(ゆとり)新課程入試敬遠(脱ゆとり)

以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします

サンデー毎日2014年8月14日号　P.90

新課程入試元年　国公立大敬遠で私立大文系が人気に　河合・駿台・代ゼミ・ベネッセ最新難易度

来春から新課程入試が始まる。今年は「浪人したら新課程になって不利」との考えから、「超安全志向」の入試となった。
ところが、来年も新課程入試への不安が強いという。　

ゆとり世代最後となった今年の卒業生は、後輩の教科書を見るとやけに厚く、それだけで浪人したら
勝てないと弱気になり、安全志向が強まったようだ。
そのため、今年の入試で合格を決めてしまいたいと思う受験生が多かったとみられる。

「近年、大学には入りやすく、経済的な理由もあって浪人生は減ってきました。
　今年は、新課程入試への不安が加わり現役進学の意識が例年以上に高く、
　今年は浪人生がさらに１割くらい減ったとみられます」

来年の入試は現役生同士の戦いになりそうなのだ。

では、この結果を受け来春の入試はどうなるのか。

文系学部は来年入試で異変が起き層だという声が高い。新課程の影響をもろに受けそうなのだ。
新課程になって大きく変わるのが理科。
今まで文系受験生は理科１科目でよかったために、基礎科目とはいえ２科目になることで負担が大きいと感じる受験生が多い。
河合塾教育情報チーフ富沢弘和さんは、こう説明する
「センター試験の理科の負担増によって、最初から国公立を諦める層が増え、私立大に流れる傾向が見られます。どちらかというと新課程入試から逃げている感じがします」

来年は文系を中心に私立大人気が高まりそうだ。
ベネッセ村山さん「6月の模試受験者数は昨年を100とすると102に増えましたが国公立志望者は98に減り、私立大志望者103に増えています」