メイド「お嬢様もせっかくなので戦う乙女になってみては？」お嬢様「な、なによそれ」

以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします

メイド「いえ、そういうのが最近殿方に好まれるようなので」

お嬢様「あんたの趣味でしょ！」

メイド「ともかく！　お嬢様には危機感が足りないのです！」

お嬢様「危機感ってなによ」

メイド「このままだと良い人と巡りあえず、傷心のお嬢様を優しく抱きしめた私に心を許して結婚してラブラブ百合生活を送ることになりますよ」

お嬢様「あー、それは嫌だわ」

メイド「えっ！！　そ、そんな……」

お嬢様（自分で言って傷ついてるのか……）

メイド「と、ともかく、お嬢様はもっと自分の身を守れる程度には鍛えられていなければならないのです！」

お嬢様「そんなことしなくても、メイドがいつだって守ってくれるじゃない」

メイド「ダメです！　いつ迷子になって私と離れ離れになるかどうか――」ぎゅっ

お嬢様「んふふ、わたし、メイドのこと、信頼してるよ。だから」ぎゅうっ

メイド「お、おじょうさまぁああああああああ！！！！！」ぱちゅんっ

お嬢様（倒れた、ちょろいわ）

メイド「うっ、うぅ、お、おじょうさま、せめて腹筋ぐらい鍛えて……ID腹筋を……」