３囚人問題

1 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2014/08/08(金) 20:44:05.33 ID:xjKCJ8px0.net

ここに３人のニート兄弟がいる。

彼らは３人とも、生まれてこの方バイト一つしたことがない生粋の引き籠りだ。

ある日の事、困り果てた母親が親戚の土建屋に相談したところ

３人のうち、２人だけを雇ってくれるという話になった。

来週には受入の準備が整い、車で迎えに来るという。

突然この話を聞かされた３兄弟は、気が気ではない。

一郎「母ちゃん！働くのは俺なのか？」

二郎「まさか俺じゃあないよな？」

母「答える気はない。怯えて過ごせ穀潰し共が」

2 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2014/08/08(金) 20:45:26.46 ID:xjKCJ8px0.net

一郎、二郎は震えながら部屋に戻りました。母親は彼ら自身の問いには答えません。

そこで三郎は一計を案じ、次のように質問を変えました。

三郎「2/3ってこたあ、俺が働く働かないは関係なしに
　　　少なくとも一郎か二郎、どちらかは必ず働くわけだ」

母親「そうなるな」

三郎「じゃあ俺の事は答えなくていいからさ
　　　１人だけで良いから、こっそり名前を教えてくれよ。」
　　　
母親「…」

母親「…１人は一郎で決まっている」

と、ここで問題です。

3 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2014/08/08(金) 20:51:30.57 ID:xjKCJ8px0.net

これ聞いた三郎は、母親に悟られぬよう心の中でひそかに喜びました。

『これを聞くまでは、働く確率は2/3だった。だが、１人は一郎で確定だ。
　ということは、残りは俺と二郎のどちらか、つまり…
　確率が1/2に下がった！我ながらいい質問をしたぜ！』

という事なのですが、果たしてこの考えは正しいでしょうか。間違っているでしょうか。