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さっきの小説スレで書いたリンゴかじる場面

1 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/08/29(金) 01:58:47.93 ID:zDkEsyby0.net
書いてるうちに落ちちゃった


彼女の剥いたリンゴはローポリンゴンの球体のように不格好だった。
くし型に切り、V字に包丁を入れて芯を取り除くその手つきもどこか危なっかしい。
それでも僕は文句を言う気にはなれなかった。
ベッドに横になったままだけを横に向け、サイドテーブルの上で切られるリンゴを眺めていた。
「できたよ」
皿に盛ったリンゴを一切れフォークに突き刺し僕の口元へと運んでくる。
青臭さにも似たかすかに酸味を帯びたリンゴの香りが鼻腔をくすぐる。
たまらず僕は首をめいっぱいのばして、その白い果実にかじりついた。
しゃくり。歯をたて半切れほどを口の中へ。途端に唾液が溢れた。
噛めば噛むほどに果汁は滴り唾液と交じり合い、口内を甘みで満たすのだった。
蜜を絞りつくさんばかりに実を噛みしめ、舌先でもてあそんでいたが、知らず知らずのうちに嚥下していた。
ひさしぶりの食べ物に胃がきしむ、その感覚に不覚にも泣きたくなった。あぁ、僕は生きている。
それから僕は残りのリンゴに口をつけようとした。しかし、彼女はそれを許してはくれなかった。
食べさしのリンゴの感触を確かめるように、彼女はくちびるでくわえフォークを抜き取る。
そして、そのまま歯とくちびるの動きで口の中へと送り込み、リンゴをゆっくりと味わった。
「間接キスだね」
果汁に濡れたくちびるで彼女が笑う。陶然とした色が頬にさしていた。
けれど、僕は一緒になって笑うことができなかった。
視界をずらし、自分を身体を再度確認する。やはり、ガムテープでパイプベッドに縛り付けられていた。

2 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/08/29(金) 02:03:23.89 ID:zDkEsyby0.net
oh...いろいろミスってるorz

3 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/08/29(金) 02:16:50.01 ID:D4Ht9UFs0.net
ぺかぺかとしたそれの表面をよく見るが、私の鼻すら写っていない。リンゴがこんなにも光沢を持っているのについ先ほど気がつき、鏡のようだったので期待してみたがそれほどでもなかったようだ。
そこで私はあることを思いう。そのままでこれほどの光を反するのであれば、水にさらし布か何かで水分を拭いながら磨けば私の期待した鏡リンゴが手に入ると。
早速蛇口をひねり流れ出る水にリンゴをぶつける。近くにあった布でリンゴを磨こうとするがそれが見つからなかった。私は布を探そうと近くの引き出しをいくつかかけてみたが見つからない。
この家の収納事情を全く知らないのだから当たり前である。そこで私は近くに寝ている女の着ている服でリンゴを磨くことにした。私の服が水気を帯びるのはどうも嫌であったし、その女の着ているのがTシャツであったからちょうどよいと思った。
リンゴを持ち女に近づく。女の横に跪きTシャツを引っ張るもなんの反応もない。当たり前だ。
私は少し安心しリンゴの表面に浮いた僅かな水気をぬぐいリンゴの表面を見る。しかし何にも変化は見られなかった。
私は少し残念に思いリンゴをかじった。

4 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/08/29(金) 02:21:35.11 ID:D4Ht9UFs0.net
返事くれないの?

5 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/08/29(金) 02:25:50.12 ID:zDkEsyby0.net
さっきの>>1のパロ?ログ消しちゃったからわからん

6 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/08/29(金) 02:27:15.80 ID:D4Ht9UFs0.net
>>5
俺?
たまたま今2ちゃん見ててスレ見つけたから久しぶりに書いてみたんだけどね。

7 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/08/29(金) 02:39:56.91 ID:zDkEsyby0.net
あーそうなのか
さっきの人も光沢について書いてた気がしたから
リンゴというと艶を思い浮かべる人が多いのかな

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