おチンポドラゴン参上だじょおぉ～！！！！！！！

以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします

煌めく星々は闇の彼方へ去り、天は墨を広げたような漆黒のベールにその一面を覆われている。
秋が過ぎ、冬が過ぎ、こうして今までこの空を眺め続けてきたが、ただひとりの知己とも呼べる虚空の星たちでさえ、ついに私を置いて深い森の向こう側へその身を投じてしまった。
今やその面影はいずこにも感じられず、私はただただ漠寥と広がる砂浜の一点、寄せては返す波の音や、身寄りのない風、松の林のざわつきだけが反響する、瓶の底のような世界にひとり、ぽつんと存在している。
私は夜が怖かった。深淵よりぬるりと這い出てきた夢魔のごとく私を夢遊の世界へ誘い、たちどころに消えたかと思えば目をつむるような眩しい、新しい日を呼んでくる。
望まれざる胎児は瞬く間に身もすくむような一つ目の夢魔へと成長し、どこからともなく新たな林檎を拾ってきては私のもとにそれを放り、ガソリンの表面、鏡のような闇のその向こうへと去っていってしまう。
恐怖と悲哀と絶望の狂騒的なオーケストラが、生まれてこのかたひたすらに続けられてきたのだ。
しかし、もはや恐れる必要はなくなった。明日は約束されていないのだ！
ああ停滞よ！進みも返りもせぬ川の淀みよ！どうか私をこの場に留めてくれ。私をこのまま、ありのままでいさせてくれ！流れるのは嫌だ。逆らうのも嫌だ。切り拓くのも嫌だ。
時の奔流に惑わされることなく、ただただ均質的な美の本質として、私は在りたい。