食らえ！　デクの実！」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾊﾟﾝｯ!

髑髏剣士　「眩しい！　待て、俺を見逃してくれるならサリアに好かれる術を教えてやる」

ミド　「な、なにぃ！？」

髑髏剣士　「伊達に生前女を侍らせてないぞ？」

15 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2014/06/18(水) 23:52:45.56 ID:St3HATv60.net

�C

16 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2014/06/18(水) 23:57:33.77 ID:drbAZ4Pa0.net

セコいな元勇者

17 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2014/06/19(木) 00:02:23.14 ID:BJksbtQX0.net

あげ

18 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2014/06/19(木) 00:04:51.96 ID:/3Nt0Tho0.net

ミド　「むむむ・・・今日のところはお前の身柄を拘束するだけに留めてやるぜ！」

髑髏剣士　（デクの樹様に先立たれ、何だかんだで悪友だった私も森を去り、心中寂しいはずだ　意外と女々しいからなこいつ）

髑髏剣士　「しかしコキリの森とは噂に違わぬ良いところだな　森で催されるお面祭りは一度参加してみたいものだ」

ミド　「森の外の連中は無理だしましてやモンスターじゃ無理に決まってんだろ」

髑髏剣士　「して、お前の意中の女子とは？」

ミド　「サリアってやつだぜ！」

髑髏剣士　「そうか　今どこにいる？」

ミド　「森と森の外を繋ぐ橋の辺りにいるぜ？　で、どうやってサリアのハートを・・・ｶﾞｼｯと掴めるんだよ髑髏の兄ちゃん！」　　　

髑髏剣士　「・・・」

ミド　「・・・」

髑髏剣士　「さらばだ」

ミド　　「待てよコラ！！」

髑髏剣士　「教えるわけなかろうバアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアカ！！！！！！！！　ｻﾘｱﾊｵﾚﾉﾓﾉﾀﾞ」

19 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2014/06/19(木) 00:17:11.56 ID:/3Nt0Tho0.net

コキリ族　「ぎゃあああああああああ！！！　モンスターが村を襲いにきたああああ！！」

髑髏剣士　　「酷い言われようだ　まあ、この姿じゃ言われて当然か」

コキリ族　「うわあああああああああああああああ！！」

髑髏剣士　「・・・」



【橋】


サリア　「・・・」

髑髏剣士　（手持ち無沙汰な様子だな　まあ、オカリナは私にやってしまったからな）

髑髏剣士　「サリア、久しぶりだな」

サリア　「きゃ、きゃあ！！」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ(逃げる）

髑髏剣士　「サ、サリア！！」

髑髏剣士　「逃げ足速いな　このまま追いかけたら皆をまた驚かすだけか」

髑髏剣士　「・・・旅立とう」

20 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2014/06/19(木) 00:17:54.35 ID:IRVIQ6P00.net

http://i.imgur.com/dHKCrCE.jpg

21 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2014/06/19(木) 00:24:36.67 ID:BJksbtQX0.net

�C

22 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2014/06/19(木) 00:29:05.42 ID:73p8HuzS0.net

続きは

23 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2014/06/19(木) 00:32:02.08 ID:97LEuLs60.net

時オカリンクって未練はあったかもだけど普通に幸せに暮らしたんだと思う

24 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2014/06/19(木) 00:35:33.06 ID:/3Nt0Tho0.net

【ハイラル平原】


髑髏剣士　「おおーっ！」

髑髏剣士　「懐かしの光景ではないか！　眼前に広がる平原！　降り注ぐ日差し！　我が身を突き刺す様な向かい風！　
　　　　　　これから私がハイラルに巻き起こす勇者活劇の始まりにふさわしい旅立ちだ！」

髑髏剣士　「しかしエポナがいないから徒歩か・・・この身体だから飯の心配をしなくて済むのはよいが・・・
　　　　　　　そもそも私の目的は何なのだ？　この時代の私が三種の石を集めているわけだが合流したほうがいいのか？
　　　　　　　ドドンゴの洞窟かジャブジャブ様のおなかの前で待ち伏せていたら十中八九会えそうではあるが・・・」　　　

髑髏剣士　「それにしてもせっかく仮初とはいえ肉体を持ったというのに話し相手がいないのは寂しいものよ」　

髑髏剣士　「・・・あっ！」




【ハイラル城】


髑髏剣士　「私が子供時代にガノンドロフを屠るという選択肢もあったな」　

25 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2014/06/19(木) 00:36:21.30 ID:/G7bijxy0.net

寝ようと思ったときに限ってこういうスレ発見するから困る

26 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2014/06/19(木) 00:36:21.97 ID:4CbePRsp0.net

何その選択肢

27 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2014/06/19(木) 00:43:36.63 ID:541jbIXg0.net

ガノンが誕生しない世界線が生まれるわけか

28 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2014/06/19(木) 00:45:08.80 ID:73p8HuzS0.net

ガノンはとんだ災難だな

29 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2014/06/19(木) 00:47:54.20 ID:/3Nt0Tho0.net

髑髏剣士　「・・・いやいやいや！！」

髑髏剣士　「この時代でガノンドロフの告げ口をしてもハイラルが奴めを処刑するだけではないか！
　　　　　　私が生きた時代とは何も変わらん！　　仮に私がガノンドロフを仕留めたとしても今のやつは王家に仕える身！
　　　　　　大人時代のガノンドロフを私が仕留めねば勇者の名はハイラルを駆け巡らん！」

髑髏剣士　「いや・・・しかし・・・」

髑髏剣士　「ここで敢えて・・・ガノンドロフの密告を控えたとして・・・それは勇者の行いとして正しいことなのか・・・？」

髑髏剣士　「多少の犠牲が出ようと、私の勇者としての歴史がハイラル史に刻まれるのならば」

髑髏剣士　「優先されるのは・・・？」

髑髏剣士　「マスターソードが私を勇者として選び、この時代に運んでくれたのだ
　　　　　　　つまり神は私が真の勇者として大魔王ガノンドロフを滅する武勲を立てろと仰っているのだろう」

髑髏剣士　「告げ口をする勇者など誰が望む・・・？」

髑髏剣士　「・・・」

髑髏剣士　「うーむ」

髑髏剣士　「百年の妄執が私をこうまで狂わせていたとは」

30 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2014/06/19(木) 00:52:24.75 ID:BJksbtQX0.net

告げ口したところであほな賢者が影の世界に送るだけだしな

31 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2014/06/19(木) 00:53:12.24 ID:GpbNn1t/0.net

あれ、そういえば骸骨騎士ならオオカミ化できんじゃね？
そっちの方が話聞いてくれそう

32 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2014/06/19(木) 01:05:15.47 ID:/3Nt0Tho0.net

髑髏剣士　「こういうときは一人で悩まず相談だ！」

髑髏剣士　「ゼルダなら私の姿に惑わされず言葉を聴いてくれるだろう」

髑髏剣士　「・・・悲鳴でもあげられたらガノンドロフより先に私が処刑されるだろうが」

兵士　「そこにいるのは誰だ！」

髑髏剣士（狼）　「ウォーォーーーーー」

兵士　「何だ犬か・・・」

髑髏剣士　「この私が幾度この場内に潜入したと思っているのだ」

兵士　「そこにいるのは誰だ！」

髑髏剣士　「」

兵士　「何だ趣味の悪い模型か・・・」

髑髏剣士　「さて、先を急ごう」

髑髏剣士　「しかし懐かしいなこの城は　得体の知れない赤帽子の髭親父の絵画もしっかりちゃんとある」

髑髏剣士　「よし、もうすぐゼルダのいる中庭だな」

ガノンドロフ　「そこにいるのは誰だ？」

髑髏剣士　「」ﾌﾞｰｯ

33 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2014/06/19(木) 01:23:54.45 ID:73p8HuzS0.net

はよ