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幼馴染「ボクみたいな人間と進んで関わろうとするなんて、キミは変わっているね」 男「そうか?」

1 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/01(月) 08:43:52.35 ID:QhktWdi/0.net
幼馴染「そうだよ、学校にすら行かなかったボクの側に居るなんてキミくらいだよ」

男「それはそうかもしれない」

幼馴染「さっきは否定的な返事をしていた様に思えたけど?」

男「いや、ちょっと前まではここに来る奴が俺の他に何人か居たからな」

幼馴染「まぁ、好奇心や教師の意図や、不純な動機で来てた人がほとんどだよ」

男「それを言うなら俺も純真な意志でここに来てるとは言いづらいぞ」

幼馴染「キミはいいんだよ、ボクが小さい頃からずっとこうだったし」

男「まぁ、それは言えてる」

幼馴染「……」

男「なんだよ」

幼馴染「いや、本当に昔の頃そのまんまだと思ってね」

2 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/01(月) 08:45:03.00 ID:iIclVFjg0.net
向日葵の咲かない夏みたい

3 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/01(月) 08:45:43.61 ID:hh622bI20.net
久しぶり

4 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/01(月) 08:46:13.20 ID:thmggu7Hi.net
ほも?

5 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/01(月) 08:46:51.86 ID:hGkRctxR0.net
ボクっ娘なら続けろ
ホモは死すべし

6 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/01(月) 08:49:50.20 ID:gYzjBSCh0.net
ホモなら続けろ
ボクっ娘でも続けろ

7 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/01(月) 08:50:28.90 ID:QhktWdi/0.net
男「なんか気に食わないな、その言い方」

幼馴染「褒め言葉だと思ってくれて構わないよ、まぁ、受け止め様だね」

男「俺だって昔と比べたら自慢できることの一つや二つは増えたぞ」

幼馴染「へぇ、それってどんなの?」

男「秘密」

幼馴染「結局言わないんじゃないか」

男「自分で自分のことを賛えるのって結構恥ずかしいからな」

幼馴染「ふーん。まぁ、それを知って、ボクに得があるわけでもないしいっか」

男「そりゃそうだ。じゃ、俺はこれで」

幼馴染「……もう帰るの? もう少しここにいてもいいんじゃないの?」

男「時期が時期だからな、多忙なんだよ俺も」

8 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/01(月) 08:52:38.90 ID:T9Gbd+zc0.net
またキモヲタの妄想垂れ流しスレかよ

9 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/01(月) 08:54:38.52 ID:5hH6xNWz0.net
はよ

10 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/01(月) 08:57:58.41 ID:dBmnmh8Y0.net
ホモかよ

11 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/01(月) 08:58:16.69 ID:QhktWdi/0.net
男「あ、そういえば、お前の母さんから頼み事されてたんだった」

幼馴染「いい加減、ボクと話ができないからって、キミをパイプにするのはやめてもらいたいな」

男「俺は別にいいよ、大して迷惑してないし」

男「そろそろ髪切る時期だからって散髪代を渡された。それだけ」

幼馴染「それぐらい、自分で渡したっていいのにね」

男「俺に言うなって。こっちは間に挟まれて複雑な心境なんだよ」

幼馴染「じゃあこれ、キミが使ってもいいよ。ご飯食べて来なよ」

男「あー、無理。罪悪感があるとどんな美味い飯も不味くなる」

幼馴染「ボクが良いって言うんだから食べてきなよ、誰も怒らないよ」

男「だったら、お前も一緒に食べに行くか?」

幼馴染「……ボクと?」

12 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/01(月) 09:01:25.78 ID:dBmnmh8Y0.net
セクロスセクロス

13 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/01(月) 09:07:11.46 ID:QhktWdi/0.net
男「そのかわり、このお金で食べるのはお断りな。俺が出すよ」

幼馴染「なんでボクと……?」

男「じゃあ逆に、日頃こんな風に会話する奴と、一緒に一度や二度、飯を食わない理由って?」

幼馴染「……別にいいけど、それこそご飯が不味くなると思うよ?」

男「不味くなるんだったら最初から誘わないって。普通に考えて」

男「ってことで、これは受け取れない。髪切ってこいよ、お前」

幼馴染「じゃあ、キミはどんな髪型が好き?」

男「んー……。肩までの短めの、前髪が目にかからない程度の爽やかな奴が好き」

幼馴染「今と真反対の髪型だね……」

男「別に皮肉とかそういうつもりで言ったんじゃないぞ、俺の好みだからな」

幼馴染「じゃあ、気が向いたら切ってもらいにいくよ」

男「約束だからな」

14 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/01(月) 09:13:47.07 ID:QhktWdi/0.net
幼馴染「帰るって言っておきながら、結構喋っちゃったね」

男「まぁ、そうだな。でもこのくらいなら問題ない、じゃあ、またな」

幼馴染「うん、またね」

男「んっ、あれっ……」 ガチャガチャッ ガチャガチャッ

幼馴染「どうかした? なんだか、ちょっと焦っている様に見えるけど」

男「いや、あれっ……。おかしいな」

幼馴染「おかしいって何が? ドア壊れてる?」

男「そうっぽいな……。ドアノブ回しても全然開かない」

男「コツとかあるのか? こういうドアの開け方って」

幼馴染「いや、ないよ」

男「でも俺が遊びに来る前とか、お前も壊れたドアを使ってたんだろ?」

15 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/01(月) 09:20:30.35 ID:QhktWdi/0.net
幼馴染「どうだろうね、キミが初めてなんじゃないかな」

男「はぁ? えぇっ? さすがにそれは困る……」

男「あー、このままドアが開かなかったら、俺どうなるんだろうな」

幼馴染「まぁ、開けようと思えば開けられるんだけどね」

男「おっ、やっぱりコツがあるんじゃん。教えてくれよ」

幼馴染「いや、さっきも言ったとおり、コツはないよ」

男「え、じゃあどうやって開けるんだよ」

幼馴染「だってこれ、外側からロックをかけているからね」

男「は?」

幼馴染「ほら、入る前、見たんじゃない? 外側からロックを掛けれるように、器具がついてるの」

男「え……。いや、でも……」

16 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/01(月) 09:21:36.46 ID:AMjZfEz70.net
幼馴染(カヲル君)

17 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/01(月) 09:22:35.96 ID:7hZS7xpN0.net
はやくしろ

18 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/01(月) 09:23:46.49 ID:UmCcFGPg0.net
続けたまへ

19 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/01(月) 09:27:21.56 ID:QhktWdi/0.net
男「じゃあ、誰が鍵をかけたんだよ。お前の両親がかけるとはとても思えないし……」

幼馴染「ボクの妹はわりと物分かりがいいからね、察してくれるかな」

男「でも、さすがにずっとこのままってのは……」

幼馴染「ありえるよ、だってほら。一々気にしないよ、あんな器具のことなんて」

幼馴染「キミがそうだったし、生憎、両親はあまりボクに感心がないからね」

幼馴染「まぁ、キミが大声を出そうものならことも変わるんだろうけど、そうはさせないから」

男「……」

幼馴染「自分が置かれてる状況、分かってくれたかな?」

男「まぁ、一応は」

幼馴染「イマイチ、リアクションが薄いな。もうちょっと派手なのを期待してたんだけど」

男「正直まだ思考が追いついてない」

20 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/01(月) 09:35:36.32 ID:QhktWdi/0.net
男「それで、何をしたら俺はここから出られるんだよ」

幼馴染「発想が逆かな。何をしたら出られる、というよりは何をしたからこうなったのか」

幼馴染「それを最初に考えて欲しかったな、ボクとしては」

男「思い当たる節がない、というよりお前が何を考えてるのか分からない」

幼馴染「分からない? 本当に? 今まで接してて、何も気付かなかった?」

男「少なくとも、お前と生活してる内に軟禁された経験はないからな」

幼馴染「別に、ボクも昔のまま何の変化もなく今まで時間が経過してたならこんなことはしなかったよ」

男「じゃあ、原因ってなんなんだよ」

幼馴染「嫉妬だよ」

男「は?」

幼馴染「ボクの嫉妬、それだけ」

21 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/01(月) 09:37:43.29 ID:HeIkD2aL0.net
なんか神様のメモ帳を思い出した

22 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/01(月) 09:44:15.79 ID:QhktWdi/0.net
幼馴染「嫉妬って言っても、別にキミに嫉妬してたわけじゃないよ」

男「じゃあ誰に」

幼馴染「……この人」 ペラッ

男「これって……」

幼馴染「いや、最近のキミって口々に忙しい忙しいって言うでしょ?」

幼馴染「それで、ボクといられる時間も減っていって、なんていうか距離感を感じてたんだよね」

幼馴染「だから、なんていうか、不安がボクの中で募っていったんだよね」

幼馴染「でも、探偵に依頼するなんて、ボクの持ち金じゃまず無理だし、こっそりながら、監視させて貰ったよ」

幼馴染「それで数枚、写真を撮らせてもらった。で、それがその中の一枚」

男「……」

幼馴染「見れば分かるけど、この人ってキミととても友好的だね」

23 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/01(月) 09:46:31.26 ID:HKclJHLn0.net
ホモの嫉妬か

24 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/01(月) 09:51:05.72 ID:QhktWdi/0.net
幼馴染「十数年の付き合いのボクより、仲睦まじいなんて、おかしいよね」

幼馴染「抱き合ったり、手をつなぎ合ったり。とても、普通の友人同士には見えなかったよ」

幼馴染「あとはキミが説明する番だよね? この人はだれ? キミの何?」

男「……」

幼馴染「黙ってたらわからないよ、言おうよ」

男「後輩の、女の子……」

幼馴染「それだけ? 本当にそれだけ? 違うよね」

幼馴染「じゃあ、これは何?」 ペラッ

幼馴染「ただの先輩後輩なのに、抱き合ったあとキスまでするの? おかしいよね」

男「……」

幼馴染「まぁいいや、時間はいくらでもあるし、ゆっくり聞くことにするよ」

25 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/01(月) 09:51:37.83 ID:saU+RhJy0.net
引きこもりがちなにを偉そうに

26 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/01(月) 09:52:13.29 ID:t0KcpwW00.net
病院坂黒猫じゃん(´・ω・`)

27 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/01(月) 09:57:17.93 ID:QhktWdi/0.net
男「その子は……」

幼馴染「何か質問? 別にいいけど」

男「その子には、何もしてないんだよな……?」

幼馴染「今のところは。直接キミとボクで解決した方が穏便に片付きそうだったからね」

男「そっか……」

幼馴染「でも、ケースバイケースかな。場合によっては、そういうことも必要になるよね」

男「……」

幼馴染「さっきからずっとだんまりだけど、何? そんなに知られたくなかったことだった?」

男「いや、別にそういうわけじゃないけど……」

幼馴染「ボクが、キミに対してこんなことを思って、こんなことをするのが意外だった?」

男「まぁ、そうだな……」

28 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/01(月) 10:05:58.30 ID:QhktWdi/0.net
幼馴染「そういえばこの子、さっきキミが言った好みなタイプにぴったり当てはまってるね」

幼馴染「髪は肩にかかる程度、前髪は眉までで、爽やかな印象。いかにも活発気」

幼馴染「妬けちゃうなぁ……。見ればみるほど、ボクと正反対じゃないか……」

幼馴染「そんなにボクが嫌い? ボクが目障り? 消えて欲しい? 大嫌い?」

男「別に、そういうつもりじゃ……」

幼馴染「いや、そうなるよ。この先、キミは大人になってこの子と結婚して、幸せな家庭を築いて」

幼馴染「その中に、ボクは居る? キミの側に、ボクという存在はあるの?」

幼馴染「そうなってしまえば、もう目の前にある自分の居場所に手を伸ばすだけだよね」

幼馴染「それ以前の、どうでもいい背景になんて、興味も湧くはずがないよね」

男「でも、確定ってわけでもないだろ……」

幼馴染「そうならないって保証はないんだよ。変わらないよ」

29 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/01(月) 10:12:55.02 ID:iZZN9hDw0.net
続きはよ

30 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/01(月) 10:14:30.75 ID:OG+wKNN20.net
完結するのか

31 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/01(月) 10:15:45.44 ID:QhktWdi/0.net
男「じゃあ、俺はどうしたらいいんだよ……」

幼馴染「ボクに聞かないでよ。別に、ボクは今キミがボクのことをどう思って居ようと関係ないよ」

幼馴染「結局、ボクの望んだ形に修正すればいいんだもん。簡単だよ」

男「修正って……?」

幼馴染「今のところ、具体的な手段は未定だよ、肉体的痛み、精神的痛み、その逆って可能性もあるね」

男「じゃあ、俺はどうしたら……?」

幼馴染「座ってなよ、いつもみたいに。慌てて終わる話でもないし」

男「そっか……」

幼馴染「随分落ち着いてるね、怖くないの? この先、不安じゃない?」

男「不安だよ。でも、お前とここで時間を過ごすのなんて、いつものことだしな」

幼馴染「そう言われればそうかもね。じゃあまず、何から始める?」

幼馴染「キミが言ったように、二人で、ご飯でも食べようか? そのあとはどうする?」

男「……お手柔らかに」

おわり

32 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/01(月) 10:17:17.76 ID:QhktWdi/0.net
俺たちの戦いは、これからだ!



33 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/01(月) 10:18:03.18 ID:hh622bI20.net
このあとどうせ幼馴染と彼女と彼女の姉とハーレムするんでしょ?知ってる

34 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/01(月) 10:22:07.14 ID:QhktWdi/0.net
ちなみに、久しぶりってどういうことだよ
俺は記憶にないぞ

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