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誰か俺のためにちびまる子ちゃんのSSを書いておくんなまし

1 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/07/21(月) 19:42:39.02 ID:DGVH2rAl0.net
頼むよぉ

2 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/07/21(月) 19:44:55.49 ID:K+hxkbXc0.net
池沼山田が主人公で良ければ

3 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/07/21(月) 19:46:00.70 ID:g+fpYw2D0.net
まる子「行ってきまーす」

すみれ「気をつけるのよー」

午前7時45分。
今日もいつもと変わらないさくら家の朝。
いつもと同じ時間、いつもと同じやり取り。
いつもと変わらない平和で優しい一日が始まる。

はずだった。

4 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/07/21(月) 19:46:48.12 ID:DGVH2rAl0.net
>>2
それでも構わぬよ!

>>3
やった!始まった!

5 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/07/21(月) 19:50:15.57 ID:gA8pHI5v0.net
はよ

6 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/07/21(月) 19:51:19.18 ID:g+fpYw2D0.net
まる子「たまちゃん宿題やったー?あたしゃ昨日の夜やろうと思ったらうっかりドリフ見ちゃってそのまま寝ちゃったよトホホ」

たまえ「もぉー相変わらずだなあまるちゃんは…」

まる子「悪いけど、教室着いたらすぐに写させて!おねが〜い」

たまえ「しょーがないなあ…今回だけだよ?」

まる子「やったー!助かったよありがとたまちゃん!」

7 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/07/21(月) 19:52:03.89 ID:DGVH2rAl0.net
いいよ!本当に素晴らしいよ!

8 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/07/21(月) 20:00:00.32 ID:g+fpYw2D0.net
平和な朝の風景。まる子とたまえのいつもの談笑。
しかし、その崩壊は突然訪れる。
いつも通っている、ちょっと人気のない通学路。
緩み切った朝の微睡みの中で、それを予想することは誰にも出来なかった。
2人の背後に忍び寄る漆黒の黒い影。

周りに人が居ないのを確認し、その影は2人に飛びかかった。

まる子「え!?」

たまえ「きゃあ!」

9 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/07/21(月) 20:00:26.36 ID:TdQRVYQs0.net
まる子 水

10 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/07/21(月) 20:08:31.49 ID:DGVH2rAl0.net
タイムリーだな

11 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/07/21(月) 20:08:34.27 ID:g+fpYw2D0.net
たまえ「むぐ…むぐうぅぅ…」

まる子「た、た、たまちゃ、ひっ!」

突然現れた黒ずくめの男はたまえをいとも簡単に片手で口を塞ぎ捕まえると、もう片方の手で素早く、まる子に悲鳴を上げさせまいとナイフを突き付けた。

男「いいかクソガキ!この女は俺がもらっていく!このことを誰か大人に知らせてみろ、こいつの命はねえぞ!分かったか!」

まる子は恐怖のあまり腰が抜けて座り込み声を出すことも叶わなかったが、反抗すればたまえの命が危ないということだけは汗でふやけた脳で考えることが出来た。

コクコクと壊れたおもちゃの様に顎を引く。

12 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/07/21(月) 20:14:36.17 ID:g+fpYw2D0.net
どうしようどうしようたまちゃんを助けなきゃ。
でも立ち向かったらたまちゃんが助からない。
立ち向かわなくても、きっと危ない。
でも立ち向かったら、あたしも危ない。

まる子がぐるぐるぐるぐると思考を巡らせている内に、男はたまえをしっかり捕まえたままどこかへ走り去った。
一瞬の出来事であった。

後に残ったのは、遠くから聞こえる朝の喧騒と、たまえの割れた眼鏡。

まる子はしばらくその場に呆然としたまま立ち尽くしていた。


長い一日が、始まる。

13 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/07/21(月) 20:17:46.43 ID:DGVH2rAl0.net
面白い

14 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/07/21(月) 20:18:05.62 ID:gA8pHI5v0.net
支援

15 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/07/21(月) 20:26:50.01 ID:g+fpYw2D0.net
はまじ「おいさくらー、穂波はどうしたんだよ」

まる子「あ、た、たまちゃんは今日はお腹が痛いらしくて、や、休みなんだよ、全くさみしいねぇ」

はまじ「ふ〜ん…まぁ、どうでもいいけどよ」

朝の教室。いつもと変わらない風景のように見えたが、その日は一つだけ、決定的な違いがあった。
埋まっていない、まる子の隣の席。

あれからまる子はしばらく呆然としたままだったが、身体はいつもの習慣で自然と学校へと向かっていたらしい。
気が付けば教室に着いていたのだ。

これから、どうしよう。
たまちゃんを助けるには、一刻も早く警察に知らせなくちゃ。
でも大人に知らせれば、たまちゃんの命はないと男は言っていた。
どうしようどうしようどうしよう。

16 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/07/21(月) 20:34:50.17 ID:g+fpYw2D0.net
担任の出席は、風邪で休みだと言ってごまかした。しかし時間の問題でいずれ家に連絡がいけばたまえが行方不明であることがバレる。
大人に知れたら、たまちゃんは…

その先の最悪の想像は頭をブンブンと振って断ち切り、まる子は机にうなだれた。

どうすることも出来ないまま、気が付けば昼休みになっていた。
顔色の悪いまる子を心配し、クラスメイトが声を掛けてきたが、空返事で返した。

もう昼休みだ。授業が終われば、たまえの家に担任が連絡を入れるだろう。タイムリミットは刻々と迫っていた。

何も考えが浮かばないまる子は頭を抱え、再び机にうなだれた。

17 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/07/21(月) 20:40:10.92 ID:g+fpYw2D0.net
もうダメだ。たまちゃんには二度と会えないんだ。あたしが助けてあげられないから…

まる子は机に顔を伏せたまま、背中を震わせて声を上げずに泣いた。

何であたしが泣いてるんだ。たまちゃんの方がきっとすごく怖くて泣きたいはずだ。
何も出来ないあたしに、どうして泣く権利があるって言うのさ。
しかし涙は止まらない。感情を抑えることは出来なかった。

どうしてこうなったの。だれか、だれか助けて。
まる子は心で叫んだ。

その時。

はまじ「おい、どうしたさくら?」

18 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/07/21(月) 20:49:28.31 ID:gA8pHI5v0.net
いいね

19 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/07/21(月) 20:55:56.41 ID:g+fpYw2D0.net
まる子「は、はまじ…?な、なんなのさアンタ」

はまじ「お前こそ何なんだよ、顔真っ赤にしてよー。昼休みだってのに。朝から思ってたけどお前今日おかしいぜ」

まる子「べ、べつに。何もおかしいことありゃしないよ…」

そうまる子が返すと、はまじはポリポリと頭を掻き、ややめんどくさそうに、

はまじ「………何か、あったんだろ?」

まる子「えっ…」

一瞬たじろいだまる子に、はまじは今度は意志の強い凛々しい瞳でこう返してきた。

はまじ「話せよ。クラスメイトだろうが」

20 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/07/21(月) 20:59:16.81 ID:4H9ias6AI.net
はまじイケメンすぎわろたwwwwwwwwwwwwww

21 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/07/21(月) 21:08:45.45 ID:gA8pHI5v0.net
このはまじはイケメン

22 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/07/21(月) 21:12:49.98 ID:g+fpYw2D0.net
まる子「な、なに言ってんのさアンタ、あたしゃホントになにも…」

その時、まる子の思考の波が止まった。

ちょっと待ってよ。もしかして。
何かにあたしは気付いていない。大事な何かに。
涙でふやけたまる子の頭が、再びその役目を取り戻す。
たまちゃんを助けるには、大人の力を借りることは出来ない。そうすればあの男は容赦無くたまちゃんに牙を剥くだろう。大人に知らせてはいけないと言っていた。
大人には、知らせてはいけない。

じゃあ、子どもには……?

23 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/07/21(月) 21:14:47.46 ID:wXYTjLYT0.net
はまじに惚れた

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